2016年05月13日

ピクセル

「ピクセル」

昔々「スターファイター」とかいう
映画があってだな。

The Last Starfighter [Blu-ray/DVD Combo + Digital Copy]

なんかについてたトレーラー(予告編)で
パックマンが街中で暴走しているシーン
を観た息子が
”観たい、観たい”と騒ぎつつも
そのままだったが、気が付けば
レンタル解禁の時期になってた。

あらすぢ
1982年、NASAは地球外生命体に向けて
当時流行していたゲームを収録した映像
などを友好目的として送った。だが、それを
見たある異星人がメッセージを「果たし状」と
誤解してしまう。

2015年、異星人は映像を基にゲームの
キャラクターを兵器として再現し、地球に
送り込んだ。手始めにグアムのアンダーセン
空軍基地を攻撃し、あらゆる物質を立方体状
のブロック(ピクセル)に変える能力で兵器を
バラバラに分解して、基地を壊滅させた。

かつてオタクの先駆者、いまや社会の
片隅でくすぶっているオッサン達が、
地球の平和を守るため、という
大義名分を元に立ち上がる。

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金をかけて実写化した
ゲームセンターあらし”でした。
最後のボスキャラ対決なんか
ウンナンやごっつええ感じといったコントや
バラエティ番組なんかで芸人が体張る
アスレチックセット
そのまんまだし。
設定からしてご都合主義だから
展開もオチも超ご都合主義、なんだけどね。

子供たち誰もが一度くらいは思いつきながら
誰もが作品化しないできたコンセプト
(例外は”ゲームセンターあらし”だけ)
”ゲームの上手さ”が世界を救う
といったヨタ話を、けっこうな大金をかけて
大真面目に映画化してしまうアメリカって・・。
ひょっとして金、余っているのか?

ピクセル (吹替版)

かつてはニッチな世界でヒーローだったが
今はくすぶり続ける主人公が自虐。
「限定空間で同一パターンを覚える
 訓練だけを重ねてきた。
 しかし社会ではまったく使えない能力です!」

ゲームの戦場で助けた女の子に
「助けてくれてありがとう!あなたはだあれ?」
「古いゲームが得意なだけの
 使えないオッサンさ・・」

そんな主人公のライバルで
自称”火炎放射器”(ファイアーブラスター)男は
何故かフリークス。
物語に直接なんの関係ないからか
その辺に関しては最後まで誰も触れない。
この辺いかにもアメリカ的。

こういう外敵侵略映画では
事態収拾のため強大なアメリカ(主に軍)を動かすのに
誰かが国の首脳部に
侵略の真相をご注進する必要がある。

インディペンデンスデイでは
主人公のやさぐれ科学者と離婚した妻が
現役アメリカ大統領に重用されている
秘書官という・・設定で
その糸を手繰り寄せ、解決に向かったけれども

この映画なんか、もうそういう
プロセスを描くこともメンドクサく
なってしまったと見えて
そもそも現職アメリカ大統領と主人公は
幼なじみのオタク友達だったという、設定。
今でも電話一本でアクセス可能。
SPとも馴染みだからホワイトハウスも顔パス。

でもね、そんな設定でもないと
「宇宙人がゲームキャラを装って
 攻めてきた。事態を救えるのは
 オールドアーケードゲーマーだけ」

とかいう、書いているだけで
頭が痛くなりそうな設定を
お話内で衆目に浸透させるのは不可能に近い。

んで話の解りすぎる大統領が緊急対策会議を開く。
無論、主人公も幼なじみ特権で同席だ。
「諸君!我がグアム空軍基地が
 未確認の敵に襲撃された!
 敵はそこにいる”科学アドバイザー氏”(主人公の事)
 の推定によれば、”ギャラガ”だ」
「は?」(一同)
「”ギャラガ”だ」
(大統領の心の声:
 やっぱみんなそんな顔するよなぁ・・)

いっぽう、大統領は世界中とも協力体制を敷く。
まずは同じ英語国家のエゲレスから。

言葉は多いが、難解な言葉を使いまくり
結果的にコミュニケーション能力に欠ける
英国首相
VS
もともとボキャが貧困なので
輪をかけてコミュニケーション能力不足な
アメリカ大統領

双方ともお互いがよく解っていないのに
”メンドクサイから黙ってよ”で
保たれるアングロサクソン国家の連帯って(笑)

オタクなんかにワケわからないことやらせるより
さっさと核ブチ込めばいいんだよ!派の
ゴリゴリ石頭な超タカ派将軍。
「オタクが世の中を救って英雄になるのと
 オタクに世界をつぶされるのと、どっちがマシか・・」

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主人公を演じるアダム・サンドラーって
どっかで見たことあるなあ、と思ってたら
アメフトのスポーツコメディ映画
「ロンゲスト・ヤード」の主演だった人だ。
(あのひと、頭のカタチが妙にかわいいw)
昔、海外に行った時のヒコーキの中で
退屈しのぎに観たっけな。

なお、今回は息子が一緒だったので
日本語吹き替え版で観劇。
主人公の声をあてていたのは”柳沢慎吾
声量が弱いのところが難点だったけども
意外と演技は上手かった。

あと最近めっきりご無沙汰の大声優
神谷明”さんにも、こんなところでご対面。

息子は最後まで大喜びでしたが
自分は一度観ればもうお腹いっぱい、って感じでした。
今、我が家では久々に
パックマンやギャラガが復活しております。

ピクセル
Pixels


監督:クリス・コロンバス

脚本:
ティム・ハーリヒー
ティモシー・ダウリング

原案:ティム・ハーリヒー
原作:パトリック・ジャン
『ピクセル』

製作:
アダム・サンドラー
クリス・コロンバス
アレン・コヴァート
マーク・ラドクリフ

製作総指揮:
パトリック・ジャン
ベンジャミン・ダラス
ジョニー・アルヴェス
マティアス・ブシャール
セス・ゴードン
ベン・ウェイスブレン
喇培康
ラー・ペイカン
ジャック・ジャラプート
スティーヴ・コーレン
ヘザー・パリー
バリー・ベルナルディ
マイケル・バーナサン

出演者:
アダム・サンドラー
ケヴィン・ジェームズ
ミシェル・モナハン
ピーター・ディンクレイジ
ジョシュ・ギャッド
ブライアン・コックス
アシュレイ・ベンソン
ジェーン・クラコウスキー

音楽:ヘンリー・ジャックマン

主題歌:
ワカ・フロッカ・フレイム『Game On(feat. Good Charlotte)』
三戸なつめ『8ビットボーイ』
撮影:アミール・モクリ
編集:ヒューズ・ウィンボーン

製作会社:
ハッピー・マディソン・プロダクションズ
1492ピクチャーズ

配給:コロンビア映画
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公開:2015年7月24日
上映時間:105分
製作国:アメリカ

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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