2016年08月21日

ファインディング・ドリー

「ファインディング・ドリー」

子供たちにせがまれて、というより
親の方が前作の出来の良さに
感銘を受けていたので
あっさりと早起きに成功して映画館へ。

前作「ファインディング・ニモ」
からなんともう13年も経つらしい。
そういや今年10歳の息子に
テレビ放映!の前作を見せようとしたことが
あったけど、カラフルさにばかり
目が行き、なにより、あんまり話を
理解していなかった時期が
過去にあった、なんてことを思い出す。
そうか映画公開からもう13年経つのか。

前作の日本語吹き替え版が
なかなか良かったので、
我が家の主義を曲げて
日本語吹き替え版を選択。
(上のお兄ちゃんはともかく、
 ちび子供が一緒なんで
 吹き替え版になっちゃう)

ニモの親父の浮世離れした声質と
神経質さは木梨憲武さんがピッタリだし
主人公ドリーのワザとなんだか
地なのかわからないけど・・やはり
どっかトボケた硬質の声は室井滋さんしか
もう考えられない。
(ニモは子供であれば誰でもいいw)
あとファンキーな海亀も相変わらずグッド。

ファインディング・ドリー パノラマクラフト ドリー&ニモ プラモデル

あらすぢ
カクレクマノミのマーリンが、ナンヨウハギの
ドリーと共に愛する息子のニモを人間の世界から
救出した冒険から1年。3匹は平穏な日々を
過ごしていたが、ある晩、ドリーは忘れていた
両親との思い出を夢に見る。昔のことはおろか、
ついさっき起きたことも忘れてしまう
忘れん坊のドリーだが、この夢をきっかけに、
忘れてしまったはずの両親を探すことを決意。
「カリフォルニア州モロ・ベイの宝石」という
唯一の手がかりから、人間たちが海の生物を
保護している施設・海洋生物研究所に、両親や
ドリーの出生の秘密があるとを突き止めるが……。

************************

今回の主人公はナンヨウハギのドリー。
ファインディングなのは彼女のルーツであって
SWZ作のように重要人物が
居なくなっちゃう、という話じゃない。

相変わらずのドタバタぶり。
前作キャラの紹介なんか、もうしなくたって
皆さんおなじみだよね?と言わんばかりに
いきなり前作キャラのファンキー海亀が登場したりと
開始早々こりゃ後が詰まっているんだな〜
予測できちゃう。

それでもって、やっぱりイベント盛りだくさん
だったわけだが、子供の映画なんだから
あと10分くらい短縮しててもよかったかな。

話の性格上、海の生物を無理やり
陸上で行動させないといけない。
ファンタジー世界とはいえ最低限のお約束があり
魚介類はなにかしら水に接触していれば
陸上でもセーフ。
そんなぎりぎりルールの中でドリーたちは
ドタバタする。

ドリーの第一目的は自分のルーツを
見つけることだけど、それを達成したら
次の課題。今度は物語を終わらせるため、
どうやって陸に上がった連中を
無事に海へ帰すか?に焦点が移ってくる。
その辺のプロセスがやや長く
かなりの”やりすぎ感”が否めないよネ。

そこで登場、新キャラ”タコ”。
このキャラを生み出すまでに
脚本家も相当苦労したんだろうなあ、と思う。
その分、タコが散々に使い倒されるが。

ファインディング・ドリー Mサイズぬいぐるみ ハンク

今回、ドリーがサカナな割に多芸な点
(人語を解し、クジラ語も話せ
 海の雑学が豊富であること)
その秘密が明らかになる。
前作では、
”コイツ(ドリー)は頼りになるのか?
 ならないのか? やっぱダメなのかも?
 え、でもちょっと待てよ?”
という観客のソボクな疑問を
いい意味で裏切るため
”そんな馬鹿な(笑)”
という、笑いとイキオイで
押し通したものと解釈していたが
ドリーが多芸多才なのには
きちんとした??理由があったのだった。

いくらご都合主義ファンタジーだとしても
なぜラッコくんたちはあのドタバタの中で
テキカクに協力できたのかなあ。
他にもドリーがベッキーネタを扱ったり
(・・そんなキオクがあるんだけど)
タコがトラックを運○するあたりは
日米共、いくらなんでもやりすぎかと。

「人生で素敵なことは
 いつも偶然の中から生まれる」


前作キャラといえばニモの水槽仲間たち
あの扱いはどうなのw

【早期購入特典あり】 ファインディング・ニモ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] (「ファインディング・ドリー」公開記念ミニクリアトート付) [Blu-ray]

原題
Finding Dory
「ファインディング ドリー」

スタッフ
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:アンガス・マクレーン
製作:リンジー・コリンズ

製作総指揮:ジョン・ラセター

原案:アンドリュー・スタントン

キャスト(声の出演)
エレン・デジェネレス/ドリー
アルバート・ブルックス/マーリン
ヘイデン・ローレンス/ニモ
エド・オニール/ハンク
ケイトリン・オルソン/デスティニー

製作年:2016年
製作国:アメリカ
配給:ディズニー
上映時間:97分

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:17| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ハ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック