2017年08月30日

重版出来

重版出来

これもドラマ。DVDレンタルした。
恥ずかしい話。重版「でき」だと
勝手に思い込んでいたが
しゅったい」が正しい。
よかった。
この言葉を大きい声で
使う機会が無くって。

もっとも、出版業界にでもいなければ
そうは無いだろうけどね。

重版するってことは、担当した作品が
世の中で予想を上回る評価を
得たってこと。
ただ重ね刷りするだけで
大儲け出来る。会社と編集者と漫画家に
とって夢のような状況であるらしい。
もちろん、夢の重ね刷りの前には
彼らにしか判らない
生みの苦しみのプロセスがあるわけで。

全10話。エピソードごとに
キャラを紹介しながら話が進む。

あらすぢ
幼いころから柔道に打ち込んできた主人公・黒沢心。
オリンピック日本代表の呼び声も高かったが、
怪我がもとで選手生命を絶たれたため柔道から退き、
就職を決意した。大手出版社・興都館の就職試験を
受けた志望動機は、子どものころに柔道を扱った
漫画を胸を熱くして幾度も読み返し、それがきっかけで
柔道を始め、情熱を傾ける青春を送れたことが
何より大きい。かつて自分がそうであったように、
読者が“何か”を得るような「漫画」を作りたいと
熱意を語り、採用される。入社後、週刊コミック誌
「バイブス」編集部に配属され、編集者として
歩き出す。

************************

黒沢心(黒木華):主人公の新米編集者。
元柔道家。第一話で暴漢(実は社長)を
投げ飛ばしてみせるという豪快さん。

五百旗頭(オダギリジョー):先輩編集者。編集部
ナンバーツー。かっこええ。
ああいう先輩になりたいものである。
役の読みはいおきべ。

壬生平太(荒川良々):昔は漫画に懸ける
熱い情熱を持っていた編集者だが、
最近は日々の業務に流されて忘れている模様。

三蔵山 龍(みくらやま りゅう)
(小日向文世
):大御所の漫画家でしかも
数少ない人格者。PONイメージ的には
藤子不二雄F先生。

中田 伯(永山絢斗):漫画家志望。小日向文世
先生のもとでアシスタントをする。恵まれない
家庭で育ったらしくフシギな感性を持ち、
次から次へと話が浮かぶ。漫画家として
天賦の才を持つが、本人はスゴイと
思っていない。ただし絵がド下手。
代表作品「アーヴ遷移」

沼田 渡(ムロツヨシ):小日向文世先生のもとで
チーフアシスタントを勤める。人柄もよく
後輩アシをなにかと気にかける。チーフ
アシスタントとしていくら年季が入ろうと
デビュー&人気作家になれなければ
意味が無い世界。そろそろ40代の彼は
絵は下手だが圧倒的な才能を持つ後輩に
遭遇して・・

久慈 勝(高田純次):出版社の社長。わざわざ
掃除のおじさんのコスプレをして、自社の
新卒採用面接会の様子を見るのが趣味。
苦労人で立身出世には運が必要、
運を貯めるには細かいところで運は使わない、
また見えないところで良い事を重ねる、を
モットーに実践している。
俺(PON)も見習おうと思った。

安井 昇(安田顕):先輩編集者。
編集部ナンバースリー。
新人ツブシで悪名が高い。漫画は食う為の手段。
愚作だろうと何だろうと売れる漫画こそが名作。
彼がそんな編集者となってしまった、
いきさつが描かれたエピソードは必見。

和田編集長(松重豊):大のタイガースファン。
単に野球馬鹿で、指示もロクにしないのに
雑誌の発行部数だけはうるさく言う男・・
だと思っていたら、やっぱ編集長になるのは
伊達じゃなく、あの地位にたどりつくまで
に、”さすが”と思わせるようなことを
なし得てきたようだ。

面白かったのは月一の社内営業会議の話。
社の重役達は、いわゆる団塊の世代。
放っておいても漫画が売れた時代に
地位を得た人たちだ。だもんで彼らは
現在の出版界の複合不況をいまいち
理解していないうえ、最後には根性論を
押付ける。

団塊の世代はなんだかんだ言っても
美味しい思いを重ねて引退、
つまりは逃げ切ったのに
松野編集長の世代、
(いまの50〜55歳?)は
上の世代の食い散らかした後始末を
やらされ、さて俺も・・と
顔を上げてみればテーブル上の皿は
すでにからっぽ・・
そんな思いが常にあるらしい。

松重編集長の嘆き
なんでこんな時代に
 編集長になっちゃったんだろーなー


というのは、その象徴。

漫画週刊誌の編集部が舞台であるから
誰かがドラマ用ダミーといえど
それなりの漫画を描かねばならない。

藤子不二雄A
村上たかし
河合克敏
のりつけ雅春
田中モトユキ
ゆうきまさみ
白川蟻ん


という漫画家がドラマのためいろいろ
描いた様だ。

このメンツだと読んでみたいのは
村上たかし、のりつけ雅春、ゆうきまさみ
作品かな。

・村上たかしの「ナマケモノが見てた」は
 好きだったし
 どうか実現して欲しい。
東海チンパン同盟

・のりつけ雅春は「アフロ田中」シリーズ。

・ゆうきまさみは言わずもがな。
 とは言え、自分が読んだことがあるのは
 機動警察と光画部くらいなんだけど。

漫画にしても音楽や芸術にしても
名を上げる人ってのは
一般人としてはどこかしら”変”な
ところを抱えているように見受けられる。
何かしらの”欠損”こそが
名作を生み出す
んだな。たぶん。

重版出来!
ジャンル:テレビドラマ
放送時間:火曜 22:00 - 22:54(54分)
放送期間:2016年4月12日 - 6月14日(10回)
放送国:日本
制作局:TBS
演出:土井裕泰/福田亮介/塚原あゆ子

原作:松田奈緒子『重版出来!』

脚本:野木亜紀子
プロデューサー:那須田淳/東仲恵吾/八尾香澄

出演者:
黒木華
オダギリジョー
坂口健太郎
荒川良々
永岡佑
小日向文世
要潤
滝藤賢一
永山絢斗
ムロツヨシ
高田純次
安田顕
松重豊

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posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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