2017年08月26日

スーパーマンVSバットマン ジャスティスの誕生

「スーパーマンVSバットマン
 ジャスティスの誕生」

レンタルを楽しみにしてた。
既にYoutubeでトレイラーは鑑賞済み。
なんか凄そうじゃないか。

バットマンが捕らえられている
地下室らしきところ。
はるか上に続く穴より
なにかがドンッと砂塵を巻き上げ
降臨してくる。

スーパーマンである。
暗い通路の左右には
屈強な男どもが整列するが
どう観てもバットマンの味方じゃない。
憎々しげな目でにらみつける
バットマン。
のしのしとバットマンに近づいた
スーパーマンはバットマンの
仮面を文字通り剥ぎ取るのだった。

どうしたんだ?スーパーマン。
守るべき人類(つか米国人)に
とうとう嫌気がさして
地下帝国でも創設し
バットマンと敵対関係に入ったのか?
そりゃバットマンはいやな奴wだけど
そんなんで彼を捕らえても
君のためにもならないぞ。
それは誤解なんだ(たぶん)
バットマンを解放してやってくれい・・。

そんなミスリード誘導感満載の
トレイラーだ。

あらすぢ
『マン・オブ・スティール』でスーパーマン
(クラーク・ケント)はゾッド将軍の侵略を
阻止し、地球の危機を救った。しかし、
スーパーマンの能力や戦いの被害によって、
「地球外から来た脅威、異星人」として
地球から追放すべきという世論が強まった。
メトロポリスでスーパーマンとゾッド将軍が
大規模な市街戦を繰り広げた際に、
バットマン(ブルース・ウェイン)は自身が
保有するビルを破壊される。自社の社員を
失ったバットマンは、スーパーマンの力を
危険だと感じ、敵対視する。

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アメコミには独特なシステムがあり
同じ出版社から出ている作品は
おなじ世界観(土俵)の上に
立たせることが出来る。

だからスーパーマンとバットマンが
スクリーン上で喧嘩とか共闘とかして友情?を
はぐくみ”ジャスティスリーグ”を
誕生させたりできる
反面、スパイ○ーマンとかアイ○ンマンは
出てきません。所属会社が違うから。

副題の「ジャスティスの誕生」とは
細かく言えば”ジャスティスリーグ”の誕生
なんだろう。
リーグなんて聞くと野球じゃないが
正義を目指してヒーロー同士
天下一武闘会でも行うのかと、
とかく思いがちだが(思わないか)違う。

リーグってナニよ?
Wiki先生によれば

【League リーグ】
日本語において「リーグ戦」は、
総当たり戦に代表される
「グループトーナメント」のことを指す。
英語本来の「league(リーグ)」は
単に「主催団体・連盟」のこと(以下略)

つまりスーパーマンとバットマンが喧嘩後友情を深め
ついには「正義連盟」が結成されるお話なのです。

で、観てみたが・・う、うーーーん。

以下ネタバレに近いです。


スーパーマンの永遠の宿敵
若き頃の「レックス・ルーサー」が
出てくるんです。でまあ、自分が一番!
自分以外がちやほやされるのが
大ッ嫌いな彼は、スーパーマンを敵視し
排除しようと画策する。
で、スーパーマンは彼の陰謀により
バットマンを倒さねばならなくなった
さて・・ってコトに。

映画として、双方がバトルするのは
本当なんだけど、トレイラーそのものは
"○オチ"(のようなもの)という・・。
いまどき"夢○チ"かーい、とか
軽く思う自分。

ただ、二大巨頭のバトルは面白かった。

知恵と財力に裏打ちされた科学力で
対抗するバットマン。

一方の全てにおいて恵まれている
ヒーロー界のセレブ、スーパーマン。
本気でやってたら今ので死んでいるぞ
とか無意識な”いやみ”というか
そういった”いい子ちゃん気質”が
バットマンじゃなくったって腹が立つ。

やっちゃえ、バットマン。
息の根は止められないかもしれないけど
あまりによい子ちゃん過ぎる
スーパーマンに
少しは”地べたを這いずり回る”者の
苦しみを教えてやれ!

でも、PONはスーパーマンの方が
好きなんです。もちろん、
ささきいさおさん声の
クリストファー・リーブ版で。
ところが・・今回といい前回といい
スーパーマンがパンチパーマなんて
”なし”だろう。
それと赤いパンツも不評だからと、
青と黒を混ぜたような
微妙な色の下半身に変わっているのも
気に入らん。
スミ入れしすぎのプラモ製パンツを
はいているみたいで汚らしい。

えーところで二人の戦いは、強大な敵と
第三者の登場により
両者リングアウト負けといった
様相で終了。

そして後片付けの共闘開始。
それぞれがそれぞれの得意な分野で
協力して戦えるならば、やはり
それが一番でしょ〜と
ザック・スナイダー監督も
語っているようなそんな終わり方。

ところで、スーパーマンがバットマンを
襲ったのは悪の陰謀のためだが
バットマンが事前に迎撃体制を
採っていたのは、冒頭のあらすぢに
あるとおり、もしスーパーマンの
無敵の力が人類の方を向いた時
どうなるか。その”恐れ”は
リーグ結成後もバットマンの中で
くすぶり続けるのでありました。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice

監督:ザック・スナイダー
脚本:クリス・テリオ/
デヴィッド・S・ゴイヤー

原案:ザック・スナイダー/
デヴィッド・S・ゴイヤー
原作:DCコミックス

製作:チャールズ・ローヴェン/
デボラ・スナイダー
製作総指揮:
クリストファー・ノーラン/
エマ・トーマス/
ウェスリー・カラー/
ジェフ・ジョーンズ/
デヴィッド・S・ゴイヤー/

出演者:
ベン・アフレック
ヘンリー・カヴィル
エイミー・アダムス
ジェシー・アイゼンバーグ
ダイアン・レイン
ローレンス・フィッシュバーン
ジェレミー・アイアンズ
ホリー・ハンター
ガル・ガドット

音楽:ハンス・ジマー/ジャンキーXL
撮影:ラリー・フォン
編集:デヴィッド・ブレナー
製作会社:
ラットパック・エンターテインメント/
アトラス・エンターテインメント(英語版)/
クルエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ/
DCエンターテインメント(英語版)

配給:ワーナー・ブラザース
公開: 2016年3月25日
上映時間:152分(劇場公開版)
     183分(アルティメット・エディション)
製作国:アメリカ合衆国

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ところでスーパーマンって
意外に”弱い”のご存知ですか?

もちろん”鋼鉄の男”ですよ。
でもそれは、リクツはよく解からんけど
いろいろあって、クリプトン星の人は
わが太陽系で太陽光を浴びると
誰でも”鋼鉄の人”に成るのです。

だから、仮にクリプトン星では
格闘とかボクシングとかを
職業にしている方が、地球に着たら
現スーパーマンより強い奴に
なるわけで。
クラーク・ケントは、なまじ自分が
地球圏一の生命体であるゆえに
自己鍛錬を怠っているわけですね。

スーパーマンUにおいてクリプトン星人の
ゾット将軍の手下として、パワータイプの
ノンって大男が地球にやってきました。
彼はそのまま悪のスーパーマン化。
スーパーマンは大いに苦戦したはず。
こん時はノンが大馬鹿だったので
助かりましたけど。

まだまだ”伸びシロ”があるのに
使い切っていないんです。
このあたりDBの悟空を見習うべきですね。
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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