2017年08月15日

「尖閣喪失」 大石英司

本日は72回目の敗戦記念日です・・。

「尖閣喪失(大石英司)」

久々に手にした小説。
大石英司さんの作品といえば
ジブンには”神はサイコロを振らない”が
初見だったけれども
本来はポリティカル(あるいはミリタリー)
サスペンス畑の方。

あらすぢ>
中国・台湾が領有権を主張する「尖閣諸島」。
衆議院の解散総選挙を伴う政権交代の
タイミングで、ついに中国が実力行使に
踏み切った。政治的影響を睨みながら
展開される水面下での熾烈な駆け引きと
日中の軍事作戦の行方を、迫真の筆致で描く。

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世界の困ったちゃん中国。
ここんところ、G20の影響で
少しだけ静かにしていたのに加え
番犬にしていた狂犬が、
想像以上に狂っていたので
飼い主よりも世界を騒がしている。

なのに、二ホンのTV局は
叩きやすいニュース
(豊洲地下の問題、もりやカケの話、
 梨園の奥さんが死んだ話などなど)
には事欠かないんでそんなのばっか。

中国の常駐してる武装船
(海洋警備艇も立派な武装船だ)が
3隻から4隻になり
200隻を越える漁船が
押しかけてきたり、
 尖閣をめぐる諸問題は
ぜーんぜん、解決していないのにも
かかわらず、我らの耳には続報が
伝わってこない。

だから頭にきて?この文庫を
手にとってみた。

尖閣諸島を巡る紛争を描いた漫画
かわぐちかいじの「空母いぶき」と
同じっちゃ同じ。そりゃそうだ。
舞台は同じ尖閣諸島なんだから。

ただあちらの方が、漫画ということも
あって、ビジュアルとして
読者に受ける方向に話が広がっている。

こういう話は、やっぱ読者が
我らニッポン人なんで
馬鹿な政治家、アホな国民、
動かない官僚なぞに自衛隊や
主人公がさんざん足を引っ張られるも
奇抜なアイデアで、なんとか一矢だけでも
敵国に報いることが出来、
そこに読者は少々のカタルシスを得る、
といったのが常だ。
ところがこの話にはそれが無い。

ちょっとネタばれになるけど
最後の最後に壮絶な戦いをする
自衛隊員がいる。でも彼の戦いも
壮絶だったというだけ。
状況をなんも動かすことなく終わる。
現代戦の戦場にヒーローなんかいない。

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posted by PON at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(社会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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