(原題:Rogue One: A Star Wars Story)
遅まきながら、スターウォーズの
スピンオフ作品「ローグワン」を観た。
ラスト20分間の畳み掛けるような展開が
もうサイコー(下手するとSW本編
123、7よりもコッチのほうが
出来がいいと思う)
それだけに前半のキャラ紹介シーン
がいまいち。カットや出てくるキャラが
多すぎて、え?誰?いまのナニ??とか
まださほど各キャラに思い入れもないのに
勝手に話が進んでしまう。少し残念。
詰め込みすぎじゃないか。
それと、最後にSWを観たのは
7作目の「フォースの覚醒」なのだが
あの主人公もやんちゃな女キャラ
だったでしょ、たしか。
なんかイメージが被ってしまう。
更にはローグワンのコアになる
キャラ達がそろって地味。
でも考えてみればこの作品
一般兵をはるか地平に置き去りにして、
戦いながら政治から恋バナまで論じちゃう
アムロとシャアのファーストガンダム作品を
SW本編とするなら、ローグワンは
ジムやボール、いや下手すっと
ザクの足元でゲリラ戦を展開する
地元の兵士の物語のようなものか。
地味で当然なんだ。
本来、戦争なんてそんなもの。
(現実の戦いで真っ赤だったり
トリコロールカラーだったり、
ましてや金色をまとっている
兵士がいたとしたら、たんなる
”アホ”である)
ま、ガンダムは極端だとしても
本来ガンダムよりもっとムチャクチャなはずの
スターウォーズでも、ルークや
ダースベーダーから少し離れれば
フォースもライトセーバーも
卑近には無い、ビームを避ける
異能があるわけでもなく、
ただ撃ち合う、当たれば死ぬ
殺し合い=戦争をしている人が
大半なわけで。
ルークのようにすげー家系に
生まれついた訳でもないその他大勢が
ローグワンという物語をつむぐ。
登場人物まとめ
↓ ↓
https://rocketnews24.com/2016/12/16/838581/
<あらすぢ>
主人公のジン・アーソは反乱軍「ローグワン」の
メンバーとなり、帝国軍が極秘に開発を進める
兵器「デス・スター」の設計図奪還を試みる。
究極兵器「デス・スター」に関するメッセージの
発信者が父親であることを反乱軍に告げられ
ジンは戸惑いを見せるが、自ら真実を明らかに
する決意をする・・。
***********************
「希望のリレー」
ローグワンを観た後、久しく
見返していなかったSW4を少しだけ
再生してみた。
おなじみのオープニングの後
”遠い遠い昔、はるか別の銀河系で”
ときて
「EPISODE W
A NEW HOPE」
コレまでのあらずぢが画面奥に
向かってスクロールする。
さんざん見慣れたはずだ。
あらすぢにこうあった。
”反乱軍艦隊が敵基地攻撃する
スキを縫い、反乱軍のスパイは
敵秘密兵器(デススター)の
設計図奪取に成功・・”
ローグワンの無名な彼ら活躍が
SW本編でかように
さらっと書かれていました!忘れてた。
うれしくもやがて悲しきたった二行。
設計図をめぐり、様々な背景をもつ人々が
それぞれの思いを胸に
自分にできることだけをやって
命を散らした壮絶な戦いを繰り広げても
SW正史にはたったの二行!
悲しすぎる。
ネタバレになっちゃうから
未見の人は読まないでいただきたいのですが
:
:
:
:
:
初代デススターの唯一にして
致命的な弱点について。
SWをはじめて観た人なら誰もが思ったはず。
アホかと。馬鹿かと。
まるで帝国軍とはルークたちを
ヒーローにするため、
すべてのお膳立てを整えていた
親切すぎる団体だったかのような。
あそこはSWを馬鹿にする人が
いつもあげつらう、最大のポイントでも
ありました。ところが・・それすらも
仕組まれたものだったとは!
それも、自分が会うことはないだろう
まだ観ぬ誰かに、届くかどうかも
解からない、僅かな”希望”を用意した人。
それを信じて一瞬に命を賭けた人。
データディスクのバケツリレーに一部参加。
ダースベーダーに追い詰められ
瞬殺された一般兵もいましたっけ(涙)
ダースベーダーという言葉が出てきたんで。
このローグワンからSW第四作って
極悪帝国軍の絶頂期。
前に、このブログでダースベーダーが
宇宙イチ悪といわれるほどエゲツないこと
していない・・と書いたことあったんですが
前言撤回ですわ。彼、ラストに出てきますが
あの極悪非道な戦いぶり。
いや戦いじゃない。反乱軍兵士にしてみたら
戦いですが、彼にとっては作業みたいなもの。
とにかく勝てる訳がない。
敵味方とも使用している武器、
”レーザーブラスター”って要は光を発射する。
例えば懐中電灯が向けられた瞬間に
敵はその光を避け、剣で跳ね返し
すると自分が死んでるってなんなんだよ。
スターウォーズ ライトセーバー ダースベイダー 赤 【 光る 音が鳴る 振動する 】 【日本未発売、USディズニーストア】並行輸入品
戦闘といえば元帝国軍の戦闘ドロイドK-2SOも
よかった。ほとんど
「ターミネーター2+
キムタクヤマトのアナライザー」だ。
(ほめ言葉のつもり)
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー プレミアム1/10スケールフィギュア #K-2SO™
フォースを信じるが自身は使えない僧侶
チアルートをチャイナ系役者が演じている。
ベン・ケノービは最初、アレックギネスじゃなく
世界のミフネにオファーが来たのは有名。
さすがに二度は東洋系キャラに対して
日本人を当て込むことは無かったようで。
いま、向こうからお声がかかる
日本人俳優といえば渡辺謙くらいか。
さすがに激しいバトルスタントは難しいだろうな。
あ、真田広之がいたか。
そして1977年からSWファンの人のため
どんどん出てくるサービスシーンの数々!
演者が物故されたこの時代に
なんとCGと似ている役者を動員して
再現してしまった
グランド・モフ・ターキンや
レイア・オーガナ。
会話だけですがでてきます
ベン・ケノービも。
金と青白コンビもお約束。
SW第四作、冒頭に出てきた
レイア姫座乗の宇宙コルベット艦
ブロッケードランナー!
蟷螂の斧という言葉が
思わずよぎるくらい、か弱い抵抗を
帝国軍のスターデストロイヤーに
続ける冒頭シーンが印象的でした。
その奴が、どこから発進したか。
どうして追跡を受けているのか。
船内での決死のリレーも含め必見です。
ローグワンでは見事に
スターデストロイヤー二隻を
撃沈(しかも体当たりで)するという活躍ぶり。
うわ。でも俺はあんな船乗りたくねー。
スターウォーズ ホットウィール ダイキャスト ビークル ブロッケード・ランナー "タンティブ IV" (ニューパッケージ ver.)/ STAR WARS 2016 HOT WHEELS DIECAST VEHICLE TANTIVE IV【並行輸入品】最新 映画 TV
そのスターデストロイヤーなんだけど
あれ、図体がデカイ割に働きが
いまいちのような。
つまり、眼に見えてコイツすげーぞ!?
と思わせる武器がない。
(スタートレックの艦船もそうだけど)
ヤマトの波動砲やショックカノンとは
いわなくてもさ・・。
あ、ビームの太さ(出力?)は
ヤマトとかに負けていないんだけど
船体が巨体過ぎてか細い線にしか
見えないとか??
どちらかといえば空母、移動基地なんでしょう。
今更ながら思いました。
それ言ったら反乱軍の艦船たちもそう。
敵艦隊の陣形内にわざわざワープ
でっけー図体をさらし、何してるのか
といえば艦載機(X・A・Yウイングの皆さん)を
発進させているだけ。
あれじゃあ負けちゃうよ。アクバー提督。
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX(初回限定版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
そんな凄いんだか凄くないんだかの艦隊戦が
行われている一方、SW銀河の中でも
さらに辺境惑星タトゥーインでは
とある青年が、都会に出たいな〜とブツクサ
唱えつつ、オーウェン叔父の水農場を
手伝っているのでしょう。
てなわけで、他の人も散々お書きでしょうが
SW映画の中では久々に見ごたえがありました。
ぐはっ!2018年今度は
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
公開予定だって!
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
Rogue One: A Star Wars Story
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:クリス・ワイツ
トニー・ギルロイ
原案:ジョン・ノール
ゲイリー・ウィッタ(英語版)
原作:ジョージ・ルーカス
『スター・ウォーズ』
製作:キャスリーン・ケネディ
製作総指揮:サイモン・エマニュエル
ジョン・ノール
ジェイソン・マクガトリン
アリソン・シェアマー
出演者:
フェリシティ・ジョーンズ
ディエゴ・ルナ
リズ・アーメッド
ベン・メンデルソーン
ドニー・イェン
チアン・ウェン
フォレスト・ウィテカー
マッツ・ミケルセン
アラン・テュディック
音楽:
マイケル・ジアッチーノ
ジョン・ウィリアムズ
撮影:グリーグ・フレイザー
編集:ジャベス・オルセン
製作会社:ルーカスフィルム
配給:アメリカ合衆国
ウォルト・ディズニー・スタジオ・
モーション・ピクチャーズ
公開:アメリカ 2016年12月16日
上映時間:133分
製作国:アメリカ
************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
↓ ↓ ↓