光○社文庫ですから。
そのあたりのレベルの話です。
肩の力を抜いて
読むことはできますけれども。
<あらすぢ>
食品メーカーへ転職し入社早々の会議でトラブルを
起こしてリストラ要員収容所と目される
「お客様相談室」へ配属された佐倉凉平が、
風変わりな同僚に囲まれながら「お客様の声は、
神様のひと言」というモットーのもとクレーム処理に
振り回される日々の中で仕事や人生に向き合いつつ
成長し、やがてまともな意見を無視する
会社に疑問を抱いて上司の篠崎とともに会社と
対決する姿を描く。
「会社や仕事なんかのために、死ぬな」
「死ぬほどつらいのは、生きてる証拠です」
という、著者の「死ぬな」とのメッセージが
本作に込められている
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いわゆる”サラリーマンへの応援歌”
ですか。
ココで言う「神様」ってのは
「お客様は神様です」と、
罪な言葉を世間に広げて亡くなった
三波春夫さんなんて歌手も
いましたけれども。
主人公が社内島流しにされた部署
「お客様相談室」で
相手をすることになった
「お客様」のことなのか。
あるいは主人公が勤めている
食品会社の創業者の”コレ”
(元芸者にして金持ち)の
ことなのか。
主人公が勝手に「神様」と決め付けた
公園をうろつく怪しげなルンペンの
ことなのか?
はたまた、目立たなくとも
頑張っていれば、どこかで必ず
神様は見ていて下さるよ、
世のサラリーマン諸君
腐らず頑張れ、という解かり易い
寓意からなのか・・。
いろいろと考えられます。
ジブンはこの小説の存在を
全然知らなくって、某古本屋で
100円だったから手にしてみただけでして
すでに目ざといテレビ局は
映像化していたらしいです。
知らなかったのは私だけのようで。
会社を舞台にした現代劇が
いちばん制作費がかからないから。
なにかと主人公の力になってくれる
スチャラカ先輩が出てくるのですが
ジブンがドラマ化するならば
もう少し若かった頃の
高田純次を配役したいトコロ。
イチ、サラリーマンであるPONが
読んでみて、元気が出たかってーと・・
それがですね、あんまり・・。
頭になーんも残らんかった。
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