2019年12月30日

岡崎体育 MusicVIDEO

お蔵出し記事 その2

「岡崎体育 MusicVIDEO」

岡崎体育の歌。
「感情のピクセル」



♪動物さんたち大集合だわいわい

このすげ〜落差。
この人、歌詞の内容なんて
基本どうでもいいんだな。
世間一般の認識では
いわゆる”まともな歌”じゃない。

でも”まとも”ってナニ?
世間にあふれる”まとも”といえば
「愛してる、がんばれ、俺中二病」

実は結構、演歌ベースだ。

古くは吉幾三や爆風とかがそうだけど、
コミックソングで
注目を集めているうちに
マジメな歌をたたみ掛けるように
リリースする戦略。

サザンもそう。
「C調言葉にだまされ」て
「勝手にシンドバッド」のあとの
「いとしのエリー」

でもサザンの桑田さんの場合
おちゃらけ歌の後にくるシリアス歌では
時に赤面してしまうほど
ド・ストレートにJ−POP恋愛歌を
歌えちゃう。スゴイ。

レキシってバンドなんか
ずっと日本史を茶化した歌を歌ってる。
あの池ちゃんが作るメロディーで
歌詞は、世代を越えて根強い人気の
”頑張れソング”とか
西野○ナあたりの詩でいいから

”あなたに会いたくて会いたくて
でも会いたい、ちな俺パスタ〜”

とかテキトーに併せれば
軽くヒットなんて余裕なのに・・

♪シキシキブンブン
♪ゴエモン~
だもんなあ。

ハナから一般ウケなんか考えない
独自路線を邁進中。
変更するつもりもさらさら無い。
でも昔のミュージシャンとは違い
へんなこだわりはないから紅白のオファーがあれば
喜んで快諾しそう。

クレイジーケンバンドもそうだな。
たぶん照れ屋なんだろうね。剣さん。
ほんの少しのところでワザとはずす。
ダサかっこいい。
「君が好きだ、愛してる」といった
大衆路線を安易に選ばないんだ。
♪おくさーーん
♪やらなきゃだめなのよ〜

好き勝手にやってたら
世の中のほうが方向転換して着いてきた、
そんな感じ。

で、戻ります。
岡崎体育。
この人は、有名になる前に、
ずっとニッポンで売れる歌、ってものを
研究してきた人なんだなって思う。
研究というかとにかく歌曲が大好きで
あらゆるジャンルを聞きまくってた。
それでデビューが遅れた、
そんな感じ。
あるいは、自分が売れなかった事の
うらみつらみも作品のスパイスにして
これまでのどの歌手とも違う。

売れるための社会の仕組みというか
ツボは心得た(Youtubeの使い方など)から
次々と社会で実験しては、
アタると喜んでいる。
そんな風に感じられる。
あくまで俺の主観だけど。

それはたぶん”Youtube”という存在のせい。
ひと昔前だったら、自分の音楽を
世に出したかったら、金と権力をもつ
頭の固い前世代を納得させる必要があるし
他人の金と労力(資本)が関わる以上
”まあサイアク、売れなくても
 俺だけ楽しけりゃイイや”
は許されない。

でもYoutubeならソレができちゃう。
彼の有名なMUSICVIDEOのPVなんて
制作費6万だそうです。

と書きなぐっていたら
岡崎体育氏、2019年紅白落選。
たかが紅白、とせせら笑うかと思えば
「自分の力はまだまだ。
 世間に認知してもらっていないから
 落選した」
とかSNSで呟いたらしい。
さいたまアリーナ単独ライブは実現したけど。

音楽に対して
全力本気なんだな。

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posted by PON at 09:34| 神奈川 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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