ほぼ勝敗が決定。メジャーな業者以外は
つぶれてゆくながれのようで、
一昔前のように、個人経営の小さなビデオ屋に
わざわざ寄って店のの隅に「掘り出し物」を
探すといった楽しみが無くなってしまってます。
どこに行ってもランキング通りの品揃え。
そんな中で今日のお題はこれ
「Twilight Zone(トワイライトゾーン)」です。
80年代にスピルバーグ、ジョーダンテなどの
4作品をまとめて「劇場版」として上映された
こともあったので、覚えている方もいらっしゃるかも
しれません。
正直、あの映画版はそんなに面白くなくってですね
PONがよく見ていたのは、
かつてどこのレンタルビデオ屋でも
テレビ映画の「V」と共に並んでいたビデオシリーズ
(新)トワイライトゾーン(新TZ)です。
85年頃のアメリカのテレビシリーズでして
このシリーズ自体、(新)がつくくらいですから
ルパンシリーズのように初代シリーズもあります。
ちなみに「タモリの世にも奇妙な物語」は
番組コンセプトからしてTZをめちゃめちゃ
パクっていたので大っきらいでした。
この系統のビデオシリーズは他にも
「ナイトギャラリー」
「世にも不思議なアメージングストーリー」とか
ありますが、自分が好きなのはスタイリッシュな
これ、「Twilight Zone」(左)
画像は拾いもの。
「Twilight Zone」
あのオープニングロゴが好きでして。
人の心をかき乱す、静かな(文字通り)不協和音と
ともに書きなぐったようなロゴが光りのなか
降臨するといった感。
そして各話の最後にはかならずシメのひとこと
「Twilight Zone」
ビデオ1巻に4〜5話入っていてまさに
オムニバス。一筋縄ではいかない物語が
綺羅星のごとく(むろん駄作もあります)
あまり有名でない頃の
ブルース・ウィルスが出演した話もあります。
ある日、自分そっくりの人間が出現。
世間に疲れ切っていた本人に代わり
心の持ちようひとつだけで
諸事を難なく解決してしまう。
「な?君は用済みなんだ。あとはまかせろ」
最後は本人も納得した上で!入れ替わるように
消えてゆく元本人。すげー話。
思い出すままにずらずらと
書いてゆきたいんだけど
一話一話はショートなだけに、
「あらすじ=そのままオチ」に直結なんで
ネタばれが嫌な方はこの先ご遠慮ください。
・「静かなひととき」
家事手伝いをしない旦那と
育ち盛りの3人の子供をもつ平凡な主婦。
彼女の願いは、ほんの少しだけ静かな、
自分だけの時間を持つこと。時間を止める
魔法の道具を手に入れた彼女に迫る危機。
・「消えた少年」
結婚より仕事を選んだ女性。行く先々で
出逢う不思議な雰囲気をもった子供・・
・「無視刑囚」
徹底管理された近未来。どこか心が欠けている男に
国家が下した刑は「無視刑」。国民全員が誰も口を
きいてくれない、誰にも話しかけてはいけないという罰。
男はなんだそんなことか、と勢いづくが・・
・「失なわれし時の番人」
戦争で心に傷を負ったスーパーの店員は
ある不思議な爺さんを助ける。爺さんは
長いこと「人類の時の番人」をしており
自分はもう長くないから、誠実なあなたに
この番人を継いでほしいと言われる。
・「欲望のボタン」
このボタンを押せば、貴方とは縁もゆかりもない
どこかの誰かが突然死ぬことになりますが、
100万ドルが貴方のものになります。
そんなボタンを入手してしまった彼女は・・
・「恐怖のメッセージ」
アメリカの片田舎で集団発狂事件が起こる。
国の調査員が追跡調査をすると、発狂した
人々はみな、ある哲学者と繋がりがあるようで・・
・「悪魔の方程式」
どこかの大学の数学教授。人類永遠の宿題と
言われる方程式に挑戦中。勢いあまって
この方程式が解けるなら「悪魔に魂をやってもいい!」
そう言った途端、ファンキーな悪魔が本当に現れて・・
・「さまよえる魂」
スーパーコンピュータと3Dホログラムを
研究開発中、ホログラム上に突然赤ちゃんが出現。
その子は成長して可愛い女の子になるが・・
PONがかなりお気に入りの話。
ブロードウェイで舞台化もしたらしい。
「When You Are Old」この話に出てくる
イェーツの詩集も買ってしまいました。
・他にも「時を超えたメッセージ」とか
「地獄への運び屋」とか
やっぱ感動系に弱いみたい俺。
あとは、なんじゃそりゃ?的「宇宙よりの使者」とか
るしは氏は「帰還兵」「燈台」なんか好きそう。
今日はレンタル屋で借りたいものがないよう〜という
ぜいたく屋さん。ぜひ中継ぎとして借りてあげてください。
まだ置いて有ったら。
ホラー、モンスター、教訓話、SF、ドタバタ、感動、
一発芸(笑)いろいろあります。
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「時のすきま」
ってのもなんかバカバカしくって
妙に心に残ってる。
時のすきまに落ちてしまった夫婦の話。
彼らはこの世の本当のシステムを知った。
オチを言っちゃうけど
この世は貨物列車のようになっていて
1分ごとにこの世の生物すべてが
次の貨車へ移動するんだそうだ。
(どうしてそうなのか?
神の摂理を自分が知るわけがない)
未来はどうなっているのかというと
実はまっしろ。虚無の世界。
それを神の使いらしい「小人風労働者」達が
この世の生物が一斉に移ってくる数分前までに
寸分の狂いもなく、世界を再構築。
我々はまったく意識することなく
次の1分後を迎えられるらしい。
時々、あれ?おかしいな??
ここに置いておいた車のカギがない!と
家中探してみたのに見つからず、
戻ってきたら何故かそこにあった!なんて。
あれは世界再構築の小人さんが
ミスって再現し忘れたために
ときどき起こるのだ!と。
しっかりしてくれ小人さん。
・・ホーキンス氏もアインシュタインもびっくりw
ラベル:トワイライトゾーン
お仕事お疲れ様です。
>コレ、PONさんに借りて見せて
>貰ったんだよねぇ。
すっかり忘れておりました。
やっぱり、今も昔も自分は行動が
変わってないなあ(苦笑)
そうでしたか。その節は失礼いたしました。
>「無視刑囚」は今でも鮮明に覚えているよ。
覚えていてくださって何よりです。
お互い、そういうのをゆっくり
やり取りするにはいろんな面で
遠く(忙しく)なりましたなぁ。
あのアパートの床の地層(新聞だの雑誌だの)と
マクロス7のファイアーバルキリーこそは
何故か鮮明に覚えておりますよ。
(るしは氏が所有していた文庫本。
ページが袋とじになっていて、それ単体でも
物語が楽しめ、ミシン開けるとまた更に
世界が広がる小説ってありません
でしたっけ?構造上、一回しか楽しめない奴。
急に思い出しまして・・)
>DVD化はしてないのかなぁ?
そういやぁ、調べていなかったな。
発売しても良さそうなものですけどね。
コレ、PONさんに借りて見せて貰ったんだよねぇ。
「無視刑囚」は今でも鮮明に覚えているよ。
DVD化はしてないのかなぁ?