2005年11月06日

地球で最後の男 (Dark Heaven)

「マタイ伝13章 39節」
相方が出かけている週末、ビデオでも見るかと
てきとーに借りてきた内の1本。
DVDレンタル全盛ですがビデオでレンタルしました。
画面再生しながら早送りできるし、
その際に「字幕」も読めるから
楽でいい。
全82分の作品ですが40分ほどで消化。
まじめな「映画鑑賞家」が
青筋立てそうな鑑賞法。

<あらすぢ>
>警官のガブは、妻を亡くし心の傷が癒えない日々。
>ある日、犯人を追跡中のガブは、何者かに襲われ
>気を失ってしまう。彼が意識を取り戻した時、
>世界は一変。
>街からは人の姿が消え失せ、ゴーストタウン化。
>ラジオは非常事態宣言を告げ、異星人侵略の
>ニュースを流している。いったい何が?

以前紹介した「28日後・・」のオープニングのように
まず衝撃的な設定で観客の興味を引き
時折主人公の身辺をフラッシュバックで盛り込み
真実を追究してゆくというこの手の映画のパターン。
本当にこういう映画を理解したかったら
音楽、フラッシュの差込み、細かい光の使い方、構図
などをよーく観劇しながら主人公とともに
少しずつストーリーを追わないと。
けど、PONはそういうの苦手で。
「もう分かった。結局、君は何が言いたいのか?」
とつい「思わせぶり」な映画には
問いかけてしまいたくなるお子様。
女性に嫌われやすい男ですね。
話聞かないから。

・・さて、感想といいましても。
結論からいえばPONには詰まらなかった。
芸大生か宗教家の独りよがり映画。
低予算の割にがんばっているけど。

いかにも70年代的SF。チャールストンヘストン主演の
「オメガマン」のリメイクものかなと勝手に
想像していたのですが、まったくベツモノでした。
コ×ミのゲーム「サイレントヒル」です。
「血」と「廃墟」と「金網」
「どうしてこうなってしまったのか?」とかいうのは
ほとんど説明不要。聞くだけ野暮。

キリスト教世界観を知らないと、だから何?って
なってしまいます。神様のおやりになるとは
遠まわし過ぎる上、甚だ分かりにくく面倒くさい。

地球で最後の男.jpg
2004年アメリカ / 82分 /発売:ニューセレクト
ビデオ鑑賞



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<ネタバレ>
警官のほかにも生き残っているやつらが
何名かいたので、そいつらと掛け合いながら
話は進みます。
黙示録にある「最後の審判」の時が唐突に訪れ
天国の門が開いたから、人間は皆あの世逝きに
なったらしく。けれども実は
「シックスセンス」のオチに非常に近い、
という。そんな感じです。
posted by PON at 21:10| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画(タ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>るしは様
きっと喰らいついてくると
信じていましたよ。
イメージ的には本当に
「血」と「廃墟」と「金網」です。
バケモノこそ出てきません(←この辺が低予算)
けど。
要するに主人公も含めて最初から・・
ゲフンゲフン・・以上。
Posted by PON at 2005年11月10日 21:55
>「血」と「廃墟」と「金網」
>低予算の割にがんばっているけど。
ここらへんに惹かれるわたし(笑)
レンタル屋にあったら、ジャケ裏のスチールで最終判断して、観てみようかなぁ。
Posted by るしは at 2005年11月07日 21:24
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