2007年12月21日

コンビニの嫌な話 Vol.2

先日、午後九時台のNHKニュース内で
コンビニオーナー確保に必死とかで
ローソンの例が紹介されていたけども。
この期に及んでやりたがる奴がいるんか?
と、いぢ悪く番組を見た。
近年、コンビニオーナーの平均年齢も
53歳と高齢化。それだけ若い人間が
職業として「コンビニオーナー」に
魅力を感じていないっつーこと。
そのこと自体は大変結構だけど、
それでコンビニ本部も戦略転換を
迫られたという特集記事。
今度は現オーナーの子供たちを、
「キミこそ次世代経営者だッ」
とかなんだと、うまくたらし込んでいる
ようなのである。

「(うまくいって、複数店舗持てば)
 年商ン億の経営者ですよ!あなた方は!」

なんて、コンビニ側のセミナー講師が
ほざいているシーンが映っていたけど。
なんか円天だかなんかのセミナー風景
そっくりだった。

けどまあいいや。彼らも親父の苦労を見て育って
いるのだろうし、それでもやる!と決断するから
には、それなりに勝算があるのだろう。
コンビニ本部も安定した売上が期待できる
店舗のオーナー、つまり実績がある
親父の子だから、最低ラインは期待できるって
読みかな。

かく言う自分も、すでに実生活にはコンビニが
必要不可欠になっているから
(それでもATMとかトイレ以外に
 極力使わないようにしているけど)
ある程度の数のコンビニには、やはり
残ってもらわないと困るので
・・次世代の方。出来るだけガンバレ。

さて、ここからまた「ぐだぐだ」続けます。

オーナーとコンビニチェーン本部の社長は
契約上、対等であるのだそうだ。そのワリに
一度といえど電話一本もないのがフツー。
都合のいい時(責任を取らせる時)だけは
「対等扱い」だから。
それが「フランチャイズ」魂

まあそんなものだろう。時々ビジネス雑誌で
自分の力でコンビニ業界
(にかぎらず、自分達のビジネスモデル)
を自画自賛的にほざく社長なんかを見ると
吐き気がするけどね。

吐き気といえば・・ある大手コンビニチェーンは、
あまりの廃棄弁当の多さにオーナーへの
金銭面の救済・・てのは全く思いつかず、
主に環境面でそろそろ社会から叩かれそう
で居心地が悪いと思ったのだろう。
廃棄弁当にいろいろ混ぜて家畜の肥料を作ってみる
エコプロジェクトを始めたことがあった。

結論から言えば失敗。
その肥料を食べたブタの突然死が
多発したのだそう。
あの弁当群は油が多すぎなのだ。
今でこそ合成保存料くらいは
使用しなくなったかもしれないけど
そのかわりに、例えば「ご飯」を長期に
もたせるため一粒づつのコメに
「油」コーティングすることで
品質保持(要は傷まない)弁当を
実現させたり。

うちの身内をブタと同様に書いては、
さすがにちょっと抵抗があるが、
身内がオーナーをやっていた
当時、どうせ捨てるんだからと、
出勤中の飯は廃棄直前の弁当で
済ましていた。

そのうちに、顔は少しづつどす黒くなり
血圧がかなり高くなったのを記憶している。
資金のやりくりによる心労ももちろんあるが
明らかにコンビニ弁当の食べ過ぎだ。
(今はすっかり回復しましたが)

そんな弁当であっても、身銭を切らずに
「タダ」で商品が手に入るってのは
人の心を狂わせる。

これらは親戚がオーナーだったコンビニの話。
売れ筋であるはずのエース弁当(値段も内容も)
が、全然売れない時期が続いた。
SVは「おかしいなあ、もっと入荷させて
弁当の存在をアピール
しましょう!」と
無責任にほざく始末。
親戚のオーナーがしばらく静観していたところ、
何のことはない。自分とこのバイトが
入荷と同時に冷蔵庫でキープ
「残念、売れませんでした」と
報告してガンガン持ち帰っていたんだとか。
(御丁寧に毎回、友人の分まで!)

また、開店当初からずっと(10年間)パートの
エース格だった年季の入ったおばはんがいた。
すっかり信用して、両替やら昼間の金銭面を
任せていたのだが、10年目にして横領発覚。
長年、ほんの少しずつだけ商品やらお金やらを
くすねていたのだ。現金狙いよりも換金性の高い
商品を「少しずつ」
くすねるのがポイントらしい。
経営者である親戚のオバは心労から寝込んだ。

あそこで仕事していると人が信じられなくなる。
すべては性悪説に従って、働いたほうがいい。
そういうオチで。

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ラベル:コンビニ
posted by PON at 21:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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