女の子がいる夫婦。
彼らが付き合っていたころ
(今よりもっとラブラブだった頃)の話
ある日、彼女さんがニコニコしながら
息はずませ玄関先で
「私、できちゃった!」
と、ひとこと。
「!!」
いずれ結婚するつもりではいたが
こんなに早くなりそうだとは。
むむッ。これは男として責任を
取らねばならぬ。
常日頃、最近の男女の風潮を
腹立たしく思い、そうなった時は
自分はきっちりケジメをつける!と
周囲に公言してはばからなかった彼は
いまがその時、と腹を決めたそうな。
彼女の出方をうかがっていたが
いつまでたっても、体の具合とか
今後の展望などの話は出てこず
明日の海水浴のダンドリばかり話している。
あまりのノー天気ぶりに
「ちょっと、待て。
だいじな体で、まだ明日海に行くつもりなのか?」
「だって約束したでしょ?」
「けどなあ、いくら夏といっても体を冷やしたら・・」
「ぜったい、行くからね!」
・・どうも話がかみ合わない。
「何の話をしてんの」
「だって、できちゃったんだろ?
責任取らないと・・」
「は?私、妊娠なんてしてないよ」
「だって玄関で言ったじゃん」
「「裸足できちゃった!」って言ったの!!」
その時の彼女は確かに
素足にスニーカーだったらしい。
今も良い意味で
ボケっぱなしの素敵な夫婦です。
幸あれかし。
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