天下の大バカ者が逮捕されて久しいです。
有閑マダムをこまして、宝石を高値で売りつけ
一時は勘違いしているマスコミから
「青年実業家」扱いされていましたが・・
彼が下手を打ってやっと?馬脚を現し
お縄をちょうだいしたということは
国民に対する精一杯の誠意なのかもしれません。
そうそう、弁当屋と誠意です。
PONは東京で学生生活を始めた初夏
アルバイトやらでもやってみるべえ・・と
たまたま入っていたチラシを頼りに
弁当屋のバイトを始めました。
そう、PONは本屋さんの前は
弁当屋さんだったのです。
おかげで、キャベツの千切りや
から揚げ、コロッケの揚げ方などは
上手になりましたし、今でもその時
身についたことは結構役に立ってます。
弁当屋にはいろいろなお客さんが来てましたが
お腹(胃腸)が最も弱い人種って
皆さん、知ってますか?
ある日、出勤してきたPONの横で
統括店長が珍しくスーツで
ブルーな顔をしていました。
P「あざーす。どうしたんですか?」
店「おお、PON君か。君も一緒に来ないか?
これから謝りに行くんだよ」
P「どこへ」
店「(ピー)の(ピー)一家の親分さんのとこ」
P「なんでですか」
店「うちで買って食べた弁当で、若い衆が腹をこわした
どうしてくれる?ってクレームが入ってね・・」
P「何喰ったんですか?そいつは」
店「アジフライ」
P「アジフライ?カキとかじゃなくって?
だってあれは生揚げすることの方が
よほどムツカシイじゃないですか」
店「そーなんだけどね・・。実際文句言っているんだから
仕方ない。じゃあ行ってくるよ」
P「へーい。お気をつけて」
画像は拾いモノ(イメージです)
町のチンピラは見た目ばっかりで
胃腸が虚弱なかわいそうな方なんだなと
いい勉強になりました。
そんで無事に帰ってきた店長の話
(結局本部の若い奴と2人で行ったらしい)だと
指定された都内某所の事務所に連れ込まれ
親分さんなるものを前に
ひたすら詫びをいれ、大きな「菓子折り」を
差し出したそうな。
親分「ワシはな、こんなもんが欲しいんじゃない。
欲しいのは誠意だ。わかるな?」
一緒に行かなかったから詳細は解らんけど
親分の言は、こんなミミッチイことで
自分が出てくるまでもないけれど、
こういう企業の不始末を見逃したままでいると
また別の被害者が生まれ、これは社会のためにならない、
ある意味世直しのつもりで呼んだのだ、
だから誠意を見せろと、そういうことらしい。
ちなみに腹をこわしたチンピラさんはもう
全快バリバリで横にいたらしいのだが・・
店長は知ってか知らずか
「誠意」とは要するにどうすればよろしいのでしょうか?
とストレートに聞いたところ
「そんなこと、ワシが知るかいな。自分で考えろ」
とこれまたストレートに打ち返されてしまったので
その日は菓子折りだけおいて帰ったんだとか。
「どうぞお納めください」(イメージですよ?)
その後、店長と直接その話はしなかったので
正確には不明だけど、店長は本社と相談した上
「再発防止策として食中毒を起こさない
アジフライの作り方および
社内衛生管理改革実施レポート」
を作成、先日よりもっと大きな菓子折りを
持参して一緒に提出。
親分さんに比較的あっさりと受理されたそうな。
よかったね。親分。
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