亡くなって結構たつ。
最近は存在感のある政治家がいなくなったと
政治評論家が言ったりするけれど
竹下氏だって
中曽根大勲位に後継者に
選ばれるまでは
小物という人はさすがにいなかったけれど
「三角大福中」に比べると・・
なんて言われたり。
まあそんなことはどうでもよくって、
PONも実家が造り酒屋だったものですから
全国酒販小売組合かなんかが主催の
「これからの酒販を考えるシンポジウム」に
参加したことがありました。
最終日のラスト1時間に特別講演者として
「竹下登」氏が来たのです。
ガタイは良いが目つきが悪いSS(シークレットサービス)を
引き連れて。
(一度日本の首相を経験すると
生涯、SSが付くそうで)
元首相は島根の「造り酒屋」の生まれとかで
酒販組合としても「酒販の窮状」を理解してくれる
超大物政治家として仲良くしていたようです。
PONは彼が嫌いだった。
竹下元首相は消費税を日本社会に導入した張本人。
消費税を導入する、ということは他の政治家や
役人にとっては日本を財政破綻からの救い主であるが
国民にはまず間違いなく150%嫌われる役。
例え竹下氏がいなかったにしても
いずれ誰かが導入していたでしょうが
なにせ国民全部から無差別に
金を取るシステムを
作り出した張本人ですし、
リク×ート事件の秘書への責任転嫁も
非常にむかついておりました。
ところが・・
正味30分程の講演は
正直、本当に面白かったですし魅了されました。
あれをカリスマというのかも。
あの「小沢一郎」氏や「小渕恵三」氏を
報道からは絶対に見えてこない
人間味あふれる存在として
面白おかしく語れてしまう話力。
それでいながら、
すべては「枯れた話」であり
政治的にやばい話題、真相は巧妙に避けています。
政治家はまず「語りの力」が重要と思いました。
「ナカソネ、タケシタ、ふぁっきん(中指立て)」
講演会後、10分ほど一緒に写真を撮る
時間があったのですが、カメラがあったのもかかわらず
PONは意地になって撮らなかったんですよ。
・・写真、撮っておけばよかったかもなあ。
竹下氏とがっしり握手したヤツとか。
そういった写真を詐欺とか選挙で使うのが
常道ですやね。
PONには不要ですが(苦笑)
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