ハネムーン帰りにコンチネンタル機上で
見た作品群のひとつです。
全編で2時間以上(145分?)あったので
非常に暇つぶしできた!そういう意味で
大変有意義だった作品であります。
<あらすぢ>
12世紀のフランス。
単なる鍛冶屋だとして育てられた
主人公、バリアンが
実は「天国の王国」の建国を
理想とする偉大な騎士
「ゴッドフリー」の息子であることが判明。
寿命が尽きかけた父から
4つの誓い
「恐れず、敵に立ち向かえ」
「勇気を示せ」
「死を恐れず、真実を語れ」
「弱者を守り、正義に生きよ」
を託され、騎士になる。
微妙な平和を守っていた
徳のある王様が病死後、
おバカが即位、即遠征、即敗北。
協定を破って喧嘩を売ったのはこっちだし
主力の騎士軍は壊滅。
エルサレムの城に残るのは
一般民とわずかな騎士のみ。
主人公バリアン(オーランド・ブルーム)は
人々を守りきれるのか?っていうそういうお話。
貴種流浪譚。
4つの誓いを守れる人間は
出自を問わず騎士扱い。
思わず士気も上がります。
しかし何故か、誓いを忘れぬためにと
騎士に任命された者は
唐突に殴られるんです。
殴られるほうは目をぱちくり。
主人公「オーランド・ブルーム」は
後日ネットで検索したのだが、
おお、言われてみればあごのほっそりとしたラインが
「ロードオブザリング」に出てきた
エルフの王子、アーチャー「ラゴレス」であるな。
映画を鑑賞する上では正直、
PONにはどうでもいいことだが。
彼目当てに、映画館へ足を運んだ方も
多数おられたのでしょう。
確かにカッコいいですけど。
シビラ姫(エヴァ・グリーン)は
最後まで、怖い顔してました。
これまでとの決別の意味なんでしょう、ラストでは
貴重な髪の毛をばっさりと。
リドリースコット監督は
何か吹っ切れた女性の髪の毛を
ザンバラ切りするのが
大好きなようです。
ブレードランナーでもプリスがそうでしたが。
それにしても名前がすごいぜ「ゴッドフリー」
後に「ガンダム」なんてつけば
明日からスパロボに参戦できマス。はい。
イスラム側の騎士「サラディン」が
対等以上の敵役として描かれているのは
よかった。まあそうしないと主人公(キリスト教側)
が引き立たないから、という政治事情もあるようで。
しかしながらこの映画で
PONが一番ハマッタのは
主人公のかっこよさでも
悲恋でもなく
攻城戦の描写です。
「ロードオブザリング」でも
古の「ベルセルク」でもそうでしたが
燃えるなあ、攻城戦。
PONはシミュレーションゲーム、
例えば「信長の野望」なんかで
自軍の忍者やら雑兵やらに敵城砦の壁登りを
安易に命令してますが
ほんとゴメンナサイという感じでした。
最後の台詞がいい。
懲りもせずにイングランドから
またまたやってくる十字軍の増援に
バリアンは言います。
「ここには英雄なんていません。
私は単なる鍛冶屋です」
監督 リドリースコット
2005年アメリカ作品
ビデオ鑑賞
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>内容に比べて時間が足りなかった
そうですね。本当に言いたいことを
映画にするならあの寸尺では足らないです。
しかし、PONにとって基本的には
映画に込めたメッセージよりも
「攻城戦・・うお〜こうじょうせん〜」なんで
ディレクターズカット版では
カットされていた攻城戦が復活!と言うの
でしたらツタヤに走ってもいいかな?
と言う感じですねぇ。
TBありがとうございました。
この映画は、大物監督の作品らしいそつの無いデキであったと思っていますが、内容に比べて時間が足りなかったと思ってます。アメリカではディレクターズ・カットが上映ということなので、完全版をもう一度みたいと思ってます。
>ラゴレスは確かレゴラスね。
冷静に痛いとこ突かないで下さいよ(笑)
自分に対するバツとして、修正せずに
さらして置きます!
一応、ネットで検索したんだけどな〜。
名前が判んなかったから
「ロードオブザリング」
「エルフ」
「オーランド・ブルーム」
の3点セットで。ということは世の中には
同じ間違いをしている同士がいるってことですな。
>パイレーツオブカリビアン
PONも見ましたけれど、これにも出てたんですか。
すんません。相変わらず不勉強で。
またよろしく〜です。