「ゲゲゲの鬼太郎」の話を少しします。
皆さんは、鬼太郎の原作漫画をお読みになった
ことがありますか?
アニメ(特に吉幾三が歌のカラー版)では
完全に「ヒーロー」で
頼まれ無くったって、アソパソマソばりに
妖怪退治に来てくれます。
しかし、本来の鬼太郎はものぐさで、冷酷で、
一応人間に危害がありそうだと
忠告こそはしますが、自業自得で
やばいことになった人間には見向きもしません。
昔読んだ妖怪大百科に
鬼太郎の任務のひとつに
何かのはずみで間違って地獄に
落ちてしまった人間を
たまの散歩の帰りなどに
救い上げてあげることもあるそうで
(彼は地獄〜この世を自在に行き来できる
唯一の存在であるらしく)
それでも「事のついで」です。
それくらい、本来はドライなんだと。
それが言いたかっただけなんですが、
ルパン三世もそうです。
コミックのルパンは
莫大な資金に裏打ちされた組織をもち、
欲望に忠実で、気まぐれで、冷酷。
あらゆる欲望を極めてしまったがために
「遊び(ゲーム)」として頭脳と肉体を
犯罪という危険にさらしている、と。
その世界観にハマった人は
初期アニメ、「緑ジャケット」ルパンが
好きでしょうし、そうなれば
第二期のアニメ「赤ジャケット」ルパンは
虫唾が走る存在でしょう。
なんせポップコーンで宇宙へ行ってしまうのですから。
自分(PON)は世代的に当然「赤ジャケット」から
ルパンにのめりこんでいったクチなので
ルパンといえば基本的に「何でもあり」なのです。
そのスタンスから言えば
宮崎ルパンもありだし。
「緑ジャケット」ルパンもアリです。
ケド・・
第三作目の
「ピンクジャケット」ルパン
は許せなかったのです。
最近の年に一回TVスペシャル
「栗貫」ルパンすら許したというのに。
あの「ルパン」と「五右衛門」の
「ケツ割れアゴ」がね〜。
原作(コミック)に忠実ではあるとは
思うんですけれども。
ところが最近「宗旨替え」いたしまして
せっかく元祖ルパン声優「山田康雄」氏が
ご健在である頃に吹き替えしたルパン作品群が
大量に未視聴なのです。
(当時は巨人戦の枠にぶつかっていたため
しょっちゅう放映延期のイメージがあったけれども
なんだかんだ言って50話程度は
製作されたんじゃないかな?)
「絵」は脳内変換すれば言いのだから
これらを見ない手は無いなと。
ビデオ屋行ってこようかなあ。
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「緑ジャケットルパン」命で
「赤ジャケットルパン」を否定するヒトは
「ファーストガンダム」至上主義のため
「種ガン」が許せない自分と同じだなぁ。
ふと思いました。
まあ、知らないヒトには
とことん、どっちでもいい話でしたね。