2008年02月21日

ほとんどコントだがシャレにならない

<F2>青森沖で操縦かん折れる 
    同型機75機飛行停止に
1月21日19時44分配信 毎日新聞

 21日午前9時20分ごろ、青森県三沢市沖の
太平洋上空で、戦闘訓練飛行中の航空自衛隊
三沢基地所属のF2支援戦闘機の操縦かんのグリップが
根本部分で折れる
トラブルが起きた。機能は
正常で操作可能だったため、操縦士は折れたグリップを
根元部分に押し込んで固定して操縦し、約30分後に
三沢基地に着陸した。操縦士にけがはなかった。
防衛省航空幕僚監部は、松島、築城など5基地の同型機
75機の飛行を停止し、検査をしている。

 同監部によると、破断したのは操縦かんの
プラスチックの握り部分を固定させる金属部分。
トラブルがあったF2機は01年に空自に納入され、
飛行前などの点検・整備で、不具合は見つかって
いなかったという。

 F2は日米共同開発された戦闘機。操縦かんは
センサー式で、わずかな操作で操縦が可能だ。
昨年、愛知県の名古屋空港で整備中のメーカーによる
配線ミスで起きた墜落事故後、17日間、全機が
飛行を停止している。【本多健】

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なんだろね。逮捕された某防衛次官とやらが、
自分の時間をけづってまでゴルフの時間に費やし、
兵器会社へ「接待」につとめながら、少しでもよい兵器を
選定、購入するのが私の任務だとかなんとか、
近い昔に、とくとくと演説していた気もするけれど。

パイロットは不運でした。それにしても
ご苦労さまでした。彼はたぶん、起きたこと
(操縦かんがとれてしまう!)にあっけに取られ
一瞬笑っちゃったんじゃないかな。
限界までバカバカしいことが突発的に
起きてしまうと、結構笑ってしまうものです。

それにしても急に落ち着いたりして。
市街地や、漁船を巻き込まず何よりでした。

それと戦闘時じゃなくってホントよかった。
同じ名誉ある戦死だとしても
そんなんで撃墜されたら死ぬに死ねない。

いや、現場の整備員に責任を押し付けて終り
とかにしないで、もっと大きな話が問題。
日本の工業技術(整備も含め)の技術・経験の
伝承が現場でまったく作用していないという証。

けど大丈夫なんか?F2。本当に恥ずかしい話だ。
こういう時にこそ、公官庁や政治屋は自らの
「メンツがつぶされた」と気にしていただきたい。
これこそ国の恥。政治屋も顔を真っ赤にしながら
防衛省に抗議しに行くぐらいの
パフォーマンスでいいから気概を見せろっての
ジャンジャン。(この辺ビートたけし調)

人死にが出なかったから書くけれど
なんか、ドリフのコント
(パイロット役=志村ケンで)を
想像してしまったよ。

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posted by PON at 21:00| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>サンダース様

今頃は、無事帰って自宅で
自分マッサージでもなさっている頃では?
飛行機というか天候と旅行代理店に
泣かされたようですね。ご愁傷様ですた。

>最後はアナログ人間が勝つんです。
そうなんです。
黙っていたら、世間は何もしてくれません。
Posted by PON at 2008年02月26日 12:49
操縦かんを押し込んでって、映りが悪いテレビをバンバン叩いて直すのと同じノリだね。

最後はアナログ人間が勝つんです。
Posted by サンダース at 2008年02月23日 16:39
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