2008年03月02日

ドラえもん のび太の魔界大冒険

この映画は、POPな主題歌を当時人気絶頂の
小泉今日子に歌わせたり、話も起承転「転」結、
さらにとっても冒険冒険しており
映画長編ドラえもんシリーズの中では
「のび太の海底奇岩城」とならび名作と言える・・
とPONは断言しておく。



実はこの記事、あんまり映画は関係ありません。
映画公開当時、PONはおそらく小学校高学年
だったと思うが、下の弟がこの映画を見に行きたいと
言い張り、PON兄が引率で兄弟全部をを率いて
街の映画館まで見に行った記憶がある。
実家は自営業で両親とも忙しかったので
交通費、映画代コミコミで5000円くらい
渡されて、お前が先導してこいっていう
流れだったかな。

妹は小学4年生くらい、弟は1年生だった。
街の映画館へ電車で行くというのは、当時のPONに
とってスペシャルイベントであったわけだが
親代行として、責任もって下の面倒を見なければ
ならない。表向きは「えー面倒っちーよ〜」なんて
いいつつも、悲しいかな長男の血。
三人分の交通費、割引券、映画代を計算。
映画の始まる時間を電話で確認するなど
結構発奮しながら、引率したのを覚えている。

映画そのものは、まあ「風のマジカル」で
非常に楽しめた。弟も口を開けてずっと
観ていた(不思議に妹の記憶はあまりない。
スマン。妹よ)

映画の帰りに弟が「マクドナルド食べたい」と
これまた言い張るので、しょうがないなあ、と
少ない予算だったが、奮発して連れて行ってあげた。
当時のマックは割と高く(今もそうだけど)
バリューセットなんてのも無かった時代。
ポテトがどーの、ハンバーガーがどーの。
妹弟のリクエストを注文し、自分はコーラSで
我慢したのだった。

普段、親が一緒ならば、金のことなど考えず
好きなものを注文、自分だけ食べてしまえば
いいのだが、こういう時には「我」を
張るわけにもいかない。なんといっても、自分は
お兄さんなのである。自分がめちゃくちゃやったら、
一族郎党全滅である。責任重大なのだ。

誰かに無条件で頼られることの「よろこび」を
知ったのはこの頃。そしてその「よろこび」は
今も続いている。

我が妹弟共、とっくに所帯を持ち、しっかりと
社会人をしている。当然のことながら、あの時の
頼りなさげな子供達はもうどこにもない。
どこにもいなくなったが、月日はめぐり、
我が家には「ちびがるた」がいるのだった。

先日、ファーストフードに家族でいたとき
あの時のプチイベントが急に懐かしく思い出された。
そして思い出にひたる親父を尻目に
マックポテトMのそのほとんどを、ひとりで
「ちびがるた」が平らげてしまったのである。
息子よ。少しは残そうよ。さすがにひもじいぞ。
親父も。



************************

管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(タ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。