2008年04月15日

「アウトニア王国再興録 でたまかA」

「アウトニア王国再興録 でたまかA」 
 天地鳴動篇
 鷹見一幸作 角川文庫

北斗氏から借りた「ラノベ」第四弾。
ぼくらの」もカウントすると、
もう「なにがなんだか」になってしまうので、
カウントそのものが無意味に
なりつつありますが。

あらすぢ
前回、またも主人公に恥をかかされた皇帝
アリクレストは、意趣返しに、かつて自分が滅ぼした
旧アウトニア国民が立ち上げた植民星(まだ国家
ですらない)ネオアウトニアに武力侵攻を開始する。
一方その頃、もう黙っていられなかった主人公が
物語正面に復活する。

この巻では、来るべく戦いに備えての各自の奔走と
これから活躍しそうなキャラの小出し、そして
主人公マイドの復活劇がメイン。

帝国辺境の国々は、皇帝の命令であるネオアウトニア
侵攻が踏み絵に使われる。各国とも心情的にも、
物質的にも主人公陣営に味方する。主人公陣営の
これまでの「損して得取る」(あるいは信用を大事にする)を
真顔で実践してきたやり方が、ここへきて少しずつ生きてくる。

辺境国家エデッサの一年会議のエピソードは面白かった。
ひとことで言えば国の総力を挙げての
「サボタージュ」なんだけど。皇帝の命令に逆らうはずも
ない。無論ネオアウトニアはとっちめるべし!
軍備に不備があってはとんでもないので
3か月以上ぶっ続けで会議をすることにする。

ことに「バナナはおやつか食糧か」という人類永遠の課題
までに踏み込んで会議するエデッサ国議会に涙。
会議は終わらないよそれじゃあw

ところで「でたまか」というのは「でたとこまかせ」の略。
行き当たりばったりではなく、あらゆる事態を想定し
それに対する備えを万全しておき、柔軟に対応する
ってことらしい。

それから「帝星ブックス」「マガザン帝国」など、なんとなく
「本」にまつわるネーミングが続くけれども、
そもそも「アウトニア王国」からして、あの今は無き
みのり書房のサブカル雑誌月刊「OUT」をオマージュ
してのネーミングであるらしい。いやはや。こんなところで
月刊「OUT」とは。懐かしいのう。
(お茶の水駅前に集合する日時はいつだっけか?)
作者は出版関係出身なのか?(未調査)

まだ続くよ。
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posted by PON at 21:00| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(SF) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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