色々立場もご意見もおありでしょうが
自分の知っている人間が
何にせよ「おめでたい」ことになっているのは
それだけで素直に喜ばしいです。
また、伝統的にも政治的にも物理的にも
色々制約があるはずの菊の紋が
ご夫婦揃って、民間のホテルに足を
運ばれたと言うのは、それだけ娘への慈愛が
感じられ、四の五の言う前に「ほのぼの」します。
おめでとうございます。黒田夫妻。
お幸せに。
ま、テレビ中継にかぶりつくほど
暇ではありませんが、そんな家族愛に
「Mrインクレディブル」です。
インクレディブル〜INCREDIBLE
調べました。調べましたとも。
「信じがたい 〔話〕 すばらしい」ですと。
アニメCG職人集団、ピクサーが関与した
ディズニーとしては現在最後のアニメ。
<あらすぢ>
スーパーヒーローが当たり前に存在する世界。
世界の危機を救ってきた彼らだったが、
その桁外れの破壊力が社会的に問題視され、
ヒーローとして活動することを禁じられてしまった。
いまでは正体を隠し一般市民として暮らす一人の
元ヒーロー、Mr.インクレディブル。
彼の愛する妻と
3人の子どもスーパーパワーの持ち主。
彼らは普通の生活を送りながらも
それぞれに不満や悩みを抱えていた。
巷では元ヒーローたちが次々と行方不明
になる不穏な事件が続発していた。
その影はインクレディブル一家にも・・・。
いやあ、インクレディブル夫人に「萌え」ですな。
彼女もかつて「イラスティガール」と呼ばれ
(elasticity=ゴムの、弾力のある)
どういう理屈かは知らないが、伸縮自在の
身体を駆使する元スーパーヒロイン。
多少、唐突な気もしますが
主人公「Mrインクレディブル」への
求婚も「ルパン」と「不二子」みたい。
同じ「スーパーパワー」を持ったもの同士の
奇妙な連帯感で、専業主婦としても
プライドを持って生活しています。
でありながら誰よりも「普通の生活」を望む女性。
劇中で一番活躍していたのは彼女でしょう。
それにとても三人の子持ちのバディとは思えん。
(伸縮自在の能力で体型補正してるとか??)
ほとんどネタばれですが、家族の能力。
Mrインクレディブル:怪力、鋼鉄のボディ
インクレディブル夫人
(元イラスティガール):伸縮自在、知力(笑)
バイオレット:無敵バリヤー、透明化
(長女)
ダッシュ:300Km/Hダッシュ
(長男)
ジャックジャック:不明
(次男)
「エドナ・モード」
歴代のヒーローのコスチュームを
全部作っていた人物。彼女の持論。
「マントはイケナイ!」には笑った。
PONは会ったことはないけど
「コシノジュンコ」とか
その辺を思い浮かべてしまった。
コレも名キャラだ。
大ボス役の
「シンドローム」の出自が面白い。
前半だけのエピソードだと思っていたのに
そういう方向で後半につながるとは。
主人公は今回の陰謀を探るうちに
知り合いのスーパーヒーロー達が
「シンドローム」の手にかかり
人知れぬ場所で虫けらのように
殺され無残な死体に
成り果てている姿を
次々と目の当たりにします。
ディズニー作品に死の影は原則禁止なはず。
(例えあってもソフトにぼかすのがお約束)
他の作品では歴代の悪役も
どこかしら憎めない所もありましたが
こやつだけは本当に
同情できませんでした。
露骨にヒーロー(善)を殺している
姿が劇中で明らかだったからでしょう。
やっぱり、今思い返しても
一番活躍していたのは
インクレディブル夫人でしたね。
上映時間 115 分
製作国 アメリカ
公開情報 ブエナビスタ
初公開年月 2004/12/04
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