相方に誘われて、雨の渋谷
ミニシアター「シネ・ラ・セット」
(東急BUNKAMURA前)へ
キューバ音楽が熱い
「ポプラル!」を
観に行って参りました。
水曜は1000円均一!安い。
いやあ、PONみたいな田舎モンには
びっくり。全部でもキャパは50名くらい。
後ろの席こそ普通の小さな映画館だが
前半分はカウチポテトができる雰囲気。
(無論、マナーは必要ですが)
別にVIP席でもなんでもなく先着順。
ソファーベッドみたいなところに
寝転がることも可能。
<あらすぢ>
(あらすじなんて無いに等しいが・・)
1990年代からキューバ音楽界で
人気を集めてきた
「ダビ・カルサードとチャランガ・アバネーラ」
彼らのライブは、観客は常に熱狂。
その強烈なリズムは、プロデューサー、
ダビを中心に作られ、
バンドはその音楽を体中で表現する。
リハーサルや創作活動、
来日公演の様子を捉えながら、
キューバ音楽の現在の姿を映す。
・・キューバ音楽の凄さを語るには
相方に全く敵わないので
相方のブログに譲るとして
まあ、現代キューバの音楽を体現する
日本で言えば「サザン」並みに
ポピュラーなバンド
「チャランガ」のビデオクリップ。
「俺最高!」
「俺たち人気者(=ポプラル)!」
が乱れ飛ぶ。
キューバ旅行に行ったおかげで
見かけたことのある風景が出てきたりして
それだけでも嬉しかった。
観ていてビックリしたのはメンバーの入れ替えが
激しく、メインボーカル級のスター格が
あっさり辞めてゆくこと。
ラテン気質や「芸術性の違い」という
理由もあったりするが
結構「食うのに困って」という理由もちらほら。
それからキューバは
やはり社会主義国家であるから
芸術を無制限に認めるわけには行かないお国柄。
文化管理庁?のようなところから
お堅い軍服のようなものを身にまとった
イカツイ、オバちゃんが監視していて
バンマス(ダビ)が
「自由に表現できないこともある」とか
苦笑いしていたあたりが
非常に面白かった。
でも、どこかの国のように完全統制はムリ。
そもそも体からほとばしる「音楽」というものは
国家ごときが止めようとしたって
止められるモンではない。
クーバリブレ(カクテル:500円)をいただきながら
無粋な私もキューバ音楽の
「グルーヴ&躍動感」を
ちょっぴり体験できました。
相方は多分、前列の座席を無くして
フロアーにして欲しかったと思いますよ(笑)
かなり踊りたそうでしたから。
PONもキューバのホテルのディスコで
熱にうなされながらも(風邪っぴきでした)
踊ったことを思い出した。
監督 :ジェニファー・パズ
出演 :ダビ・カルザード
チェランガ・アバネーラ
日本語版総合プロデューサー:村上龍
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