2008年08月03日

ヤッターマン リメイク

ちょっと(かなり)古い話。

タイムボカンシリーズ「ヤッターマン」
ご多分にもれず、PONもよく見ておりました。
順番も空で書けますもん。

タイムボカン
あのタイムメカブトンのメカニカルさにはやられました。
母艦にこまごまと「子機」がついているメカって大好き。
ボーンフリー号みたいな。

ヤッターマン
なんつーか、最終回?で崖の上に、これまでの主人公メカが
全機種ヘルプで登場した時はうれしかったですね〜。
古今東西のいろんな話(西遊記、猿飛佐助から
シェークスピアまで)をモチーフにして話が展開していたの
で勉強になりました。       
(よく勘違いされますが、ヤッターマンのメカに
 タイムマシン機能はないので、彼らの世界各地の
 活躍はすべて「現代」の話なんですね。中には
 現代設定にしてはかなり無理がある話もありますが)

ゼンダマン
ゼンダライオンがカッコ悪くって嫌いだった。
ヤッターマンが終了して次作に期待していただけに
こんなのを半年以上も見なければならんのか・・と
テンションが低かった次期。    

ヤットデタマン
コマロとかいうこまっしゃくれたガキ(そういう
役柄なんだけどw)と、三悪の内のトンズラータイプが
意味無くデザインチェンジして嫌いだった。
あと味方ロボの「大巨神」も。あれ見るとガンダム
F91をむやみに思いだす。

オタスケマン
ようやく、すっと入ってゆけるキャラ、メカデザインで
話も結構盛り上がって面白かった。主人公ヒカルとナナ
にもなんかの手違いで罰ゲームが下ったのには拍手喝采。

イッパツマン
一番好きだった。ロボットデザインも、挿入歌の
「嗚呼逆転王」もかっこよく、話の盛り上がりも
おきて破りの連続。「シリーズ初!悪が勝つ」って
話もあるぐらい。(↑これ本当に当時の副題)
敵も味方もなぞを秘め
(主人公の女の子と三悪以外は謎だらけ。
 バックにいる味方陣営も敵陣営も)

ああ、この作品については改めて書くことにします。

イタダキマン
イッパツマンで制作側も視聴者側も燃え尽きたって
感じ短命でした。

そういや、ヤッターマン実写化決定。しかも
ドロンジョ役が「深田恭子」さんだとか・・
(どうせ、宇多田の元旦那の駄作、キャシャーン
 のようになるのでは?と期待なんて最初から
 論外ですけど。フカキョンのボンテージ姿は
 見てみたいけれど、あの「スカポンタン」な
 テンションを演技出来るのでしょうか?彼女に)

三丁目の夕日以来の昭和ノスタルジーブームとの
相乗効果を狙い、ヤッターマンもブームとすべく
TVアニメもリメイクしたんでしょう。

しかし、ドクタースランプがリメイクされた時にも
リアルお子様もあまり観ず、当時のお子様も
こんなの「ドクタースランプ」じゃない!といって
観ない(今さら観る歳でもなし)といった感があり
今さら「ヤッターマン」に戻ってこられてもねえ。
三悪(ドロンジョ、トンズラー、ボヤッキー)を
当時の声優さんがそのまま再登板させたという
番組制作者の姿勢に拍手だけれども。

ヤッターマン.JPG

一回だけ、録画してまで番組を観てみた。
というのも、ヤフーのニュースでヤッターマンの
主題歌について、問題が発生したということを
耳にしたからだ。

ヤッターマン(タイムボカンシリーズ)の主題歌などは
そのほとんどを「山本正之」さんという
天才シンガーソングライターが書きあげているが
今回のリメイク版「ヤッターマン」の主題歌は
基本的にそのままではあるものの、作者は歌わず
大胆アレンジで「世良公則」氏と「野村義男」氏が
歌っている。
まあそれは大人の事情なのでよいとしても
制作途中で行き違いがあった様子。山本さんは
先の二人が歌うことを完全に了承したわけでもなく
また、アレンジ版を聞いてその凄まじい出来上がりに
いたくご立腹。自分のブログに散々怒りをぶつけ、
それで騒動になってしまったらしい。

そんな組み合わせ(世良公則&ヨッちゃん)で
主題歌行きましょう!という音楽監督?の企画、
構想力もスゲーとは思うけれども、
こんなブログでも原作原理主義者のように
頭から否定するのも、ちょっとどうかと思って。
試聴の意味での視聴。一応ね。

が・・あれはヒドイ。
ヨッちゃん・・久々にその存在を聞いたけれども
あれは「あーあ。やっちゃった・・」って感じ。

ヤッターマン (1).JPG

TV番組と主題歌の幸運な出会いがあると、
観る気持ちも増すが、これが不幸だともう観る
元気70%オフ。

昔の話だけれど、こち亀がアニメ化した第一話で、
OPを観た時もあれはがっかりというか、
即チャンネル変えたもの。
(「女王様」だったかな。歌っていたのは。
 その後「ホフディラン」の「葛飾ラプソティー」
 は良かったけど)

あーーあ。



************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>北斗様

>久方ぶりに「黒の」山本氏が登場した模様。
>(黒の山本氏については「アニメがなんだ」
>の曲などを参照方)
↓これかな??
http://ameblo.jp/oharan/entry-10087575354.html

所詮テレビ。所詮子供番組。
所詮、よい作品を作り上げようという意識
なんかではなくて金次第。

>イタダキマンの時にも登場して、彼の作は
>見事打ち切りになっただけでなく、
>OVAの「王道復古」でも酷い扱いをされて
>いました。
>あれには故富山氏も一役買ったんじゃないか
え?なになに?
もっとKWSKおねげーしますですよ。
興味津々。

>OVAの「王道復古」でも酷い扱いをされて
のOPは自分は嫌いじゃないけども。
なんか騒動あったんですか?
Posted by PON at 2008年08月07日 13:12
>雅王殿

PONです。

>どうもお久しぶりです。
御ブログは毎日チェックしてますですよ。
毎日異常な暑さが続いています。お仕事に
おける衛生管理には充分気をつけめされませ。

>「ホンモノはこんなんじゃない」とか、
>一生懸命子供たちに教えながら観とります。
おお、布教活動ご苦労様です。

しかし最近、ふと思ったんですが、その時代の
アニメ、特撮など子供向け番組は、その時代の
子供のモノなんじゃないか?と。
貴君や私の子供たちがやがて大きくなって、
居酒屋などで語らう際、話ねたのベースは
当然、その時代の見聞きしたものになるわけで
それでいいんじゃないかな〜っと。

つまり、自分たちがお子様だったときに散々
放映していたマジンガーZとか粗製乱造アニメ
群ですが、当時の大人が観ていたら、絵は雑
話もめちゃくちゃ。とても大人の鑑賞に
耐えられるシロモノでなかったはずで・・。

でも当時の大人(俺らの親たちですが)は、
子供カルチャーに無関心かつ無知であるが
ゆえに、なんも言わなかったじゃないですか。
だから俺たちは自由に取捨選択して観る事が
できた・・それでいいんじゃないですかね。

>ちなみに順番ですが、ヤットデタマンと
>オタスケマンは逆です。
おお、ご指摘ありがとうです。
威張っておきながら何たる不覚。
まあ、いいですwサラシものにしておきます。
またよろしくお願いします。
Posted by PON at 2008年08月07日 13:05
久方ぶりに「黒の」山本氏が登場した模様。
(黒の山本氏については「アニメがなんだ」の曲などを参照方)

イタダキマンの時にも登場して、彼の作は見事打ち切りになっただけでなく、OVAの「王道復古」でも酷い扱いをされていました。
あれには故富山氏も一役買ったんじゃないかと、
勝手に思ってますが。
Posted by 北斗 at 2008年08月04日 23:23
どうもお久しぶりです。

私も子供と一緒に観ているのですが(そんな時間がどれるようになってしまいましたからw)、観ていてしっくりこないですな。
「ホンモノはこんなんじゃない」とか、一生懸命子供たちに教えながら観とります。

ちなみに順番ですが、ヤットデタマンとオタスケマンは逆です。
オタスケマンが先です。
余計な口出しすみません。
Posted by 雅王 at 2008年08月03日 22:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック