光栄のゲーム、「太閤立志伝」シリーズの主に
1〜3について思いつくままに書いてます。
正確な資料性はZEROに近いのでご了承ください・・。
さて「小さいことからこつこつと」で主命達成を
繰り返し、出世してゆく我らが秀吉君でありますが、
このゲームには社会の出てからの勤め人のありかたが
しっかり学習できます。
1)主命に対し、同僚と同じことをして同じ結果
だけでは上司は評価してくれない
→そのためには必ず+アルファ(付加価値)をつける
必要があり、あとひと工夫が重要。
2)PC同僚も馬鹿ではないから同じ結果を出してくる。
→ライバルに差をつけるために必要なのは、自分の
人脈であり、自己研鑽の結果ということになる。
こうして書くと、自己啓発書というか、もう本屋に
ならぶビジネス書の内容ですの。でもこれこそが
このゲームの攻略法なのです。まじで。
1)の+アルファ(付加価値)を実績に加えるには
前にも書きましたけれど工夫が要ります。
これはゲームだから、この業務にはこうしたらいい
こうすればいいと書けますけれど、実際のビジネスで
そんな、解りやすいノウハウがあったらなあと思い
ながら、結局試行錯誤の日々であるPONですが、
それはさておき。
2)の自己研鑽。忙しい日々(だいたい1ヵ月〜2か月で
任務をこなさなければならない。ゲーム内の秀吉は、
その間ずっと家に帰れない日々が続く。完全に余談だが、
仮に秀吉に種があったとしても、実生活がホントにあんな
だったら、次世代なんか残せないわな・・「24時間
働けますか?」の世界)をぬって、秀吉は自己研鑽にも
努めなくてはならない。
この世界の「技能」スキルとして「鉄砲」「調略」
「騎馬」「茶道」「築城」「芸術」「弁舌」「文化」
「政略」「戦術」
などがある。
例えば「弁舌1」技能があって、弁舌さわやかであれば
商売の交渉中に、業者も多少無理してくれる。同じ金額でも
鉄砲1丁多く購入すれば、それだけ上司の覚えもめでたい。
それだけではない。鉄砲を購入する場合、主に鍛冶屋で
作ってもらうわけだが、信長様は2ヶ月の猶予をくれる。
鉄砲を製造するのに普通に頼むと40日かかるからだ。
鉄砲を作れる鍛冶屋はどこの町にあるわけでもない。
期間中に歩いてゆける鍛冶屋にて1回発注したら、
完成するまでは、もう別の仕事を引き受けてはくれない。
(同僚が注文してしまっている場合もある・・)
なわけで、発注してしまえばあとは待つだけ。完成すれば
残20日はどう過ごそうと自由なのだが、それでは同僚を
出し抜けない。ここで出来るサラリーマン=秀吉は違う。
業者(鍛冶屋)に「お願い」攻勢をかけ、25日で作って
もらうのだ。そして残った35日でもう一度、鉄砲を
発注する。これなら、単純に言って同僚の2倍の数が
揃えられる。
ただし、かなり無理を言っているので、それまで
秀吉との付き合いがあまりない鍛冶屋や、秀吉自身
「弁舌」なり「鉄砲」技能なりが不足していると
「そんなムチャいうならヨソに行ってくれ!」と
扉を閉められてしまう。そうならないための「技能」
ここに自己研鑽の結果が活きてくる。
技能を教えてもらうには、たとえば「馬術」なら馬屋の
主人と仲良くなってバイトする。織田家では副業OK
らしい。そうすると「たまーに」身に付くときがある
・・反面、重労働なんで直ぐに病院行き。そうなれば
入院費もかかる。その際「バイト料<入院料」なのは
言うまでもない。
「鉄砲」の取り扱いは鍛冶屋(鉄砲屋)にて同様。
ほかの同僚武将や上司などのスペックをみると、
さすが織田家で重鎮を務めているだけのことはあり
自分も欲しくなる「技能」をずらりと持って
いらっしゃるが、なかなか教えてくれない。
大概は毎日「授業料」を請求。金がなければ「贈り物」
などを送ることでやっと心を許してくれる。
それでも30日通って、一回、スキルがアップするか
どうか。習い事はキビシイのである。
どんなに尽くしても絶対に教えてくれない(訪問しても
即追い返されてしまう)武将もいる。秀吉との「相性」
があるからだ。とにかく犬猿なのが、柴田勝家とか
勝家とか勝家とか、ときどき佐々成政。
そんな中「算術1」とか「築城1」とか、無論、本人が
持っている技能だけではあるが、タダで(←ここ重要)
教えてくれるキトクな人物がいる。歴史上でも無二の
親友となる「前田利家」くんがソレ。やつが暇なときに
(本人も主命のため外出している時がある)
自宅を訪問すると気持ちよく教えてくれる。
いい奴だ。利家くん。自分(秀吉)が出世した暁には
加賀大納言にしてやるぞ(←この時点では誇大妄想)
秀吉は当然、ゲームの主人公なので、実物の秀吉が
こなして名を上げた歴史上のイベントも用意されている。
積極的に名乗りをあげ、より信長様の近くに行きたい
ものだ。
「墨俣の一夜城構築」とか「金ヶ崎の撤退戦」とか・・。
この特別イベントをこなせば通常よりも早く昇格
することは間違いない。また、ゲームなんで
大概は成功するようにできているし、失敗しても
何度でもやり直せる。
「墨俣の一夜城構築」※1とは、織田家の重鎮
(柴田勝家とか)が既に失敗。信長に大目玉をくらい、
だれもが黙る悪い空気のなかで、確たる勝算もないまま
(あったのかも知れないが・・)ほぼぺーペーな
「あなた」が・・
「俺がやります!」と言えますか?
俺、無理。
※1「墨俣の一夜城構築」
最近では嘘説とされているようだけど、敵城の目と
鼻の先に、お城を築く作戦。建設予定地が河の中州で
工事がしにくく工事していると敵がすぐ邪魔してくるので
実質不可能とされていた。
失敗したら、終りなのである。現世だったらせいぜい
叱責、減棒、左遷で済むけど、時は戦国時代。
間違いなく、クビ(文字通り)で命はないだろう。
英雄というか、出世する人間はやっぱどこかオカシイ。
それくらいのことをやらないと、農民あがりの秀吉には
チャンスがなかったから、とか言われるけれども
農民上がりが、織田家で働けるようになっただけで
御の字じゃないか・・という風には考えないんだな。
真に上昇志向のある人間は。
専務が失敗した赤字垂れ流しの営業所を、
「俺が三か月で立て直します!」と会議で名乗りを上げる
・・・うーーん。そう言えて、かつ実現できればカッコ
いいけれどね。
相変わらず長くてすみません。
次回に持ち越します(次で終了予定)。
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