2008年07月29日

学校のばか話

何と言うこともないが、久しぶりに学生時代を思い出した。

自分は取らなかった授業だったんだけども、
その授業のテストとは、夏目漱石作品の
論述本が指定されていて、その本の持ち込み可。
それを読んで思うところを書け!という、
ある意味、サービス問題テストだったらしい。
友人はそれを受けた。

友人「おお!PON。お前の方はどうだった?
   俺は、あのテストバッチリだぜ」
PON「そか、よかったなあ」
友「あんまりにも、つまんねー漱石評ばっか載って
  たんで、ついでに、日本語の表記から何から、
  おかしいところを指摘しておいたよ。
  こんな評論を本にする筆者に猛省を期待するってね。
  ははは。じゃ!」

後日、別の友人に聞いたところでは、その漱石論評本
こそ、そのテストを実施した教授が上梓したもので
ありまして友人は天界に喧嘩を売ったも同じ状態だったので
あります。
我々は爆笑しましたが、真っ青になった彼はあわてて
教授室へおもむき、いかに自分に悪意がなかったかを、
教授に汲み取っていただこうと懸命に工作したそうです。
結果?として最低ランクの「C」を取得できたようで。

たとえ、不出来な生徒といっても、ひとりの人間が
「つまんねー漱石評」と感じたのは事実なんですから
それについてまで否定するわけにもいきませんしねぇ。
教授も苦笑するしかなかったんでしょう。
それにしても自分を受け持ってくれた教授の名前くらい
覚えておけ!ってことですよ。

他にも、毎年あんまりに受講生が多く、可、不可の基準も
いまいち不明瞭と言われたある教授なんか、
「扇風機で解答用紙をばらまき、表になったやつが
 合格」とか噂がまことしやかに流れていたし、

またまたある教授の話では、自分に媚を売るのは
全然かまわないが、一升瓶結わいて持ってくるぐらいの
芸当は欲しいなぁと、常時うそぶいていた。
そんな教授も、ある時の生徒にはさすがに「可」を
あげなかったらしい。

ある時、教授が自宅近くの菜園で野良仕事をしていたら、
学生風の若者が気安く話しかけてきた。
「おじさん、この辺で○○ってお宅知りません?」
モノの尋ね方を知らない奴だなあ、と
ちょっとムカっときた教授。見ると、彼らは一升瓶
二本を結わえて持っている。一升瓶を本当に
持ってくるのは、殊勝な心がけでまあ可愛げもあるが
せめて自分が教わっている教授の顔くらいは
覚えているべきだろう、と腹が立ったらしい。
教授は「知らないなあ」ととぼけた。
あわれ学生は、道に迷い、結局彼らが自宅に来ることは
無かったとのこと。

「そんなバカには誰が単位をやるもんか!」なんて
笑ってたな。
以上、昔話でした。



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学食にあった伝説?なのだが、学食で食券売っている
○○さん(割とケバめなおねーさん)にカツ丼を頼むと
(そんなのメニューに無いのだが・・)時間と場所を
書いた紙を発行してくれるので、そこへ出向くと 
XXX検閲削除XXX させてくれるんだとか
・・・これも、さも本当のように噂されたモンである。
まったく男(含む自分)ってやつぁ、
どうしようもねーなーと笑ってくんな。
もっとも、実行した気骨?ある学生の噂も
まったく聞かなかったので、真相はやぶの中であります。

posted by PON at 21:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 想ひ出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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