近いような遠いような、そんなところに
ある歴史的「有名人」がいる。
「足柄山の金太郎」だ。
金太郎くん(画像は拾いもの)
「あーしがらやーまーのきんたろお〜」
の金太郎。
金太郎とは縁もゆかりもない場所から
嫁に来てくれた相方が、いつか自分に
聞いたことがある。
嫁「桃太郎って鬼退治よね」
P「おお、岡山あたりの話らしい。
日本昔話のヒーローだね」
嫁「金太郎って何した人?」
P「そりゃ、アレだよ。金太郎ってのは・・・
クマと相撲を取った人物?」
嫁「それで?」
P「・・・」
金太郎は実在したと言われてる。
彼は成長して「坂田金時」と名乗り
京都へでて、今でいえば警察庁長官に出世。
酒呑童子なる大酒飲み?の乱暴者を
退治した「源頼光」の助っ人参戦した。
・・とはいえ、桃太郎や一寸法師なんかと比較しても
あんまり「ファンタジー」とか「面白い」と
いうほどではないな。ジミだ。
郷土が生んだ暴れん坊が、京都で出世して
働く場所を得て、大手柄をたてた・・ってコトでしょ。
適材適所という言葉が生きた例だけども
なんかのはずみで、金太郎が足柄山に
籠ったまんまだったとしたら・・逆に
退治される側になっていたかもしれない。
まこと、教育って大事ですな?
ま、金太郎についてスグには答えられなかったので
ちょっと調べたついでに書いてみました。
ついでに・・郷里の有名人にもう一人
「二宮金次郎」氏がいる。彼は極貧農に
生まれながら苦学して活躍
(主に荒れ果てた農村の立て直し)武士に
とりたてられ、リストラ屋として名を残した人物。
戦前は彼の「清貧の思想」が体制に都合がよいように
解釈され、結局、国民よ!びんぼーでも我慢しろと、
国家の教育に使用されてしまった残念な歴史がある
けれど、彼が極めて異例ながらそこまでなれたのは
小さい頃、彼が住んでいたそばの河が
しょっちゅう氾濫して、筆舌に尽くしがたい
辛酸をなめてきたから・・と自分は勝手に思っている。
マキ背負って本を読んだから
歴史に名を残したわけではなく・・
最終的には本人が持っている資質、努力が
実を結ぶにしても「環境」が人を磨くのである。
金次郎さんだって、もし衣食住に比較的困らない時代、
場所に生まれてら、名を残すことなく死んでいたかも
しれんし。無理に苦労なんかしないのが人間だから。
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ちなみに衣食住に困らない現在、郷土から出た一番
有名な人物といえば「柳沢真吾」さんw
彼が苦労していないとは申しませんが。
他にも実はガンダムの生みの親「富野喜由季」カントク。
「阿藤海」さんとか「内山理奈」さんとかとか。
ラベル:足柄山の金太郎