2018年03月08日

センゴク権兵衛 10巻

「センゴク権兵衛 10巻」

後世、仙石秀久が
こんなワタクシにまで
使えない武将扱いされ
長宗我部の長男が戦死して
長宗我部家没落のキッカケになった
戸次川の戦い

その戦いがついに戦国コミック
センゴク権兵衛で描かれた。
(ジブンは単行本派なんで
 連載とタイムラグがあります・・)

センゴク権兵衛(10) (ヤングマガジンコミックス)
センゴク権兵衛(10) (ヤングマガジンコミックス)

やばい。
ヤヴァイですよ。

戦国時代になんか
間違っても行きたくねえ、とか初めて思った。
名将でも愚将でもない、人殺しなんかない
普通の人でイイ、と思った。

武士は負けたら泥、カラスの餌。

このマンガを読むような人には
もう先刻ご承知のことですが
鬼島津が強かった秘中の戦術に
”釣り野伏せ”(つりのぶせ)ってのが
ありましてですね、
なんせ秘術ですから、どういった戦い方なのか
島津家の公式文書に残ってない。
でも彼らの戦い方をいろいろと研究してみると

要するに、自軍の一部を”囮(おとり)”として
敵前面に出し、わざとやられた振りをして逃走。
すると敵は調子に乗って追撃を開始する。
軍隊が弱くなるのは、たてに伸びたときに
後ろや横から攻撃されること。
ですので野伏せ(待ち伏せ)してた
別の島津軍が後ろやら、横合いから攻撃開始!
敵軍壊滅、ってナガレ。

銀英伝好きならよく解かるハズ。
そう、ヤン艦隊、十八番の戦い方。
ムライ参謀長いわく「ウチの艦隊は
逃げることばかり上手くなって・・」と
ぼやいたアレです。
たしか銀英伝の作者って九州出身
じゃなかったっけか?
だとしたら知ってて当然。
小説に取り入れても全然不思議じゃないです。

んで、その「釣り野伏せ」が島津軍の強さ・・
なのかと言えば確かにその一部ではあるのですが、
マンガの解釈だと、島津軍の強さというか
恐ろしさは、そんなところじゃない。

いわく、
薩摩はあまり作物がとれない地域、
食えない不満は外にぶつけ、
食べ物は分捕るしかない、つまり戦うしかなかった。
自然と尚武の土地柄になる。卑怯をこそ恐れ、
弱さによってヘタこいた場合は連帯責任。
全員殺されることだってある。
よって・・
島津の兵士は敵ではなく自軍の将こそ恐れる

戦国時代という時代であっても、ほとんどの”戦”は
侵略者(他国の軍勢)が、自国から出て行けば上等。
欲を言えば二度と攻める気を持たなくなれば最良。
”戦う気力”の無くなったら終了で
自軍が100人のうち10人も死ねば
戦いたくなくなる、ふつーは。
殲滅(皆殺し)なんて考えの外なのである。

どんな名将が率いたところで
死人は必ず出るものだ。戦国時代といっても
たかが雑兵とはいえど、自国の戦争で死人がでたら
その家族にしっかりと補償しないといけない。
そうしないと次に戦いがあったとき
誰もジブンについてきてくれない。
だからどこの国だって、簡単に自軍の人間を
死なせたくないし、できれば戦わないで
コトを終わらせたいものなのだ。

ホンキで戦っていない、とは言わないが
そういった時代の暗黙のルールがあるのに

首なんか獲るくらいなら1人でも多く殺せ!
前に居る味方が敵と戦っている間に
後ろから味方ごと敵を殺せ!
自らの肉を切らせているうちに
相手の骨を絶て!
命令不服従や退却なんてしたら死あるのみ!


そんなバケモノじみた戦い方が
当たり前である国があったらどうなるか?

それが実際にあったのである。

戦国時代のフツーの”いくさ”では
率いる勢力の10%に被害
(死人が出たってコト)があれば
もう敗色濃厚。
20%ならばほぼ”壊滅”といってよいらしい。

長宗我部信親(長男)はあの戦いで
1000名を率いていたそうだが、
そのうち700名が戦死した。
戦死ですよ?しかも大将も殺されている。

「戸次川の戦い」では、結局大将格が
三名も討ち死にしている。
これって異常すぎる事態なのです。

今後、戦国シミュレーションするときは
もっと”兵数”に気を使おう、と
妙なところで思いを新たにする。
500→0になるまで戦わせちゃうしなァ。

もっともコミックにあった鬼島津の
”神振り”の戦い方は論外。

マンガ的にイイキャラ立ちしてた
大友宗麟の息子、大友義統。
彼は遊軍として500名で、戦場に居たらしいけれど
全然描かれていない。
どこ行っちゃった?
やっぱ長宗我部の親父さん軍に吸収されて
スサノオ降臨とともに逃亡?
そんなところかもな。
一応、朝鮮半島の戦いにも従軍し
少なくとも関が原では黒田軍と戦っているから
あの地獄からは生き抜いただろうが。

長宗我部の親父(元親)のいう
”暴嵐の戦場では卑怯者こそが生き残る
 我が子には卑怯者であって欲しい”(意訳)
のとおり、仙石だけじゃなくって
大友の息子は真っ先に逃亡したんだろう。

でも名声も金銭も、すべては生き残ってこそ。
死んだらどうにもならない。

乱戦の中で”将の器”の話が出てきた。
将の器を持つ奴とはどんな奴なのか。
考え方に、どうも二つの潮流がある。
”最後まで部下を見捨てない男のこと”と
考える人々が居る反面、
”いざとなったら部下を見捨てられる
 冷酷さを持つ男”のコトだと。

後の話になるけども、今回の件で、
社会的に抹殺される”仙石秀久”は
小田原の北条攻めにおいて
家康の仲介もあって、秀吉に許される。
そのとき長宗我部艦隊も秀吉の命令で
相模湾にきているのだ。

艦隊に元親が乗っていたか調べてないが
オッソロしい天下人の命令、
まさか部下だけ小田原に派遣したって
訳でもないでしょうし、おそらく
彼もその場に居たのでしょう。

大事にしていた息子を失うことになった
最大の要因である仙石が小田原城に居る、
しかも許しを請うために。
この話を長宗我部元親が知っていたら
どう思っただろう。
ま、20万人以上が集まった戦いで
今みたいに簡単にやりとりできる時代でも
じゃないし、多分、元親は何も知らずに
小田原城を海から眺めていただけなのかもな。

にしても、狂乱の戦場での長宗我部元親。
あの存在感、頼もしさハンパじゃない。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif

続きを読む
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

信長の野望 妄想編

「信長の野望 妄想編」

古い話になってしまうが
真田丸を見てて思いついたこと。

いくらその武将に秘めたる能力が
(多くは戦闘力だと思うけど)
あっても、色んなことが邪魔して
実際に活かせないなんて事が
あると思う。

がんばる幸村に対して
淀君とか大野兄弟とか
他の浪人衆とか
大野兄弟の母親である
あのババア大蔵の局とか。
おおそうだ、織田有楽斎も
(ドラマの厭らしい演技はよかった)

とにかく邪魔しまくるわけですよ。
あれをゲームで再現するのはどうか。

ゲームでもここぞって時に
「戦う」コマンドを発動して
戦うわけですよ。

でもなぜか戦えないW

つまり威厳とか尊敬がない武将(大名)
を担当するプレイヤーが
命令コマンドを実行すると
特定の確率で
違うことがおきちゃうシステム。
つまり、”戦う”コマンドを
実行したはずなのに、なぜか
部下たちは”開墾”始めちゃったり
籠城をするつもりが
勝手に野戦を選択して出撃
(しかも戦場に出てくるのは
 お気に入りの武将じゃなくて
 無能なのに存在感だけはある
 C級武将だったり)
しちゃったり。
なけなしの鉄砲隊を
戦闘力の全然ない武将が
勝手に担当するとかってのもいいな。

でも信長をプレイヤーが担当してるのに
部下が勝手にそんなことばっかやってたら
部下全員、生首を晒す事になっちゃうから
威厳や名声がある武将、
要はおっかない武将は
命令がそのまま伝わりやすくする。
つまり今までどおり。

そんなゲームを果たして金を出してまで
やりたいか、といわれると結構微妙。

ここまで書いてて思い出したけど
似ているゲームはかつてやった事があった。
ボーステック社製
銀河英雄伝説W」だったかな。
階級が低いと何を提案しても通らない。
唯でさえおバカなCPUの
命令に従って戦うことになる。
出世したくとも率いる部隊も少なすぎ。

光栄の「提督の決断」にも
陸軍と海軍の会議があって
ほぼ必ず、海軍の提案の逆を
行こうとする陸軍の姿があって
とにかくストレスだけがたまってしまった。

前にも書いたが
ゲームは所詮、独り上手
そこまでマゾ要素は必要は無いか。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月18日

真田丸 最終回

「真田丸 最終回」

先ほど、見終わりました。
真田丸・・終わっちゃったなあ。

三谷幸喜さん
堺雅人さんをはじめ
出演者みなさん、すべてよかった。

(例の事件で彼が出られなくなったことは
 本当に好かった、と思う)

最近ではまれに見る
非常に見応えの大河ドラマでした。
どうもありがとうございました!

戦国武将甲冑フィギュア A-6戦国武将Aタイプ・真田幸村(刀・ケース有り)

ツイッターで真田丸最終回で盛り上がるみなさん。
ツイッターの機動力はすげえ。

それにしても最後までうまいわ、三谷さん。

本多正信のいびき(笑)とか
あのシーンも一見、のんきだけど
本多正信がコワ過ぎる。
兄貴(演:大泉洋)が心情的に
かなり大坂側に近く、ともすれば一線を
越えそうな動きもあったので
居ながらにしての無言(いびきだけど)の
プレッシャーだったんだろうな。こわひ。

それに真田幸村が死にざまを大仰までに
美しく描くのかと思えば・・
「佐助、いくつになる?」
「55です。(中略)
 体中が痛いです(泣)」
あんなシーン、これからって時に入れるか(笑)

真田十勇士だって、結局出てきたけど
やっぱ史実じゃないためか
”十把ひとからげ”扱いだったのが楽しい。
並みの脚本家ならば
真田十勇士の壮烈な討ち死にだけで
一時間持たせようとすると思うよ?

ちょっと苦笑しちゃったのは
家康の陣が薄すぎでしょう。
一回、逃げ出した後の
再集結中だったにしてもですよ?
あれ、ざっと見ても200人くらいじゃないの?

その家康役の内野聖陽さんもよかった。

でも一番よかった、と自分が思ったのは
幸村の2番目の正妻である
春 (竹林院) 役の「松岡茉優」さん。
かわいいじゃねーか。
あまちゃんではちょっと性格悪そうな
埼玉代表のネギ女だったのに。

ふう。面白かったです。おわり。

童友社 1/4 日本の名将兜シリーズ 二鹿角脇立之兜 真田幸村 プラモデル K10

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif


posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月17日

真田丸も佳境

「真田丸も佳境」

以下の記事は、最終回前に
書いていたのですが、アップのタイミングを
逃してしまいまして
非常に間抜けな存在となってしまいました・・が
忘備録としてせっかくですので
アップしておきます。

************************

大河ドラマ「真田丸」もいよいよ佳境。
次回最終回ってことで
豊臣方の武将
大坂牢人五人衆+二人を書き連ねます。

真田幸村
明石全登
後藤又兵衛
毛利勝永
長曾我部盛親
 +
木村重成
大野治房

なお、数値はコーエーの有名な
歴史シミュレーションゲーム
信長の野望、烈風伝におけるゲームデータです。

どんだけのレベルの武将が集まったのかな〜と。
どこまでいってもゲームの数値であり
ゲーム会社の開発者が設定した数値なのですがね。

なお、「政治」と「戦闘」はそのまんまの意。
「采配」とは、このゲームだと守備力みたいなもの。
「智謀」は噂などで混乱しにくく、情報戦に強い。
「相性」は相性。数字が近いと相性がいい。
 0と100は隣り合わせなので相性良し。
 50と100だと犬猿の仲。
寿命は戦死しない場合の自然死の率。
義理は義理である。
寿命と相性以外のMAXは100だ。

真田幸村
 政治49 戦闘97 采配98 智謀86 
 相性20 寿命5 義理100
 足軽B 騎馬S 鉄砲D 水軍E 威信:無視
・・うむ、やっぱ武将データとして全く文句がない。
  最終回ではどのように活躍するのだろうか。
  楽しみだ。

真田丸 限定コラボパッケージ 柿のさち 薬用柿渋ボディソープ 450mL

明石全登
 政治46 戦闘75 采配73 智謀52 
 相性20 寿命5 義理80
 足軽B 騎馬D 鉄砲C 水軍D 威信:無視
・・キリシタン武将。演じるは小林顕作さん。
  知る人ぞ知るあの”オフロスキー”の人だ。
  たしかになんかナヨっとした感じは、
  イメージがつながる。主に自分の中で。
  ドラマではなく、ゲームデータに少々不満が。
  関ヶ原でも宇喜多軍の要として、あの福島正則と
  正面から喧嘩しているというのに、
  戦闘値が低いと思うのだがどうか。

のぼり旗スタジオ のぼり旗 明石全登001 大サイズ H2700mm×W900mm

後藤又兵衛
 政治23 戦闘82 采配68 智謀64 
 相性12 寿命6 義理90
 足軽B 騎馬D 鉄砲C 水軍D 威信:無視
・・烈風伝で使える武将ってのは80台以上は欲しい所。
  特に戦闘力は。この人はまあ、数値はこんなもの
  だと思う。

百花繚乱 後藤又兵衛 剣姫Ver. 1/8 PVC製 塗装済み完成品フィギュア
なんだかようわからんw

毛利勝永   
 政治27 戦闘69 采配52 智謀65 
 相性10 寿命4 義理90
 足軽B 騎馬C 鉄砲C 水軍E 威信:無視
・・ドラマでは「おい、なんで俺にだけ
  徳川からの引き抜きの誘いがないんだ?」と
  騒いでいたのが印象的w。この人のデータも
  もう少し評価が欲しいなあ。戦闘力とか騎馬。

真田より活躍した男 毛利勝永

長宗我部盛親 
 政治31 戦闘72 采配62 智謀27
 相性80 寿命4 義理75
 足軽C 騎馬D 鉄砲D 水軍D 威信:無視
・・演じるのは阿南健治さん。意外に気さくな
  2代目って感じで「実はワシ、戦いが苦手でな・・」
  なんて幸村に言っちゃってる。
  比較的常識人で一見、頼りになりそうだが、
  史実では結局どの場面でもイマイチな活躍だったんで
  ゲーム上の数字もこの辺に落ち着いてしまってる。
  それでもちと過大評価かなあ。
  ところでこの人の関ヶ原での行動を書いた本は
  ないだろうか?なんか行動が謎すぎて。

我流本舗 プリントTシャツ 武家 家紋 シリーズ 七つ酢漿草 ・ 七つ片喰 ( ななつかたばみ ) 長宗我部氏 (S, ブラック)

木村重成
 政治20 戦闘61 采配50 智謀23 相性21
 足軽C 騎馬D 鉄砲C 水軍E 威信:無視
・・この人のエピソードで有名なのは、
  死んじゃった後。彼の首がお香でいい香りがした、
  武士たるやかくあるべしと家康が高く評価したとか。
  今で言えば、高校野球児が汗臭い、と思ったら
  デオドラントがばっちりだったみたいな?
  エピソードからしていきなり当人死んでるのだから
  その辺は推して知るべし。

大野治長
 政治57 戦闘18 采配25 智謀53 相性21
 足軽D 騎馬D 鉄砲D 水軍E 威信:無視
・・弟の方の狂犬、大野治房がゲームで
  採用されていなかったから兄貴で代用してみる。
  物分かりが良さそうだけど、頼んだことを一つも
  やってくれないという、ビジネスパートナーには
  したくない男ナンバー1。なもんで兄貴の方を演ずる
  今井朋彦さん。幸村に謝ってばかり。
  弟の治房を演ずるは武田幸三さんとやら。
  彼、キックボクサーなんだとか?
  狂気があってよかった。

塙直之
 政治13 戦闘66 采配23 智謀9 相性11
 足軽C 騎馬E 鉄砲B 水軍E 威信:無視
・・急に出てきて木でできた名刺を配り歩く男。
  そして急に戦死。なんなんだ?この扱い(笑)

一応、ラスボスのこの人も・・

豊臣秀頼
 政治55 戦闘25 采配61 智謀49 
 相性10 寿命4 義理80
 足軽E 騎馬E 鉄砲E 水軍E 威信:無視
・・城からほぼ一歩も出たことがなかった男。
  ローティーンで子供を作り
  18になるまで羊?を見たことがなく
  海産物が木になると思っていたらしい。
  こんな男が出陣したとして、家康に勝ち
  天下をとったとしても・・その時は
  日本が滅んでいたかもしれない。

従来の大坂の陣バナシでは
常に”ヒスおばさん・淀君”が
戦をぶち壊してきたけれど
今回は、若くて割とまっとうな感性を持つ
彼女に代わり、一身に悪役になっている存在が
大野ブラザーズの母、大蔵卿局
(おおくらきょうのつぼね)演:峯村リエ。

有能な敵よりコワイのは無能な味方とかいうし
幸村さんも大変だなぁ。

KOEI The Best 信長の野望・烈風伝 withパワーアップキット
XPではプレイできるらしい。
Win8だと本体のみプレイ可能らしい。
いかが?

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 20:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月26日

石田三成リスぺクト?



たしかに我々は”東軍メガネ”を
かけているのかもしれない。

・・しかし、滋賀県も
いったい何に金かけているんだよ(笑)
キライじゃないけどさ。
その方向性。
それにしても”レイクビュー佐和山”w

(以上は、我が妻より情報提供を受けました)

聞いた話だけど現地に行くと
”石田三成タクシー”ってのがあって
車両数限定なんで、歴女がこぞって
乗りたがるそうな・・。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:石田三成
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月27日

石川数正が・・

「石川数正が・・」

石川数正、徳川家の政略の柱の一つだった武将。
外交などに活躍し、時には家康に代わりに
国を預かったり、軍制を整えたりと
徳川家にとってとにかく大事な武将だった。

謀将 石川数正 (新潮文庫)

その石川数正が徳川家の家難時に
(徳川家はしょっちゅう家難に遭ってるけど
 この時はおそらく”本能寺の変”かな)

お家の団結こそが肝要

とか言うセリフを吐く。
実にまっとうな発言であり
徳川の重臣がこのように毒にも薬にもならない
発言をしたところで、なんら
とがめられるものではないのだが・・

すこし、三谷脚本の底意地の悪さ、の
ようなものを感じてしまったw。

この石川数正って人、ご存じの方も多いでしょうが
鉄の団結を誇るといわれた徳川家に
汚点を残してしまった人物でして
ある時点で突然、家康を裏切り、
豊臣秀吉側に寝返ってしまったのです。
その理由には諸説紛々ありますが
日本の防衛大臣や官房長官とか務めた人物が
中国あたりに亡命してしまったようなもの。

どの口がいうか!ってな感じですやね。

そもそもPONがこの人物を知ったのは
ゲーム信長の野望で、何とはなしに
徳川家に調略(引き抜き)を仕掛けたところ
ものすごーく高確率で裏切ってくれたんです。
キャラの隠しデータも
”義理”が最低値に設定されておりました。

なんだコイツ?
そう思って書籍を漁ってみたら
彼のそんな経歴を知って納得した、高2の夏。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:石川数正
posted by PON at 20:59| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月08日

真田丸 第8話

真田丸 第8話「調略」

NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック 音楽:服部髞V

今回のお話では、調略とは何か?
智将とか謀将ってなんなのか?
世の軍記モノやゲームでは
さんざんぱら持ち上げられている存在ですが、
実はその存在の”エグさ”というものを
垣間見ることができます。

某オソ○シア国なんか
スパイや反体制派ジャーナリストとか
生きてらっしゃると国にとって
なにかと差し障りのある存在が
放射性物質!を知らないうちに飲まされて
体をむしばまれつつつ死亡とか。

権力者が堂々とやってしまうと
人ひとり殺されたところで
んなこと知らない”と発表されて
それで終了なんですなあ。
オソロシイ・・。

んで、今回のお話の主役といっても
いいのが、昌幸の弟である
真田信尹(さなだ のぶただ)。

この人、幸村(演:堺雅人)の叔父に
あたる人なのですが、世に名の残る
真田昌幸の謀略を裏で支えてきた人。
裏で支える、というのは
実行に移す、ってことですから
暗殺や謀殺なども実行しているわけです。

そんなこと考えもしなかった幸村は、
ここのところ自らが失敗続きだったこともあり
父(昌幸)の命令を淡々と確実にこなす
叔父に憧れます。
すると叔父(信尹)は悲しそうな眼をして
こう言うのです。

「信繁、ワシのようになりたいと
 申して居ったな・・」
「はい!」
「・・ワシのようにはなるな」
「!?」

昌幸の策と信尹の実行によって
春日信達という元武田家臣で現上杉家臣
(かつて武田の副将といわれた高坂昌信
 の息子)を調略で味方に引き入れ・・
ふつうならば上杉の家臣を真田側にした
わけだから、それをお土産に真田は
上杉の敵勢力である北条につくわけば
いいわけですが、一筋縄でいかないのが
真田の謀略。

敵の武将を味方に引き入れるには、
当たり前だけれど、その武将と物凄く
仲良くならないといけない。
そらそうだ。現代サラリーマンと違い
戦国武将が主家(会社)を変えるってのは
即、一族みんなの命がかかってくる。
だからよほど勧誘側を信頼しないといけない。
それくらい、真田のことを信頼してくれた
敵武将(春日信達)が、ホッとしたところで
真田の叔父は後ろからブスリ。

かくして真田昌幸は、
上杉の武将を謀殺しただけで・・

上杉家につくように見えながら
北条家に味方し、
上杉家は長野へ侵攻する拠点が
無くなったので動けなくなり
北条家は上杉の脅威が無くなったので
南の徳川家へ向かい
徳川家は北条を迎撃するため静岡県から
北上できなくなる・・という
ピタゴラスイッチ装置のように
信州を権力の空白地とする
状況を作り出しちゃったわけです。

そんな父と叔父を見て
信繁(演:堺雅人)はつぶやく。

「すべては父上と叔父上の考えた
 策だったんだ。
 春日殿を裏切らせ、裏切り者として
 始末させる。

 しかし何のために?その挙句どうなった?

 北条は兵を引き、父上は殿(しんがり)
 として残った。そうなるために
 父上と叔父上は春日殿を利用したんだ。

 俺はあの人たちが恐ろしい。」

おれも身内にあんなのがいたら恐ろしいぜ。
真田信繁が後に、あのさわやか過ぎる
剛速球な最期を遂げたのには
この辺りも影響を受けたのだろうな〜。

信長シリーズの次作では
真田昌幸の智謀をもう少し低くして
(その代わり政治力や統率力は
 これまで以上に高めとする)
真田信尹を登場させ
智謀を従来の昌幸と同じか
それ以上にしておくといいのでは?

戦国でオソロシイ策謀家として
有名なのは・・
美濃のマムシ、斉藤道三
毛利元就、そして宇喜多直家。
(軍師官兵衛では陣内孝則が演じて
 ちょっとだけ出てました)

宇喜多直家 (人物文庫)

この人が身内で一番重用した弟が
「兄の前が一番、緊張した。
 兄の前に出るときは服の下に
 鎖かたびらを着ていたものよ」
なんて言葉を残している。

戦国でヨゴレ仕事を実行してた人たちは
謀略の相手なんかより
はるかに身内の命令者をこそ
恐れていたのかもしれない。

1/200スケール プラスチックキット Castle Collection (信州 上田城~真田丸どーもくんセット~)

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 20:04| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

信長協奏曲 映画前

「信長協奏曲 映画前」

信長協奏曲 オリジナル・サウンドトラック Produced by ☆Taku Takahashi(m-flo)

ちょうど一年前にテレビドラマ化してた
信長協奏曲(コンツェルト)が映画公開された。
(2016年2月現在、上映中)

映画、観に行きたいんだけれども・・
最近のペースだと、やっぱTSUTAYAかなあ。
(バットマンVSスーパーマンを観たいのです)

映画公開に合わせ、フジテレビがここの所
夜中とかに”信長協奏曲TVドラマ版”の
ダイジェスト版や再放送をやっているので
録画鑑賞してみた。

民放のTVドラマ枠なんで
いくさシーンは極力省略
信長の居城にしたって
城というよりは砦といった感の
城門ばっかり出てくる。
要は安っぽい、ってことなんだけども
映画化するからにはそれなりの魅せ場を
期待したい。

信長協奏曲 DVD-BOX

自分が見たのは1話〜9話までの再放送と
再編集ダイジェスト版。

以下、気になった(気に入った)ところだけを
箇条書きで。

・サブロー(信長:演:小栗旬)と同じく
 未来から来た、斉藤道三(演:西田敏行)の
 演技が面白い。だからこそ息子との内戦に
 なったとき、斉藤道三の顔にホロリ。

・同じく未来からやってきた松永久秀
 (演:古田新太)にも笑い。
 史実でも松永久秀は、主君一族を消し
 大仏殿を焼き払い、将軍を殺す、という・・
 それぞれに理由はあったにせよ
 戦国でやりたい放題だった男。しかも
 あの信長に二回も反抗しておきながら
 二回とも許された不思議ちゃんである。
 よほど信長と気が合ったとか
 信長がそれほど松永久秀を買っていたとか
 歴史学者は分析しているけれども
 そんな話も彼がサブローと同様未来から
 来た男だったとしたら、急にしっくりと
 してしまうのが、このドラマの設定の妙。

・戦国の三大梟雄(きゅうゆう:残忍で荒々しい輩)
 のうち、道三と久秀が未来の世界から来てて
 しかも前の職業が警察官とヤクザだというから
 面白い。 

・ドラマでは、基本的には平成の倫理観をもつ
 サブローの言動が、戦国の中世社会を打ち破り
 歴史上の信長という”革命児”になってゆく
 わけだけども、信長には負の面、
 長島の皆殺しとか比叡山焼き討ちとか、
 そういった史実のほうが有名。
 まさかサブローが戦国に染まってゆく
 とは思えなかったのだが、その辺ドラマでは
 時折入れ替わるホンモノの信長が
 サブローに秘密で実行したり
 後の後継者となる”木下藤吉郎”が
 暗躍したりして結果として信長の
 裏の功績となってゆく。この辺も上手い。

・やっぱり、正直なところ戦国のお話に
 女性のからむ色恋は不要に思う。
 濃姫(演:柴咲コウ)はまだいいけれど
 お市(演:あのひと)にはもう
 演ずることすら辞めてほしいと切に思った。

そして映画。
副題に”さらば、信長!”とあるので
さらばなのでしょう。うん。

でも映画版の予告編も踏まえて
史実をそのまま考えるならば・・

信長(サブロー版)は
光秀(本物の信長)に本能寺で殺され
その本物の信長も
裏を全部知ってる木下藤吉郎に
山崎の合戦で敗れて死す、となるわけだが
それじゃなんかいまいち面白くない。
俺ごときに想像がついてしまうような
オチでいいのか?という気も。

ホントに伝わる戦国のエピソードとして
実は光秀、土民に殺されることなく生きており
南光坊天海という坊さんになって
その後、家康の知恵袋として余命を全うした
なんつーのがある。
この話の信憑性は”義経が死なずに
大陸に渡ってジンギスカンになった”
というくらいに怪しいのだが

ドラマではエロ本の縁で
サブローと家康(演:濱田 岳)は仲がいい。
だからそんな展開も有り得るかも。
ホンモノの信長はぎりぎりで改心し
本能寺でサブローの代わりに死亡。
サブローには生きていてほしいから
光秀は土民に殺されたことにして
坊さんとして復活、家康の庇護下にとか。
ああ、それなら小栗旬を殺さなくていいな。

なお、光秀が土民に殺されたと伝わる地の名が
小栗栖(おぐるす)というのですが
やっぱ・・これはサブローを演じた小栗旬とは
まったく関係ないのでしょう。

以上。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:信長協奏曲
posted by PON at 20:58| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月25日

真田丸 第7話

「真田丸 第7話」

真田丸 第7話、「奪回」

真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

さて前回は姉を織田家から奪回する
ミッションにまんまと失敗した
幸村(演:堺雅人)。
もう後がない、と言わんばかりに
次のミッションを幸村パパ=昌幸
(演:草刈正雄)から受けます。

織田側の関東征伐軍である滝川一益が
神流川で北条軍と激突している間に
幸村パパは、信長に取り上げられていた
沼田城と岩櫃城をちゃっかりと奪回する。

幸村パパはその前に、滝川一益に
実母(演:草笛光子)を人質として
預けていたのだが、一益も戦争に
出かけたのだから、人質まで気が回らず
沼田城あたりに置きっぱなしに
しているだろう・・と踏んでの火事場泥棒
だったが、一益はそこまで甘くなかった。

沼田城に実母がいないことに慌てる昌幸。
この辺、情報を大切にしてきた武田信玄の
一番弟子を自認してた真田にしては
かなりいい加減だなあ、と思うけれども
とにかく、人質は奪還できぬまま
城だけはは滝川一益に内緒で
勝手に取り戻せてしまった!
さあどうする、昌幸。
比較的温厚な滝川一益とて
いつまでもニコニコしてはいないぞ?

その後、なんやかやありまして
幸村一行は木曽の山奥、
木曾義昌の人質となってしまいました。
木曾義昌は武田を裏切り、
武田家の西の玄関を開けてしまい、
お家崩壊のトリガーとなった裏切り者。
歴史上どことなく暗い影を背負ってる
彼を石井愃一が演じてる時点で
なんかあるな、とは思っていたけれど。
(石井愃一さんといえば
 ウルトラマンメビウスの気の弱い
 基地司令代理役)

真田昌幸の実母(演:草笛光子)が
意外にもジョーカーカードでありました。
”宗太郎!”なんてリンと言いいだすあたりには
なんかサマーウォーズを思い出してしまったり。
まさかあのお祖母ちゃん・・というか
その一族は真田の末裔なのでは?
だとしたら”血”だなあw

今週の三谷カラーは
人質奪還をめぐる一連のやり取り。
従来の時代劇ならば絶対に
血を見るような展開であるのに
ほぼコント仕立てであった。
でも堺雅人がまじめに時代劇演じるより
コント場面の方がかえってイキイキしていたのは
ちょっと問題じゃないか?

それと、長澤まさみ役の侍女が
戦国には絶対いないような
いかにも現代っ子の描写で
観ていてなんかとってもムカつく。
以前、長澤まさみVS黒木華じゃ
まさみだろ〜、とどうでもいいことを
書いちゃったけれど
あれ、撤回します。奥さんが性格ブスじゃ
戦国を渡っていけない。

幸村パパが幸村(演:堺雅人)に言う。
「お前に失敗が多いのは何故かわかるか?」
「・・・」
「お前はカンに頼りすぎるからだ」
「わしもカンで動く。だがワシのカンは
 踏んだ場数に裏打ちされたもの。
 おまえはまだ経験が不足している。
 だから失敗するのだ。
 お前の兄は正攻法でものに当たるから
 失敗が少ない。
 でもお前の方が見ていて面白い。 
 人は面白い方についてゆくものだ」 

北条方に”板部岡江雪斎”が出てきたのに涙。
すごいぜ。コーエーの影響力。政治力70台。

戦国大戦 V1.2-北条002)UC板部岡江雪斎
美化しすぎw、本人は単に坊主ですよ。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:真田丸
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月21日

真田丸 第6話

「真田丸 第6話」

着れちゃう! ダンボール 甲冑 真田幸村 キッズコスチューム 100~120cm

大河ドラマ第6話「迷走」
大河のまだまだ序盤で「迷走」と
副題をつけてしまう冒険。
いやいや、ドラマ事体はぜんぜん
迷走していないと思いますぜ。
迷走しているのは戦国情勢の方。

たしかにな。後に名将とか智将とか
持ち上げられた真田昌幸だって
未来がわかるわけじゃなし。
信長が死に、各地に信長の部下が散らばり
北の上杉、東に北条
そして宿敵になる南の徳川に囲まれ
判断したくたって
信州の田舎ともなれば
中央の情勢にも疎くなりがち。
わしゃ・・どうすりゃいいのじゃ!
と叫びたくもなるよな。

でも今回はその幸村パパに転機が
訪れる回となりました。
前回辺りから
”力が欲しいのぉ
 織田や北条や上杉と対等に渡り合える・・”
”われら国衆は大名にすがるしか
 生き残る方法はないのじゃ・・”
とのたまっていたいた幸村パパでしたが
急に悟ったのです。
これより真田は誰の下にもつかぬ。
 あやつらを操るのだ
 もうあやつらの顔色をうかがうのは
 御免こうむる”

織田も北条も徳川も上杉も
みな信州が欲しい。なぜか?
信州が人や情報が交差するところだからだ。
ならばその状況を逆手に取ればいい。

周囲が全然あてにならないのならば
真田は真田で独自の道を行けばよい。
無い無いだらけの環境だけど
頭を使って生き残ればいい!(意訳)

これまでの真田昌幸は
あくまで元武田家臣として、
国衆(地元の小武士団のあつまり)の
リーダーとして生き残る道を探っていたのが
ここに戦国大名として独立した動きを
することを決意したわけです。

それと小田原北条氏(演:高嶋政伸)
あれじゃ小物感満載の悪の首領だ。
もうちょっと演出を考えてほしいなw

1/24 頭文字 (イニシャル)D No.4 北条凛 BNR32 スカイライン (死神GT-R)

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif

続きを読む
ラベル:真田丸
posted by PON at 19:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

真田丸 第5話

「真田丸 第5話」

NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック 音楽:服部髞V

真田丸とは誰もがご存じ
豊臣家最後の戦いで
大阪城に作られた要塞の名前だけど
戦国の荒海に翻弄されながら
必死に乗り切ろうとする
真田家一族という”船”の
意味もあるんだろうな。
先日オープニング見てふと思った。

(織田家安泰だと踏んで
 織田に仕えた矢先に信長が
 死んでしまい、真田は今度どこに
 つけばいいか、途方に暮れているときに)
「信之(真田の長男)!
 ワシ(幸村パパ)の本心を知りたいかぁ?
 ワシはなあ・・わしは・・

 わからん!

 なあ信之、教えてくれ」

「ワシは、海を見たことがなくてな」
(海に面した有力な家”上杉”か”北条”に
 つこうという謎かけ?)

一方、本能寺の変により
安全地帯(大阪)から一気に敵地へ
取り残される形となった
家康一行(一部、穴山梅雪)。

この時代、いかに戦国武将といえど
共回り数十人となれば全然安心できない。
落ち武者狩りといって
いつもはおとなしく従っている土民だけど、
権力者が少しでもスキを見せれば
あっという間に牙をむく、そういった存在だった。
今でいえばアラブ辺りの富豪が
大量の宝石などを身に着けたまま
ボディーガードもそこそこに
ISの支配領域を通過するようなもの。
いわゆるカモがネギしょった状態。

てなわけで家康は一刻も早く、本拠地三河に
帰らねばならなくなる。
これは史実でも家康生涯最大のピンチ
”神君伊賀越えの御難”とか申しますが、
その逃避行描写が非常にこっけいだ。
三谷カラーが徐々に表れてて
うん、非常にこっけいでいい。

忍者ハットリくんの祖先といわれる服部半蔵。
演じているは、芸人ハマカーンの一人
ゲスの極みこと”浜谷健司”。
彼が半蔵役に抜擢されること自体が
十分に三谷カラーだけども
浜谷の演技の軽さに
(仕方ないよ、芸人だもの)
「半蔵=浜谷が出ている場面は
 息抜きのお笑いタイムですよ〜」と
三谷氏が呼びかけていたようで
これもまた、非常にこっけいでいい。

服部半蔵は忍者の里、伊賀出身で
ジモトで発生した家康の逃避行に
最大限の協力をする。
その功績により、後の徳川幕府にて
情報機関のトップとして
家康に重用されるのだが
当時の伊賀は、忍者の里であるけれども
特定の有力者が支配しているわけじゃなく
ハットリくんのジモトといっても
全部に話が通っているわけじゃない。

だから、伊賀道中に家康一行が
素性不明の武装集団に遭遇してしまうと
ハットリくんはこう言うのだ。
ハッ、全力で押し通ります!
ほぼこればっか。
さすがの家康も「またか・・」とかいって
最後はドリフのコント仕立てデシタ。

主人公の幸村(演:堺雅人)も
すこしだけ書いておこ。
近畿が明智に支配されたことを理解した幸村。
織田への人質として届けたはずの
お姉さんの危機と悟る。
お姉さんは一足違いで明智の軍勢に
安土城へ連れていかれてしまった!

「今なら混乱しているので
 入り込めるかもしません・・」
の言葉に安土城へ走る幸村達だったが。

入り込めましたね・・

うう・・ん、如何にも三谷カラー。
自分は好意的にとらえたけどね。

以下、次号。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:真田丸
posted by PON at 21:02| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

三成の不思議なる条々

「三成の不思議なる条々」
By岩井三四二さん

「メディアゴン」より
<司馬遼太郎を超えた!?>
関ヶ原合戦「敗軍の将・石田三成」が兵を語る
話題の歴史小説が面白い


>紹介文引用
>この小説の見立てをサラリーマン社会に例えると、
>豊臣秀吉専務のもと、バリバリの敏腕営業マン
>タイプの福島正則や加藤清正とは違って、
>色白の小男・三成は営業(=戦場)経験は
>少なかったが、経理(=算盤)と
>コンプライアンス(=道理)に優れ、
>非現場の企画畑で出世街道を歩み、清須会議
>という信長亡きあとの取締役会で社長に選出
>された秀吉から、三成は専務に抜擢。秀吉直系の
>家臣ではない大大名は五大老という
>副社長に就任・・・といったところでしょうか。

よく言われます通り「歴史は勝者が作る」
てなわけで、勝者である徳川家に
さんざんっぱら悪者とされてしまった
三成くんでありますが、
あそこまで悪しざまに言われるほど
人望が無く、無能な人間だったのか?

>関ヶ原開戦の裏事情と語ることのなかった
>敗軍の将・石田三成の周囲から「兵を語らせ」
>三成の素顔にせまります。

なのだそうです。

関ヶ原の通説は比較的よく知っている方だと
自負してますけども、なにか新しい発見が
あるかもしれません。
読んでみようかな。



なお「歴史は勝者が作る」でありますが
最近では自称”勝者”が勝手に
時空を捻じ曲げようとすることがあるから・・
始末に負えない。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:41| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月26日

大河ドラマ 真田丸 第2話・第3話

大河ドラマ 真田丸 第2話・第3話

先日、第2話の録画に
失敗してしまいまして
土曜日の再放送を録画鑑賞。
そのまま日曜に第3話という流れでした。

そこかしこに”人を食った”ような
描写がみられ(←ほめ言葉)いかにも
三谷幸喜カラーであります。

例えば・・真田信幸の前の奥さん。
病弱なのはあの時代ありがちだとしても
あれじゃあ志村けんが昭和の時代に
さんざヤッテいた、もしもシリーズ
「もしも病弱な武将の奥さんがいたら・・」
みたいである。

”徳川家康”を内野聖陽が演じている。
内野さんじゃ、家康を演じるには若干
若い気がして大丈夫か?と思ったんだけど、
”家康”の晩年、彼のよき友であり
知恵袋であった”本多正信”を演じる
近藤正臣が、これがなかなかどうして、
家康をやや離れた位置からあたたかく
見守る爺やのような設定と演技が実にいい。
今後も家康との掛け合いが楽しみ。

徳川家中の話ばかりになるけれど
徳川に過ぎたるもの、東国一の侍大将こと
”本多忠勝”役に”藤岡弘、”
ご存じ、1号ライダーの中の人である。
この忠勝、なにかってーと暴力で解決する
人間として描かれていて、ドラマ中の
家康も正信も、目を見合わせて
やや辟易しているようだった。



家康も徳川家がどんどん大きくなるにつれ
武力もさることながら、より政治力が
重要になってきて、家中の武闘派
(本多忠勝や榊原康政など)を
遠ざけるような動きがあった、と聞く。
だから、案外間違ってはいないのだろうが
それにしても一回くらいはヘンシンして欲しい。
なお、藤岡弘、の読点は打ち損じではありません。
正式名称です。モー娘。みたいな。

そんな徳川家、最大のライバルになる真田家
ですが当主の真田昌幸
すっかり主役を食ってますね。
上杉につこうか北条につこうか
はたまた・・散々逡巡しているように見える昌幸
ですが、このひと本当に迷っているのかな??w
喰えないタヌキを地で行ってます。

それと佐助(演:藤井隆)。
やっぱ150%、後の”猿飛佐助”なわけですが
そうなりますと、やはり真田十勇士の結成はもう
デフォルトなのでしょうね。



でも、長澤まさみVS黒木 華は
やっぱフツーは長澤まさみだと思うよ。
幸村さん。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
ラベル:大河ドラマ
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

大河ドラマ 真田丸 初回

新しい大河ドラマがスタートした。
「真田丸」

良かった。
前作の題材が悪すぎた、というのもある。

まず笑えたのは・・主役の真田幸村(信繁)を
演じる、堺雅人の殺陣が下手。
本人が慣れるまでの辛抱か。

幸村の父である真田昌幸(演:草刈正雄)が
かっこよすぎ。
朝ドラ「マッサン」の熊さんのように
あえて動物の毛皮を肩にかけることで
どことなく田舎モンくさく演出している。
あのままだと昌幸を演じるには
カッコ良過ぎるからなぁ。

これから、昌幸いかに表裏比興の者
(要は底意地の悪いジジイ)に
化けてゆくか、それもちょっと楽しみ。

更に楽しみなのがシブサワコウさんの参加。
シブサワ監修の3D地図もいい。
これまでの大河ドラマは、時代背景を
知らないひとは観ないで結構です、的な
演出だったから。

そんでもって穴山梅雪の頭巾にも笑い。
信長の野望の武将グラフィックにそっくりなのだ。
さすがシブサワコウさんが
一枚噛んでいるだけのことはある。

北条氏政(演:高島政伸)の
初登場でいきなり湯漬けを食する姿に笑。
正直、脚本家に一抹の不安が
あったのだけど、考えてみたら
あの人は映画の題材に”清須会議”を
選ぶくらい、戦国ツウのようだから
ここは安心して観ることにしますか。

前作(花燃ゆ)では、壊滅的な
視聴率のテコ入れのため
AKBだかなんだか電波芸者を
大奥に大量出演させたようだが
まったくもって効果なかった様子。
そらそうだ。



そんな予算があるなら、あんな連中より
はるかに高額でしょうが
織田信長はシンバルキックで頼む。
秀吉はもちろん竹中直人。
あと直江兼続は妻夫木聡。
そうそう石田三成は小栗旬で。
官兵衛・・は、流石にちと無理か。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月09日

信長協奏曲(月9)

信長協奏曲(月9)

信長協奏曲(のぶながコンツェルト)

ありがちな戦国タイムスリップモノであるが
これがどうして面白い。
今やデフォルト。ドラマ原作はコミック。
『ゲッサン』(小学館)石井あゆみさんの同名漫画。
自分はこのドラマが初見なんだけど
既にアニメ化も完了しているらしい。

それにしても月9枠なんて
見るの何年振りだろう・・。
たぶん最後にみたのは
「素顔のままで」あたりかな。
ちなみに月9の詳細は
相変わらず、WIKI先生に詳しい
ので
そちらをご覧いただくとして

「フジテレビ開局55周年プロジェクト」
特別ドラマなんだとか。
あのテレビ局が開局何年であろうと
そんなことどうでもいいが
それにしても55年とは
なんともビミョウな数字。
そういった肩書でもないと
月9枠でカネのかかる時代劇を制作するには
いろいろと大変なんだろうね。

あらすぢ
勉強が苦手な高校生のサブローは、ひょんなことから
戦国時代、天文18年(1549年)にタイムスリップ
してしまい、そこで出会った本物の織田信長に、
病弱な自分の代わりに信長として生きてくれと
頼まれ、信長として生きていくこととなる。

************************

まとめサイト

ドラマで信長から家督を譲られる
現代の高校生にサブロー(演:小栗旬)。

これはドラマじゃなく
原作漫画の設定の勝利なんだろうが
身代わりを依頼した信長(ホンモノ)が
後に織田家臣として復活する。
しかも名乗りが「明智光秀」。

当のサブローは現代っ子気質で
ポテンシャルはあるのだが、いかんせん
勉強嫌い(日本史を知らない)。
史実を知らないが故、タブーがない。
それがそのまま破天荒な行動につながり
ひいては日本史をつくる、という。
しかも、自らの幕引きは
当人たちも理解しないまま
すでに用意されちゃってる。

史実では本能寺の変で明智の謀反を知った信長は
是非に及ばず」(それじゃしょうがない)と
つぶやいたらしいが、無理もない。
だってもともと織田家は
明智(=ホンモノの信長)のものなんだから。
サブローからしてみれば
あるべきところに織田家が戻る、だけの話。

そして結果的に織田家を乗っ取ることになる
ご存知”羽柴秀吉”(演:山田孝之)。
このヒトも、かなりアクドイ男で
もともとは闇の世界に生きる忍びの出。
だからこそ織田家を乗っ取ることを
何とも思わない。
考えてみれば、そこらの農民の出が
そう天下人になれるはずもなく
もともと有能な忍びだったから
スペックからして高かったのだ。



ほか、これはネタバレだが・・

美濃のマムシこと斉藤道三(演:西田敏行)。
この人はバカと呼ばれてた若き頃の信長と
出会い(正徳寺の会見)、意気投合。
「我が子孫はあのバカの軍門に
 下ることになるだろうよ」といったばかりか
信長に自国である”美濃”一国を
プレゼントする、と契約書を書いてしまう。
(ここまですべて史実)

生き馬の目を抜く戦国時代で
娘婿ではあっても自国をあげる、なんて約束
フツーできない。
ところが斉藤道三は約束しちゃう。
それもそのはず、信長との初対面で
道三が身にまとってきた服装は
現代警察官の制服!だった。

実は道三、サブローの20年前
平成6年あたりからタイムスリップ、
ひとり戦国時代で奮闘してきた現代人だった。
サブローがタイムスリップ時に持っていた
ナップザックにたまたま入ってた
現代のお菓子(ポッキー)に涙したり
サブローから伝え聞く平成26年の
様子に驚くシーンなぞ、コメディアン西田の真骨頂。

道三の芸が細かいのは
おなじく現代からサブローが持ってきた
歴史の教科書から”本能寺の変”の
ページだけを彼に黙って
切り捨ててしまうところ。
サブローには歴史にとらわれず
自在に生き抜いてほしい、という親心か
ひょっとしたらサブローには
歴史の教科書以外の別の運命が
待っているのかもと期待したからなのか・・。

ちなみに信長は若かりし頃の一時期
織田三郎信長”と名乗ってました。
作者さんも芸コマ。
リスペクトとして漫画買っちゃおうかな・・。

ひとつだけ気に入らないのは
戦国最強の美女、信長の妹”お市”な。
なんであんな人がキャスティングされたんだろう。

なおドラマの最終回は
12月22日(月)だそうです。



<キャスト>
サブロー / 織田信長
演 - 小栗旬
織田信長 / 明智光秀
演 - 小栗旬(二役)
帰蝶
演 - 柴咲コウ
池田恒興
演 - 向井理
木下藤吉郎 → 羽柴秀吉
演 - 山田孝之
竹中半兵衛
演 - 藤木直人
前田利家
演 - 藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)
柴田勝家
演 - 高嶋政宏
徳川家康(エロ大魔王w)
演 - 濱田岳
森可成
演 - 森下能幸
丹羽長秀
演 - 阪田マサノブ
佐々成政
演 - 阿部進之介


************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 | Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月08日

小田原の落日

軍師官兵衛ネタでもう一つ。
先日の放送では
「小田原の落日」の回だった。

小田原はPONに比較的なじみのある
場所であるので、さすが天下のNHK
いきなり小田原の落日決定とは、と
題を見て少々吹く。

で、落日の張本人
北条五代の四代目。北条氏政。
信長の野望なんかで北条家をやると
父の北条氏康が亡くなるや
プレイヤーのヤル気を急速に奪う張本人だ。
(父は、上杉や武田と戦った
 関東の獅子と呼ばれた三代目。
 ゲームでは1570年代に寿命で
 お亡くなりになってしまう設定である)



あれ?北条氏政は清水宗治の
使い回しなのか?と
一瞬考えてしまったのだが
あっちは元スペクターで
こっちは元黄門軍団の「格」さんが演じてた。

なお、小田原駅の裏口(新幹線口)には
伊勢新九郎長氏の像が立ってます。
(自分的には氏康像を希望)



************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月09日

荒木道糞(どうふん)

「荒木道糞(どうふん)」

お食事中の方どうも。

NHK大河でやってる”軍師官兵衛”にて
おなじみ。
爽やか官兵衛から、ねちっこい官兵衛に
生まれ変わらせる、ターニングポイントを
造り出してしまった男
荒木村重」の出家した名前がコレ。

道の糞・・程度の自分という自虐だろう。

信長が横死して、秀吉が偉くなった頃
なんと彼は秀吉に許されることになり
「お伽噺衆」、つまり太閤秀吉の
話し相手兼茶人として
復活することになる。

一体どの面さげると
茶人としてお天道様の前に
出てこれるのか?彼の精神構造が
まったく理解できない。

荒木村重は天正14年(1586年)に
死去するまで、秀吉の目の届くところで
お茶三昧だったわけだから
黒田官兵衛はもちろん、その家来衆とも
大阪城とか聚楽第など
出会う機会はあったはず。
官兵衛はともかく、黒田家家来が
大暴れしそうなものだけどなあ。

栗田善助の奥さん役の女性が
”現代美人”風過ぎて、
かなり時代劇には
そぐわない容貌ですよ。
コワイ。般若。

黒田家の忠臣とされる人たちは
その後、彼らの次世代連中が
お家騒動をいくつも起こしているんだよな。
そう思うと、官兵衛なのか長政なのか
黒田の家は意外に部下掌握術に長けていない。

最後に、官兵衛役の岡田君。
どんどん真田広之化してる気がする。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:36| 神奈川 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月26日

戦国バサラがタカラヅカ舞台化

戦国バサラがタカラヅカ舞台化

宝塚歌劇団がカプコンの人気ゲーム『戦国BASARA』を
舞台化、『戦国BASARA-真田幸村編-』としてこの夏
上演する。すでにアニメ、映画、舞台、ドラマと
メディアミックスで展開されている人気コンテンツだが、
ミュージカル化はこれが初。3月18日、渋谷のセルリアン
タワー能楽堂にて制作発表が行われ、主演を務める
花組トップスター蘭寿とむ、花組娘役トップスター
蘭乃はな、3月25日(月)付けで花組に組替えとなる
月組の明日海りおらが登壇した。

************************

いやいや、何でもアリだなタカラヅカ。
あの男装の麗人キャラとされてしまった
上杉謙信なんかを、まんま「舞台化」すか。

そうですか。
華麗な主人公のハナシといえば
ぱっと浮かぶのは「銀英伝」のラインハルト。

先日、ヤン・ウェンリーを河村隆一が演じてる
舞台広告を目にして笑ったことがあったけど
あれとは別系統で、こちらの方も
もう舞台化していたらしい。

そうですか。ヅカファンは歴女に通じてたのか。
戦国はともかくタカラヅカは、
まったく興味ないけれども。

・・記事を確認したら
「逆転裁判」まで舞台化したそうで・・。スゲエな。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

【緊急企画】大河ダラマを考えた

「大河ダラマを考えた」

以前、当ブログの「大河ダラマを考える」という
記事をもとに
お友達ブログ「ホンマカ!」にて
「大河ドラマの主人公を考える(幕末限定)」

という素晴らしい、記事にしていただけた。

うちの記事は相変わらず「考える」というよりは
書きっぱなしで終了。なもので、もうちっとだけ
「考えて」みたいと思う。

************************

(Wikiより転載 題名 時代 「主人公」/演者)
 戦国だけ抜粋

1965 太閤記 「豊臣秀吉」/緒形拳
1969 天と地と 「上杉謙信」 石坂浩二
1971 春の坂道 「柳生宗矩」/中村錦之助
1973 国盗り物語 「斎藤道三・織田信長」
    /平幹二朗・高橋英樹
1978 黄金の日日 「呂宋助左衛門」/市川染五郎
1981 おんな太閤記 「ねね」/佐久間良子
1983 徳川家康 「徳川家康」/滝田栄
1987 独眼竜政宗 「伊達政宗」/渡辺謙
1988 武田信玄 「武田信玄」/中井貴一
1992 信長 KING OF ZIPANGU 「織田信長」/緒形直人
1996 秀吉 戦国 豊臣秀吉/竹中直人
1997 毛利元就 戦国 毛利元就/中村橋之助
2000 葵徳川三代 徳川家康・秀忠・家光
    /津川雅彦・西田敏行・尾上辰之助
2002 利家とまつ 加賀百万石物語
    前田利家・まつ/唐沢寿明・松嶋菜々子
2003 武蔵 MUSASHI 宮本武蔵/市川新之助
2006 功名が辻 千代・山内一豊/仲間由紀恵・上川隆也
2007 風林火山 山本勘助 内野聖陽
2009 天地人 直江兼続/妻夫木聡
2011 江 姫たちの戦国 江/上野樹里
2014 軍師官兵衛 黒田官兵衛/岡田准一

************************

政治的に、ヘンなところからクレームつくことが
予想される武将は、無理っぽいんだよなあ。
(かの半島へ攻め入るエピソードの多い武将とか
 病気の武将とか・・)

2002 利家とまつ あたりから、
メジャー級じゃなくっても
その周りの人物も適用範囲になってきたみたい。
NHKの規制もゆるくなってきたようだ。
単にネタ切れなのかもしれない。

・前田利家・まつ
・宮本武蔵
・山内一豊・千代
・山本勘助
・直江兼続
・江
・黒田官兵衛

分類すると・・
「戦国・大名級」
「戦国・二線級」
「戦国・無名」
「戦国・姫モノ」
「戦国・夫婦モノ」
「戦国・戦士モノ」
「戦国・軍師モノ」

◆「戦国・大名級」
 (織田・豊臣・徳川・武田・上杉・伊達・毛利)は
 ドラマ化済み。このクラスで思いつく所だと
・北条五代
 (5人そろってでいいです・・
  ええ?まさかの北条幻庵一代記w)
・島津四兄弟
 (こちらも家久とか歳久じゃあ長丁場持たない。
  でも鬼石蔓子はマズイぜぇ。
  気にしなければいいのだが、ウザイから。)
・長宗我部元親
 (大事な長男が戦死するところでクライマックス?)
・三好長慶
 (ううううーーむ。地味だ。それに進展とともに暗くなる)
・大友宗麟
 (これもうむむである。宗教が絡むからな・・)
・龍造寺隆信
 (ジャイアンだし、あっさり戦死するし・・)
・佐竹義重
 (あ、これ見たいかも。鬼佐竹。名場面にゃ
  ちょっと不足しそうするけれど)
・宇喜多秀家
 (宇喜多家のお家騒動とか、見続けるのは
 いまいちなんだけど、坊ちゃんゆえ、
 関が原に2万人も連れてきて
 やる気マンマンだったところなんか大好きだ)
・今川義元
 (マンガの影響大。お師匠の太原雪斎とペアで)

◆「戦国・二線級」
「二線級」って怒られちゃうけど
 要は有名大名じゃないという意味合い程度に捉えてください。
 (「カス武将」という意味ではありません、決して)
・立花宗茂
 (九州が生んだハイブリッド名将。この人もそうだが
  詳細は下記「戦国・夫婦モノ」を参照ください)
・鍋島直茂
 (龍造寺家からすれば腹立たしいかもしれないが
  そのサクセスストーリーは見たいな。) 
・大谷吉継
 (これは見たいぞ。ただ若いころが
  エピソード不足で地味なんだなこれが)
・石田三成
 (意外に大河ドラマ化していない様子。
  秀吉に仕えていたあたりなんか、嫌味な官僚としか
  表現されないと思うのであまり見たくないけど
  ・・そろそろ解禁時ではないか?)
・松永久秀
 (なんかウンザリw)
・真田太平記
 (はしょってはしょって、なんとかドラマ化する?
  話は「真田昌幸」が面白いが・・絵的にどうか?) 
・武田十二将くらい
 (二十四将では多すぎ)
・藤堂高虎
 (うーん。見たいですか?)
・足利将軍家
 (前線で戦った最強の将軍、足利義輝!)
・南部晴政VS大浦為信
・雑賀集
・本願寺
 (この辺もヤバイよな・・)
・へうげもの(だったら千利久のほうが)

◆「戦国・無名」
 なにしろ無名だから資料がないが
 有力な作家にそれらしく書いてもらうしかない。
 「有名なかつての無名どころ」では
・小説「のぼうの城」の成田長親
・漫画「センゴク」の仙石秀久
・小説「一夢庵風流記」の前田慶次も以前はそうでした。

◆「戦国・姫モノ」は考察外
 このうち「江」はいいや。
 もともと昔からお姫様モノはNHKが
 大好きみたいなので、ほっといても
 混ざってくるでしょう。定期的に。
 「ねね」「江」とくれば「茶々」と「市」か。
 「お豪」もいたけど映画化してたな昔。

◆「戦国・夫婦モノ」
 前田利家夫婦、山内一豊夫婦は済み。

 夫婦モノのほうが、女優を前にもってゆけるから。
 ドラマ化しやすそうではあるが。
 戦国夫婦といえば、あんまり夫婦仲円満では
 なかったようだけど
 立花宗茂の奥さん「立花ァ千代(ぎんちよ)」

 このひと凄いよ。まさに女傑。
 エリカ様に演じさせるとか。演技力に難。

◆「戦国・戦士モノ」
 大河では「宮本武蔵」くらい(柳生宗矩もいるけど)。
 ・本多忠勝、可児才蔵、後藤又兵衛
  他、剣豪と呼ばれる人、槍の○○とか呼称される人。
 (短い。1年の長丁場に耐えられるエピソードがない)

◆「戦国・軍師モノ」
 ・最近の大河の潮流らしい。
  山本勘助、直江兼続、黒田官兵衛がドラマ化済。
 あと軍師かあ・・
 ・太原雪斎(今川)・竹中半兵衛(秀吉)
 ・小早川隆景(毛利)・片倉景綱(伊達)
 ・太田道灌(ぎりぎり?戦国じゃないけど)
 ・島左近(石田三成がまだ時期でないならこの人からアプローチ)
 ・角隈石宗(大友)、朝倉宗滴(朝倉)

************************

いろいろ書きまくりましたが
とりいそぎ順位をつけるならば・・

1)大谷吉継
2)立花宗茂とァ千代
3)石田三成
4)長宗我部元親
5)北条五代


でお願いします。



ちなみに何かで聞いた話ですが
「サザエさん」のOPは差し替え自在。
サザエ氏がOPにて何処を旅するかは
プロデューサーだか代理店だかの胸先三寸。
けっこうシレツな攻勢があるようですよ。
各観光協会とか地方団体の観光課などから。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

センゴク 天正記

「センゴク 天正記」

このたび「センゴク 天正記」が完結。
(全15巻)最期まで非常に読み応えがありました。

あらすぢ
長島一向一揆鎮圧、本願寺との戦争
武田家のつまずき「長篠の戦い」
紀州雑賀衆へ攻め込み
上杉謙信との「手取り側の戦い」
毛利VS秀吉軍の一連の戦い
そして「武田崩れ」・・・

************************



武田家は鉄砲で全滅したわけではなく
「長篠の戦い」以後、6年も存続していたのである。
いったい6年もの間ナニやってたんだろ?
と思わなくもないけど
周囲に「長篠の戦い」で実は瀕死であることが
ばれない様にしつつ、体制の建て直しに
必死だったのだろう。

そして「武田崩れ」の章。
ソ連は腐った建物のようなものだ。
 ドアを一蹴りすれば崩壊する

という、かつてのヒトラーの物言いじゃないが
戦国最強を誇った武田家にも終焉がやってくる。

自分の勝手な思い込みなんだけど
仁科盛信(勝頼の弟)が
「我々の城が一日もてば
 それだけ武田家が有利になるーッ」とか
さんざん盛り上げておいて一日で落城というのは。

それが史実なんだけども、ここはちょっと曲げてでも
もう少し奮闘していただきたかったな。
でも織田軍5万を相手となればやむを得ないところ。

ゲーム野郎の悪い癖で、史実では
500人が仁科盛信と共に討ち死にしたと伝わるが、
たった500人?とか思ってしまう自分がいる。
現実ではとんでもない事なのだけどね。
500名が戦闘の果てに殺されるというのは。

武田勝頼の息子、武田信勝が正直すぎである。
「自分は大名(お館)になんかなりたくない。
 家臣たちは風向きがいいときは自分達を持ち上げ
 戦争に駆り立て、見返りを要求するのに
 落ち目になると、かくも足蹴にする。
 ・・大名って何なんですか!?」
なんか中小企業の社長の心の声のようだ(苦笑)

武田勝頼は、偉大すぎる先代(信玄)から
家督相続以後、ずっと大名って何?と、
自問していたが、武田家滅亡のさまざまな
悲劇の中から、ようやく答えを見つける。
大名とは下種(ゲス)な職業なり、と。

それをもうちょっと前に理解していた信長は
勝頼が死ぬ頃、東の空に向かってつぶやく。
「さらば強敵(とも)よ」

ってのはちょっとヤリ過ぎかと。
あれじゃ某ジャンプ系に見られる
バトル系漫画とさして変わらないよ。

さすがに、武田家終焉には、秀吉も仙石も
関係ない(中国地方にいたから)ので、
最後は一家そろって天正記時代を思い出して締めくくる。

この漫画のおかげで武田勝頼が好きになりました。
(謙信は逆に嫌いになった)

そして第3部「センゴク 一統記」へ。



特に武田家の滅亡や毛利元就の話は
実はまとめて読んだことがなかったので
大変読み応えがあり、面白かったです。
作者さん、どうもありがとう。
これからも宜しく。

************************
管理人モチーベーション維持のため
クリックしていただけますと助かります!
  ↓ ↓ ↓
e8c67347.gif
posted by PON at 21:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする