例えば、仕事の上でお世話になった取引先とか業者を
同僚や大切な知人に紹介することがある。
紹介したあとに何の音沙汰もない・・
なんだ、結局うまくいかなかったのかな?と思って
それとなく探りを入れたら、大変うまく行っていて
なんか馬鹿らしい気分になった・・なんてことは
ありませんか?
縁を取り持った、自分という存在がいるのに
自分の頭ごなしで彼らだけで成功してゆく。
成功するのは良いとしても、自分にひとこと
くらい状況連絡の話があっても・・
なんか、そんなことが実社会でありましてね
「頭ごなし」というキーワードで突然
ググってみました。したら出てきた言葉が
「頭越しのしぐさ」
これは、その言葉を紹介していたサイトの転載です。
(未許可です、ゴメンナサイ)
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【江戸の繁盛しぐさ】イキな暮らしの知恵袋
(日本経済新聞社発行。1992年12月)
【江戸しぐさ】は全国から江戸に集まった商人たちが
一流の商人を目指して心得や振る舞いを磨いた集大成。
江戸の町を 「争い」や「いじめ」のない町にするため
の諸ルールのこと。基本は「常に相手を考え尊重する心」
江戸を動かしたのは ものを生産する巧(たくみ)と
それを販売する商人。リーダーたちはいかにすれば
今のこの平和な世の中が続くのか 、たった一度 の人生
を気持ち良く楽しく暮らすための心がけや行動を
示しました。それがいつしか江戸っ子のくせ
(江戸しぐさ)になったそう。
以下は本の中から抜粋。
【男しぐさ】 いい男とは
@ 自分を演出するうまさがある
(しぐさが良い常に全体を把握し無駄な動きをしない、
適切な表現力)
A 男前で感じのいい表情をしている
B お金がある(ある程度の経済力)
C 優れた芸を持っている
(自分でなければできないオンリーワンを持っている)
D 声がいい(相手を安心させる落ちついた声)
【女しぐさ】 いい女とは
@ 生まれつきの見目形だけでなく後天的に
自分の努力で身につけた奥ゆかしい雰囲気
(ひかえめなしぐさ・知性に裏付けられた
心惹かれる魅力ある品性)をもっていること
A 素敵な笑顔(商家は女次第・嫁は江戸では愛嬌と言われた)
【六感しぐさ】
直感的に何かを感じとる六感がないと江戸では
生きられないと言われた。磨きぬくには三代かかるので
江戸っ子の資格ができるという説
【腕組みしぐさ】
他人を寄せ付けない衰退のしるし
【足組みしぐさ】
相手に対して敬意を払っていないしるし
【威張りしぐさ】
へりくだることが大事とされたので軽蔑された
【頭越しのしぐさ】
紹介者を飛び越して直接付き合わない、
成功したら紹介者に感謝を忘れない
【逆らいしぐさ】
だって、でもなど否定的な言葉
【おせっかいしぐさ】
相手の自立を妨げる、失礼になる
―などのしぐさは、特に江戸時代は いけないしぐさと
されました。大人らしい気のきいた会話でお互いにイキの
合うことが粋とされましたが、反面 自分勝手に話をし
相手の・・・(以下略)
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江戸っ子って言ったら、「火事」と「喧嘩」と「スシ」
が大好きで、「渋谷」と「日比谷」の区別がつかず
てやんでーべらぼーめ、宵越の金はもたねーぜ!って
考えてみたら、これ全部実践してるヒトは、単なる
生活破たん者ですね。
(全国の江戸っ子さん、どーもすみません)
いい話だな。江戸時代を馬鹿にしてはいけないなあ。
公共広告機構のCMかなんかであったやつ。
傘をさした通行人が狭いところですれ違う時には、
互いの傘を外に向けるとか、そういうのが「イキ」で
あったらしい。「常識」ではなく「粋」なのだ。
「常識人だね〜」と褒められるよりも
「粋」だね、と褒められた方がうれしい。
「悪いこと」だからするな!というよりも
「カッコイイ」奴はそんなことしない、という
美意識の徹底から統制したほうが、自分も含めて
公衆道徳は守られるんではないか?
そんな結論はすでに出ている気がするのだ。
電車の中の大声、唾吐き、化粧、
AND SO ON・・。
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