2009年12月25日

最近読んだ本 まとめて

「最近読んだ本 まとめて」

最近読んだ本をまとめてご紹介します。

「世界軍事学講座」 
松井茂 新潮文庫

そういえば江畑さんが亡くなりましたね。
頭頂部は秘密兵器なままに。

あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
人類の歴史は戦いの歴史。古代戦史からアフガン
ゲリラ、宇宙戦略まで、古今東西および最新の
実例に見る戦闘・戦略の数々―。戦争の基本形に
始まり兵器、軍編成、対テロ戦略など、軍事に
関する全てを余す所なく詳記する。
四半世紀に亘り、世界の紛争地帯を踏破して来た
軍事・外交評論家が明かす本邦初の「軍事教科書」。
兵法に有り
「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」と。

まあ、その手の本。
一冊読めば、軍事と世界政治について
ひとくさり、さも知ったように語れます。
(例、わたし)

自分は堪能いたしましたが、軍事の好きな人
でないと、出てくる用語が「いちいち」
つまらなくって結局挫折しそう。
シュミの世界はなんでもそうなんですがね。

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「南極1号伝説 ダッチワイフの戦後史」 
高月靖 文春文庫

あらすぢ
内容(「BOOK」データベースより)
知られざるダッチワイフの戦後史を綿密な取材で
掘り起こすとともに、「ラブドール」と呼ばれる
精巧なシリコン製ダッチワイフが開発されるまでの
苦労話、エンドユーザー達の悲哀と楽しみを
現在進行形で描いた異色のノンフィクション。

・・拾ってしまったんだから。仕方ないですな。
内容は、あらすぢにある通り。
別冊宝島とか、もっというならGONとか
BUBUKAとか、サブカル界のイン・ローゾーン
のルポが、何を間違ったか文春文庫に収録されて
しまったような、そんな本。

創る業者も買うユーザーも、一見スジの通った
理屈のもとにその世界を生きていて
「文春文庫」なんてトコからドキュメントとして
読んでみると、いつもは軽く見ざるを得ない
あんな業界にもまあいろいろあるんだなあ、と。

買わない(その世界にいない)自分のほうが
ひょっとしたら、変なヤツなんじゃないか
そんな勘違いも引き起こしかねない。
まあ言い杉でしょうけど

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「タイタニック号99の謎―驚くべき真実!」
(二見WAi WAi文庫) (文庫)

三色旗古本屋にて中古文庫100円で購入。

<あらすぢ>
海難史上最大のタイタニックの悲劇に関する謎を 
その手の謎本から引用し99個の謎として列記した本。

「99の謎」なもんで致し方ないとはいえ、
なかには同内容で単に段落換えしただけなのに、
「謎」として1カウントなされていたり。

最後のページに、海外のタイタニック研究家が
書いた研究本が、参考文献として4〜5冊列記。
中身はすべてそこからの丸写しなのでしょう。

タイタニックは映画ではじめて知った。
そういえばあんまり知らないなあ・・なんて方の
入門編としてよろしいと思います。
といいますか、そういう本ですし。
二見のことですから、内容はそのままに装丁だけ
新しくして、最近ありがちのコンビニ専用本
(おそらく500円だな)として発売していそう。

タイタニックの話は、緊急事態時の人間ドラマが
さまざまに記録されており、まだまだ人間も
棄てたもんではないのかもしれない・・と思わせる
エピソードが結構ある。

零下二度の海面に、ひっくり返ったまま浮く
救命ボート。逆さになったボートに30名もがよじ登り
これ以上乗せると、ボートそのものが危ない。

その間にも次々と新しい漂流者がやってくるが
ボートの上の人が叫ぶ
「みんな、その辺の漂流物につかまってくれ
 もう乗せられないんだ!」

泳いでいたひとりはこう言った。
「オーケー、騒ぐ事はないさ、
 君達に幸運と神の祝福がありますように!」
その男性は泳ぎ去ってしまった。

また、海に浮かびながら皆を励ます者もいた。
「元気を出すんだぞッ みんな!」

ボート上の人間が、たまりかねてオールを
差し出すと、その男性はくるっと背を向けて
泳ぎ去っていった。

・・たまりませんね。そんな話。
そんなセリフを聞かされて生き残った人々は
一生引きづっただろうなあ。

非常時にこそ人間性が表れるとか申しますが。

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2007年10月10日

「読書」ランキング

秋の夜長は読書っすよ。
もっともPONが読むのは
もっぱら通勤中ですが。

その都度、こまめに読書感想を
記事にしているのですが
このたび60記事を越えました。
その記念と整理を兼ねまして
個人的にこの本おもろい、つまらんと
コレまで言いつのって来た
総まとめ、いわゆる「ランキング」を
しておきたいと思います。ジャンルもバラバラ。
判断基準は単にもう一度読みたいか否かという
100%私主観なんでそこのところ
よろしくお願いします。
(記事アップしていない作品もあります)

<上の上>
「影武者 徳川家康」   隆 慶一郎

<上の中>
墓地を見おろす家」   小池 真理子
「銀河英雄伝説」     田中 芳樹
「捨て童子・松平忠輝」  隆 慶一郎

<上の下>
獄門島」        横溝 正史
八っ墓村」       横溝 正史
四十七人の刺客」    池宮 彰一郎
処刑列車」       大石 圭
Twelve Y.O.」      福井 晴敏
「ローレライ」      福井 晴敏
「亡国のイージス」    福井 晴敏
「川の深さは」      福井 晴敏
獣たちの夜」      押井 守
山本五十六」      阿川 弘之
「米内光政」       阿川 弘之
「井上成美」       阿川 弘之
「群雲 関ヶ原へ」    岳 宏一郎
「一夢庵風流記」     隆 慶一郎
「見知らぬ海へ」     隆 慶一郎
火車」         宮部 みゆき
時生」         東野 圭吾

<中の上>
※この辺は機会があったらもう一度
 読んでもいいかも?といったレベル

復讐執行人」      大石 圭
殺人勤務医」      大石 圭
死者の体温」      大石 圭
湘南人肉医」      大石 圭
宣戦布告」       麻生 幾
人間臨終図巻」     山田 風太郎
レテの支流」      早瀬 乱
死者はまどろむ」    小池 真理子
雲の墓標」       阿川 弘之
「真田太平記」      池波 正太郎
「吉原御免状」      隆 慶一郎
「花と火の帝」      隆 慶一郎
「死ぬことと見つけたり」 隆 慶一郎
「リング」        鈴木 光司
「ループ」        鈴木 光司
「5分後の世界」     村上 龍
「アンタレスの夜明け」マイクル マッコーラム
「アンタレス突破」  マイクル マッコーラム
修羅の終り」      貫井 徳郎
テロリストのパラソル」 藤原 伊織

<中の中>
※一回読んでおけばいいやってレベル。

ハルモニア」      篠田 節子
フェイク」       楡 周平
二重螺旋の悪魔」    梅原 克文  
たった一人の生還」   佐野 三治
聖域」         篠田 節子
洞爺丸はなぜ沈んだか」 上前 淳一郎
情報、官邸に達せず」  麻生 幾
雷撃深度一九・五」   池上 司
自殺者〜現代日本の118人
             若一 光司
輪廻」         大石 圭
「坂の上の雲」      司馬 遼太郎
「らせん」        鈴木 光司
クラッシュ―絶望を希望に変える瞬間
             太田 哲也
陸奥爆沈」       吉村 昭
流星ワゴン」      重松 清

<中の下>
※この辺から下、再び読むほどでは
 ないかなってレベル。

果てしなき渇き」    深町 秋生
マークスの山」     高村 薫
初恋」         吉村 達也
小説 角栄学校」    浅川 博忠
夏の滴」        桐生 祐狩
感染」         塚橋 一道
弟切草」        長坂 秀佳
時計」         吉村 達也
天使の囀り」      貴志 祐介
ノロイ 小林雅文の取材ノート
             林 巧  
呪怨」         大石 圭
呪怨2」        大石 圭
「仄暗い水の底から」   鈴木 光司   
「玩具修理者」      小林 泰三   
「黒い家」        貴志 祐介
「激闘ホープ・ネーション!
 ―銀河の荒鷲シーフォート」
     デイヴィッド ファインタック

<下の上>
八月のマルクス」   新野 剛志
腐蝕」        竹本 健治
卒業」        吉村 達也
お見合い」      吉村 達也
「時計」        吉村 達也
ジュリエット」    伊島 りすと
ふたご」       吉村 達也
獣の夢」       中井 拓志
そして、またひとり・・・
            幸森 軍也
「ボルネオホテル」   景山 民夫           
「蟲」         坂東 真砂子    
「人間溶解」      森村 誠一
「怪物晩餐会 怪奇幻想短編集」
            井上 雅彦 
「アリス」       中井 拓志
「脳髄工場」      小林 泰三            
「サイレントヒル」   ポーラ・エッジウッド
            牧野修編         

<下の中>
チューイングボーン」 大山 尚利
究極の美味」     雁屋 哲
郵便屋」       芹沢 準
世にも奇妙な物語」小説の特別編

<下の下>
千年世紀末の大予言」 桐生 操
鳥追い」       和田 はつ子
美しき拷問の本」   桐生 操

<未判定>
唐獅子株式会社」   小林 信彦  
ブレードランナー2
ぼくは痴漢じゃない!」鈴木 健夫
北朝鮮侵攻す!」   草薙 圭一郎
死刑囚の最後の瞬間」 大塚 公子 
エイリアン 地球殲滅」 
「着信アリ」      秋元 康(未読)

結構、ランキングしないで
レビュー終了してしまった
本も多いです。仕方がないので
当記事編集中に、思い出しながら
自分でランキングしてしまった
奴もあります。
(後日追記もあるかもしれません)

しかし・・驚いた。
偏っているなぁ。

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