いきなり「宇宙戦争」のPONです。
まあキーワードとしては
「スチーブン・スピルバーグ」
「トム・クルーズ」
「オーソン・ウェルズ」
「H・G・ウェルズ」
「ウイルス」
こんなところでしょうか。
SW最新作にぶつけようとは
いったい何を考えているのかはともかく
まさに宇宙戦争であります。
武道館試写会をドタキャンしたり
マスコミには6月中に批判的記事を書くことを
自制していただく旨の通知を出したり
配給会社も大変ですな。
伝わってくる限り、映画の評判は・・・のようですが
映画の内容は見てきた人に
お任せするとして(PONはたぶんレンタルです)
ここで書きたいのは
「宇宙人国家隠蔽論」
まあ要するに
「本当はね、アメリカ国家を中心に人類首脳は
宇宙人と既に交流があって
(ペリーとどこかの鎖国国家のような?)
民間にはパニックになるから隠蔽されているが、
既に取り交わされた不平等条約に基づいて、
まあ宇宙人は地球上で
あんなことやこんなことや好き勝手!
でも国家は隠していますね。間違いなく」
という陰謀論ですね。
その一端として「スピルバーグ」監督に代表される
ハリウッド映画が一般大衆を洗脳するために
一役買っているんだと。
こう言うのですよ。
有名な「E.T」を大ヒットさせた1982年頃は
まだ人類はあらゆる意味で「宇宙人」に敵わないから
民衆が宇宙人に対して悪意を持ってはならない
ってことで「宇宙人に対して友好的な」映画が続きました。
まあ、しばらくは「スターマン」やら「ヒドゥン」やら
そういう路線が続いた気もします。
ところが1990年代後半から
「ID4」や「スターシップトルーパーズ」
に代表されるように、やたらと「宇宙人を敵視する映画」が
目に付くようになりました。
そして今回の「宇宙戦争」。
スピルバーグ監督が満を持して登場。
「人類側に戦う準備は整った」
と、そう言いたいのかなもしかして。
このような「ハリウッド陰謀論」が
好事家の間でささやかれている(いた?)のは
事実なので、今回ご紹介してみたのですが
それにしたって
ぜんぜん納得できませんよねー。
「スターウォーズ・シリーズ」?
あれはいいのです。敵も味方も
「宇宙人」!ですから。
「エイリアンシリーズ」?
あれは「SF」じゃなくて「ホラー」だから論外??
・・陰謀論ってこれだからなあ。
自分の都合のいいデータだけを
引っ張ってきて話を進めるし。
日本の「ウルトラセブン」なんか
1960年代から「宇宙人」を
「社会的弱者」や「人種マイノリティ」に見立てることで
「異分子だからといってやみくもに排除することだけが
みんなの幸せに繋がるわけではない」と
怪獣ドラマを通じて子供たちの向けての
メッセージを発信していました。
以前、初代「宇宙戦争」を見ましたが
劇中で牧師が「神と共に真摯に話し合えば
むこうも判ってくれる」と、無謀にも
火・人の宇宙船に生身で向って行きましたところ
ビームで瞬殺されるシーンが好きでした。
作り手のみょーに乾いたカンジがして。
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