2014年08月05日

ゴジラ2000 ミレニアム

「ゴジラ2000 ミレニアム」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

あらすぢ
鳴り物入りで制作されたハリウッド版ゴジラが
あまりに酷かったので、本家ニッポンの意地を
見せたる!と、ゴジラ死す!もうゴジラ映画は作らぬ、
と発表した、舌の根も乾かぬうちに製作再開
してしまった作品。
宇宙から来たでっかいヤキイモに乗っていた
宇宙人が、失ってしまった自らの肉体を
ゴジラの細胞を利用して復活をもくろむも
そのまま怪獣化しちゃってまあ大変
あとゴジラ。

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ひでー映画。ヒド過ぎるな。
元冬彦さんの佐野史郎
コント番組「ライフ」現レギュラーの西田尚美
どちらも個人的には好きな俳優なんだけど
あんなに演技下手だったっけ?

それとCGがちゃちい。
怪獣オルガ、だれがデザインしたんだか
知らないけれど、まったく興味がわかないデザイン。
これは怪獣として致命的だ。

ゴジラ学wによればゴジラシリーズは
第一期〜第三期に分類できるそうで
この「ゴジラ2000 ミレニアム」以降
第三期が作られることとなった。
なってしまった・・。

第一期 昭和ゴジラシリーズ 
ゴジラ対○○
例)ゴジラメカゴジラ(1974年)

第二期 VSシリーズ(平成ゴジラ)
例)ゴジラvsメカゴジラ(1993年)

第三期 Xシリーズ(ミレニアムシリーズ)
例)ゴジラ×メカゴジラ(2002年)
(Xと書いて「たい」と読むべし)



PONも第二期よりは第三期の方が
好きだけど(それでもFinalWarsは除く)
なによりいい加減、制作者側もゴジラ世界観に
リセットかけたかったのだろうな。
そりゃそうだろ。
ゴジラVSスペースゴジラの酷さに至っては
何をか言わんや。

ジャンジャン♪

ゴジラ2000 ミレニアム
Godzilla 2000

監督:大河原孝夫
脚本:柏原寛司/三村渉
製作:富山省吾

出演者
篠田雄二:村田雄浩
片桐光男:阿部寛
一ノ瀬由紀:西田尚美
自衛隊第1師団長・高田:中原丈雄
篠田イオ:鈴木麻由
防衛官僚・権野:大林丈史
科学技術庁・塩崎:並樹史朗
警備隊隊長・大川:木村栄
GPN福島スタッフ・園田:ベンガル
篠田酒造番頭:なぎら健壱
オーパーツ編集長:石井愃一
東大教授・稲垣:中村方隆
内閣調査室・皆川:篠塚勝
オーパーツ記者(ケミカル):榊原利彦
灯台の職員:近藤芳正
東海村原発所長の声:上田耕一

宮坂四郎:佐野史郎

音楽:服部隆之
撮影:
加藤雄大(本編)
江口憲一(特撮)
村川聡(特撮)
編集:奥原好幸

配給:東宝/コロンビア映画
公開:1999年12月11日
上映時間:108分

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2014年06月26日

がんばれ!!タブチくん!!(CS放送)

「がんばれ!!タブチくん!!(CS放送)」

自分、タブチくん主題歌が好きでした・・。
『がんばれ!! タブチくん!!』
唄はクレージー・パーティー
作曲なんか後の
”スターダストレビュー”の根本要さんです。

あらすぢ
内容(「キネマ旬報社」データベースより)

いしいひさいちの4コマ漫画を原作にした
パロディアニメ第1弾。
“打てない、走れない、守れない”の
3拍子揃ったプロ野球選手・タブチくん。
大好物のタコ焼きを食べ過ぎて打撃不調に
なりつつも、ミヨ子夫人の愛に支えられ
今日も彼のバットは空を切る。

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東京ムービー作品がみんな
トムス・エンターテイメント社に切り替わってた。

このころのライオンズは
清原が入団する前。
あの西武黄金時代の前夜である。

パ・リーグ開幕!
人影まばらな球場を練り歩くレオ軍団。

「さあ、新生ライオンズの選手が
 入場してまいりました。
 ネモト監督を先頭に
 ベテラン野村
 エース東尾
 ルーキー森
 松沼兄弟
 主砲土井もいます。
 山崎もいます」

打順も笑いのネタに。
「1番 レフト マルーフ  背番号4
 2番 センター 立花   背番号34
 3番 サード 山村兄   背番号5
 4番 ファースト 土井  背番号3
 5番 指名打者 大田   背番号25
 6番 ライト タイロン  背番号1
 7番 キャッチャー 野村 背番号19
 8番 ショート 行沢   背番号8
 9番 セカンド 広瀬   背番号7
 留守番 タブチ」

「1番 レフト マルーフ  背番号4
 2番 センター 立花   背番号34
 3番 セカンド 山崎   背番号2
 4番 ファースト 土井  背番号3
 5番 ライト タイロン  背番号1
 6番 キャッチャー 野村 背番号19
 7番 指名打者 大田   背番号25 
 8番 サード 伊原    背番号30
 9番 ショート 行沢   背番号8
 ピッチャー 古沢     背番号23 
 本日 タブチ 出番なし」

ご存知でしょうが、この”野村”とは
野村サッチーのダンナであることは
ゆーまでもなく、サードの伊原さんは
あの伊原さん。トンビこと東尾選手は
既にエース級なんだね。

我らがタブチくんが試合後の
アンチヒーローインタビューに出演することに。
出演理由は、本日のタブチくん。
「4打数4三振サヨナラエラーを含む6エラー」
いかにも漫画だけど、これを繰り返す選手が
いたら・・いったい何で一軍で使ってもらえるのか
不思議すぎる。てかネモト監督もオーナーも
人が良すぎ。

映画の中で「前期優勝が決まっちゃったから
消化試合で客の入りが最悪」とのセリフがあり
「前期優勝」って何だろう?と
Wiki先生に教えていただいた。

「1973年 - 1982年1973年には2シーズン(前後期)
 制を採用。年間130試合(当時)の
 ペナントレースを4-6月の前期ステージと
 7-9月の後期ステージ、それぞれ65試合ずつに
 分けることにして、前期・後期各ステージ
 優勝チームによる5戦3勝制の決勝戦
 (プレーオフ)で優勝を決める方式を
 取り入れた」



今見れば、何気に豪華声優陣。
つかこの頃は、声優が
さほど居なかったせいもある。
テロップで「島中須美」とあるけど、島本の
誤表記だと思いますよ、多分。

がんばれ!! タブチくん!!
監督:芝山努
脚本:辻真先ほか
製作:藤岡豊、山本又一朗

出演者
タブチくん:西田敏行
ミヨ子夫人:二木てるみ
ヤスダ:青野武
ネモト監督:内海賢二
ツツミオーナー:肝付兼太
ヒロオカ:羽佐間道夫
フルサワ:富山敬
ナガシマ監督:伊武雅之
実況アナウンサー:村山明
ササキさん:佐々木信也(本人役)
場内アナウンサー:佐々木なほ子(文化放送)
ニシモト監督・別紙さんほか:八奈見乗児
その他の声優:納谷六朗、上田敏也、たてかべ和也、
桑原たけし、池田勝、池水通洋、津嘉山正種、
松金よね子、安原義人、緒方賢一、広瀬正志、
田中真弓、高橋ひろ子、荒川保男、島中須美

音楽;乾裕樹
主題歌オープニング『がんばれ!! タブチくん!!』
唄:クレージー・パーティー
作詞:岡田富美子、作曲:根本要、編曲:乾裕樹

撮影:高橋宏固
編集:鶴渕允寿
配給:東宝東和
公開:1979年11月10日
上映時間:95分
製作国:日本

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2014年06月25日

コンテイジョン

サッカーワールドカップブラジル大会
日本チーム終了。
自分は門外漢ながら、楽しませていただきました。
また4年後!
で、マスライです。



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「コンテイジョン」

BSプレミアムで放送。
コンテイジョン(contagion)
【名詞】
1(病気の)接触伝染,感染 《★空気伝染は infection》
2【可算名詞】 (接触)伝染病.
3【可算名詞】 (人から人へ移る)悪影響 〔of〕

あらすぢ
香港への出張旅行を終えたベス(グウィネス)
は、空港で電話をしながら時折咳き込んでいた。
風邪の引き始めのようにも見えるが、その2日後に
突然はげしい痙攣を起こして意識不明に陥る。
彼女の夫ミッチ(マット)は彼女を急いで病院に
連れて行くが、未知の原因でそのまま死亡して
しまう。同じような事例が世界各地で相次ぎ、
パンデミックになっていく。

************************

冒頭で好き勝手やったうえ死亡する
ビッチ兼マットデイモンの妻役の女性。
あれ?アイアンマンのペッパーボッツ?
果たしてそうでした。

すると、香港側のチャイニーズ系科学者は
スタートレック2009のヒカル・スルー役の
ヒトか?こちらは違いました。

インフルエンザの罹患経験がある
自分からすれば非常にコワイ映画。
映画、感染列島やアウトブレイクといった
あの辺の系統。
しかしながら地味な映画。
ダスティンホフマンのように
ウィルス学者のくせして
人類を守るための破天荒な行動力
ああいったキャラがいない世界であると
ここまで絵面が地味になることが判明。
映画には必要なようだ。

だいたいデイモン君からして
大活躍するのかと思えば
単に一般人で終了してしまうあたり
この映画を現している。

アランという、自分も感染したようなんで
レンギョウを飲み、その治療の様子を
自分のブログでネット中継を行う奴が出てくる。
自らを実験台にして少しでも
人類に貢献しようとしているのか
それとも(3/11に高い水を販売した
某バルパンサーのように)恐怖をあおって
ひと儲け企むヤカラに過ぎないのか?
で、レンギョウってナニ?

レンギョウ・・連翹
【薬理作用】 清熱解毒
抗菌作用、抗ウイルス作用、強心・利尿作用


すげーのは映画内にて
治療最前線で働く看護婦の労働団体が
死にたくない、とボイコットを起こすとこ。
生身の人間である以上
誰だって死にたくない。
そういう発想はあって当然だと思うけれど、
やっぱあっちの人は
日本人とはどこかメンタリティが
違うなあ、と感じた。

角川映画「復活の日」の看護婦(演:多岐川裕美)
のように、最後まで尽くして死んでゆく
という感覚が薄い。
メリケン人の医療関係者にだって
治療に我が身をを尽くすだろうけど
医療関係者のストライキという描写が
映画でしっくり来てしまうあたり
いかにもむこうの映画だ。

ネタバレしますと、原因のウイルスは
グウィネス・パルトローが香港出張中
たまたま紹介されて握手した
中華料理人が直前まで料理していた
豚(だったかな?)についていて、
彼がロクに手を洗わずに
グウィネス・パルトローと握手したのが発端。

WHO監修、手洗いは必ずしましょう!という
啓蒙映画としても通用します。



ところで、劇中の女科学者が
「血清は製造に時間がかかり、高価よ」
と述べているのだが、そうなの?

コンテイジョン
Contagion

監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:スコット・Z・バーンズ
製作:マイケル・シャンバーグ
   ステイシー・シャー
   グレゴリー・ジェイコブス
製作総指揮:
ジェフリー・スコール
マイケル・ポレール
ジョナサン・キング

出演者:
レオノーラ・オランテス医師
/マリオン・コティヤール
ミッチ・エンホフ
/マット・デイモン
エリス・チーヴァー医師
/ローレンス・フィッシュバーン
アラン・クラムウィード
/ジュード・ロウ
ベス・エンホフ
/グウィネス・パルトロー
エリン・ミアーズ医師
/ケイト・ウィンスレット
ライル・ハガティ少将
/ブライアン・クランストン
アリー・ヘックストール医師
/ジェニファー・イーリー
オーブリー・チーヴァー
/サナ・レイサン

音楽:クリフ・マルティネス
撮影:ピーター・アンドリュース
編集:スティーヴン・ミリオン

製作会社
パーティシパント・メディア
イメージネーション・アブダビ
配給
ワーナー・ブラザーズ

公開:2011年11月12日
上映時間:105分
製作国:アメリカ合衆国

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2014年06月20日

キングコング対ゴジラ

「キングコング対ゴジラ」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

あらすぢ
ゴジラが現れる。人類側は製薬会社の
番宣として南の島で捕獲された
キングコングをゴジラにぶつけようと画策する。
あと人間側のドタバタ劇。



************************

当時(1962年)の映画興行収入No1を
叩き出したらしい。
そーだろなあ。
アメリカの人気怪獣と
日本のゴジラが映画で戦うってんだから
当時の子供たちはかなりワクワクだったはず。

エイリアンとプレデターが戦う映画が
ハリウッドからやってくる・・と
知った当時、自分もそれなりに
楽しみだったし、気持ちは理解できる。
あれの出来は散々だったけれど。

この映画と次の作品
「モスラ対ゴジラ」により、
ゴジラが題のうしろに表示されると
その映画のバウトでゴジラは
少なくとも”勝ち”ではないことが
暗黙のオヤクソクとなった。

一緒に観ていた息子(7歳)は
ピータージャクソン版のキングコングは
観たことがあるので、この映画の
キングコングがどうしてもゴリラに
見えない、と抗議してきた・・が
世の中、父にはどうすることもできない
ことがままあるのだ、ということを
どうか理解して欲しく。

平田昭彦氏演じる、重沢博士が
映画の最後に語る。
「今の僕にいえることは
 人間は動植物の自然に対する生命力に
 学ぶべきだろう
というゴーインなまとめ方をもちまして
煙に巻いておくことにします。



キングコング対ゴジラ
King Kong vs. Godzilla

監督:本多猪四郎(本編)
   円谷英二(特撮)
脚本:関沢新一
製作:田中友幸

出演者
桜井修:高島忠夫
藤田一雄:佐原健二
古江金三郎:藤木悠
多胡部長:有島一郎
東部方面隊総監:田崎潤
重沢博士:平田昭彦
桜井ふみ子:浜美枝
たみ江:若林映子
チキロの母:根岸明美
ファロ島酋長:小杉義男
山本勇吉(第二新盛丸船長):田島義文
ファロ島祈祷師:沢村いき雄
大貫博士:松本染升
海上自衛隊幹部:三島耕
大林:堺左千夫
牧岡博士:松村達雄
通訳コンノ:大村千吉

音楽:伊福部昭
撮影:
小泉一(本編)
有川貞昌(特撮)
富岡素敬(特撮)

編集
兼子玲子(本編)
石井清子(特撮)

公開:1962年8月11日
上映時間:97分

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2014年06月19日

ゴジラVSキングギドラ

「ゴジラVSキングギドラ」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

懐かし。大学生の時、大学生にもかかわらず
渋谷の映画館へ観に行った。独りでw
この頃からゴジラ映画の同時上映は
アニメ”ハム太郎”だったと思う。
観に行ったのが平日だったので
がらーんとした劇場で
なんでこんなモン観ているんだろう・・と
そんな我が身が悲しかったというか。

あらすぢ
1992年7月、突如東京上空に巨大なUFOが飛来した。
後日、富士山麓に着陸したUFOからメッセージが
届き、中からウィルソン、グレンチコ、エミーと
名乗る3人の人物が姿を現す。彼らの言い分によると、
自分達は23世紀の地球連邦機関の使者であり、
21世紀に復活したゴジラによって日本が壊滅的打撃
を被る前に、ゴジラを抹殺する目的でやって来たの
だという。

彼らはノンフィクションライターである
寺沢健一郎が著書『ゴジラ誕生』の中で記した
「ラゴス島に生息していた恐竜が、
1954年にビキニ環礁で行われた核実験により
ゴジラへと変異した」という仮説に基づき、
そこから恐竜を別の場所に移動させてゴジラを
誕生させないようにするという計画を立てる・・。

************************

自分は1971年生まれ、ゴジラ映画は
1975年のメカゴジラの逆襲以後
新作が全然ない時代に小学生だった。
1984年にようやく新作ゴジラ発表。
それなりに楽しんだのにシリーズは
またまた沈黙。VSビオランテ(89)を経る。
なんと今度はVSキングギドラだとう!?
そんな感じで結構楽しみにしていました。
当時。ところが・・。

すかんぴんウォーク(吉川晃司主演)とか
斉藤由貴系のアイドル映画とか
そんな映画ばっか作っている、という
イメージしかない大森一樹カントクとやらに
監督や脚本を任せる平成ゴジラ映画の
明日が大変心配になったものだ。
そしてその心配は結構あたった気がする。



世のSFマニアに言わせると
この映画で扱うタイムパラドックスは
とにかく酷いものであるらしい。
(矛盾が多すぎて作品として成立しない、
 と酷評してた人もいる)
細かい検証はまあいいや。
そこまでするほどでもないので。

今回観ていてアレ?と思ったトコを
一点だけ指摘しておきますと。
日本軍を殲滅すべく攻撃開始した米軍海兵隊は
ラゴス島に生息する恐竜(ゴジラザウルス)に
酷い目にあい、沖合に待機する海軍に援護射撃要請。
アイオワ型戦艦が自慢の”40.6cm50口径三連砲”を
撃ちまくるシーンがある。
カットが切り替わると射撃している大砲が
自衛艦”しらね”が装備する
”73式54口径5インチ単装速射砲”なのだ。
どっからどう見ても。

”バック・トゥ・ザ・フューチャー”や
”ターミネーター”など
とにかくハリウッドで流行っていたものは
バンバン取り入れて(要はパクって)行こうという
クリエイティブさのかけらもない発想。

外人たくさん使っとけ〜のような安直な姿勢。
・チャック・ウィルソン
・ケント・ギルバート
・ダニエル・カール
なんかが映画を大変安っぽくしてしまっている。

劇場で観たときには、席を立ちかけると
”特報 ゴジラVSモスラ”92年正月公開”
と出てきて口があんぐりだった。



ゴジラvsキングギドラ
Godzilla vs. King Ghidora
監督
大森一樹 (本編)
川北紘一 (特撮)

脚本:大森一樹
製作:田中友幸
出演者
中川安奈
豊原功補
小高恵美
原田貴和子
佐々木勝彦
チャック・ウィルソン
小林昭二
佐原健二
山村聡
西岡徳馬
土屋嘉男

音楽:伊福部昭
撮影:関口芳則 (本編)
   江口憲一 (特撮)
   大根田俊光 (特撮)
編集:池田美千子 (本編)
   東島左枝 (特撮)
製作会社:東宝映画
配給:東宝
公開:1991年12月14日
上映時間:103分
製作費:15億円

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2014年06月18日

ゴジラVSビオランテ

「ゴジラVSビオランテ」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

キャッチコピーは「超ゴジラ」
勝った方が人類最大の敵になる

前作のゴジラ(1984)と世界観がそのままに
5年も間が空いてのゴジラ映画。
しかも”ビオランテ”なる新型怪獣が出てくる!
私も地元の映画館へ足を運びましたよ。



あらすぢ
ムスメを殺され、狂った博士(演:高橋幸治)が
ムスメのDNA+バラ+ゴジラ細胞をくっつけ
化け物を造り出してしまった。ビオランテである。
自衛隊エリート集団(特殊戦略作戦室)と
スーパーX2がゴジラにまったく歯が立たない
ことが明らかになるや、人類のため?に参戦する。

************************

映画の前半は、共に観ていた息子も呆れる
ひどいスパイごっこだった。

ようやく登場のゴジラ。
律儀にも横須賀沖を通り
東京湾から首都進撃を目指すが
待ち構えていた、黒木三等特佐(演:高嶋政伸)
率いる東宝防衛隊の攻撃を受ける。

まずは海上自衛隊。
護衛艦はボフォースロケット砲に
アスロック(自衛隊が持つ対潜水艦兵器)
飛んでいるヘリコプター(UH−1イロコイ)は
ロケット砲なんか撃っている。一生懸命。
でもゴジラなんかに効くはずもない。

(撮影は東宝撮影所の大プールだったのでしょうが
 派手に水しぶきが上がるほどに、セット感が
 より鮮明になってしまう。
 特撮の神様、円谷監督も仰られていたけど
 特撮にとって「火」と「水」は鬼門であるらしい。
 それほど再現がむつかしい。
 いくらミニチュアは精巧に作れても
 「火」や「水」を小さくすることは不可能だから)

頑張ったけれど護衛艦「ひえい」タイプと
「はつゆき」タイプが至近距離からゴジラの
放射能火炎の直撃を受けて爆発してしまう。

ゴジラ相手に、艦船が格闘戦やってはいかんな。

んで、護衛艦でゴジラを足止めしている間に
ようやく登場、スーパーX2
前作(ゴジラ1984)で搭乗員全滅、
多くの犠牲者を出した教訓からか、今回からは無人!
今はやりの”無人兵器”である。

自衛隊司令室でそのスーパーX2を
操縦するオペレータ役が豊原功補
そして通信士なんか鈴木京香
何気に豪華じゃないですか、自衛隊。
でも高島一族は大根一家だ・・。

スーパーX2、最大のウリは
”ファイアーミラー”
観音開きの中にダイヤモンドより固い材質で
作られた鏡があり、ゴジラの熱線を
100倍にして撥ね返すのだそうな・・・。

勢い込んだ初戦ではこの自慢の鏡を操り、
ゴジラをビビらせること位には成功するが
まるで子供の喧嘩、ゴジラの方も放射能火炎を
吐くことをやめようとはしない。
我慢比べの結果、自慢の鏡の方が溶け出し
人類側は一時撤退を余儀なくされる。



ゴジラの関東圏上陸は阻止はできたが
今度のゴジラはしつこい。
続いて狙われた名古屋は
サイキッカー(演:小高恵美)が妨害し
三重県沖合をぐるっとまわり
今度は大阪を狙うゴジラ。
スーパーX2は修理する間もなく
一同大阪へ。

今度はゴジラを内部から攻略する。
抗核バクテリアという ―現在の日本も
喉から手が出る程欲しいはず―
つまり核分裂を制御できるバクテリアを
ゴジラ内部に撃ちこむことに。
バクテリアは対戦車ミサイルに仕込み
ゴジラの体内に撃ちこむというスンポーだ。

ここで東宝防衛隊はひとまず支援に回る。
対戦車ロケットを抱えた自衛隊員を
ゴジラの高さのビルへ派遣するんで
配置完了までの時間稼ぎだ。

「出来るか?ファイアーミラー無しで」
「ありったけのミサイルとバルカンでなんとか・・」
何ともならんだろうよw

バルカンも撃ち尽くしたスーパーX2が
ゴジラに撃墜された頃、配置完了する。

部下たちが、ゴジラ接近の怖さもあって
身体に撃ちこんでよしとする中
権藤隊長(演:峰岸徹)はゴジラの口が開くまで待つ。
確実にゴジラの体内へバクテリアを送り込むことに
成功する隊長。

薬は注射より飲むのに限るぜぇ
 ゴジラさん!


ゴジラの怒りが爆発。権藤隊長のいるビルごと
破壊してしまう。名セリフによる名シーンなんだが
演じる峰岸徹さん、残念ながら対戦車ロケット
(カールグスタフかな)の構え方がまるでなっていない。
自衛隊員とは言わないが、ミリタリーマニア
とかでもいい。誰か現場で演技指導を
つけられなかったのだろうか。

白神博士がつぶやく
「もう私のような時代ではないのかもしれない」
三田村邦彦は返す。
「同じ事を繰り返しているうちは
 新しい時代とはいえませんよ」

ラスト、ビオランテは光の粒子となって
天に昇っていくが、裏設定では
地球軌道衛星上で待機状態であるらしい。
地球に怪獣系で危機が迫れば
指揮権の1/3を沢口靖子が占めている
(後の残りはもちろん”ゴジラ”と”バラ”である)
ビオランテが降臨してくれてもよさそうなもんだが
あの日以来、沢口靖子は降臨してくれない。
ゴジラが拒否権発動するのは既定として
とにかくバラは人類が嫌いなようで・・。

こんな映画が、当時東宝に多大な収益を
もたらしてしまったがゆえに・・
ゴジラと東宝映画の再迷走が始まってしまった。



ゴジラvsビオランテ
Godzilla vs. Biollante

監督:
大森一樹(本編)
川北紘一(特撮)
脚本:大森一樹
製作:田中友幸

出演者:
三田村邦彦
田中好子
高嶋政伸
小高恵美
沢口靖子
峰岸徹
金田龍之介
高橋幸治

音楽:すぎやまこういち
撮影:
加藤雄大(本編)
江口憲一(特撮)
編集:池田美千子
配給:東宝
公開:1989年12月16日
上映時間:105分

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2014年06月17日

高校生無頼控 感じるゥームラマサ

「高校生無頼控 感じるゥームラマサ」

題名からしてフツーはパスなんだけど
”熱海、油壷、箱根”が舞台ってんで
1970年初期の風景を見てみるかと
つい、録画設定してしまったのが運のつき。

あらすぢ
朝日に向って海岸で素振りをしていた
ムラマサ、今人気絶頂の歌手・月待
かがりの入水自殺を引き止めた。
彼女は喉の病気で、手術をしても
歌を歌えないことを苦にしての自殺
だと言う。そこでムラマサ、三流主義の
人生訓辞を一席、二人は波打ち際で
一心同体……。ところが、かがりは、
政治家や財界人の集まる熱海の料亭
“なぎさ”の秘蔵っ子で・・

************************

ツマラナすぎる映画
ゴミといってもいい。
こんな映画ばっかり制作しているんだから
70年代に邦画から客が離れ
急激に衰退していったのも納得できる。

ムラマサなる主人公がのたまう「三流主義」とは
”汗を流し、血を流し、涙を流す”だとか。
その前に妙なところも流している妙な奴ですけど。

”読めるモ辞書検索”によれば

「週刊漫画アクション」に掲載されていた
漫画が原作のようだ。

映画の内容には見るべきところが全然ないが
出演者には一部、おお?と思う方も。

まずは何かってーとムラマサに
ウザい絡み方をする三馬鹿の三男役に
カレー・キレンジャーの畠山麦氏。
(その後ゴレンジャー出演を経て
 1978年、34歳の若さで自殺)

アンヌ以降、お色気路線一直線。
その後は調布で台湾料理店のママ

やられている、ひし美ゆり子さん。
この映画でもお色気で攻めます。

そして地獄大使で有名な、潮健児氏。
どこに出てたかあんまり定かでない
(集中力が途切れ途切れで・・)
名古屋章氏、この方は
やっぱZATの隊長でしょう。

なんかシリーズ第三作目らしいが
前作・前々作を追っかけたいと思えず。
主人公がこだわるように
映画の出来もめでたく”三流主義”に
終わったようだ。
ほんと、ヒドイ映画でした。
いかにも日活系(でも東宝映画なんだよな)

スタッフ
監督:江崎実生
脚本:山崎巌/江崎実生
原作:小池一夫/芳谷圭児

キャスト
大門正明/村木正人
右京千晶/大久保こずえ
松原麻理/谷川あゆみ
恵美/月待かがり
桑原幸子/藤本千秋
名古屋章
潮健児
ひし美ゆり子
畠山麦

作品データ
製作年:1973年
配給:東宝
上映時間:85分

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2014年06月10日

ゴジラの逆襲

「ゴジラの逆襲」

さて「ゴジラの逆襲」である。
この映画がなかったら
「逆襲のシャア」は「シャアの逆襲」として
世に出ていたかもしれない・・
なんてちょっと思ったりするのである。

あらすぢ
あのゴジラが最後の一匹とは思えない・・。
前作で山根博士(演:志村喬)が
つぶやいていたが、やっぱり一匹ではなかった。
しかも今度は暴龍アンギラスも出現。
大阪大ピンチ!

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日本沈没もそうだけど
なんか博士に”田所”って多い。
この「ゴジラの逆襲」でも
田所博士が、なぜか前作より口数の少ない
山根博士(演:志村喬)に代わり、
対策会議でアンキロサウルス=アンギラス説を
得々と開陳している。

(山根博士の発言が少ないのは
 前作、全国民注視の場(国会)で
 ゴジラ生存の時代、ジュラ紀を
 「今から凡そ二百万年前・・」
  と高らかにやってしまったため
  古生物学者として居所をなくしたから
  なのかもしれない)

その田所博士も、子供の図鑑みたいのを片手に
アンキロサウルスは完全なる肉食恐竜である
なんてほざいてる。
こういう人材を放置しておいてよいのだろうか?と
割と真剣に思ってしまうが(ご存じのとおり
実在したアンキロサウルスは、基本”草食恐竜”)

でもさすが山根博士、負けていませんよ。
彼が対策会議にて発表したフィルムは
前作「映画 ゴジラ」のスチールそのまんま
一体、誰が見ているシーンなんだ、と
言わんばかりな、まさに”神の視点”フィルム。



六十年前は、戦争経験者が平気でその辺に
居たんだなあ。上司も戦時には偉い人ならば
下っ端のパイロットも予科練出身だったり
特攻隊の生き残りだったり。
今から見れば年に似つかわない
地獄を見てきている人ばかりなのだ。
もちろん、市井の人たちだってそう。
だからゴジラが来ると知った時の
彼らの避難行動も、まんま戦時中
米軍の爆撃から逃げ惑う姿そのものだ。

「徹底的にゴジラを追求、報告せよ!」
(「せよ」が尻上がり口調なんで、個人的には
 「報告してよゥ」に聞こえる)

状況を刻々と伝えるのは
”オンキョー製ラジオ”だ。
東宝と提携してたのか
この頃はオンキョーがシェアNo1だったのか。

今回のゴジラ映画は氷山山頂の
集中爆撃による雪崩で
ゴジラを氷漬けにして幕となる。
これを受け次作の「キングコング対ゴジラ」では
氷漬けになったゴジラを含んだ氷塊が
放射能を帯びた氷山として流れだし
復活する。
(氷の中でシェイプアップした設定なんで
 キンゴジでのゴジラは上半身がスマートで
 下半身デブの三角形スタイルである)

「キングコング対ゴジラ」のENDだと、
二頭とも、もんどりうって熱海の海へ落下。
両者リングアウト負け。
キングコングは南の島目指して泳いで帰るが、
ゴジラはそのまま行方不明に。

四作目の「モスラ対ゴジラ」の冒頭、
ゴジラは名古屋沖合の埋立地の
土の中から復活する。
熱海沖に沈んだゴジラがどういう経緯で
名古屋沖に運ばれるのかよく解からないけども
ゴジラは海で寝てる時に
そのまま埋め立てられてしまったというわけで・・。

この様に、妙なところが律儀なのが
ゴジラ映画でした。

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ラベル:ゴジラの逆襲
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2014年05月23日

ゴジラ・モスラ・エビラ 南海の大決闘

「ゴジラ・モスラ・エビラ 南海の大決闘」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

もはや義務化しているが
小学生以来、久々に観劇。
なお、息子はもはや付き合ってくれない。
彼も習い事やビットワールド(Eテレ)なんかを
観るのに忙しいからである。



あらすぢ
青年・良太は、南洋でマグロ漁船ごと行方不明に
なった兄の漁師、彌太が生きているとの
恐山のイタコの託宣を信じ、マスコミを頼って
ひとり上京してきた。新聞社で、賞品にヨットの
プレゼントが懸かった「耐久ラリーダンス大会」
を知り、会場を訪れた良太は、途中ギブアップ
した出場者の大学生・仁田、市野と知り合う。
その晩、市野の車で葉山海岸に向かった一同は、
港にあった太平洋横断用のヨット「ヤーレン号」
に無断で泊まり込むが、そこに訳あり風の男、
吉村がオーナー顔でいた。翌朝目が覚めた一同は、
良太の手でヤーレン号が港を離れ、はるか海上に
あることを知り、さらに吉村の金庫破りを
報じるラジオニュースを聞いて驚く。こうして
良太の兄探しに同行する羽目となった吉村らだが、
突如ヨットを襲った暴風雨の中で巨大な「鋏」に
襲われて遭難、南海の孤島レッチ島に流れ着いた。

島に上陸した一同だが、この島は秘密結社
「赤イ竹」の工場となっており、島民は虐待され
核兵器の製造が行われていた・・。


************************

ライバル怪獣、エビラが安っぽい。



謎の秘密組織”赤イ竹”
原住民をこき使い
原爆製造用のウランをせっせと造らせては
地球制服をもくろむ悪の組織。
警備隊長は我らが”平田明彦”さんだ。
演じている役者さんに罪はないが
メチャクチャ安っぽい隊長サンである。

部下「一大事です」
平田「そんな報告があるか!
そりゃあそうなんだけど。

海底軍艦に出てきた轟天号建武隊。
ムゥ帝国がなかりせば
神宮寺大佐(演:田崎潤)をはじめとする彼らは
この”赤イ竹”のような
おかしな集団と化していたかもしれない。

(ちなみに”赤イ竹”の”い”が
 なぜカタカナなのか理由は不明。
 東宝の公式設定なんでしかたない。
 竹=中国を連想するし
 赤は共産色だし
 連中、ゴジラを見て「革命的生物」とか
 叫んでるしで、皆様のご想像にお任せしますが
 よくわからんアブナイ集団なのは確か。)

そんなこと考えながら映画を見ていたら
やっぱりこの映画にも
出られていました、「田崎潤」。
しかも”赤イ竹”の司令官役。
なんだ、やっぱり神宮寺大佐はここに居たんだ。

日活青春映画みたいなドラマ編。
人間の都合のよい時にだけ利用され
もはやカエルの親分にしか見えないゴジラ
ライバル怪獣にしては”華”がないエビラ
ニギやかしの大コンドル
単に輸送手段のモスラ・・。

しっかし・・眠かった。

************************

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
Godzilla vs. the Sea Monster

監督:福田純(本編)
   円谷英二(特撮)/有川貞昌(特撮)
脚本:関沢新一
製作:田中友幸
出演者
宝田明
水野久美
沢村いき雄
伊藤久哉
天本英世
平田昭彦
田崎潤

音楽:佐藤勝
撮影:山田一夫(本編)
   富岡素敬(特撮)
   真野田陽一(特撮)
編集:藤井良平
配給:東宝
公開:1966年12月17日
上映時間:87分

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2014年05月22日

ゴジラの息子

「ゴジラの息子」

BS日本映画専門チャンネル
「総力特集ゴジラ」より。

これを機会に我が息子にもゴジラ映画を
観させ、私がコドモ時代に感じた
あの怪獣映画へのワクワク感を彼にも・・との
親心をよそに、いまいち食いつきが悪い。
彼自身、子供時代の私ほど
怪獣そのものにキョーミがないのかも知れないが
それにしてもドラマ部への評判が特に悪い。

熱烈なゴジラファンがいらしたら
申し訳ないのだが、かくいう自分も
ゴジラ映画はシリーズこの辺から
「メカゴジラの逆襲」まで
ほぼゴミだと思っております。

怪獣映画とアダ○ト作品に
余計な場面はいらない、というのが
世の常だとは思うけれど。

あらすぢ
太平洋上。嵐の中を飛ぶ観測機が、海上を進む
ゴジラを発見する。進行方向にはゾルゲル島
という孤島があるのみだった。
そのゾルゲル島では将来の食糧難対策として、
楠見恒蔵博士(演:高島忠夫)を中心とした
チームにより、合成放射能ゾンデを利用した
国際連合主体の気象コントロール実験
「シャーベット計画」が進められていた。
トップ屋の真城伍郎はこれを嗅ぎつけ、
実験チームの押しかけスタッフとなる。

いよいよ開始される気象コントロール実験。
しかし謎の妨害電波により、放射能ゾンデ
打ち上げは失敗、島は異常高温に見舞われ、
生息していた大カマキリが怪獣カマキラスへと
変貌した。そんななか、真城は海岸で不思議な
美少女と出会う。

カマキラスは巨大な卵を発見し、その卵の中
からミニラが孵化する。カマキラスがミニラを
攻撃しはじめたとき、そこへミニラの親である
ゴジラが現れる・・。

************************

この映画最大のキモは
題名にもある通り「ゴジラの息子」
ミニラの初登場である。
ミニラといえばSWのヨーダと並び
故宮澤元首相のご尊顔にそっくりと
されている奴だ。



高島忠夫の今回の役は
国連より依託された気象学者。
頭にメッシュ(白髪交じり)まで入って
国連の重鎮科学者を演じている。
彼に罪はないのだが・・どうにも安っぽい。

安っぽいついでに・・。
年甲斐もなくゴジラ映画を観ている
自分が言うのもなんだけど
ゴジラ映画をここまで
安っぽくしてしまったのは
この”福田純”カントクの仕業だと、強く思う。

低予算の中で
がんばって子供向けに作った作品に向かって
ムキになっても仕方ないじゃん、と
”福田純”カントクを擁護する意見も
たまに見かけるけど
子供だった当時の自分が観ても
充分、子供だまし(ツマラナイ)だと
ため息つきながら観ていたキオクがある。
息子がパスするのも当然かもしれない。

息子がそうした通り、ゴジラ映画予告編だけ
ひととおり観ておけば充分だ。

怪獣島の決戦 ゴジラの息子
Son of Godzilla

監督:福田純(本編)
   有川貞昌(特撮)
脚本:関沢新一
   斯波一絵
製作:田中友幸

出演者
高島忠夫
久保明
前田美波里
平田昭彦
土屋嘉男
佐原健二
黒部進
丸山謙一郎
久野征四郎
西條康彦
鈴木和夫
大前亘
当銀長太郎
オスマン・ユセフ

音楽:佐藤勝
撮影:山田一夫(本編)
   富岡素敬(特撮)
   真野田陽一(特撮)
編集:藤井良平
配給:東宝
公開:1967年12月16日
上映時間:86分

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2014年05月04日

牛乳屋フランキー

「牛乳屋フランキー」

チャンネルNECOで放映してたので何となく観劇。
(チャンネルNECOって日活系列なんだな・・)

あらすぢ
中平康が『狂った果実』と同年に発表した
スラップスティック・コメディの傑作。
フランキー堺の身体を使ったスピーディな
ギャグが楽しめる一本。長州で育った堺六平太は、
親戚が経営する牛乳店を手伝うために上京した。
店は商売仇のブルドッグ牛乳店に邪魔されて
苦境に陥っており、六平太はサービス第一主義を
掲げて頑張るのだが…。

************************

フランキーといえば今の人たちには
ワンピース”ですかいのう。
私は”霊感ヤマカン第六感”と
映画”モスラ”があるんで、やっぱ
フランキー堺ですわ。

あの寅さんの渥美清の伝記本で読んだけど
渥美清は寅さんとして全国的に認知される前
先に売れていた「フランキー堺」に
歯噛みしていたらしい。
(俺の方が実力があると思う反面
 自分にはない、洗練されたコメディアンとして
 かなり評価していたらしい)

映画は・・スゴイ時代背景である。
町全体が貧乏暮らし。
(この映画は1956年が舞台。3歳の”坊や”が
 エキストラで出てくるが、存命中ならば彼60歳)

小田急沿線(たぶん代田)
居間に(ベティーちゃん位しか入る人がいなさそうな)
バスタブ!がある
しかも室内でガスを使う(湯沸しなど)に従量課金
具体的には1回10円投入する仕組みだ。

かとおもえば河原には”ホームレス”が普通に
暮らしており、多少余裕のあるホームレスは
毎朝、フランキーに牛乳を配達してもらうのだ。

そもそも考えてみれば、新聞配達という存在は
解からなくもないけれど、牛乳配達っていったい
なんなんだろう。そんな労働力や組織を作ってまで
配達しなければならないものなのだろうか。

驚くべきは、こういう内容で
映画製作の企画が通ってしまい
しかもそれなりにお客が来ていた、という事。
映画が”娯楽の王様”だった時代が
本当にあったということだ。



【キャスト・スタッフ情報】
監督:中平康 
原作:木下徹(キノトール) 

出演:
フランキー堺 
南寿美子 
小沢昭一 
利根はる恵 
市村俊幸 
宍戸錠 
中原早苗 
水の江滝子

森永乳業提供、
1956年・日活・85分・モノクロ・スタンダード

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2014年05月03日

ゴジラ(昭和29年版)

「ゴジラ(昭和29年版)」

やってくれました。
我らが「日本映画専門チャンネル」が
5のつく日(5、15、25日)は
ゴジラの日だそうで、ゴジラ作品を2作品ずつ放映中。

もうこうなると、我が家のHDD容量では
どうにもなりませんから
観ては消し、の作業となっておりますよ現在。

あらすぢ
米国の水爆実験が
キングオブオンスター=カイジューを
生み出してしまった!
これまでゲテモノ扱いだったモンスター映画を
日本映画界が初めて正面から制作した良作。

************************

ご存知ゴジラ第一作。
名作としてさんざん取り上げられてきたので
今さら書くこともそんなにない。

世界的生物学者とされた
山根博士により、ゴジラの生存が確認され
もんのすごい生物が我が国に
いつ上陸してくるか判らなくなった。
そんな時の世間の喧騒を表現する
映画的技法といえばやっぱ”新聞”
「各国の調査団 続々と到着」
というような中見出しが目を引く。
昔ならば、ああ世界中が
日本に協力してくれるのね?で終了、
であるが
いまや、デジタル技術の脅威。
(といってもHDD停止ボタン押しただけだが)

じっくりと画面を観察してみると
見出しこそ
「各国の調査団 続々と到着」
であるが、記事の方は
当時の国鉄の改善計画記事だった。
(○○線電化、延伸、電車7両編成化等・・)

要は当時、その辺にあった新聞記事に
見出しだけ貼り付けた訳。
これも一種”特撮”なのかもしれない。

今から約二百万年前・・とか
国会で大っぴらに嘘こかないでくださいよ。
志村=山根=博士。

我らが山根博士はほかでも大活躍。
ゴジラ上陸のため、避難民の誘導と
立ち入り制限をしているだけの
現場の警察官に向かい
学術的に貴重なんでゴジラを殺さぬよう嘆願する。

「私に言われても困ります!」
と一蹴される博士がカワイソ。
でも・・確かにな。

平和の祈り、を歌う清らかなる乙女たち
おそらく今頃は七十五〜六歳といったところか
(Wiki先生によれば
 平和への祈りを歌う学生:桐朋女子高等学校生徒
 とあります)

宝田明は南部ダイバーだった。
あんだけゴジラの至近に迫ったのだから
残念ながら被ばくされているに違いない。
山根博士の娘さんとのローマンスは
成就できたのだろうか・・。
せっかく芹沢博士が譲ってくれたというに。

異様に充実している
Wiki先生の映画ゴジラ


海外に伝わっている
『ゴジラにまつわる9つの誤解』とその反応


スタッフ
製作:田中友幸
原作:香山滋
脚本:村田武雄、本多猪四郎
音楽:伊福部昭
撮影:玉井正夫
美術監督:北猛夫
美術:中古智
録音:下永尚
照明:石井長四郎
編集:平泰陳
チーフ助監督:梶田興治
製作担当者:真木照夫
録音:刀根紀雄、田久保敏夫、山下博、田中信行
絵コンテ:育野重一
音響効果:三縄一郎
スチール:田中一清
賛助:海上保安庁
現像:東宝現像所
監督:本多猪四郎

特殊技術
特殊技術:円谷英二(名義は「圓谷英二」)
撮影:有川貞昌
美術監督:渡辺明
照明:岸田九一郎
火薬:山本久蔵
造形チーフ:利光貞三
操演:中代文雄
大道具:牧野金太郎、田中義一
組付:島袋光和、高山一
背景:鈴木福太郎
ゴジラデザイン協力:阿部和助
製作係:坂本泰明

合成班
合成監督:向山宏
合成撮影:土井三郎、泉実

キャスト(クレジット順)
尾形秀人(南海サルベージKK所長):宝田明
山根恵美子:河内桃子
芹沢大助(科学者):平田昭彦
山根恭平博士(古生物学者):志村喬
田辺博士:村上冬樹
萩原(毎朝新聞記者):堺左千夫
南海汽船社長:小川虎之助
政治(まさじ):山本廉
国会公聴会委員長:林幹
大山代議士:恩田清二郎
対策本部長:笈川武夫
稲田(大戸島村長):榊田敬二
新吉(政治の弟):鈴木豊明
爺様(大戸島の長老):高堂國典
小沢婦人代議士:菅井きん
大戸島の娘:川合玉江
ダンサー(国電/遊覧船の女):東静子
新吉兄弟の母:馬野都留子
田辺博士の助手:岡部正
ダンサーの連れの男(国電/遊覧船の男):鴨田清
海上保安庁係官:今泉廉
テレビ塔のアナウンサー:橘正晃
GHK実況アナウンサー:帯一郎
大戸島島民:堤康久
大戸島島民:鈴川二郎
しきねのGHK実況アナウンサー:池谷三郎(TBS)
毎朝新聞デスク/ゴジラ:手塚勝巳
毎朝新聞記者/ゴジラ:中島春雄

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2014年04月30日

海底軍艦

「海底軍艦」

日本映画専門チャンネル
「東宝特撮王国」より。
これにて東宝特撮映画リバイバルは大方終了。
後はゴジラ系列を残すのみ、だったが
日本映画専門チャンネルもさる者。
GWに”ゴジラ映画”ぶっ通し放映企画を
既に行っている。

この時のためにゴジラを
出し惜しみしていたんだね。



さて「海底軍艦」
多くの趣味人がこれまで
散々語られてきているので
いまさら”海底軍艦”のデザインや設定の
問答無用なカッコよさには触れません。

あらすぢ
日本の土木技師が行方不明となる事件が
相次いでいた。こうした事件の現場に
居合わせたカメラマン旗中進と西部善人は、
被写体としてスカウトしようと光國海運の
楠見専務の秘書、神宮司真琴を追跡し、
楠見と真琴がムウ帝国工作員23号と名乗る
怪人と工作潜水艦に誘拐されようとするのを
阻止する。

後日、ムウ帝国からの脅迫フィルムが届いた。
それは1万2千年前に海底に沈んだ伝説上の
大陸ムウ大陸を支配した帝国が、地熱を資源
とする強大な科学力をもって今なお健在である
こと示し・・

************************

神宮司大佐は毅然と返すのだった。
「ではムウ帝国の心臓部を攻撃して
 ご覧に入れよう。」


”悠久の大義”とやらに生きてきた神宮寺さん。
そんな彼がスーパーテクノロジーの
”海底軍艦”を持っているのは
「キチガイに刃物」とか
身もフタもないことを言う主人公、高島忠夫。
でもそれは正論だ。
なんかガンダムのガトー少佐が頭によぎる。
神宮寺大佐にはオフィシャルな”敵”
ムウ帝国がいたこと
それと愛娘の涙を受け入れる度量があっただけ
ガトーなんかよりマシだけど
高島氏が言う通り、彼に”敵”がいなかったら
戦前の軍国主義復興をもくろみ
かつ危険すぎる兵器を持つ
単に危ないテロリストだもの。

海野。ジャーナリストとかいって
海底軍艦建武隊見学にムリヤリ同行したが
果たして結局はスパイだった。
黒メガネで見た目も怪しかったが
そもそも名前からして怪しすぎる。

彼の手引きがあって、海底軍艦轟天号
建造ドックは爆破されてしまう・・のだが
被害は周囲の建艦クレーンなどだけで
本体への影響はまったくなかった。

映画では東宝お得意の現地人ダンスが健在。
モスラではインファント島の皆さんだったが
今回はムウ帝国の皆さんだ。
(踊っている方々は”東宝大部屋俳優”の
 皆さん。ドーラン塗って登場。
 基本無口だが酋長さんだけは片言の日本語がうまい)
”踊り”はムウ帝国の独特の文化で
宣戦布告の意味合いがあるのかも?

そして出撃!ムウ帝国陸上攻撃隊。
丸いゴーグルに全身銀色の地上用スーツに
身を固め、なぜか大島は三原山に上陸する。
三原山火口に数メートルおきにズラリと並ぶ
攻撃隊の皆さん。

謎だ。ムウ帝国は事前にかなりのスパイを
日本社会に潜入させて、探っていたみたいで
旧日本軍なんぞより、はるかに情報戦の
重要さを知悉している彼らだったが
ムウのスパイどもはいったい、
本国にどんな報告をすれば、
攻撃隊が三原山に上陸することになるのか?


「海底軍艦はただいまより
 ムウ帝国 撃滅のため出撃します!」


”海底軍艦”なんていっちゃったらさ
旧帝国海軍の軍艦のほとんどが
該当してしまうんだけれども・・。

海底軍艦
監督:
本多猪四郎(本編)
円谷英二(特撮)

脚本:関沢新一
製作:田中友幸

出演者
旗中進:高島忠夫
神宮司真琴:藤山陽子
西部善人:藤木悠
海野魚人(雑誌『実話之友』記者):佐原健二
楠見元技術少将:上原謙
伊藤刑事:小泉博
神宮司八郎大佐:田崎潤
天野三郎(海軍一等兵曹):田島義文
ムウ帝国工作隊23号:平田昭彦
ムウ帝国睨下(長老):天本英世
防衛庁長官:藤田進
防衛庁幹部:高田稔
進藤:伊藤久哉
丸徳タクシーのドライバー:沢村いき雄
ムウ帝国皇帝:小林哲子
リマコ(水着モデル):北あけみ

音楽:伊福部昭
撮影:小泉一(本編)/有川貞昌(特撮)
富岡素敬(特撮)
編集:藤井良平
配給:東宝
公開:1963年12月22日
上映時間:94分
製作国:日本

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2014年04月26日

劇場版 機動警察パトレイバー3 ウェイステッド13

あのパトレイバーがここにきて実写化だとか。
おかげでCSでは過去のパトレイバー作品の
ON AIR祭り中。
HDDの容量がとても追いつきません。
(TV版パトレイバーなど
 自分は色使いが好きです。当時全部録画して
 見ていたくらい。スタッフロールみてたら
 あの京都アニメーションが
 制作。名が売れる前、制作にかかわっていたようだ)

久々に鑑賞。
劇場版 機動警察パトレイバー3 ウェイステッド13
「WXIII 機動警察パトレイバー」

ロボット映画じゃなくって
もはやカイジュー映画だ。
ウェイステッドとは”廃棄物”を意味する。

初期OVA版に「4億5千万年の罠」といって
ネタ的にはこの映画”WXIII 機動警察パトレイバー”
と思いっきり被る話がある。
同じカイジュー物でもOVA版のような
展開、ラストこそ、いかにも我らがパトレイバー、
真面目に見えつつも、実はよーく思い直すと
かなりいい加減ってのが
”パトレイバー”という作品の
身上なんだと思っていましたが・・。

あらすぢ
ある日、東京湾に輸送機が墜落する。その後
湾岸の各所で何者かによってレイバーが襲撃
される事件が連続して発生。警視庁城南署の
刑事、久住と秦は各所で聞き込み捜査を進め、
墜落事件の後に巨大なハゼが釣れていたこと、
墜落した輸送機の貨物コンテナに不審な点が
あること等を突き止める。

その後、6月8日の雨の夜に若者の集う
ディスコクラブ「バビロン」で車に乗った
カップルの惨殺死体が発見される。
時を同じくして近隣にあるバビロン工区の
水上コンテナ備蓄基地で突如警報が作動し、
停電と共に内部の職員と連絡がとれなくなる
事態が発生。

近くを走行中のパトカーに偶然乗っていた
久住と秦は、警備員の通報を受けパトカーに
乗る警官らと共に現場に急行。施設内部へ
と分け入る。しかし、そこで彼らが遭遇
したのは廃棄物13号(WXIII)と名付けられた
異形の怪物だった。

************************

とにかく重い映画でした。
なんだろ・・押井監督作品を
追いつけ追い越せと奮闘してたら、
独自の世界観を確立したまでは良かったけど、
後ろには自分達以外、誰も居なかった、というか。

確かにパトレイバーって作品は
いわゆる70〜80年のロボットものの否定
(ミニパト2でもシゲさんが似たようなこと
 語っている)
がコンセプトなんで、極論を言えば
作品世界のどこかで”特車二課”が生息さえ
していれば、イングラムが出てこなくったって
いい作品・・ってのはオシイ監督自身が証明、
散々使いまわした手法なんだけども。

ガンダムだって、アムロが出ていない作品が
当たり前となっていることだし
パトレイバーのメイン世界から脱皮して
いわゆる”別伝”扱いに、あえてなろうと
した作品なのかもしれない。
そういや、この作品の総監督は”高山文彦”氏。
彼のデビュー作とされる
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』も
ガンダムがザクに負ける、という
当時、一部で騒がれたくらいに
珍しすぎる作品であったし。

重さの一因として、この監督の作品は、
とにかく観客に集中力を求めるところ。
Wiki先生曰く
「セリフを述べない事により鑑賞者に
 役者の心理変化に注目させる。 実写を意識した演出」
とあるが・・ジブン、正直なとこ、
アニメにそこまで求めていないので、
とにかく判りやすい方がスキですハイ。

それとやはり端的に申しますと、退屈。
簡単に言えば一般ウケはまずあり得ないでしょう。

オシイ作品(パトレイバー1&2)なんかも
オタク色全開で、オタク以外あんなの観ないだろ?
と言われかねないが
なんつーか押井作品には、この映画にはない
”エンタメ魂”のようなものがあるんで
楽しみながら、オタクに知的材料
(”ミリタリー”や”聖書の世界”)を提供する
効果はあると思うのだが
このパトレイバー3にはそれすらない。

現実の”悲劇”といえば、重くて陰鬱でしか
ありえないわけだが、アニメには
リアルを求めつつも、観て楽しかった〜という
気持ちで終わることを
どこかで期待しているんで・・。

明らかに東京湾にモンスターがいるってのに
”一般民の無用な混乱とパニックを避ける”という、
一般民を馬鹿にしすぎの官僚が放つ
いつもの口上から
”何かしらの生物兵器をもったテロリストが
 東京湾に潜伏中”と
劇中の政府は報道で押し切っている。
いったいどんなテロリストなんだよ、と苦笑。

一夢庵というサイトでの”廃棄物13号”解説。
今の嫌韓流ニッポンの空気を
(2006/09/23)の段階で
既に指摘していらっしゃるところがステキ。



スタッフ
原作 - ヘッドギア
原案 - ゆうきまさみ
(機動警察パトレイバー『廃棄物13号』より)
総監督 - 高山文彦
監督 - 遠藤卓司
脚本 - とり・みき
スーパーバイザー - 出渕裕
キャラクター原案 - ゆうきまさみ、高田明美
キャラクターデザイン - 高木弘樹
メカニックデザイン - カトキハジメ、河森正治、出渕裕
美術設定 - 渡部隆
プロップ・セットデザイン - 武半慎吾
ディスプレイデザイン - 佐山善則
クリーチャーデザイン - 末弥純
生物学考証 - みかみあきこ、尾前二三雄
科学監修 - 金子隆一
コンセプトフォト - 樋上晴彦
作画監督 - 黄瀬和哉、高木弘樹、岩田幸大、
     水畑健二、冨永拓生、林千博、中山大介
美術 - 浅井和久
色彩設計 - 志甫聡子、西香代子
撮影監督 - 白井久男
音楽 - 川井憲次
音響監督 - 亀山俊樹
プロデューサー - 杉田敦、福島正浩
アニメーションプロデューサー - 丸山正雄、篠原昭
アニメーション制作 - マッドハウス
製作 - バンダイビジュアル、東北新社

キャスト
久住 武史/綿引勝彦
秦 真一郎/平田広明
岬 冴子/ 田中敦子
岬 一美/ 鈴木里彩
栗栖 敏郎/ 穂積隆信
宮ノ森 静夫/拡森信吾
石原 悟郎/森田順平
ディレクター/Paul Lucas
後藤 喜一/大林隆介

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2014年01月10日

クローン

「クローン」

映画専門チャンネルムービープラスより。

結構前に放映していたのだが
なんとなく観る気が起きなくて
そのままになっていた作品。
だってなあ・・
「クローン」なんて手垢つき杉。

原題は「IMPOSTOR
[名]ぺてん師, 詐欺師;(特に氏名・身分)詐称者
だそうだ。

そのまま原題カタカナ化すればいいじゃん、とも
思うんだけど、日本語読みだと
「イ×ポスター」になるからね・・若干マズイかも。
スターだし。イ×ポの。
その辺、担当者も物凄く苦悩したんだろうな。
なんだか物凄くどうでもいい悩み。

あらすぢ
西暦2079年。地球は異星人との戦争状態にあり、
青い空と豊かな大地の大半を失った人類はドーム
都市での生活を強いられていた。天才科学者
スペンサーはその夜、軍の極秘プロジェクトの
議長との会談を控えていた。だが、スペンサーは
オフィスへ向かう途中で保安局のハサウェイ少佐に
逮捕されてしまう。
理由は、本物のスペンサーはすでに殺されていて、
今いるスペンサーは異星人によって造られた
クローンであり、体内には爆弾が仕掛けられ
標的に近づくと爆発するからだ、というもの。
このままでは処刑されてしまうと考えた
スペンサーは一瞬のスキをついて脱出、
自分が本物のスペンサーであることを
証明するため執拗な追跡をかいくぐりながら
ある場所を目指すのだった。

************************

スタートが秀逸。グイグイと世界観を押し出し
観客を映画の世界に引きずり込む。

この世界の地球は、6年前から
いきさつは解らないが宇宙人と戦争をしている。
技術力の差は明らかで、地球人類は防戦一方。

戦い序盤で、宇宙人からの「ミサイル」「隕石」により
地表はほぼ壊滅。地球人は青空を奪われ、
バリヤー機能のドームに覆われた都市群内だけで
細々と暮らす。
防御力の強い中心部にはエリートだけが
住むことができ、貧民層はバリヤーぎりぎりの
端っこに追いやられる。

宇宙人は冷酷無比らしく、交渉もできない。
彼らの狙いだけは明らかで、移住のための地球侵略。
必要なのは「星」であって人類は不要。

スーパーテクノロジーをもつ宇宙人であるが
侵略戦争ってことは、アウェーの戦いであり、
地球人類もなかなかしぶとい。
過去には何回かの大戦、空中戦なんかも
あったようだけど、宇宙人側にしても
コストがかかりすぎてしまうから
陸戦隊を送り込んでまでの制圧は
考えていないのだろう。
結局のところ戦局は膠着状態。

そんな時、主人公の天才科学者スペンサー
(演:ゲイリー・シニーズ)は
戦局を覆す「秘密兵器」を開発する。
(ゲイリー・シニーズはアポロ13といい
 あの嫌味ではない、なにかやってくれそうな
 スルドイ眼つきがよい)

スペンサーは医局に美人の奥さんがおり、
体制に対する少々の不満を持ちながらも
親友と語り合えばすぐ忘れてしまうような
普通の暮らし(それでも、このご時世にしては
恵まれた生活)をするエリート。

いよいよ秘密兵器を国家大統領に
披露しようとする日、
秘密警察(保安局ハサウェイ少佐)が
自分を逮捕しにやってくる。

身に覚えのないスペンサーは全力で反論するが
甲斐なく逮捕、監禁される。
理由は「あらすぢ」の通り・・
「本物のスペンサーはすでに殺されていて、
 君は意識していないが、異星人によって造られた
 クローンであり、体内には爆弾が仕掛けられ
 標的に近づくと爆発する」

ザンボット3でおなじみの「人間爆弾」である。
でもこちらの爆弾の威力は・・・。

保安局のハサウェイ少佐
(演:ヴィンセント・ドノフリオ)も
根はいい奴みたいで、人類社会を守るため
非人間的なことは百も承知で
疑わしき輩は根こそぎ逮捕、拷問をしている男。
上司に「君は無実の人間10名を虐殺した」
使えない男だ、と叱責されるや
「おかげで1万人救うことが
 できたと考えてます」
と言い返す。苦悩を押し殺すかのように。

(ヴィンセント・ドノフリオって
 映画「フルメタルジャケット」で虐められて
 最後は自殺したあのデブを演じていた人だった・・)

徐々に明らかになるが
スペンサーの父は「防衛軍パイロット」で
有名な空中戦で戦死した英雄だったが
実は宇宙人の捕虜になっていて
そこで、いろいろと情報漏えいに繋がったらしい。
それだけが発端というばかりでもないだろうが
主人公が宇宙人側に目をつけられたのは
この辺にも理由がありそう。

だいたい状況が掴めたところで、
あとはお決まりの逃走劇開始。
毎度毎度、都合のいいところに
「下水道マンホール」や「通気口」があり
地球人類のドーム都市のセキュリティは
一体どうなっているんだッとか
ツッコミの一つでも入れたいところだけど
それだけ急ごしらえだったんだ、と
ここは思うことにする。

しばらくは追いかけっこ、イタチごっこ。
研究三昧のイチ科学者が、保安局を
けむに巻くことができるアクションをこなす。
それだけで彼はやはり「クローン」なんじゃないの?
なんて一瞬考えちゃうけれども。

そして、こんな事態にでもなかったら、
思いもよらなかった、最下民層との交流、
フラッシュバックする記憶、
自分ってなんだ?本当に自分なのか??

主人公の当座の行動指針
奥さんとコンタクトをとる
・医局には3年前の健康診断で
 全身スキャンしたデータがあるハズ。
 それと今を比較して、自分が
 クローンでないことを証明する
・協力してくれる最下層民のために
 不足してる医薬を失敬する

そして最後に、さんざんテレビで報道していた
ドーム外の、ある森林地帯で起きてる
大火災がクローズアップしてくる。

あれはどうやら宇宙人の秘密工作船が
墜落したために起きたものらしい。
その秘密工作船に、自分の死体がなければ
それはとりもなおさず、自分がオリジナルである
証拠となるのではないか?

スペンサーと奥さん、彼らを追う保安局のみなさんは
すべての答えが待つ墜落現場へ向かう・・。

この映画、原作が「ブレードランナー」の
フィリップ・K・ディックの小説なんだね。

「あなたの知り合い?」
「・・だと信じたい」


クローン(2001)
IMPOSTOR


上映時間 102分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月 2001/10/27

侵略者は捕獲し、複製する。

監督: ゲイリー・フレダー
原作: フィリップ・K・ディック
翻案: スコット・ローゼンバーグ
脚本: キャロライン・ケイス
    アーレン・クルーガー
   デヴィッド・トゥーヒー
撮影: ロバート・エルスウィット
音楽: マーク・アイシャム

出演:
ゲイリー・シニーズ/スペンサー・オーラム
マデリーン・ストー/マヤ・オーラム
ヴィンセント・ドノフリオ/ハサウェイ少佐
トニー・シャルーブ/ネルソン
ティム・ギニー
リンゼイ・クローズ
ゲイリー・ドゥーダン

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2013年12月19日

吸血鬼ゴケミドロ

「吸血鬼ゴケミドロ」

こどもSF映画大百科とかで
昔からポスターやらスチールやらは
目にしていたんですけれど。

CS日本映画専門チャンネルにて
【THE☆BEST 選定作品(テーマ:恐怖)】
選出作品「吸血鬼ゴケミドロ」

初観賞。そして少々ウンザリ。

話の内容に、ではなくって
新派の演劇、観てるような
60年代のいかにも「典型的な日本人」達が
良くも悪くも大活躍。
ああ、新東宝とか日活とか
1960年代の映画らしいな〜という映画。

とにかく、ゴケミドロに寄生された
殺し屋(寺岡、演:高英男)氏の
”目張り”と”マユゲ”には参ったネ・・。
いやはや。



あらすぢ
 1960年代後半の日本。羽田空港から伊丹空港に
向かう小型旅客機が、外国大使を暗殺して
逃亡中だったテロリスト・寺岡によってハイジャック
された。その直後、旅客機は謎の火の玉と接触
して、見知らぬ山中に不時着した。
 奇跡的に生き残ったのは10人。副操縦士の杉坂、
スチュワーデスの朝倉、次期総理大臣候補である
政治家・真野、兵器製造会社の重役・徳安と
その妻で真野の愛人でもある法子、精神科医の
百武、宇宙生物学者の佐賀、ベトナム戦争で
夫と死別した未亡人・ニール、時限爆弾を
持ち込んだ自殺志願者の松宮、そしてテロリスト
寺岡。

他の生存者を銃で脅して逃走した寺岡は、岩陰で
オレンジ色に輝くUFOを発見、吸い込まれるように
中に入っていく。寺岡の額が縦にぱっくりと裂け、
その中にアメーバ状の宇宙生物・ゴケミドロが
侵入していった。

************************

いきなりですが、Wiki先生によれば

「宇宙の天体QXに生息する
 頭骨だけが異常に発達した“人間もどき”が
 特殊の科学的処置の洗礼を浴びて、
 水銀状の知性体に化したものが、
 このゴケミドロの正体なのです」
「この水銀状の血を吸って生きる高等生物は、
 彼らの食糧(血)が減少したため、新たな
 食糧源を地球に求めてやって来た」

なのだそう。なもんで

「ゴケミドロ」とは
・・・・ゴルゴダの丘
ケミ・・ケミカル
ドロ・・アンドロイド
の意味合いが込められているんだとか。

この映画もね、60年代の昭和文化を
楽しみながら、また、映画のつくりの古さに
クスリ、としつつ観賞いたしました。
相変わらずイヤミたっらしい鑑賞法で
ごめんなさい、って一体誰に謝ってんだか。

SFに造詣が深かった藤子F不二雄先生は
ドラえもんに代表される子供漫画だけでなく、
実は結構シリアスなSF漫画も
残されているんだけれども
藤子先生もおそらくこの映画を
鑑賞されたに違いない。うん。
なんかテイストが似てるし。

藤子先生といえば、今度またSWの新作を
作る計画があるそうじゃないですか。
先生は、ドラえもんにさんざん
SWのパロディを持ち込んでいたくらいの、
SWファン。もっと長生きされていたら
きっと楽しみにしていただろうに。

・・他に書くことないんだけども。
オチ、書いておきますか?

吸血鬼ゴケミドロ
監督 佐藤肇
脚本 高久進
小林久三
製作 猪股尭

出演者
杉坂英:吉田輝雄
朝倉かずみ:佐藤友美
真野剛造:北村英三
佐賀敏行:高橋昌也
寺岡博文:高英男
百武:加藤和夫
徳安:金子信雄
徳安法子:楠侑子
松宮:山本紀彦
ニール:キャシー・ホーラン
機長:西本裕行

音楽 菊池俊輔
撮影 平瀬静雄
編集 寺田昭光
製作会社 松竹
配給 松竹
公開 1968年8月14日
上映時間 84分

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2013年12月16日

恐怖の報酬

古いフランスのサスペンス映画。

ハリウッド製アクション映画全盛だった
高校時代に、たまにはこういった
白黒映画も観ておかないとな、と
当時オヤジがコレクションしていた
映画ビデオの中から
これをセレクトして観賞した記憶が蘇る。

あらすぢ
ベネズエラの場末の街ラス・ピエドラス。
そこは職が無く、食い詰めた移民達が
日々何もすることもなく暮らしている。
マリオ(イヴ・モンタン)もその一人であった。
そこに、ホンジュラスからジョー
(シャルル・ヴァネル)がやってきた。
マリオとジョーは同じフランス人、
意気投合しながら遊んでいた。

そんなある日、500Km先の油田で火事が発生。
石油会社は火を消し止めるために
ニトログリセリンを500Km先の現場まで
トラックで運ぶことに決めた。安全装置の
ないトラックでニトロを運ぶのは命がけである。
そこで街の食い詰め者に2000ドルの報酬で
運ばせることにした。
選ばれた4人は2台のトラックに分かれ、500Km
先の目的地に向かうが・・。

************************

イブモンタンが演じる主人公の「ならず者」
名は「マリオ」。
そんなマリオと後に喧嘩別れしてしまうが
今でいうシェアハウスをしていた気のいい奴、
彼の名が「ルイージ」である。

「マリオ」といえば「ルイージ」だろ?と。
おそらく例の土管兄弟はこの映画を観た人間が
プランニング段階で思いついたに違いない。

イブモンタン演じる「マリオ」は、どっから見ても
例のヒゲと帽子の男からは程遠いが
「ルイージ」の方は、見た目結構「マリオ」である。
ハリウッドの珍作映画
「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」に
そのまま出演できそうだ。

舞台となるは南米「ベネズエラ」の田舎町。
ココには「移民者」といえば聞えがいいけど
単に食い潰れた素性の知れない連中が
世界中から集まってくる地獄の一丁目。

だいたいは、何らかの理由で故郷を追われ
逃げるように片道切符で集まってきた連中。
「こんなところ、いつか脱出したい」と思っても
違法滞在者なので仕事もなく、
たまたま手に入れた金は全部飲んでしまう有様。
これではいつまでたっても航空機チケットは
入手できそうもない。

その「移民者」の吹き溜まり連の
鬱屈した日常生活というものが、
映画開始30分間、酒場を舞台に
とうとうと描写されるのだが
正直、どうでもいいシーンが続く。
この辺いかにもフランス映画で
ちょっとウンザリ。

彼らの未来のないウンザリとした日々を
観客に見せつけ、早いとこ抜け出したいと
主人公同様に思わせるのが狙い、だとすれば
監督のもくろみは見事に成功している。



ニトロ満載のトラックは二台。
一号車:マリオ/ジョー組
二号車:ルイージ/ドイツ人組

仮にどっちがが爆発しても影響ないように
二台は距離を置いて出発する。
コインを裏表とかなんやかやありまして
たしか・・二号車から出発したはず。

道中にはイベントがたくさん用意してありまして
でこぼこ悪路、切り返しが難しい狭路
(画面を見る限り、さほど困難には見えないが・・)
落石、相方の逃走w等々。

マリオと組んだジョー。
登場時はピシッとして、いかにも
パリの暗黒街で顔役だったような風貌。
ワルが過ぎてフランスを後にしてきたけど
やっぱベネスエラの田舎町でくすぶってる
奴らとはどこか違うな!と主人公たちに
思わせたのだが・・見事にカンチガイでした。

所詮、故郷を追われ
ベネズエラくんだりまで流れてくる輩など
ロクな奴がいません。
彼が語ったとおり、確かに昔は
それなりにパリでブイブイだったのかもしれないが
それにしたって「老い」には勝てないのか
ジョーは大口の割に、運転をほとんどマリオに任せ
何かと逃げ出す。

完ぺきにめっきがはがれてしまったジョー。
そのジョーに対するマリオのいびりが続く。
「報酬2000ドルは運転している人間だけが
 もらうべき。お前なんか座っているだけじゃないか」
「運転している方がまだ気が紛れていい
 2000ドルは恐怖の報酬だ・・」
とジョーは返す。



一応、ネタバレはしないでおきますが

巻きタバコの葉が、真空に吸い寄せられて
すっと、一瞬で手元から無くなる描写は秀逸。

それから相方を轢くなよマリオ。
もうちょっと慎重に運転しないと。
切り返しの崖しかり、石油の池しかり・・。
だんだんジョーが可哀想になってくる。

初めて観たときには、そのオチに
いやいやマリオさん、それはないだろ、
とつぶやいてしまった。
だからさ、もう少し慎重になって欲しかった。
主人公らしくね。

結局「過ちは、易き所に成りて、必ず仕る事にて候」
って教訓話だったのだろうか。

ヴェラ・クルーゾーが演じる町娘リンダ
彼女、わき毛ふさふさ。
そういった文化圏なんだろうな。
向こう(南米)は。

恐怖の報酬
Le Salaire de la peur
監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
脚本 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー

出演者
マリオ/イヴ・モンタン
M・ジョー/シャルル・ヴァネル
ルイージ/フォルコ・ルリ
ビンバ/ペーター・ファン・アイク
リンダ/ヴェラ・クルーゾー
エルナンデス/ダリオ・モレノ
ビル・オブライエン/ウィリアム・タッブス

音楽 ジョルジュ・オーリック
撮影 アルマン・ティラール
編集 マドレーヌ・ギュ
ヘンリ・ルスト

配給 東和
公開
1953年4月22日

上映時間 131分
148分(ディレクターズカット版)

製作国 フランス/イタリア

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2013年12月15日

荒野の7人

「荒野の7人」

ご存知、傑作「西部劇」。
スティーブマックイーン出演作品特集ってことで
CSで放映してました。
なお、原題の「magnificent」とは。
「〈外観・景観が〉壮大な, 堂々たる, 華麗な
 〈考え・ 行いが〉気高い, 崇高な」
だそうです。ご存じの通り「荒野」じゃなかった。
それだけに邦題の方がかっこええ。

あらすぢ
黒澤映画の「七人の侍」を
西部劇としてリメイクしたら
あらま、おもしろいでねーの。
(黒澤監督はスタージェス監督に
 日本刀を送ったらしい)

************************

以下、The Magnificent Sevenご紹介。

1)ユル・ブリンナー(クリス)
⇒主人公。あたまツルツル。全身真っ黒なガンマン。
 カッコよすぎ。物分かり良すぎ。
 ピストルを鷲づかみにしてホルスターに
 仕舞うとこなんかカコイイ。
 後に「ウェストワールド」にて
 ロボットとして大暴走する。

2)スティーブ・マックイーン(ヴィン)
⇒彼をNo2として確保できた時点で
 もう勝利は担保されました。ルパンの次元相当。
 (そう思ったら、次元のモデルとなったのは
  次のブリットだった。確かに声も次元と同じ)
 手堅く安定した生活を望む根は真面目な人。
 ギャンブルは弱い。

3)ジェームズ・コバーン(ブリット)
⇒ナイフ使い。のちに海軍大将役者にまで
 出世する。こういう中核戦力を
 どれだけ確保できるかがチーム総合力となる。
 寡黙でストイックな求道者。
 こんないいキャラをあっさり流れ弾で殺すとは。
 殺し合いなんてそんなものか。

4)ロバート・ヴォーン(リー)
⇒見た目紳士で超凄腕に見えるが・・
 実は口だけ番長。
 これまで西部でおっかなびっくり
 ハッタリかましながら何とか生きながらえてきたが
 そろそろ限界が近づいてしまった様子。
 ロバート・ヴォーン、ここまで弾丸消費数0発。
 声は矢島正明さん。UFOとジャストフィット。

5)チャールズ・ブロンソン(ベルナルド・オライリー)
⇒ご存じ「うーんマンダム
 見かけに寄らずコドモに好かれる男

 (村の子供)
 「おじさんボクたちを連れてって!」
 「僕ら考えたんだ
  おじさんのお墓にまいにち花をあげるんだって」
 (チャールズ・ブロンソン)
 「・・そうか、先の話だといいな」
  ※心中お察ししますw

 (父親たちは卑怯だ!ガンマンカッコいいやという
  村の子供たちに向かって)
 「親父さん達を悪く言うな!
  俺みたいに銃を持たなくっても
  責任感ある勇敢な人だ。
  額に汗ながして、地道に働き
  家族をずっと守っている。
  俺にはその勇気も覚悟もない・・」

 これだけ素晴らしい「良識」を
 お持ちになりながらも、職業が西部のならず者・・
 ってのもまあ映画ですから。

6)ブラッド・デクスター(ハリー・ラック)
⇒最後まで「金」に執着した山師。
 この自分が命を落とそうとする案件ならば
 相当なヤマでなければならない、と
 なかば本気で信じようとしていた男。
 クリスの気遣いが泣ける。 
 PONには単に「員数合わせ」に見える。

7)ホルスト・ブッフホルツ(チコ)
⇒7人では最年少メンバー。
 オリジナルだと「三船敏郎」。
 強いんだか強くないんだか。
 農民層出身で武士(ガンマン)に
 あこがれて合流した男。
 特技は(意外に)素直な所と若さ。
 最後は村の娘と共に生きる道を選ぶ。

敵はメキシコの農村を荒らしまわる野盗集団。
カルヴェラ一味は総勢40名。
そ、カルヴェラと40人の盗賊

そのボス、カルヴェラは
自分たちと目くそ鼻くそ(と彼は思ってる)のハズの
ガンマンたちが、ハシタ金で農民の味方をすることが
どうしても信じらんないらしい。

(カルヴェラ)
「アタマのいいあんたらが
 なんで引き受けたのかわかんねえ」

(マックイーン)
「ハダカでサボテンに突っ込んだ奴がいたんで・・」
(カルヴェラ)
「?」
(マックイーン)
「聞いたら、面白いからだと」

カッコいいね。

このカルヴェラ、妙なところが律儀で
根はそこまで悪い奴ではないみたい。

農村の裏切り者の手引きもあって
一度は7人のガンマンの武装解除にすら
成功しているにもかかわらず
丸腰の7人を村の外れまで連れてい行き
ピストルを返して解放するのだ。
リフレクト星人並みにいい奴。
敵にしておくのもったいない。

「ドロボーから物を盗んだら
 100年の特赦っていうぜ?」

そんなこと言わねーだろ。どこのメキシコだよ。

「農民だけが勝つ
 その土地と共に伝えてゆくでしょう」
「長老の言うとおり、勝つのはいつも農民だ。
 俺たちはいつも負け」




オールスター映画作るときには
永遠の最適フォーマット
だよなあ。
「7人の侍」って。
スタローンのエクスペンダブルズも
これで作っちゃえばよかったんだよ。

ただ問題点もあって、
7人中4人が死ぬわけだが
あっちはハリウッドのお山の大将方。
オレも2作目にも出演したい!と
自キャラが死ぬのを拒否りそうなんだな。

ひさひぶしに観ましたが
やっぱ面白かったです。

※昔、記事にしてました(2007年)

荒野の七人
The Magnificent Seven

監督 ジョン・スタージェス
脚本 ウイリアム・ロバーツ
製作 ジョン・スタージェス
製作総指揮
ウォルター・ミリッシュ
ルー・モーハイム
音楽 エルマー・バーンスタイン
撮影 チャールズ・ラング
編集 フェリス・ウェブスター
配給 ユナイテッド・アーティスツ

公開 1960年10月23日
上映時間 128分
製作国 アメリカ合衆国

キャスト/役名/(声優)
クリス・アダムズ/ユル・ブリンナー/小林修
ヴィン/スティーブ・マックイーン/内海賢二
チコ/ホルスト・ブッフホルツ/井上真樹夫
ベルナルド・オライリー/チャールズ・ブロンソン/大塚周夫
ブリット/ジェームズ・コバーン/小林清志
ハリー・ラック/ブラッド・デクスター/森山周一郎
リー/ロバート・ヴォーン/矢島正明

カルベラ/イーライ・ウォラック
ペトラ/ロゼンダ・モンテロス
ミゲル/ジョン・アロンゾ
長老/ウラジミール・ソコロフ
ヒラリオ/ヨルグ・マルティネス・デ・ホヨス
ソテロ/リコ・アラコス
トマス/ペペ・ハーン
村人/ナチヴィダト・ヴァシオ
男の子/マリオ・ナヴァロ 野沢雅子
ウォレス/ロバート・J・ウィルク
ヘンリー /ヴァル・アヴェリー
チャムリー/ウィット・ビセル

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2013年10月05日

桐島、部活やめるってよ

「戦おう、ここがオレたちの世界だ
 オレたちはこの世界で
 生きて行かねばならないのだから」

映研で制作中のゾンビ映画のキャラのセリフ。

うわさには聞いていた映画。
相方がレンタルしてきて再観中に
自分も観劇。

この映画で描写されているような高校生どもが
最近まで学生だった世代に
「あーうんうん。いるよこういう奴ら
俺の学校も似たようなもんだったよ」
とか言われても違和感無いような
典型的な高校生活のモデルだとしたら・・
自分の子どもたちを
こんなアホアホ学園に通わせたくないなあ。

でも、こんなアホアホ学園の
どの階層に我が子が所属したとしても
こういった人間関係で
モマレてこそ、社会で生きてゆける体力を
身につけるというのもまた一面なわけで。

あらすぢ
とある田舎町の県立高校映画部に所属する
前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では
地味で目立たないものの、映画に対する
情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の
学校の生徒たちは、金曜日の放課後、
いつもと変わらず部活に励み、一方暇を
持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、
それぞれの日常を過ごしていた。ある日、
学校で一番人気があるバレー部のキャプテン
桐島が退部。それをきっかけに、各部や
クラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。

************************

高校のヒエラルヒー。
スクールカーストを描いた作品。
(最近耳にする「スクールカースト」という言葉は
 どうもこの原作小説が広めた模様)



面白かったが、観ていて時々心がうずく。
冒頭であんなこと書いてしまってナンだが
多分、自分の高校生活にも
思い当たるフシがあり、今のオトナ社会でも
その残滓を感じたからなのだろう。

映画の作り方が少し変わっている。
まず、「桐島、部活やめるってよ」だけど
桐島くんは最後まで出てこない。

で、学校イチの人気者「桐島くん」。
その彼が、とある理由から部活をやめ
少しの間学校をサボる。
そのポッカリあいた穴の周りで
彼の友人、知人、恋人、ただの同級生が
同じ金曜日を繰り返し
それぞれの視点からの右往左往を描く。
ゲームでいえばナツカシSSの「街」みたいだ。

クラスの席次表とか組織表なんかじゃ
見えてこない、この学校のフクザツ怪奇な
人間関係が、桐島くんがいなくなることで
動揺する(崩れる程ではない)

桐島くんは、成績優秀でバレーの県選抜に
選ばれるくらいの運動神経をもち
加えて人柄もよく、おそらくイケメン
(学校一キャバクラ系の彼女さんもいることから)
彼は別に周囲を困らせてやろうとか
そんな気持ちで、充実していた部活動を
辞めたわけではないらしい。
部内に不和が発生し、キャプテンとして
責任を感じたからというのが公式発表。
それくらいで責任を感じるわけだから
人柄もいいのだろう。完ぺきだな。

・桐島くん(不在)
・桐島くんの彼女と、取り巻き女生徒数名グループ
・スノッブでアンニュイwらしい帰宅部
・バレー部の桐島ライバルゴリラと仲間たち
・その他体育会部
・吹奏楽部
・映画研究会(←主人公はココ)


「スクールカースト」ってのは
響きがよくないけど
要は学校内の目に見えない「空気」に
支配された生徒の序列。
・カッコいい
・頭がいい
・スポーツ優秀


だいたい、このいずれかで秀でていれば
一目置かれ、序列が上の方ランクされる。
この「周囲に一目置かれる」ってのが重要。

基本的に「体育会系」>「文化系」≧「帰宅部」。
文化系でも
メインカルチャー系(吹奏楽部)と
サブカル系(アニメ・マンガ・映研など)では格が違う。

帰宅部といっても、能力がないから
しかたなく常に帰宅する輩が大半だが
何でもできるのにスカして帰宅部な奴らは高評価。
(ヤ×チンはだいたいこの階層)

体育会系なぞ、さらに明快。
「レギュラー」か「万年補欠」か
更に「プロ」が見えている選手か否かで
扱いがもう全然。
また、運動神経があっても「見た目」も大事。
バレー部のゴリラのように
「スポーツバカ」扱いを受けてしまう奴もいる。

なお数年に一度、東大や京大生を排出する
普通の高校なので「喧嘩が強い」
いわゆるツッパリハイスクールロケンロールは
評価対象外だ。

違う階層同士の交流はほぼ無い。
いじめじゃない。ロコツな無視とかもそれほどない。
ただただ、双方に無関心を装い没干渉。

誰が決めたわけではないがそれが暗黙のルール。

ごくたまーに、独自の世界を確立しており
空気完全無視というスーパー高校生も
いるかもしれないが、その手はだいたい一匹狼。

女子階級に多いが、各階層で致命的なこと
(階層の有力者と喧嘩したり)をしでかすと
「都落ち」の運命が待っている。

特に女子の階級は、容姿が可愛いとか
上流階級の男子を彼氏にしているとか
権力者の女子に気に入られているからとか
非常にアイマイな根拠で所属していることが多く
No2以下は戦々恐々。
他人を貶して自己評価を高めるのに余念がない。

ただ如才ない娘もいて
別に一匹狼でも、下位ランクでも構わないんだが
拒否する理由もないので上位に所属している、
学生生活でなにかと便利だから
無理に否定はしない、そんな娘も。

誰が一番初めに
すっげえこと(≒子供ではないこと)をやるか。
その自慢合戦が高校生活。

ピンボールのスコアを大声で自慢しあう奴の
傍らで、どのラブホが一番安いかを話す
野郎がいて(たとえ妄想だったとしても)
声高に、話してしまったもの勝ちな
ところがある。

この映画に橋本愛が出演してるので
ちょうどいいや。

NHKのドラマ「あまちゃん」でも
親友だと思っていた橋本愛に
主人公アキちゃんはこんなことを言われる。
「私は、アキちゃんと同じか
 それ以上でないとイヤなの!!」


アキちゃんがベタ惚れの先輩。
その先輩から告白された橋本愛は
別にそれほど好きじゃないけれど
立場上、アキよりも上位に立てる
(本人だってそこまで悪意を意識したかどうか)
交際をOKしてしまう。

恋人同士になれたと思っている先輩は
当然のごとくアキとは距離を置こうとするが
そんな先輩に橋本愛は言う。
「一回ぐらいデートしてあげなさいよ」

うっわー。なんてゴーマンな言いぐさだろう。
そんなことしてアキに先輩を
略奪されるなんて考えもしない。
だってアキより自分の方が格上なんだから。

気が合うから共にいるという一面も
確かにあるんだろうけれど
それ以上に、一緒にいる相手は慎重に選ぶ。
自分を引き立てる相手だからだ。
それがバリ思春期の高校生。

「アンなイケてない奴と
 一緒に居て恥ずかしくないのかね?」
誰かにそういわれることを最も恐れる。

おお、「あまちゃん」じゃなかった。
『桐島、部活やめるってよ』 の話だ。

エンディングでは
高橋優なるシンガーソングライターの
シャウトが妙にマッチする。

「誰かがこっちを指さして」
「笑っているような気がする」
「自分だけが置いてけぼりを」
「喰らっているような気がする」


さすがぁ。要はそういうこと。
自分は今、社会人と家庭人を
やらせてもらっているが、高校時代よりも
表面に出てこなくなっただけで
(少なくとも)日本人の本質は
彼の歌のままなのかも知れぬ。



スポーツゴリラが、ある事情でテンパり、
普段は無視するだけの
映画研究会の連中を露骨に見下す。
彼の本音ポロリのシーンが印象的。
「ああ、いるいる、こんな脳みそ筋肉野郎」

結局、「桐島」くんは
「みんな必死な学校生活」が
急に「おバカ」に思えてしまい
昔でいえば発作的に
「出家」しちゃったんじゃないか?

桐島、部活やめるってよ
The Kirishima Thing
監督 吉田大八

脚本 喜安浩平/吉田大八

原作 朝井リョウ
『桐島、部活やめるってよ』
製作 菅沼直樹
茨木政彦
弘中謙
平井文宏
阿佐美弘恭
畠中達郎
和崎信哉
製作総指揮 奥田誠治

出演者
神木隆之介
橋本愛
東出昌大
大後寿々花

音楽 近藤達郎
主題歌 高橋優「陽はまた昇る」
撮影 近藤龍人
編集 日下部元孝
製作会社 映画「桐島」映画部
配給 ショウゲート

公開 2012年8月11日
上映時間 103分
製作国 日本
言語 日本語

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2013年09月08日

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

本日は息子の誕生日。
おめでとう。息子。

************************

「ゴーカイジャー ゴセイジャー 
 スーパー戦隊199ヒーロー大決戦 」

東映チャンネルがワンパックに入っていないので
普段は全く観ることがない「東映もの」
この度BS10chで放映してたんで子供と観劇。

結論言えば親子で非常に楽しめた。
「お祭り」映画。
シリーズを愛するスタッフが作った
正式なチャンネルで制作されし
「ファンジン」映画かな。
PSでやった「スーパー特撮大戦」を思い出した。
あれの実写版だ。
いい時代になったなあ・・しみじみ。

ちなみにうちの子には
私の教育方針により「ゴジラ」「ガメラ」
「ウルトラマン」は知っているが
主に東映系、戦隊モノシリーズと仮面ライダーは
避けさせてきた歴史がある。
(おもちゃの買い替えがウザいから)

あらすぢ
海賊戦隊ゴーカイジャーが地球に来訪する
数年前、宇宙帝国ザンギャックが地球を
侵略し始めた。地球を守るべく立ち上がった
34のスーパー戦隊は、満身創痍になりながらも
全ての力を集約させザンギャックの
第1艦隊を退けるも、その代償として
スーパー戦隊の力はレンジャーキーとなって
宇宙へ散らばっていった。これが後に
レジェンド大戦」として語られることとなる。

そのころ、ザンギャックの旗艦ギガントホースに
黒十字王が出現。ザンギャックと同盟を組んだ
黒十字王は・・

************************

物語冒頭。
最近の戦隊モノはノーチェック
最後に見たのは「フラッシュマン」なジブン。
よく知らない、今どきの若者戦隊○○ジャーが
苦戦している。あとで見返せば「ゴーカイジャー」の
前番組、天装戦隊「ゴセイジャー」の皆さん。
彼らの巨大ロボットらしいメカが大破、
擱座
しているなか、謎の集団に襲われている様子。

いつもと違ってメチャクチャ苦戦中。
それもそのはず、彼らを襲っているのは
「ザンギャック」とかいう宇宙規模の
侵略帝国だとかで、そのうちの
「第一艦隊」が地球を襲撃したらしい。

この映画は、マジンガーZにおける
グレート初登場、といった立ち位置のようなので
ゴセイジャー達は、本来自分たちが倒すべき
敵組織と戦っている最中に、別の組織からも
攻撃を受けてしまったようだ。
不運な連中だが「護星」であるからには
たぶん専守防衛。我らが自衛隊同様
初めから「不利」なのが運命か。

どうやらザンギャックは量もスゴイが
質もなかなかのもので、彼らのパシリ、一般兵
ですら、その辺の悪の組織の怪人クラスのようで。
やベーやられる!その時・・
レッドビュート!
謎の投げ縄が敵怪人を一網打尽に撃滅。

息子(6歳)と一緒に観劇していたのだが
「レッドービュート!」の声に速攻で
アカレンジャーだ!」と叫ぶ42歳の父に
若干辟易した様子。

んなことはどうでもいい。
彼こそはPONご幼少時御用達の
「秘密戦隊ゴレンジャー」隊長
アカレンジャーなのである。
進撃の合図は「ゴゥ!」だ。



そこに股間のもっこりもマブシイ
前代未聞、後から登場しながら
ヒーローのリーダーという地位を奪ってしまった男。
電力、磁力、重力、原子力!という
ジャッカー電撃隊の力すべてを持つ
行動隊長、ビックワンまで登場。
(行動隊長などと名乗られてしまうと
 「ジャッカー」のスペードがリーダーとして
 まるで行動していなかったみたいじゃんか!)

彼らは恐竜やら天使やら
古代に地球を訪れた宇宙人の末裔とか
そういったバックボーンがまったくない
30年前のテクノロジーによるソルジャーに過ぎぬ。
でも亀の甲より年の功。経験は力。
やっぱ強い。
何やってんだ、現代の若者よ。



「ゴセイジャーの諸君だな!
 さ、君たちも共に地球を護ろう!」

助けてもらった恩もあるし
なにより大先輩の依頼である。
こうして「ゴセイジャー」は後に「レジェンド大戦」と
呼ばれる戦いに参加することになった。

ザンギャックが地球に送り込んできた
「海兵隊」こそ撃滅したものの
お空を覆う宇宙艦隊の攻撃に
逃げるしかないスーパー戦隊たち。

理屈はよくワカラナイが、スーパー戦隊を
構成する皆さんが光の「点々」になって
空を覆う、ザンギャック宇宙艦隊に突撃。
一瞬で「宇宙艦隊」は消滅してしまった。
そこまではいい、が「あらすぢ」にもある通り

>第1艦隊を退けるも、その代償として
>スーパー戦隊の力はレンジャーキーとなって
>宇宙へ散らばっていった。

・・らしい。
誰が課したんだか知らんが
どんなペナルティーだ。それ。
ザンギャック第一艦隊消滅と引きかえに
地球のスーパー戦隊達は変身能力を失い
ここに199名の無職が誕生する。

「レンジャーキー」とは、歴代戦隊ヒーロー
一人一人の形をした人形で
足が「鍵」形になっており
バンダイから発売している製品に
ガチャリッとすればそのヒーローに
変身できるという・・
いまでは円谷プロも真似しているくらい
優れたマーケティングシステムである。

お笑い芸人「我が家」の三人がこんな映画に
出演しているのか全然わからない。
当時テレビ朝日でやってた
バラエティーのバーターとかそんなんだろうか。

「我が家」の一人はリストラサラリーマン。
彼は夢も希望もないまま、通りかかった
元戦隊ヒーローの一人が運転している車に
飛び込み自殺を図る。
彼の持っていたのは生活資金として
売り払おうと画策していた超合金「バリブルーン」

ゴレンジャーメカである。
(中野の「まんだらけ」あたりで購入してきたのかも。
 プロペラのメッキがはげてたり
 酷いと経年劣化で折れてしまっていても
 数万で売りつけるボッタくり屋だから。要注意だ)

一方で、元デンジブルーのアンパン屋は
お得意先の幼稚園で「デンジロボ」を握りしめる
園児を発見。聞けばパパからもらったらしい。
感動して、ひととおりの訓示の後、アンパンを
追加であげちゃう。
(どこかで聞いた話だが、息子(当時4歳)に
 グレートマジンガー超合金魂をあげたのはこの私)

他にも「移動餃子販売店」を営む元戦隊ヒーローも
いるし、スポーツ業界同様、若いうちは
よいかもしれないが、皆、長い引退後の生活を
苦労しているようだ。
(自衛隊や警察が特別枠で引き取ればいいんだよな)



そして何年かして・・フラッと登場
宇宙海賊 ゴーカイジャー

あんな仰々しく宇宙に散らばったはずの
「レンジャーキー」を全部持ってる彼ら。
それも古風な宝箱に入れてる。
よいこのみんなは100%知っているが
果たして彼らは敵なのか?味方なのか?
この時点では、彼らは宇宙海賊であって
戦隊じゃない。公的には「犯罪者」だ。

「レンジャーキー」を自在に操って
ザンギャック先遣隊を
あっさり片づける「海賊」ども
それを静かに観察する誰かがいた。
海賊どもが油断した一瞬をついて
「ゴセイジャーレンジャーキー」が強奪さる!
そ、「ゴセイジャーレンジャーキー」の
正当な持ち主、前番組ゴセイジャーの
皆さんだったのでした。

ゴセイジャーのレッドが代表して言う。
「それは僕たちの能力なんだ、返してくれ。
 地球を護りたいんだ」
「知るかよそんなの」
彼らはよその星から来た海賊なんで
「地球の平和」なんかどうでもいい。


返せ、返さない・・
ここで前代未聞。ヒーロー同士の殴り合いが
始まってしまった。

そのころザンギャック本部。
本部を訪れるアヤシイ影。
黒十字総統。ゴレンジャーが倒した敵である。
どうやら歴代のスーパー戦隊に敗れた
敵の恨み骨髄代表として復活した模様。

黒十字総統はともに復活した
中ボスA・B・Cを伴い
宇宙征服なんかどうでもいい
ただスーパー戦隊をやっつけたい、と
ザンギャックと手を結ぶ。

ヒーロー同士のタコ殴りあいの中
ゴーカイジャーの宝箱から
レンジャーキーを強奪する黒十字総統。
彼は中ボスA・B・Cに
それぞれ専用の異空間を用意。
ゴーカイジャー&ゴセイジャー計10名を
適宜の組み合わせでとばしてしまう
A:赤同士の2名
B:青&黄4名
C:緑&ピンク4名
(だったと思う・・)

で、お約束通り、それぞれの組み合わせは
それぞれの中ボスを撃破、その上戦隊間の
友情も育まれる。

次がゴーカイ。ド派手にゆくぜ。
黒十字総統は奪ったレンジャーキーを
悪のバズーカ―に込めて発射!
するとなんと、歴代のスーパー戦隊方が
悪の手先として復活してしまう。

よくもこんなにいたもんね・・
(歴代先輩を「こんな」呼ばわりw)

「偽物とはいえ先輩と戦わないといけないなんて」
まるで私たちが悪者みたいじゃん
「”海賊”だけどな」
「俺たちなんか護星天使だし」

彼らは全員、スペック上では
オリジナルと同等のようで同じ武器も扱える。
ただ中身は「ダミープラグ」みたいなもんなのか
やられると元のレンジャーキーに戻る。
安心して戦おう!



息子は
「歴代ピンク軍団
 VSゴセイピンク+ゴーカイピンク」
の戦いに
「あ〜ピンクコーナーだ
 お父さんピンクコーナーだよ?」と連呼。
なんだい、その「ピンクコーナー」って。
穢れきった父には
もうあんな風にしか聞き取れないよ。

息子流に書けば
「レッドコーナー」や「ブルーコーナー」
などもありまして、しょせんは
魂のない先輩軍団、撃滅。
さすがに疲れ切ったところへ登場「黒十字王」

ピーーーンチ!

その時、奇跡が起きた。まばゆい光の中
歴代戦士の中から13名
(現在も健在かつTV出演をいとわない方々)が
順次うなずき、ゴーカイジャー、ゴーセイジャーを
後任者と認め、どっかから登場。
戦隊エキス集中巨大バズーカ。

「黒十字王」消滅・・したかと思えば
しつこいぜ、またもや「巨大モンガー」で巨大化。

こちらも巨大ロボット3台で戦うも
1台は大破するし圧倒的に不利。

ピーーーンチ!

人々が、ワルモンの猛攻撃に
いい加減うんざりしているとき
お笑い芸人「我が家」の一人が人々を誘導。
とにかく声援を送ろう!って呼びかける。
そしてまたもや、奇跡が起きる!!

(皆の声援が呼ぶ理屈抜きの「奇跡」ってのは
 「禁じ手」で本来、一回限りだろう)

まばゆい光の中リーマンが売り払おうと持っていた
「超合金バリブルーン」が巨大化。
ついでにデンジロボも巨大化。
バリブルーンはゴーカイジャーのロボと合体。
(メカゴジラ+ガルーダみたいな)
一方、デンジロボも歴代のスーパー戦隊ロボを
呼び寄せ、これからTBSで番宣クイズ大会でも
始めてしまうんじゃないか?と思うくらい
ずらっと「ひな壇芸人」ならぬ「ひな壇ロボ」で
街中があふれかえる。

もう後は切ったッ張ったの大暴れッ
ここからBGMは「ゴレンジャー」になり
これが大激戦にピッタリ。さすが宙明節。
やっぱ渡辺宙明先生にはかなわない。
ラップとかハウスミュージックとかじゃない。
インディーズロックでもない
子供向けだけど全力で子供のために作られた歌。

最後、ゴセイジャーはゴーカイジャーに
自らの力を託して解散する。
ついでに、この映画に「我が家」は不要・・と。



ゴーカイジャー ゴセイジャー
スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

スタッフ
原作:八手三郎、石ノ森章太郎

監督:竹本昇
アクション監督:
石垣広文(ジャパンアクションエンタープライズ)
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
脚本:荒川稔久
音楽:山下康介/三宅一徳/Project.R
撮影:大沢信吾
編集:佐藤連
撮影:大沢信吾
照明:本田純一
美術:大谷和正
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:渋谷康子
助監督:荒川史絵
制作担当:小林智裕
プロデューサー補:望月卓
視覚効果:沖満
キャラクターデザイン:韮沢靖、篠原保

出演者
キャプテン・マーベラス / ゴーカイレッド(声):小澤亮太
ジョー・ギブケン / ゴーカイブルー(声):山田裕貴
ルカ・ミルフィ / ゴーカイイエロー(声):市道真央
ドン・ドッゴイヤー/ ゴーカイグリーン(声):清水一希
アイム・ド・ファミーユ / ゴーカイピンク(声):小池唯
アラタ / ゴセイレッド(声):千葉雄大
エリ / ゴセイピンク(声):さとう里香
アグリ / ゴセイブラック(声):浜尾京介
モネ / ゴセイイエロー(声):にわみきほ 
ハイド / ゴセイブルー(声):小野健斗
青梅大五郎 / デンジブルー(声):大葉健二

製作会社
「戦隊199ヒーロー」製作委員会
テレビ朝日/東映ビデオ/東映
東映エージェンシー/木下工務店
配給 東映
公開 2011年6月11日
上映時間 80分
製作国 日本
言語 日本語

主題歌
「スーパー戦隊 ヒーローゲッター!199ver.」
作詞:藤林聖子、荒川稔久 /
作曲・編曲:Project.R(大石憲一郎) /
歌:Project.R
挿入歌
「天装戦隊ゴセイジャー」
作詞:吉元由美 / 作曲:サイキックラバー /
歌:NoB(Project.R)
「海賊戦隊ゴーカイジャー」
作詞:岩里祐穂 / 作曲:持田裕輔 /
編曲:Project.R(籠島裕昌) /
歌:松原剛志(Project.R)/

「進め! ゴレンジャー」
作詞:石ノ森章太郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 /
歌:ささきいさお、堀江美都子、
コロムビアゆりかご会

破壊屋さんのブログより
「映画界に進出する謎の企業:木下工務店 」


「文化支援活動:木下工務店公式HP」

⇒儲かってんだな。

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