2013年08月16日

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE

「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE 」

うちの相方は、弟がいた所為もあって
ご幼少期に「宇宙刑事」シリーズ
(ギャバンからシャリバンあたり)を
見ていた世代らしい。

東映ヒーローもの(なんたら戦隊シリーズとか
この宇宙刑事シリーズ、仮面ライダーとか)は
息子に見せないできた我が家だったが
このたび、TSUTAYAんにて
ナツカシ〜と相方が借りてきたのを
息子がやっぱり食いついてきた。

あらすぢ
ゴーカイジャーがゴーカイガレオンで航行中、
突如巨大な宇宙船が出現。その上に、白銀に
輝くコンバットスーツの戦士が立つ。彼こそ
全銀河にその名を知られる宇宙刑事ギャバン
だった。ギャバンの圧倒的な強さでゴーカイジャー
は敗れ逮捕されてしまう。

だが、ギャバンはザンギャックの狡猾な陰謀に
巻き込まれており、ザンギャックはギャバンを
用済みとばかりに魔空空間に閉じ込めてしまった。
バトルの最中にギャバンと心を交わした
ゴーカイジャーは有り得ない天変地異に
満ち満ちている危険な魔空空間からギャバンを
救うために飛び込んでいく

************************

先に書いた通り、我が家はウルトラマン派で
戦隊モノは長らくご無沙汰。
1971年生まれの自分も
ゴレンジャーは当然としても最後に見たのは
「フラッシュマン」くらいまで。

ゴーカイジャーって戦隊シリーズ30周年
だったか、とにかく節目に企画された
お祭り番組だということ
(スーパー戦隊35作記念)

ふしぎアイテムを使えば歴代戦隊ものの
変身できる・・それくらいしか知らなかった。

てなわけでこの映画が「ゴーカイジャー」お初。
よく知っている番組と全く知らない番組のコラボ。
ゲーム、スーパーロボット大戦なんか顕著だが
この温度差がきついときがある。
が、どちらもお初の息子には関係のない話。

まず冒頭。
ゴーカイジャーののるガレオン船型宇宙船が
どこかで見たことある宇宙船(←ギャバンの
宇宙船だってことは解ってますがねw)と
いきなり交戦。

「敵」は圧倒的な武力でゴーカイジャーを
地上格闘戦に持ち込み、これまた圧倒的な
戦闘力をもってゴーカイジャー連を追いつめる。
そして「レーザーブレード
ええ?このままゴーカイジャーをぶった切るつもりか?



ところが、そのレーザーブレードが変形
グフのヒートロッドというか、
「不思議未来なげなわ」になって
全員を捕えてしまう。
「そらないよ〜とっつあん」
某ルパンの声が聞こえてしまいそうだが
不思議なところ「アナログ」である。

ギャバンつえぇ。
息子もビックリだ。

とっ捕まえたゴーカイジャーを
ギャバンは不思議な施設へ連れてゆく。
八王子でも府中でもどこでもいいが
市立運動会館(←名称は適当)とか
そんな名称が似合う。要はどこぞの体育館だ。
こんなところに、映画の低予算ブリを感じて
少々がっかりしてしまうが、興奮して観る
息子には関係ない。

そこで待っていたのは
宇宙警察のなんとか長官(演:佐野史郎)。

ギャバンによれば
自分も宮仕えの身。お前らが無実だと
解っていてもタイーホするしかなかった・・
要するに、ギャバンが所属する宇宙警察には
裏切り者がいて、アタリもついているのだが
雲の上の人物であるため、そいつと会うために
まずゴーカイジャーを逮捕してみせねば
ならなかったらしい。
(ギャバンはコム長官とはツーカーなハズで、
 なんかしっくりいかない事情であるが
 コム長官って宇宙警察からすれば
 まだまだ下っ端なのかもしれない)

ヒドイ冤罪逮捕だけど
ゴーカイジャーも基本的には自由人。
組織の庇護とは真逆の位置にいる人たちなんで
文句言えるはずもなく。

で、宇宙警察のなんとか長官の正体は
悪の組織「ザンギャック」の怪人だった。
ギャバンにしてはかなり
手の込んだマネをしたにもかかわらず、
問い詰められるとあっさり正体を見せる
宇宙警察のなんとか長官。
なんだそりゃ?

宇宙警察のなんとか長官に化けてた怪人は、
ジブンはギャバンに滅ぼされた
宇宙犯罪組織マクーの首領ドン・ホラーの
血を引いているのだ!と威張っていたが
現代の若者であるゴーカイジャー達には
ドン・ホラー?誰それ。だから何?
とまったく通じない。
この辺の世代間温度差がグウ。

で、ギャバンは冤罪逮捕100も
承知だったので、「悪かったな!
後は任せろ、よろしく勇気!」と
ゴーカイジャー達を解放。
自らはマクー空間にある監獄に
虜の身となってしまう。

ギャバンの放った「よろしく勇気!」の
言葉、幼いころどこかで聞いたことがある
ずっと考える「ゴーカイレッド」・・
(幼少のゴーカイレッド役は
 ウルトラマンゼロ映画にも出てきた
 「アニキ〜」を連呼する子役。
 ウチの息子がそれに気づいて騒いでました)



で、後はワンピース同様、
自由人ゴーカイジャーからすれば
圧政の象徴である監獄。
ギャバンを救うために監獄襲撃する。
無法者が刑務所に用があるのは常道。

今回、ギャバンの当座の敵としては
「ギャバンブートレグ」を用意してある。
宇宙警察とザンギャックの技術を
融合したらしいギャバンの「海賊版」だ。
ちなみにブートレグとは「海賊版」の意味。

で、マクー空間監獄をぶっ壊し
元宇宙警察なんたら長官怪人を撃破。
平和が戻ってくる。

途中、獅子身中の虫じゃないが
なんか裏切ろうとする「ねずみ男」みたいな
キャラから、ゴーカイジャーの母船を守る、
次期戦隊もの主役(ゴーバスター)が
サービス出演。



当時の特撮ヒーローでは
前作の出演者を引き続き別役で
出演させたりすることがよくあったんで
ギャバン役の「大葉健二」さんも
バトルフィーバーJとデンジマンにも
別キャラで出演している。
そのマニアックネタを逆手にとった

ここで映画は演出を放棄して大技を披露。
出所不明の「神の声」が出演者に言うのだ

「勇者たちよ。かつての子供たちは
 まだ1度もお前たち3人が一緒に
 変身するところを見ていない。
 ここで見せてあげてはどうだ?」


バトルフィーバーJ、デンジマンそしてギャバン
おなじ役者が演じたヒーロー三者の揃い踏み。

ケニア「バトルケニア!」
デンジブルー「デンジブルー!」
ギャバン「宇宙刑事ギャバン!!!」

これって確かシャイダー最終回でも

「勇者たちよ
 地球の子どもたちはお前たち3人が
 並んだ姿をまだ一度も見ていない
 3人のコンバットスーツ姿を
 一度見せてあげたらどうだ…」


ギャバン・シャリバン・シャイダーが
一同に並んで変身(蒸着・赤射・焼結)する
大サービスがあったが、そのまんま。
神の声さんも、解ってますね、「ツボ」が。

ゴーカイジャーのひとり(シルバー)が言う
「うお〜っ!すごい。サインください!」
とにかく東映ヒーローモノ好きには
たまらない「祭り」だったのでした。

息子も一生懸命、ギャバンの変身ポーズを
練習してます。

キャスト・スタッフ
【スタッフ】
原作/八手三郎 石ノ森章太郎 
脚本/荒川稔久 
監督/中澤祥次郎

【キャスト】
小澤亮太(キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド)
山田裕貴(ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー)
市道真央(ルカ・ミルフィ/ゴーカイイエロー)
清水一希(ドン・ドッゴイヤー/ゴーカイグリーン)
小池 唯(アイム・ド・ファミーユ/ゴーカイピンク)
池田純矢(伊狩鎧/ゴーカイシルバー)
大葉健二(ギャバン/一条寺烈、
バトルケニア/曙四郎、デンジブルー/青梅大五郎)

バスコ・タ・ジョロキア
(人間体 / 完全体の声):細貝圭
幼いマーベラス - 濱田龍臣
宇宙警察総裁ウィーバル /
魔空監獄獄長アシュラーダ(声):佐野史郎

コピーライトマーク石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映

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2013年08月13日

学校の怪談

「学校の怪談」

おなじみ日本映画専門チャンネルから。
東宝特撮王国の一環として放映。

キャッチコピー
「こんどの夏休みに、出ます」
「ウワサがホントになりました」


4月に小学校に入学したばかりの息子が
「ボクの学校には「トイレの花子」さんが
 いるんだって。
 ○○ちゃんが見たっていってたもん」と報告。

ほうほう、ついに息子にもそんな話が
流布する社会に突入したか、と軽く苦笑。

ジブンは1971年生まれであるが
小学一年生の5月の中休み(3時限目の前)に
○○くんがクラスで披露したのが
恐怖の始まりだった。そう「口裂け女

で、息子は「トイレの花子さん」を
詳しくは知らない
って事だったので、
そういえば近日中に
この映画が放送されるなあ、と
思い出して一家で録画鑑賞した次第。

あらすぢ
夏休みを翌日に控えた、一学期終業式の日の
夕方。小学2年生の美夏は、忘れた絵の具を
探しに学校に戻っていた。するとそこで美夏は、
サッカーボールが自分を導くように旧校舎へと
転がっていく不思議な光景を目撃する。
旧校舎は取り壊しが決まって立ち入り禁止に
なっていたが、お化けが出ると子供たちの間で
噂になっていた。しかし、美夏はボールに
つられて中へと入ってしまい、そして
トイレの中で何者かに襲われてしまう……
美香を心配した、5年生で姉の亜樹は、一人
学校を訪れ、何者かに吸い寄せられるように
やはり旧校舎へと入っていく。そこにいたのは、
イタズラしようと忍び込んでいた同級生の
研輔と将太、4年生で双子の兄の均、
そして6年生の香織だった。
転校してきたばかりで、同級生となじめて
いなかった亜樹は、研輔達と衝突し、単独で
妹を探しにいく。しかしやがて、5人は自分たちが
旧校舎から出られなくなっていることに気づく。
そして・・

************************

KAIDANではなく
小泉八雲氏から続く伝統?の表記
KWAIDAN
であるあたり、ニッポンの言葉というものを
解っていますねぇスタッフのひと。



当時の映画ポスターがなんか印象に残ってる。
ブキミな夜の校舎を背景に
黄色文字で「うひひひひひ・・・」のキャッチー。
たしかに「ひ」の字には
ブキミさが漂う。ジブンだけかな?

1995年、今から18年前の映画。
その月日の経過の速さにこそ
正直恐怖を感じるが、
さすがに映画公開時はもちろん
今もコワいと思うような年齢じゃあない。
でもそのころ、この映画の恐怖感を
心身で感じることのできる世代だった
小学生低学年だとして、その彼らは
現在27〜29歳?
その世代にはトラウマになったかも。

演じている役者が若い。
(冒頭で当直の先生を演じた
 笹野高史さんだけは
 全然変わっていないのが笑える)
てんで使えない教師を演じる野村宏伸
田原俊彦の弟分という印象が今も消えない。
最近ではドラマ「とんび」にでてきた坊主
照雲役が印象的。

あっちもそうだったが、
頼りになりそうでならず、
話を聞いていないのかと思えば、
それなりに聞いている、という
天然ボケキャラがぴったりだ。今も昔も。

話はジュブナイルホラーというか
命は保証されているお化け屋敷探検。
保証されているといっても結果論で、
子供たちは上へ下への大騒ぎ。
昔から各地で伝承してきた
学校の怪談(7不思議とか)を
並べてビジュアル化、
それだけじゃ映画として成り立たないので
ジュブナイル風味に味付け、そんな感じ。

ジブンは案外、楽しんで観ることができた。
楽しみの多くは、息子が怖がる様を
興味深く観察できる面白さだったけれど。

サバイバル小学生連のひとりで
ある意味、キーマンであった
赤いチェックシャツの女の子役。
出てくる女性陣のなかでは
唯一将来を感じさせる子役
だと思ったら
演ずるは「岡本綾
ジブンとの縁は、映画
「地下鉄(メトロ)に乗って」の
ヒロイン役でした。
PONが注目するまでもなく、この映画で
脚光を浴びた彼女は、NHK朝ドラ主演したり
中村獅童と不倫したりと
いろいろあったようですが、30歳になった
現在、女優を引退したとのことです。
以上はWiki情報。

自分がこの映画で一番ビックリしたのは
妹を探しに来た「亜樹」のこと。
初登場から、ワンパクな二人と盛んに
口げんかしているが、ちょっとナヨッた口調の
「男子」だとばっかり
思いこんでいた。
そしたら最初から「女の子」だったようで
・・ポリポリ。

舞台は学校であるから
それぞれの教室に見せ場がある。
テッパンの「トイレ」をはじめ「教室」
「理科室」「理科準備室」「音楽室」
「保健室」「図工室」「鏡のある階段」に
「倉庫」・・
学校から足が遠のいて久しいが
学校って確かに「実用的なモノ」が
不足している場だよな〜。
(サバイバルに役に経ちそうなものが
 全然ない、つまり武器とかお守りとか
 食料とか・・)

・冒頭、うろつくメリーさん「職員室」
・トイレの花子さん「トイレ三番目のドア」
・ふらつく人体解剖人形、ガイコツ
 動く標本「理科室」
・(唐突に)口裂け女:「保健室」
・巨大小学生:「廊下」「物置」
・(お約束の)誰もいないのに奏でるピアノ
 「音楽室」
・動いて巨大化するマドハンド粘土細工「図工室」
・テケテケ「廊下」
・13段ある階段とあやしい「鏡」


やっぱ一番ブキミな要素を持つのは「理科室」。
最初のころ子供らは
(行きがかり上ではあるけど)
「理科室」を拠点にする。
そんな、解りやすいところを
集合地点にしてはいけない。

息子はすっかり「志村うしろーッ!」状態で
なにかってーと単独行動や
てんでバラバラに逃げ回る映画の子供らに
さかんに、それこそ本気で文句を言ってました。
懐かしいな。あの年の自分を思い出す。

あらかた「物の怪」が登場したころ
「クマひげ」(演:佐藤正宏)なる
見た目普通の用務員さんが
ブツブツ言いながら掃除を始める。
さんざん化け物に脅されて
やっと出会ったマトモそうな人に
「この際、俺たちにはこういう人が必要だよ」
とのたまう子供が、いかにも現代っ子でよい。

このクマひげ用務員。
「廊下を走るな」「物を散らかすな」
「こんなところに小便スンな」
「最近の教師はいったいどんな教育してんだ」
等々、よく愚痴をこぼしている。
校内美化や公序良俗に厳しい男。
あまりに泰然自若すぎて少々アヤシイ。

なお、この「用務員」という職制に
ついては、取り上げ方に注意
したいものである。場合によっては
発禁処分になりかねません。

「子供が隠れるところなんて
 だいたい見当がつきますわな・・」

ってセリフが楽しい。

クマひげ用務員は、実は野村宏伸先生が
小学生だった頃と同じ姿をしていることが
判明し、こりゃどう考えても
この世のモノじゃないと誰もが思う。
その正体は…。

クリーチャー(寺田克也氏デザイン)が
出てきたあたりから
妖怪映画じゃない、なんかもう違う映画と
化してしまうが、そんなことはいい。

正体が「怪奇クモ男」だったクマひげ用務員。
子供らを追いかけているうちに
彼の黒縁メガネが床に落ちてしまう。
メガネにはブキミな目玉付きだ。

野村宏伸先生が、これまた根拠不明ながら
クマひげモンスターの「弱点」だと
看破したようで、生徒に向かって
「踏めー、踏むんだ!」

・・無茶言うなよ(笑)先生。

実はクマひげ用務員は二段変形する。
完成形「インフェルノ
ザ・フライとかで見たことがあるような
キメラ型モンスター。
こいつだけは今までの生ぬるい
脅かし攻撃ではなく、本気モード。
どうもクマひげさん自身は悪い幽霊じゃなく
気がよすぎて
第一段階では「巨大クモ」に
第二段階では「なんかの化け物」に
憑りつかれてしまっただけのようです。



息子(6歳)はもうめちゃめちゃ怖がって
ジブンから離れようとしません。
かく言うPONもてめー6歳のキオクが
蘇えった次第。
東京タワーの蝋人形館で
ドラキュラおよびフランケンシュタインの
出来栄えが凄くて、オヤジから
離れようとしなかったからな。
未だに東京タワーには「化け物屋敷」の
印象をもち続けるPONなのでした。

スタッフ
監督:平山秀幸
企画:サンダンス・カンパニー
製作:藤峰貞利、高井英幸
プロデューサー:酒井良雄、藤田義則、瀬田一彦
原作:常光徹、日本民話の会
脚色:奥寺佐渡子
撮影:柴崎幸三
SFX:中子真治
美術:中澤克己
編集:川島章正
音楽:Fuji-Yama(諸藤彰彦、山崎茂之)
音楽プロデューサー:高桑忠男(東映音楽出版)
助監督:蝶野博
クリーチャーデザイン:寺田克也
製作:東宝
東宝=サンダンス・カンパニー提携作品

キャスト
小向伸一:野村宏伸
篠田亜樹:遠山真澄
篠田美夏:米澤史織
中村研輔:熱田一
瀬川将太:塚田純一郎
千葉均:町田耕平
千葉一:町田昇平
小室香織:岡本綾
中村由美子:杉山亜矢子

クマヒゲ:佐藤正宏

口裂け女:佐藤勝栄
花子さん:小西杏奈
校長先生:久保晶
均・一の母:広岡由里子
湯川先生:余貴美子

当直の先生:笹野高史

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2013年08月02日

クラッシャージョウ

さあ8月だ。
自身は夏休みだ!と騒げる状況ではありませんが
息子6歳は人生初の夏休みを満喫・・というか
どのように過ごしていいのかわからない様子。
(学校好きだから・・彼)

しばらく子供向け映画感想記事を続けて公開します。

************************
「クラッシャージョウ」

ジョウがラストに叫ぶ
当時のTVスポットが頭をよぎる。

「アルフィーーーン!!」

80年代アニメに相当なじんで生きてきた
自分としては、我ながら珍しいと思うのだけど
実は、クラッシャージョウ初見。

なんだろ、映画館に行ったりビデオレンタルする
予算もないまま、気がついたら
この年になっちゃった・・そんな感じでしょうか。

それでも当時のホビージャパンや
アニメディアとかは隅まで読んでいたので
「クラッシャージョウ」が当時としては
最高傑作に近い評価をうけ
騒がれていたのは知ってる。

確かプラモメーカー「日東科学」から
こんなの誰が買うんだ?的メカ
(アメンボみたいな敵偵察ドローン)が
発売されていたのを思い出す。

搭乗するメカでは
やっぱジョウの母艦「ミネルバ」と
戦闘機1号(青)2号(赤)は
いいデザインだなと思ってた。

連合宇宙軍重巡洋艦「ゴルドバ」が
ホビージャパンだったか
あのゴテゴテがフルスクラッチで制作、
発表されていたのには
笑ったなあ当時。

あらすぢ
宇宙のなんでも屋“クラッシャー”であるジョウと
その仲間たちの活躍を描いた、SF冒険アクション。
原作は高千穂遥の同名小説。
本作の脚本も同氏が執筆。キャラクターデザイン・
脚本・監督を、原作小説の挿絵を担当している、
安彦良和が手掛けた。

時は未来。人類は宇宙へと進出し、他惑星への
移住を開始していた。クラッシャーを生業としている
ジョウたちは、休暇中に飛び込みで依頼された
仕事を“クラッシャー評議会”を通さずに
引き受けてしまう。依頼内容は、病気の治療の
ために冷凍保存されている大企業の令嬢・エレナを、
手術のできる医師が待つ星へと送り届けて
欲しいというもの。だが、航行中に機体が
原因不明の事故に遭い、全員が気絶している間に、
エレナが消えてしまう。実はこれら一連の事件は
すべて闇組織が仕組んだ芝居だった。
依頼人は海賊の一味で、エレナも彼が誘拐
していたのだ。しかも、彼女はエレナという
女性ですらなく…。果たして事件の真相は? 
ジョウたちは汚名をすすぐことができるのか?

************************



日本映画専門チャンネルで放送。
スタジオぬえの偉い人らしい
「高千穂遥」氏原作のスぺオペ小説をアニメ化。
高千穂氏といえば「ダーティペア」であって
この「クラッシャージョウ」も世界観を同一とする。

たしか「ダーティペア」の赤い髪「ケイ」が
「クラッシャージョウ」の登場人物の誰かと
親戚っつーか血がつながっていたような
そんな設定だった気がする。

男好きのする「ユリ」よりも
実は男勝りの「ケイ」の方が、
結婚してしっかりと家庭を持つ・・
なるほど、そんなモノかもなあとか思った厨房の頃。

当時、観たわけではなかったので
特に思い入れがあるわけではなく
だからこそものすごく客観的に
この映画を観ることができた。

ひとことでいえば
「ああ、80年代アニメだなあ」

CGの時代ではないので歪んでいる作画もあるけど
オール手書きでこれだけグリグリ動くのはさすが。

声優さんの演技も、当時はこれが当たり前だと
思ってたけども、非常に「アニメ」的。
やはりどこか「ワザとらしい」というか
演劇の演技っぽく。

ジョウの後見人かつ頼れる相棒「タロス」を
小林清志さんが演じ
連合宇宙軍ゴルドバ艦長コワルスキー
強大な力を持ちながら
どことなく状況が見えていない、
でも根はそれほど悪い輩ではない
これはまんまルパンの「とっつあん」である。
で、納谷悟朗さんが声をアテてる。

プロップに限らず
このあたりはまんま「ルパン」だ。

海賊四天王のキャラ設定が類型的。
ニヒル、女番長、うすらバカ、アクティブちび
この女番長、髪飾りが「赤いドクロ」って
ドロンボーかよ、と軽く突っ込み。

物語のキーになるスリーピングビューティ。
生命維持装置なる科学的カンオケに
全裸で納められた美女。
ボトムズのパーフェクトソルジャーか?と。
B地区はよく解らん装置がくっつき
肝心のところは都合よく
なんかの影になって邪魔されている。
ああ、ジャマジャマ(笑)

80年代アニメのお約束である。
こういう「サービスカット」を差し込めるあたり
おおらかな時代が感じられる。
(彼女のヌードは当時話題になったらしい)

その彼女、一回はジョウの手引きで
脱出するのだが、追っ手から逃げるため
ワイシャツ一枚で沼に潜らされたりと、
結構ひどい扱いを受ける。
それはメインヒロイン「アルフィン」に
したって同様。
安彦良和監督は実は結構サドっ気ありか?



コンピュータ画面にいしいひさいち氏の
「最低人」がでてきたり、吾妻ひでおキャラが
出ていたりと、遊びにしては手が込んでるし
当時は「著作権」におおらかだったんか・・と
思ってたら、エンディングロールに
「スペシャル・デザイン」として
あの頃のサブカルクリエイターが
様々な形でデザイン協力していた。

この映画の製作にはなんと4年もかかったらしいが
当時の作り手のキアイが感じられるな。

「スペシャル・デザイン」(画面より)

アウチ:吾妻ひでお
ブーブー:いがらしゆみこ
最低人:いしいひさいち
アラクネ:大友克洋
アネッサ:高野文子
チャグ:高橋留美子
デートウェア:竹宮惠子
バグバイパー:とり・みき
MAX310:鳥山明
ナイトウォーカー:細野不二彦
ルドラ:御厨さと美
ゴビー:和田慎二

宇宙で一番最初に“クラッシャー”業を
はじめたのは、ジョウの父「ダン」であり、
彼は引退後に
その政治力を発揮して“クラッシャー”を
「宇宙海賊」などとは一線を画す
”宇宙のなんでも屋”という社会的地位を確立させた。

ダンはかつて自分を支えた仲間たちに
ジョウ支えさせ、一流クラッシャーとしての
成長を陰ながら見守っている。
ジョウはそんな父の庇護を意識することなく
気持ちよく大暴れする話。
ダンの声が「久米明」さんというのは・・
キャスティングとしてどうか?今でも違和感がある。
「父」というより「祖父」な気がして。

やや話のツクリが解りづらく
(依頼人の惑星大統領が
 実は自星をむしばむ海賊とグルだったことが
 最後の方でようやく明らかになったり)
話も奮闘はしていると思うが
ちょっと中弛みもあって
あと10分くらいは短く出来たと思う。

6歳の息子には・・勧めないでおこう。



スタッフ
原作、脚本、監修:高千穂遙
監督、脚本、作画監督、キャラクターデザイン:安彦良和
演出:鹿島典夫
メカニカルデザイン:河森正治
美術監督:中村光毅
撮影監督:三沢勝治
音響監督:藤野貞義、千葉耕市
音楽:前田憲男
原画:板野一郎、佐藤元、高橋久美子他
制作:岸本吉功
製作:日本サンライズ

主題歌 
「飛翔〈NEVER END〉」
作詞 - 藤原月彦/作曲 - 西松一博/
編曲 - ARAGON/歌 - 西松一博 by ARAGON
挿入歌
「BLOODBATH HIGHWAY」
作詞 - LEO/作曲 - 西松一博/
編曲 - ARAGON/歌 - 西松一博 by ARAGON

登場人物
ジョウ/声 - 竹村拓
タロス/声 - 小林清志
リッキー/声 - 小原乃梨子
アルフィン/声 - 佐々木るん
ドンゴ/声 - 二又一成
ダン/声 - 久米明
バード/声 - 小林修
コワルスキー/声 - 納谷悟朗

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2013年02月04日

クレージー作戦 くたばれ無責任

「言うまでもなく現代は
 欲望の時代でアリマス・・」

(物語冒頭、ヨクボウの塊である
 悪役の専務がいう)

毎度おなじみ「日本映画専門チャンネル」
東宝娯楽シアターから。

1963年作品。
映画はいきなり白黒からはじまる。
いつも元気であるはずの
われらが植木等がぜんぜん元気ない。
ありゃ?こはいったいどういったこと?

画面は白黒のまま、調子も出ずに
スタッフ・出演者のロールが流れる。
その中で「編集 武田うめ」さんの
名前が気になるところだがまあいいや。



あらすぢ
植木等主演の無責任シリーズ「ニッポン無責任時代」
(1962年7月29日)、「ニッポン無責任野郎」
(1962年12月23日)の大ヒットの勢いを受け、
東宝は、渡辺プロ社長、渡辺晋との共同により、
クレージー・キャッツのメンバーが、
それぞれの個性を生かし、一致団結して活躍する
というグループ主演作品を製作する。これが後に、
植木等主演の「日本一」シリーズとともに、
東宝のドル箱シリーズとなる「作戦」シリーズである。

鶴亀製菓は、飲めばたちまち元気になる新製品
"ハッスル・コーラ"を完成させる。ところが、
興奮剤が入っているとして販売不許可に。会社は
株主に対する責任問題から逃れるため、興奮剤抜きの
ハッスル・コーラを子会社に販売させ、子会社を
計画的に倒産させようとする。
しかし、田中太郎(植木)以下子会社に送りこまれた
鶴亀製菓のスーダラ社員7人は、一流会社との契約を
次々に取り付けて、売上を驚異的に伸ばしていく!

************************

まず指摘したいことは
主人公(演:植木等)にちょっかいを出す
プレイガール役「北あけみ」さん。
・・いい胸しています。

が、やはり水着には時代を感じますな。
さすが服飾デザイナーは、この50年間
それなりに仕事してきたんだなと感じる。

「家政婦のミタ」以来、我が家で気になっている
白川由美。相変わらず美人だが
あまり話しに絡まず、存在がいまいち意味不明。

浜美枝。可愛いのだが、あまりに潔癖すぎて
途中でなんだそりゃ?な行動をとる。
彼女の行動指針もまた意味不明。
そのくせに植木等に協力はするのだから
いったい全体なんだそりゃである。
ま、キュートなので許しますけれども。

映画に60年代の文化が見えて興味深かった。

まだあんまりビルがなく、標識も、ましてや
ETCなんてありえない東京高速道路の上を
ダイハツミゼットに自社製品(コーラ)を
満載して激走&歌うシーンとか、



コーラの販路が確保できたので、
工場で大量生産開始するシーン。
全部ビンなのはヨイとしても、
出来上がり製品を一本ずつ女工が目視!チェック。

植木等が働く製菓会社の業務風景。
まるで学校のように全員の机がお偉方の方を向いている。
(業務ごとに机で「島」を作る、という概念が
 ぜんぜん普及していないらしい)

更に、机上には文字通りの「台帳」類を
積み重ね、パソコンのような電子機器の類も
一切なく、当然、電卓もありませんから
計算はソロバン。
携帯なんてないから連絡は黒電話。

それでもビジネスが成立する。
そんな時代だからこそ、コネというか
ノミニュケーション(酒上のお付き合い)がモノをいう。
それと極論を言えば、ずうずうしい奴
(上からすれば愛い奴)の勝ちと。

映画では・・
販路を確保したい
⇒日本で最大手の食品流通企業の社長が狙う、
 クラブのママとの仲を取り持つ。
金が要る
⇒大銀行の頭取(演:東野英次郎)を調落。

とにかくタブーなしの行動力。
高度成長ハッスル時代の勤め人に
「やる気になればなんでもできる」
というストレートなメッセージは良かったけれども。

箱根の旅館のドタバタはちとやり過ぎの長すぎ。

最後は「サラリーマンなら、責任もって独立しろ」
という趣旨の歌を、クレージーキャッツ一同
銀座の通りで高らかに歌い上げて終了。
(つまりライバル映画会社でヒットした
 「無責任」なぞ「くたばれ!」ってことのようです)

「くたばれ」といえば、時々寂しく思うのは、
ああ皆さん、お亡くなりになっているのだなと思う瞬間。
(ご健在は犬塚弘さんだけ)

堺左千夫さんがひょっこり顔を出しているあたりは
唐突に東宝映画を感じる。

主人公は無責任でスーダラで
やることなすこと大当たり。
要所要所がミュージカルな映画、
要はいつものクレージー映画なのかと思いきや
結構まじめに作ってあって
コメディ映画としては中途半端に思えました。

すごいな。撮影当時のロケ地と現代を比べた
好事家のサイト。
あの時代と現代の時代比較にもなって面白い。


クレージー作戦 くたばれ!無責任 
製作=東宝 
1963.10.26 92分 カラー 東宝スコープ

監督 ................  坪島孝
脚本 ................  田波靖男
撮影 ................  遠藤精一
音楽 ................  広瀬健次郎
美術 ................  小川一男
編集 ................  武田うめ
 
配役    
田中太郎 .............  植木等
大沢丑松(総務課長) ....  ハナ肇
小谷民夫(秘書) .......  谷啓
木塚源二 .............  犬塚弘
安川 ................  安田伸
桜田 ................  桜井センリ
石井 ................  石橋エータロー
前川恵子 ..............  浜美枝
久保田美奈子 ..........  藤山陽子
河野玲子 .............  北あけみ
明子 ................  淡路恵子
石黒専務 ..............  山茶花究
大江山茂 ..............  清水元
倉持重役 ..............  佐田豊
畑中社長 ..............  上原謙
畑中静子 ..............  中北千枝子
総務部長 ..............  石田茂樹
大沢百合子 ............  北川町子
金丸支店長 ............  田武謙三
岩下頭取 ..............  東野英次郎
八田 ................  堺左千夫
岩下雪子 ..............  瓜生登代子
おたね ................  千石規子
スーパーの主任 .........  堤康久
スーパーの女店員 ........  記平佳枝
バス停のわりこみ男 ................  広瀬正一
クリーニング屋 ................  権藤幸彦
タクシー運転手 ................  坂本晴哉
スチームバス嬢 ................  清水由記
箱根の芸者 ................  芝木優子
電話交換手 ................  古池みか

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2013年01月24日

クレージー作戦 先手必勝

毎度おなじみCS「日本映画専門チャンネル」より
今度は「東宝娯楽シアター」だって。

こういう映画は、スクリーンの向こうに拡がる
高度経済成長期の日本風景と
当時の日本人のメンタリティを楽しむことが多い。
映画であることは100%も承知としても
当時、各設定が脚本として成り立ち
観客もそれなりに受け入れていたのだとすれば
スタンダードだったとまでは言わないけど
少々の真実を含んでいると思うのである。

あらすぢ
生れつき口も八丁手も八丁の上田ヒトシ、始めたのが
資本いらずの商売、喧嘩の仲裁よろずまとめ屋だった。
同好の士、一騎当千のツワ者が七人集った。
社長は上田で専務の花木は国定忠治のヒマゴという
ヤクザ調、童顔で泣き落しの演技は絶品という谷村、
法律通の女形石山、示談屋くずれの犬養と佐倉、
それにチンピラ安井を加えた七人が喧嘩と聞けば
飛び出して行く。初めは犬の喧嘩か夫婦げんかの
仲裁が精いっぱい、全員暇をもてあます毎日だった。
そこへ飛び込んできた中山ミエが団地マダムと商店街
のいさかいを持ち込んだ。ソレッとばかりテンヤ
ワンヤのクレージー作戦で見事開店第一号の
もめごとはガッチリいただき・・。

************************

まず、驚いたのは脚本が「池田一朗」氏。
後の「隆慶一郎」先生である。
人に歴史あり。ずっとテレビ業界で脚本家だったとは
知っていたけれど。
俄然、興味がわく。

話としては「無責任男」の代表とされる
「植木等」演じる主人公が
「よろずまとめや会社」を設立。
そこに、一芸はあるがクセもあって
社会のハミダシ者扱いだった男達

売れない新劇役者・・ハナ肇
飲み屋のママの紐・・谷啓
オカマの弁護士・・石橋エータロー
ポンコツ屋(示談屋くずれ)・・犬塚弘、桜井センリ
数字に強いチンピラ・・安田伸
(演:クレージーのメンバー6人)が集結。

犬の喧嘩、夫婦喧嘩の仲裁から、
社会運動、大会社の立ち退き話・・
だんだん話が大きくなって最後は
東西冷戦?までと風呂敷が拡がる。

クレージーの会社が成り上がるまでのエピソード。
とある団地の奥様が、地元の商店街の暴挙
(高い、品が古い、サービス悪い)に立ち上がり
商店街ボイコット運動を開始、その仲裁だと。
時代だよな。

駅前商店街は13件
売り上げは15000円/1日
30日*13件=5850000円の
売上げが損なわれると危機感。
で、結局植木社長は商店会長から
仲裁金50万をふんだくる。スゲイ話。

スーパーやコンビニの到来はまだまだ先の話。
今でこそ個人商店は弱者代表のようだけど
実は商店が殿様商売でいられた
時期があったんだなあ・・。勉強になる。

リーダーの奥様のことを
「モーレツな山の神」だって。
そんな言い方する人、今はいないだろな。
山の神といえば今は駅伝ですよ。

その奥様も、平気で
「「欲しがりません勝つまでは」
 あの精神に戻ればいいのです!」と発言。
そこら主婦が、記憶を手繰ると即、戦争体験者!

リーダー主婦の旦那(演:松村達雄)と
ハナ肇と谷啓がワンフレームに納まるとは・・。
みなさんお亡くなりになりました。

社長の恋人ヒロイン役が池内淳子。
自分にとっては「ホンだし」しか浮かばない。

結局警察のガサ入りで会社は、ほぼ壊滅状態に。
話が中途半端なままいきなり終了。
秘書兼職場の華である中尾ミエは
なぜか唐突に登場する坂本九ちゃんと結婚宣言するし。
しかも彼女16歳。う・・うーーん。
九ちゃん、上を向いて歩くのは素敵だが

以下はWiki先生より
1993年9月10日 - ハナ肇死去。
1994年6月22日 - 石橋エータロー死去。
1996年11月5日 - 安田伸 死去。
2007年3月27日 - 植木等 死去。
2010年9月11日 - 谷啓 死去。
2012年11月10日 - 桜井センリ 死去。



スタッフ
製作:渡辺晋、森田信
監督:久松静児
脚本:池田一朗
音楽:萩原哲晶、宮川泰

キャスト
上田ヒトシ:植木等
花木ハジメ:ハナ肇
谷村啓太郎:谷啓
犬養弘:犬塚弘
安井真:安田伸
佐倉千里:桜井センリ
石山英太郎:石橋エータロー
お勝:池内淳子
中山ミエ:中尾ミエ
大福権兵衛:加東大介
大福ふく子:馬野都留子
恵子:淡路恵子
山形屋龍平:柳家金語楼
山形屋孝吉:八波むと志
山形屋みゆき:上原ゆかり
吉村美智子:大森暁美
山野氏:松村達雄
山野夫人:沢村貞子
大木:沢村いき雄
洗濯屋の九ちゃん:坂本九
魚徳 : 如月寛多

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2013年01月09日

カイジ2

「カイジ2」

TSUTAYAで借りてきた4本のうちの1作。
前作もレンタルで見たっけか。
香川照之演じる悪役、利根川の小憎らしさに
そらーもー腹が立ったものだ。

レンタルした翌週あたりの金曜に
地上波初登場とかで
放映していたことは秘密にしておく。

あらすぢ
福本伸行の人気コミックを藤原竜也主演で実写
映画化した「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009)の
シリーズ第2作。
原作でも人気のエピソード「欲望の沼」をベースに
映画オリジナルのゲームを加えて描く。
多額の借金を帳消しにしたカイジだったが、
またしても借金まみれになってしまい、
当たれば10億円以上を稼げる
モンスターパチンコ台「沼」に挑戦することに。
裏カジノの支配人で最大のライバルでもある
一条聖也が裏で操る「沼」を攻略するため、
カイジは同じ負け組仲間を集めてゲームに
挑むが……。

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要するに、同じギャンブルでも
「パチンコ、パチスロ」(ポーカーTVゲームも同様)に
ハマることほど、馬鹿なものはないよ、とそういうこと。
かの半島へ送金することにもなるし。
(だいたい、胴元が堂々と好きなように操れるシカケな
 わけだから当たり前。
 神が用意した世界で全能の神相手に
 勝負が成り立つはずがない。
 ちょっと考えれば解りそうなもの)

前作は、カイジ(演:藤原竜也)と利根川の
カードゲーム心理合戦が、非常に面白かったん
だけれども、今回はほとんど
モンスターパチンコ台「沼」の攻略に全精力を費やす。



そもそも論だけど、この映画(原作もそうだ)は
最初から破綻していると思う。
主人公「カイジ」の存在だ。

「ここほんとに現代の日本なのか?」という
地下の地獄の労働現場という
どん底から這い上がることのできる
「気力」「知力」「体力」「時の運」「人間性」・・
それだけのポテンシャルがある人間が
そもそもあんな所に堕ちる事はないよ。
しかも2度も。

今作では語られていないけれど
いったい何やると一度ならずとも二度も
あんな所に堕ちてしまうのか?
まるで映画のためだけのために
ワザワザ舞い戻ってきたという感が大。

まあ、じゃあオマエは、思い入れをもって
観ている映画の主人公が、バトルにあっさり
負けて殺されたり、そもそもあのような
地下帝国に堕ちることなくフツーのリーマンカイジが
日曜にパチンコ打ってる・・ようなアナザーワールド
カイジが観たいのか?といわれると
確かにそんなの観たくないし、そもそも物語にならない。



カイジの持つ、どん底から這い上がることのできる
「気力」「知力」「体力」「時の運」「人間性」を武器に
どんどん出世してゆく「サラリーマンカイジ」
映画というのもなんかちょっとチガウ。

ネタバレになっちゃうけれど、
一作目も二作目も、結局カイジはいつも
文無しになってしまう、あたりからして
基本はワキが甘い男で
追い詰められると根性を見せるタイプってことで。

生瀬勝久さん、相変わらずいい味。
もう日本映画には欠かせません。

今回はあの現実世界にあったらかなり違和感を感じる
見学者の「ざわ、ざわ、ざわ、ざわ・・・」が
映画でしっかりと再現されていたのには笑えた。
(前作も再現していたのかな?あまりキオクにないです)

スタッフ
監督佐藤東弥
原作福本伸行
脚本福本伸行/山崎淳也/大口幸子

キャスト
藤原竜也/伊藤カイジ
伊勢谷友介/一条聖也
吉高由里子/石田裕美
生瀬勝久/坂崎孝太郎
香川照之/利根川幸雄
松尾スズキ/大槻太郎
柿澤勇人/村上保
光石研/石田光司
嶋田久作/黒崎義裕

製作年 2011年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 133分

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2012年12月26日

感染列島

チャンネルNECOにて放映。
お休み前に相方と観劇。

昔、古本屋で100円で購入。原作は読破済み。

そのときの記事。

あれ?この時は、まだ読んで
いないようだけども読んだのは確かです。

たとえ明日、地球が滅びようとも
 僕はリンゴの木を植える


あらすぢ
正月明け、市立病院に務める松岡剛の元に
1人の急患が運ばれてきた。新型インフルエンザに
類似する症状だがワクチンが通用せず、患者は死亡。
やがて同僚の安藤医師や他の患者に感染が広がり、
病院はパニックになってしまう。WHOのメディカル
オフィサーで松岡の元恋人・小林栄子が事態の収拾と
調査に乗り出し、松岡も彼女と共に戦うことを決意
するが、感染は日本全国に広がってしまい……。

************************

ちょっと尺が長かったかな。

いわゆる爆発的感染が発生だ!
鳥インフルの新型か?
第一発生現場の養鶏場では経営者のお父さんが
責任とって自殺する。
(実際に日本で同じことがありましたね・・)
いや、鳥インフルじゃなかったみたいテヘ。
じゃ、何?

WHOのメディカルオフィサー、小林栄子を演じる
檀れい。いまや悲しみロケット2号の正妻である。
演技は安定しているのは流石だけども
「金麦もって待ってるからぁ〜」と
いつ言い出しはすまいか、ちょっとはらはら。
言いださないけどね。そらそうだね。

そういや最近、妻夫木くん見ないな。
一時期は「直江兼続」とか「ガスパッチョ」とか
とにかく沢山出まくっていたのに。
PONの視界に入っていないだけで
別の場所で頑張っているのだろうか。

絶望から、二人して雨の中
大泣きするシーンがある。

まだまだ、今回の惨劇の先が見えず
二人とも絶対に倒れてはいけない時。
健康には充分留意して、ましてや
体なんか冷やしてはいけないだろう。
そんな折にいったい何やってんだか、と思う。

ADの仕事がザツ。
それにしても突然降り出す雨が
どうにもあきらかに「シャワー」である。



妻夫木くんの先輩医師役、佐藤浩市。
以前にも彼が主人公医師をやってた
「感染」・・あれは完全にホラー映画でした
を観たことがあるので、まーた寝不足っぽい
不機嫌な顔で医者やってるよ・・とちょっと苦笑。

カンニング竹山がいい味。
演技というか、社会に認められず
いつもイライラしている在野の科学者を
ナチュラルに演技。

予想GUYのお兄さん、ダンテ・カーヴァーが
WHOのオフィサー役。
本来のテリトリーである英語で会話する人役
なんで、演技に上手いも下手も無く。
白い犬が出てこないか密かに不安。

「ガンは闘うものなんかな〜
 共存できんもんやろか」
藤竜也さん。ガンで余命いくばくもない
生物学者。どうせ死ぬなら・・そう思うのは
明日がある人だから。ガンと解ったからには
静かに余生を日本で。
そんな彼の魂に火をつけてしまったのが
「妻夫木」くんでした。

そりゃあさ
「自らのやれることをやろう。
 さすれば道は拓ける」
というのが映画のテーマだとしてもだ。
治療最前線の戦っているハズの
妻夫木くんが、原因究明のため
遥か南の国まで足を運ぶというのは
いったいぜんたい、いかがなものか。

博士と共に、妻夫木くんは
ウィルス発祥の地、南の国の
ジャングルを切り拓いて造った
「海老の養殖場」へたどり着く。
そこでもう死にそうな現地の人々。
「アーユーオールライ?!」

おお、なんだか知らんが
ガイコク人らしいけど、
ピンピンの人間が来てくれたぞ?
養殖場の従業員は、血を噴出しながら
最後の力を振り絞って
妻夫木くんにすがって来る。
この辺、急にゾンビ映画みたい。

自分にすがってくる現地の人たちを
感染する恐怖から突き飛ばし
屋外へ脱出する妻夫木くん。
これまで典型的なヨイ子ちゃん
主人公だっただけに、正直でいい。
自分も多分そうする。

で、ネタバレします。
ウィルスには「ワクチン」だろ?との事ですが
ワクチンが出来て一般流通するまで
6ヶ月かかる。それまでもドンドン死んでゆく。
金麦も例外ではなかった。

結局、ワクチンが完成するまでのツナギとして
どうしてキクのかまだ医学的に解明されていない
のだが「血清の融通」にチャレンジする。
つまり、何らかの理由で軽い症状で
生還した患者の血を輸血することで
3人に1人は助かるのだそうだ。
(それってワクチンじゃないの?とか
 医学に素人の自分なんかは思う)

金麦ヒロインは自己犠牲にして実験する。
彼女は間に合わなかったが、同時に実施してみた
養鶏場の娘は助かる。

たとえ明日、地球が滅びようとも
 僕はリンゴの木を植える


とにかく、うがい手洗い
マスクと、くしゃみ・せきエチケットね。
これは徹底しましょう。うん。

キャスト - 感染列島
出演
妻夫木聡 (松岡剛)
檀れい (小林栄子)
国仲涼子 (三田多佳子)
田中裕二 (三田英輔)
池脇千鶴 (真鍋麻美)
竹山隆範 (鈴木浩介)
金田明夫 (高山良三)
光石研 (神倉章介)
キムラ緑子 (池畑実和)
嶋田久作 (立花修治)
正名僕蔵 (田村道草)
ダンテ・カーヴァー (クラウス・デビッド)
馬渕英俚可 (鈴木蘭子)
小松彩夏 (柏村杏子)
三浦アキフミ (小森幹夫)
夏緒 (神倉茜)
太賀 (本橋研一)
藤竜也 (仁志稔)

スタッフ - 感染列島
監督 瀬々敬久
脚本 瀬々敬久
企画 下田淳行
撮影 斉藤幸一
美術 金勝浩一
音楽 安川午朗
主題曲/主題歌 レミオロメン
録音 井家眞紀夫
照明 豊見山明長
編集 川瀬功
助監督 李相國
スクリプター/記録 江口由紀子
SFX/VFXスーパーバイザー 立石勝
友情出演 佐藤浩市

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2012年12月17日

岳 ガク

地上波初放送だそうで。
正直、大して期待していなかったんだけど
録画しておいたら・・相方が見つけて
先に観賞。再観賞に自分もつきあった形。

三歩(演:小栗旬)
「クイズ、山に置いてきては
 いけないものってなんだ?」
「ゴミ?動物?植物の種?」
「ブブー。うんそれもあるけどね、はずれ」

あらすぢ
世界の名峰を制覇した後、日本へ戻り
山岳救助ボランティアとして活動していた
島崎三歩(小栗旬)のもとに
椎名久美(長澤まさみ)が北部警察署
山岳遭難救助隊の新人としてやって来る。
三歩の指導を受けて訓練をこなしていた
久美だが、実際の現場で遭難者を
救うことが出来ず自信を失っていた。
そんなある日、猛吹雪の雪山で多重遭難
が発生。久美は仲間と共に現場へ向かうが、
そこには想像を絶する雪山の脅威が
待ち受けていた・・。

************************

死体を丁寧に扱いたいという気持ちは
誰でも一緒のはずだが、現場ではぜんぜん
そんな余裕がない場合だってある。

崖に救助者と遭難者Aと遭難者B。
嵐が迫っている。崖上にはヘリがホバリング。
一刻も早く、救助者は遭難者を
崖の上に上げなければいけない。
で、遭難者Bが死んでたらどうか?

三歩は当たり前のように遭難者Bの死体を
崖下に放り投げるのである。
当然、まさみチャンは反対するんだが
これは「フォール」と呼称するらしい。

そして駆けつけた遺族(ベンガル)に
土下座までする。

山岳救助にほぼ手弁当で協力する
昴航空のヘリパイロット渡部篤郎(プロ)が、
青臭い書生論を振りかざす「まさみ」に言う。

「お前みたいのをなんというか知っているか?」
「・・・」
「・・アマチュアだ」
(もうちょっとカッコいいセリフ吐くかと思ったが。
 正論だけど存外フツーだった)



話は変わって、先日知人から
UFOキャッチャーでゲットしたからといって
室内用ラジコンヘリコプターをいただいた。
ラジコン自体、数年ぶりだし
お空モノは初めて。
(この手のラジコンは事前調整8割なのだとか・・)

普通に飛ばすことすら大変だが
なによりホバリングの難しさを実感。

よくこの手のアクション映画だと
「絶対無理」だなんて状況で
ヘリ操縦士が周囲の無理難題を聞き入れ、
不可能を可能にしたりするが・・
ダメです。無理を言っては。
普通、プロが無理といったらそれは無理なのです。
自分はそれをラジコンヘリで学びましたw



まさみちゃん、ロープに物凄いためらい傷。
そんな時間があったら、あと一人くらい
救出できるんじゃないか?

・まさみはあそこで凍り付いて死ぬべきでしょう(オレ)
・まさみのオトコ職場への「転勤」自体がありえない(オレ)
・いやそもそも「旬」がありえない(嫁さん)
・山小屋で、近日中に結婚する娘とその父登場!
 死亡フラグ立ちまくりじゃん(オレ)
・まさみちゃんの父は石黒賢か。写真演技不要だな。
・そんなコトいったら(いやいや・・)

Wiki先生によれば、山岳モノの漫画は数あれど
この「岳」という漫画は、主人公「三歩」が
あまりにスーパー過ぎて、リアルなら
二重三重遭難を引き起こしかねない行動ばかり。
フィクションだから解決するけど、普通は死ぬ。
山岳初心者には悪い誤解を与えかねない
イクナイ漫画だと、いったい誰がWikiに
投稿したのか知りませんがエラクご立腹であります。



確かに。これは漫画原作やヒーロー映画で
あるにしても、どうもこの「三歩」って主人公は、
やたらと死に急いでいるように感じてなりませんでした。

でも、彼(三歩)のような人が常に待機している山なら
確かに安心して山登りを楽しみたいです。

ちなみに冒頭のクイズの答えは「」だそうで。
(もうちょっとカッコいい答えかと思ったが。
 こちらも正論だけど存外フツーだった)

語感がいいね。「おとこめし」=にぎりめし。

岳-ガク-
監督 片山修
脚本 吉田智子
音楽 佐藤直紀
主題歌 コブクロ
『あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』
撮影 藤石修
編集 松尾茂樹
製作会社 「岳 -ガク-」製作委員会
配給 東宝
公開 2011年5月7日
上映時間 126分
製作国 日本

出演者
島崎三歩 - 小栗旬
椎名久美 - 長澤まさみ
野田正人 - 佐々木蔵之介
阿久津敏夫 - 石田卓也
座間洋平 - 矢柴俊博
安藤俊一 - やべきょうすけ
関勇 - 浜田学
守屋鉄志 - 鈴之助
横井修治 - 宇梶剛士
青木誠 - 森廉
横井ナオタ - 小林海人
遭難者の父 - ベンガル
梶一郎 - 光石研
梶陽子 - 中越典子
遭難する青年 - 尾上寛之
三歩の親友 - 波岡一喜
椎名恭二 - 石黒賢
谷村文子 - 市毛良枝
牧英紀 - 渡部篤郎

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2012年11月19日

教祖誕生

「教祖誕生」

バチ?あたってみてぇなァ・・

チャンネルNECOにて。
現在の世界のTAKESHI監督が、
少しずつ映画とか小説といった分野に
漕ぎ出していたころの作品。
そんで「へー、ビートたけしって単なるお笑い芸人」
って訳ではないんだな、と認識し始めたのも
ちょうどこの頃。

あらすぢ
高山和夫は帰省途中に、ある新興宗教団体
の布教活動を目撃し、そのインチキ臭さに
逆に興味を覚え、教団の主管である司馬大介の
口添えで一行に加わることになる。やがて
教団の中では、教祖を純粋に奉り、神への信仰を
全うしようとする青年部の駒村たちと、宗教活動を
金儲けの手段と考える司馬や経理担当の呉ら
二つの勢力があることが和夫にも分かってきた。
だんだん言うことを聞かなくなってきた初代教祖は
司馬に追放され、司馬は教祖など誰にもなれる
大事なのは教義だと、何と和夫を二代目の
教祖に仕立ててしまう・・。

************************

今でいうフリーター、いやプー太郎か。
気ままな自分探しの旅をつづける
「和夫」(演:萩原聖人)は、ひょんなことから
弱小(インチキ)教団についてゆくことになる。
洗脳されたから、とかそんなんじゃなく
雨風をしのげる、タダ飯、面白そう・・といった
これまた非常にイイカゲンな理由である。 

司馬大介(演:ビートたけし)は典型的な
宗教ゴロ。この宗教団体を裏で仕切る。
徹底的な唯物論者で、金と女を手に入れる
ためだけに宗教業界にいる。
最近、元ホームレスの初代教祖
(演:下絛正巳・・下條アトムの親父さんにして
 寅さんのおいちゃんですな)
が言うことを聞かなくなってきているので
そろそろ誰でもいいから、教祖を取り替えようと
考えている。
いわゆる「ミコシは軽くてパーがいい」ってやつ。

二代目教祖となった和夫。
はじめこそ、司馬の策略でソープにつれて行かれたり
俗社会の素晴らしさを満喫するものの

だんだんとその気になってきた和夫は
真摯に神に仕える青年部長
(ジブン、この映画の影響もあって青年部って存在がキライ)
「駒村」(演:玉置浩二)の薦めもあって、
荒行に挑戦する。
司馬はどうせ形だけだろうと思っていたが
思いのほか本気度の高い和夫に戸惑う。

どうして、みんな教祖なんかになりたがるかなァ

真剣に神で仕える駒村は、
俗の塊である司馬とことごとく対立する。

「バカヤロウ、コノウ
 断食で神になれるならなぁ
 その辺のホームレスは皆、神だ!」

そしてその対立はついに・・

「ははは・・オレ、駒村殺しちゃったよ」
「やっと神の影がみえたってことなのかな・・」

宗教が組織として、世の中に存在してゆく
要がある限り、世俗に通じている人間は必要になる。
それがいわゆる「宗教ゴロ」であり
この手の輩は基本的に金の臭いがするところ
ならばどこでも出没するし、どこにでも存在する。

「和夫。司馬もいなくなったことだし
 誰かが金の面倒を見なければならない訳で・・
 俺がやるってことでいいかな?」
司馬=ビートたけしが刑務所へ退場した後
黒幕No2にいた「呉」(演:岸部一徳)が
のっそりと本性を現す。

「信者1000名までが大変でしたよ。
 ここまでくれば後は・・」
多分、今はメジャーのキリスト教にも仏教にも、
ここまで人口に膾炙する前段階では
信念なぞまるでない、有象無象たちも
いっぱい混ざってきたんだろうな(あるいは今も)



オチがいい。
転んでもただでは起きない。

宗教にすがる弱さを持つのもヒトならば
俗への飽くなき執着もまたヒト。
光と影は表裏一体。
その両方合わさって「人」なんだろうて。

初見の当時、四国とかあっちの方のでの
ロケかと思ってたけど、茨城の方だったみたい。

キャスト(役名) - 教祖誕生
出演
萩原聖人 (高山和夫)
玉置浩二 (駒村哲治)
岸部一徳 (呉)
北野武 (司馬大介)
下絛正巳 (初代教祖)
山口美也子 (洋子)
もたいまさこ (政子)
国舞亜矢 (朋子)
南美江 (久栄)

スタッフ - 教祖誕生
監督 天間敏広
脚本 加藤祐司/中田秀子
原作 北野武
撮影 川上皓市
美術 磯田典宏
音楽 藤井尚之
歌 桃姫BAND
録音 宮本久幸
照明 磯崎英範
編集 荒川鎮雄
助監督 北浜雅弘
スチール 笹田和俊

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2012年10月28日

ゴーストバスターズ2

フジの深夜で放送。
なぜにゴーストバスターズ1から
放映しないのか?と思うが
あっちの方が大ヒット作だし
放映料金が高いのだろう。

あらすぢ
前作から5年。破壊神からニューヨークを
救った彼らだったが、破壊した建物などの
賠償金を市と州より請求された上、数々の
違法行為の責任を押し付けられる形で、
「ゴーストバスターズ」社は破産してしまい、
依頼もぱったりと来なくなった。市民も彼らと
超常現象を忘れ去り、4人組もそれぞれ
別の道を歩んでいた。ピーター・ヴェンクマン
はテレビ番組の司会者(担当番組の視聴率
は最悪)、エゴン・スペングラーは研究所で
心理学を研究、レイモンド・スタンツは
オカルト書専門の本屋を営むかたわら
ウィンストン・ゼドモアと共に
ゴーストバスターズの仮装をして、
パーティーに芸人として出ていた・・。

************************

文字通り前作の後日談。

ゴーストバスターズの面々を
また活躍させなければならない。
それには敵が必要だな。
舞台は変わらずNYで。
前作はNYの大通りを
巨大な「マシュマロマン」に闊歩させたから
今度は何を歩かせようか?
やっぱ彼女しかいないよな。
あとはまあ、適度に「コメディ」を織り込んで・・
といった企画会議がスグ浮かんでしまいそうな。

ちなみに脚本は出演者の
「ダン・エイクロイド」氏が一枚噛んでます。

ダン・エイクロイドって
実はこのゴーストバスターズで知った。
体だけはデカクて、能力はあるのだが
お人よしなあまり、最後いつも
ひどい目にあう、といった役柄。
それにのんびり屋なんで、おいしい所は
常に「うるさい奴」=ビルマーレーに
持っていかれるイメージだ。

それだけに「ブルースブラザース」での
彼の活躍の方が、いまいちシックリこない、
というか、彼らしくないように感じてしまう。

そういや最近、ビル・マーレー見ないな。
今どうしてんだろ。

シガニー・ウィーバーが映画「エイリアン(80年)」
だけでなく、ここ(88年)でも下着姿を
披露しているが、公平に見て、彼女って
美人の範疇に入るのだろうか?

とりあえず、リック・モラリスの
頬っぺたを掴んでみたい、という
衝動に駆られた。

そんなところ。

※追記:ゴーストバスターズ3
製作決定、しかもオリジナルキャストでだって。
あらら、びっくり↓
真ん中から下のあたりの記事



Ghost Busters II
監督 アイヴァン・ライトマン
脚本 ダン・エイクロイド
    ハロルド・ライミス
製作 アイヴァン・ライトマン
製作総指揮 バーリン・ブリスタイン

出演者
ビル・マーレイ
ダン・エイクロイド
ハロルド・ライミス
シガニー・ウィーバー
リック・モラニス

音楽 ランディ・エデルマン
撮影 マイケル・チャップマン
編集 シェルドン・カーン
ドン・キャンバーン
配給 コロムビア/トライスター
公開 1989年6月16日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国

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2012年09月18日

ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣

「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」

先日の「日本映画専門チャンネル」
「東宝特撮王国」ワクにて。
同じ映画を1ヶ月に3回放映する。


あらすぢ
週刊誌のカメラマン、工藤太郎は、南太平洋の
孤島セルジオ島にレジャー・ランド建設を計画
しているアジア開発のはからいで、宣伝部員
アヤ子、生物学博士の宮、測量技師の横山、
佐倉らの一行に、加わった。しかし、この
セルジオ島は怪獣の宝庫だった。
それらは遠い銀河の彼方からやってきた
宇宙生物が地球の生物にのりうつって
怪獣化したものである。工藤と宮博士は
さっそく海底探検にのり出したが、巨大な
触手をもつイカの怪獣「ゲゾラ」に襲われる。
なぜか二人を急に解放するゲゾラ・・

************************

うーーーむ。うむむ。
やはりコドモむけ映画ですなあ。
まあ当たり前か。

あの時代、1960〜70年ころに子供だった人ならば
楽しめたでしょうが・・・。

自分の場合、当時のコドモ向け本
(ケイブンシャとか)の怪獣大百科とか
そんな奴に載っているスチルとあらすじだけを読み、
作品を「知っている」だけで「観たことない」まま
大きくなってしまいましたから。

カッコいいいい方させていただくならば、
年を重ねてから、初恋の相手に
無理に会おうとしてはいけない
ということでしょうか。
一方で、同窓会で再会の元カノと
焼けぼっくいに火、なんて可能性もあるから
油断できないんだけれども(苦笑)

で、映画ですけれど。
新作を心待ちにしていた当時の子供たちが、
新怪獣と遭遇するには映画かテレビしかなく、
中でも、ゴジラでもガメラでもない独立新作映画で
しかも「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ」と
3匹も同時に新怪獣が出現!って事態は
盆と正月同時開催くらいの喜びだったようです。

宇宙から飛来した生命体が
ロケットに取り付いて地球へ。
たまたま着陸したのが南の島。
そこに「カミナリイカ」と「ヤシガニ」と
「マタマタカメ」がいたから乗り遷って
巨大化、人類征服を企んだらしい。
奴ら、ついでに人類にも乗り遷って
自己紹介までしている。

いわく、文明が進みすぎて、肉体すら
不要になった一族なんだって。

決戦!南海の大怪獣とあれば
この三大怪獣がバトルロイヤルでもするのかと
想像しちゃうけど、実際、「ゲゾラ」は人間にやられ
「ガニメ」「カメーバ」がケンカするにとどまる。


「ガニメ」VS「カメーバ」

中の人は同じ宇宙からの生命体なのに
何故バトルを?といえば、
奴らは超音波に弱いんだそうだ。
イルカとかコーモリさんとかが発するあれ。
で、そこを見抜いた人類が洞窟から
コウモリさんを発射、混乱したコウモリさんの
超音波に狂ってしまって内ゲバしたものらしい。

そんなんで狂っているようじゃあ
携帯電波やらなにやら、とにかくやたらと
空中を飛び交っている
今なんか、生き抜くことは出来ないぞ。
どんな静かな場所で生きてきたんだ連中。



映画は全部で80分ほど。
子供向けカイジュー映画としては
適度な長さですね。
30分じゃテレビ番組。
60分だと映画としてちょっと寂しい。
飲み屋でたのむコップ酒でいえば
コップだけじゃなく皿とマスにも
酒が溢れた状態で+20分。
合計80分と。

酒のはなしのついでに
今回のカイジューさんは「ゲソ」「カニ」。
「カメ」はまあ「スッポン」を代用で
ツマミにしますか。まあ豪華。

キャスト(役名)
出演
久保明 (工藤太郎)
高橋厚子 (星野アヤ子)
土屋嘉男 (宮恭一)
佐原健二 (小畑誠)
斉藤宜丈 (島の若者・リコ)
小林夕岐子 (その恋人・サキ)
中村哲 (祈祷師・オンボ)
当銀長太郎 (調査技師・横山)
大前亘 (調査技師・佐倉)
藤木悠 (宣伝部長)

スタッフ
監督 本多猪四郎
特撮監督/特技監督 有川貞昌
脚本 小川英
製作 田中友幸/田中文雄
撮影 完倉泰一
美術 北猛夫
音楽 伊福部昭

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2012年09月01日

クヒオ大佐

防災の日。そんな日はコレ!
クヒオ大佐」なのです。うん。

BSかCSでやってたんで観ました。
堺雅人さん、自分は結構応援している
役者さんなのだ。最近思う時があるのだが
彼、実はダイコ・・こほん。

あらすぢ
米特殊部隊ジェットパイロットの
ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。
華麗なる経歴と流暢な日本語で次々と女性を
おとす彼は、実は名前も経歴もでっちあげの
稀代の日本人詐欺師だ。今は弁当屋の
女社長・しのぶを夢中にさせているにも係わらず、
博物館のエリート学芸員の春や銀座のホステス
・未知子もその毒牙にかけようとしていた。
しかしそんな中、しのぶの弟・達也に、クヒオが
詐欺師だと見抜かれてしまい……。

***********************

実際にこういう詐欺師がいたらしいけど
詐欺師なんて輩は、たいていの場合
「まさか、あんなアヤシイ奴が?」
なんて奴であったりする。

クヒオ大佐は、実は生粋の日本人で北海道出身。
幼少時代に貧乏で家庭内暴力の中で過ごした男。
だからといって大佐の免罪符には全然ならんけど
彼はそもそも人を騙そうなんて思っていない。
「こうだったらいいなあ」と、
普通の人間であれば単に妄想で終わるところを
大佐は本気で熱演してるのだ。
単に努力の方向が違うだけなのである。

実社会において生活までコスプレ。
自分で自分のことすら騙しているんだから
そこには「演じる」という意識はない。
きわめて自然体である。

自分はおお真面目に「クヒオ大佐」であって
そんな設定についてこない実社会が悪いんだからね。
無意識に詐欺をしてしまう男が一番始末が悪い。
反省なんて視点がないし。

クヒオ大佐に騙される女性も
実は彼を真っ向から信じるほどバカじゃない。

親から継いだ経営不振の弁当屋を
切り盛りする行き遅れの女性(松雪泰子)。

大佐のエキセントリックでミエミエの嘘や
子供のようにウソをつきまくる彼をみているのに
「ああワタシ今、すっごいバカなことしているな・・」
なんて思いながら、結局、彼の意に従ってしまう。

八百屋に大根を買いにいった帰り、
ハクバの王子様が私をサラっていってくれないかしら?
彼氏1人いない乾いた日常生活から
(一瞬でもいいから)抜け出したいって。
大佐のことを「信じたのではなく信じたかった」んだ。



(大佐、大佐と連呼していると
 実はクヒオじゃなくって「キャスバル兄さん」に
 ついて語っているような気もする。
 この場合、弁当屋のオールドミスは、
 そうねえ、逆シャアの
 「ナナイ・ミゲル」あたり?)

クヒオ大佐は、詐欺師として決して一流じゃない。

「この名刺、スペル三つも間違えてる」
有象無象を相手にしている百戦錬磨の
「銀座のママさん」には、すぐ見透かされるし

ちょっとした失恋に少しだけ気落ちしていた内は
迷うところがあっても、すぐ立ち直った
「いつかちゃん」(満島ひかり)にも、
完全に論破される始末。

弁当屋の姉は騙せても、その弟(放蕩者)には
完敗するところなんかも、非常に笑えた。

クヒオ大佐の熱演に、夢を見せてもらう観劇料だと
思って、周囲に迷惑をかけない程度で
お金を払う分にはいいのかもしれない。
なにより彼、練炭で婚約者殺したりしないしね。

「いい夢みさせてもらったよ・・」って
柳沢慎吾じゃないけど、つまりはそういうことかな。

大佐は詐欺師じゃない。単に夢見てる人だ。
デイドリームビリーバーって奴。
だから最後には高空から米軍ヘリが降下してきて
「サーイエッサー!大佐。
 特殊任務お疲れさまでした!」
となるわけです。

・・あの鼻、作りモンだよな。
コメディーとして良品。

キャスト
堺雅人 (クヒオ大佐)
松雪泰子 (永野しのぶ)
満島ひかり (浅岡春)
中村優子 (須藤未知子)
新井浩文 (永野達也)
児嶋一哉 (高橋幸一)
安藤サクラ (木下理香)
内野聖陽 (藤原)

スタッフ
監督 吉田大八
脚本 香川まさひと/吉田大八
原作 吉田和正
主題曲/主題歌 クレイジーケンバンド

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2012年08月27日

かいじゅうたちのいるところ

「かいじゅうたちのいるところ」

先日、BSで放映。
子供のために録画して再生したが・・

あらすぢ
空想が大好きな8歳の少年マックスは、
母と姉との3人暮らし。しかし、近頃母も姉も
自分をあまり構ってくれず、それに怒った
マックスは母とケンカし家出。浜辺にあった
船に乗って海に出てしまった。そうしてたどり
着いたのは、見たこともないかいじゅうたちが
棲む島。マックスはかいじゅうたちの中へと
入っていくが、彼らはマックスを食べようと
する。そこでマックスは「僕は王様だ!」と
空想の物語を語りはじめ…。



主人公役の少年。
マコーレーカルキンの再来か。
それと「こども店長」
なかなかの演技。(吹き替え音声のみ)

うーーん。
同居男性(5歳)は結構真剣に観てたようです。
すんません、ジブン途中で風呂入って
その後、うとうとしてたら映画終わってました。
これではレビューになりませんね。
どうもすんませんでした。



監督スパイク・ジョーンズ
出演マックス・レコーズ
   キャサリン・キーナー
   マーク・ラファロ
ジャンルSF/ファンタジー
製作年2009年
製作国アメリカ
配給ワーナー・ブラザース映画

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2012年08月16日

今日も僕は殺される

「今日も僕は殺される」

「夢を持って精一杯生きろ
 こんな日常がずっと続くといい」


ムービープラスで放映。
また、サイコホラーとかそんなんかな〜と
思っていたら、これは結構アタリだった。

あらすぢ
殺されたイアンは、翌日、再び新たな場所で
新しい命を得て蘇える…。つまり、殺される
毎日が無限に繰り返される。そんな斬新な
設定の、残暑を吹き飛ばすサスペンス・ホラー。
CM界の鬼才として高く評価されている
ダリオ・ピアナが初長編映画に挑み、カンヌ
国際広告祭などで絶大な評価を得た
その映像センスをいかんなく発揮している。
『エイリアン2』『ターミネーター2』などで4度の
オスカーを受賞したVFX分野の伝説の巨匠、
スタン・ウィンストンがプロデュースした
最後の作品であることも話題だ。主人公
イアン役は『クローバーフィールド/HAKAISHA』
に出演した若手俳優、マイク・ヴォーゲル。
説明不可能な不条理と戦う男を熱演している。

************************

ネタばれ全開で参ります。
この映画は「題」が邪魔しているなぁ。
(原題「THE DEATH OF IAN STONE」)

とはいっても「ハーベスター」だとお菓子みたいだし。
「ハーベスター」ってあるけど直訳すれば「収獲者」
つまりは死神なんじゃないかな。彼ら。

つまるとこ「ハーベスター」達の内紛なんです。

その死神たちは人間の「恐怖心」が「糧」だったが
その内、人間を必要以上に追い詰め、それによって
ヒトが感じる「苦痛」すら「糧」とするようになった。
だが本来、神が「糧」として認めたのは「恐怖心」までで
「苦痛」の味わいを知ってしまうと
麻薬と一緒で中毒者になる。
だからジャンキー死神は人をイジメまくるのである。

でもなんで主人公だけが、これでもかとばかりに
死神に狙われるのか?
それも殺されてはまたわざわざ
復活をさせられてまで?

不条理ホラーかと思いきや、
結局のところヒーロー誕生譚、
要はデビルマンだったのです。
「人の世に愛がある 人の世に夢がある
 この美しいものを守りたいだけ〜」
のアレ。俺は好きだよ。
こういう悲劇のヒーローもの。

敵の軍団でリーダー格である
天海祐希似のジャンキー死神がいるんだけど
彼女、実はデビルマンでいうところの
シレーヌ的存在なのかもしれない。
格下だと思っていた人間の女ごときに
かつて恋人だった主人公を奪われてしまった
嫉妬心からとか。
(死神界に恋愛という概念がある、ってのも
 それはそれでスゴイ話ではあるが)

話の折々で主人公を助ける謎のジジイがいる。
彼は言う。
「キミにはすごい力がある。
 奴らはそれを恐れているんだ」
「いいか、キミはあの女性を守り抜くんだ
 そうすれば希望はある」

結局、ジジイのいう「すごい力」とは、
すごい力=生を産み出す力=愛 > 苦痛
であるらしい。

あなたはなぜそこまでして
彼らに敵対するんです?と主人公は尋ねる。
「愛だよ。だが、私の愛は居なくなってしまった」



話の骨組みはとってもいい。
いいんだけど、あとちょっとだけ作り直せば
いい映画になったろうになあ。
(主人公の「ハーベスト」姿にしても
 もうちっとだけ、工夫してほしい)

キャスト - 今日も僕は殺される
出演
マイク・ヴォーゲル (Ian Stone)
クリスティーナ・コール (Jenny)
ジェイミー・マーレイ (Medea)
マイケル・フィースト (Gray)
アンドリュー・バカン (Ryan)
マイケル・ディクソン (Brad Kopple)
チャーリー・アンソン (Josh Hoffmann)

スタッフ - 今日も僕は殺される
「 THE DEATH OF IAN STONE」
監督 ダリオ・ピアーナ
脚本 ブレンダン・フッド
製作 スタン・ウィンストン
ブライアン・J・ギルバート
ラルフ・カンプス
撮影 ステファーノ・モルカルド
音楽 エリア・クミラル

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2012年07月30日

GANTZ PERFECT ANSWER

「GANTZ PERFECT ANSWER」

先日、地上波でやってたんで録画観劇。
311のため、劇場放映中止。
予約していた劇場チケットが返金にあるという
われら夫婦にとってイワクつきも作品。
正確に言えば、映画版とこのテレビ版の
完結編では表現が一部異なるようなんだけど
本人がPERFECTANSWERというんですから
その看板を信じることにしました。

あらすぢ
幼なじみの玄野と加藤は、地下鉄に轢かれて死んだ
はずなのに、謎の黒い球体GANTZ<ガンツ>が
置かれたマンションの一室で意識を取り戻す。
そこでは、同じようにガンツに召還された人々が、
謎の“星人”との決闘を余儀なくされていた。やがて
玄野は星人との戦いに順応していくが、激闘のなかで
加藤を失ってしまう。一度は自暴自棄になったものの、
「ガンツのポイントを稼いで加藤を復活させる」という
目標を見つけた玄野は、再び戦闘の場で活躍
しはじめる。しかしガンツの存在に勘づき、その謎を
暴こうとする正体不明の男、手の平サイズの黒い
球体<ガンツボール>を狙う怪しい黒服の集団、
そして死んだはずの加藤が現実世界に突如として
現われるなど、外の世界もざわつき始める。不穏な
事態がたたみかけるように続発する中、ガンツが
次の標的に指定したのは、なんと星人ではなく…!?

***********************

受け取り方は人ぞれぞれだと思うが
ま、原作が終了していない(よね?)以上
確かにあのオチも「解」だと思う。
パーフェクトかといわれると?だけど。

吸血鬼のとのバトルがやたらと長すぎ。

松山ケンイチ=加藤の復活が
宇宙人の偽装による復活ってのは
どうかな?って気も。
単にインパクト狙いの起用で、あの場合
二人を狙うヤツは強敵であれば
誰でもよかったんだと思われ。

それと山田孝之氏は一作目から
思わせぶりに出没してたんで
もう少し事態の好転に関与するのかと思えば・・。
なんだったのアナタ。

ちびっこガンツ(ちいさい黒球)の存在が
いまいちよく判らなかった。

多恵ちゃんの吉高由里子。
期待してたのに、残念ながらお色気シーンなし。
S○Xすることだけが愛の確認というわけでも
ないのだろうけど、プラトニックラブな割に
あまりに二人の想い入れ度が過ぎやしないか?

また、前回のお色気担当だった
岸本恵=夏菜は、今回のストーリー上では
生き返らせる余裕がなかったため
なんと番組のプレゼントコーナーとかに
華として出てくる。ちと悲しい扱い。

田口トモロヲさん演じる、ただのおっちゃん
(鈴木良一)が出てくるシーンは安心して
観ていられた。
亡き奥さん(あれ?奥さんもGANTZ世界で
死亡したんでしたっけ?)をとるか?
仲間をとるか?揺れ動くオヤジ心。

で、パーフェクトなアンサーはあれなわけか。
「みんな幸せにね・・」
というのはどういうことなのか。
玉男が誰になるかで、GANTZの効能は
変わっちゃうのだろうか?



キャスト
二宮和也(玄野計)
松山ケンイチ(加藤勝)
吉高由里子(小島多恵)
本郷奏多(西丈一郎)
夏菜(岸本恵)
伊藤歩(鮎川映莉子)
田口トモロヲ(鈴木良一)
山田孝之(重田正光)

スタッフ
監督佐藤信介
アクション監督下村勇二
特撮監督/特技監督神谷誠
脚本渡辺雄介
原作奥浩哉
製作総指揮宮崎洋
エグゼクティブプロデューサー奥田誠治
製作大山昌作・鳥嶋和彦・島谷能成
美術監督原田恭明
音楽川井憲次
助監督李相國
スクリプター/記録田口良子
SFX/VFXスーパーバイザー前川英章
CG豊嶋勇作

※製作にマシリト博士がいらっしゃるw

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2012年06月16日

キングコング2

「キングコング2」

いまや「キンコン」といえば第二の不正受給者
だったりするが、ザ・シネマで放送。
「キングコング2」であります。
怒りのメガトンパンチ・・はファミコンの副題で
原題は「King Kong Lives」

〜俺、キングコングって映画好きでさあ、
 ヤツが死なないで実は生きていたって
 映画見てみたくね?という、実に小学生的発想を
そのまま映画化することに成功する。

ギラーミン VS リンダ・ハミルトン
あらあら、サラコナーがこんなところに出てる。

あらすぢ
10年前、世界貿易センターから墜落したキングコングは、
ジョージア州アトランティック大学研究所にある世界最大
の集中治療室の中で、植物人間さながらに眠り続けて
いた。エイミィ博士(リンダ・ハミルトン)ら専従スタッフは
700万ドルをかけて精巧な超大型人工心臓を作り、
心臓移植の準備に余念がなかった。しかし、一番の問題
は手術時に必要な大量の輸血用血液をどうするか
ということだった。そこに、ボルネオ島に住むミッチェル
(ブライアン・カーウィン)という男から、ジャングルで
捕えた雌のコングを売ってもいいという連絡が入った・・。

************************

まずは前作のおさらいから。
南の島から拉致されてきたコングが
WTC屋上でヘリと戦闘。
オキニの女の子を守って墜落死・・
(コングオキニの女、地上に戻るの早。
 さっきまで屋上にいたハズでは?)

そして10年後。
今回のサラコナーは野心あふれる獣医役。
超巨大な人工心臓を開発、おサルに移植する。



おサルの人工心臓開発およびコングの
昏睡状態を10年間維持で700万ドルだって。
なにそのおタワケぶり。

「人工心臓が完成するのが遅すぎたわ・・。
 血液が足りない。コングに輸血できる生物なんて
 この世にいない・・」と発言。
コングメス(レディーコングと呼称)の存在を
早々にフラグオンする。

サル(ゴリラ)の血液って全部B型って聞いたことある。
その辺のおサル(ゴリラのほうがいいかな)から
採血にご協力いただくとか・・生理食塩水を併用で。

そしてヒジョーによいタイミングで
ボルネオで巨大コング(ただしメス)発見!の
知らせが入る。発見者は「お宝ハンター男」。

前作ではオスコングをモンド島で発見して
捕まえるまで、ほぼ1時間費やしているというのに
この男は、自身が登場してわずか数分で
発見&捕獲という離れ業。
今度のコングはメスなんで、人間の男性に
やたらと好奇心があり、お宝ハンター男は
自分自身(チ×チンではないよ!)をエサに
捕まえる。
カントリーガールは町の男(チョイ悪)に
弱いのだ。今も昔も。


モンド島とボルネオはかつて地続きだったという
どうでもいい設定はしっかりと存在するんで
見知らぬレディーコングがボルネオに
居たってリクツにかなっているのだ。

さあ輸血の血は確保できた。移殖手術開始。
サル由来の感染症にひどい目にあった
「アウトブレイク」のダスティンホフマン中佐が
再発狂しそうな量の血が飛び交う。
心臓をつかむクレーンの操作を過って
落としそうになったりと、心底どうでもいい
描写が手術シーンを盛り上げることもなく。
観客置き去りで手術は進む。

10年たっても人類の技術の進歩はまるでない。
人工心臓作る暇があったら
まず、おサルに引き千切られることの無い
丈夫な鋼材を(できればガンダリウム合金希望)
開発しましょう。

で、いろいろあってコング復活&脱走。
この辺、もう展開がアホ通り越してバカなんで
省略します。

オスコングとレディーコングの密会。
「いやーん、触らないで」
「きゃーヘビコワイ!」
「貴方ってお強いのね」
「イヤイヤソレホドデモ・・」

もちろんそんなセリフは無いけれど
身振りで会話するコングども

もう「ごっつ」のコントレベルである。
実にアホすぎる画。
この映画が「バカ」映画扱いされ
見向きもされなかった理由がよーくわかるし
こんなの時間つぶして観ている自分にも
大いに腹が立つ

そして待ってましたの夜。
オスコングとレディーコングのメイキングラブ!
ところがギラーミン監督は無粋な方でw
そんなシーンはまったくなく、そのかわりに
かつて最悪の出会いをしたはずの
お宝ハンター男とサラコナー博士が
ついでに寝袋でアーン開始。その寝袋イメージを
もって、後はお察しください、とのことです。

オスコングなんて病み上がりでしょうに。
いくら数十年出会いがなかったからって
そのハッスルぶりは心臓に悪すぎだと思うよ。



なぜ軍はサルのペアを一緒に捕獲しようと
しないのか?不思議すぎる。
コング(オス)はレディーを死守すべく
何度も一緒にいようとしたじゃないの。
そのときを狙ってガスをまけばいいのに
何でまた分離させようとするのか。
軍の行動が皆目意味不明。

おいおい、その毒(ガス)は巨大ゴリラを
失神させるために用意されたんじゃないの?
そう簡単にマスクとるなよ。軍の人。
それと博士たちも、たまたま風下に
いなかったのから難を逃れたのかもしれないが
よく丸腰で散布現場にいられるもんだ。

ギラーミン監督も、コングを生き返らすという
インパクトだけで話を引っ張ったはいいけど・・
この先どうしよう・・といった感の中盤のたるみ方。
最後の方はなんかもう話の落としどころに
困ってしまい・・博士VS軍。
協力しろよ。軍も博士も。君らが無理に
いがみ合わないといけない
イキサツがあるわけじゃあないだろ?
(軍の大佐がバカの癖に意固地なだけで
 それも政治力でなんとでもなるでしょ)

結局、なんだか知らないが
コングにライバル意識を勝手にむき出しにした
司令官の大佐が暴走しまくったおかげで
ムチャクチャな話と化してしまった。
なんだ?あの必死さ。
大佐、昔コングにオンナを寝盗られたとか?
政府(大統領)も何で
あそこまで大佐の暴走を許せるのか?

最後は、いきなりホノボノで終了。
とりあえず世代交代を見せることができれば
無理やりお涙頂戴ってことで。
泣かないけど。

キャスト(役名) - キングコング2
出演 リンダ・ハミルトン (Amy)
ブライアン・カーウィン (Mitchell)
ジョン・アシュトン (Nevitt)
ピーター・マイケル・ゴーツ (Dr. Ingersoll)
Frank Maradan (Dr. Benson Huges)
Jimmie Ray Weeks (Dr. Benson Huges)

スタッフ - キングコング2
監督 ジョン・ギラーミン
脚色 ロナルド・シュセット
スティーヴン・プレスフィールド
キャラクター創造・原案 カルロ・ランバルディ
撮影 アレック・ミルズ
音楽 ジョン・スコット

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2012年06月12日

クライヴ・バーカー 血の本

「クライヴ・バーカー 血の本」

「この映画は原作者・製作者の意図を尊重して
 オリジナルで放映いたします・・・」

とりあえず言い訳です。はいはい。
最近多いんだ。TVでの映画放映では。
まず言い訳から。

確かにこの映画からして冒頭でいきなり飲酒運転だしなァ。

「死者の進む道がある
 ・・その先は生と死の交差点」


有名なイギリスの曇り空同様、重々しい
いい雰囲気の映画ではあるのだが・・展開がタルイ。

クライヴ・バーカーといえばホラーファンの間では
有名人らしい(あのヘルレイザー=ピンヘッド野郎の
原作・監督らしいが)自分はそこまでホラーとかが
好きではないので「クライヴ・バーカー 血の本」
という題名に、人名が混ざっていることすら
気がつきませんでした。



あらすぢ
幽霊屋敷として有名な、”トーリントン・ハウス”。
超心理学者のメアリ博士は、霊能力者のサイモン
を雇い、霊界の存在を証明する実験に着手する。
屋敷中に配置された監視カメラが捉える、
不可解な超常現象。それらはサイモンのトリック
だったが、やがて実験は異様な展開を見せる。
サイモンの皮膚が裂け、血で描かれた文字が
現れたのだ。死者たちは自らの言葉を、
サイモンの肉体に刻んでゆく。それを写し取り、
世に伝えようとするメアリ。無限の苦痛に苛まれ、
そこから逃げようとするサイモン。現世への窓で
あるサイモンの皮膚を、手放そうとしない亡者たち。
こうして、呪われた地獄の物語は始まった……。
ホラー・ファン熱狂!! スティーヴン・キングと
並ぶ巨匠クライヴ・バーカー幻の名作が、
遂に映画化!!.

***********************

この映画に出てくる死者達は
ある意味、筋が通っている。

「我々を侮辱するな」

まさにその通りであります。
「仏ほっとけ、神かまうな」ってこと。

ネタばれ全開で行きます。

超常現象研究家である主人公メアリーは
なんの名目でかは知らないが大学で
教鞭をとっており
「姿が見えないからといって、
 存在しないという証拠にはなりません!」
今日も今日とて熱弁をふるう。

この主人公メアリーには非常にガッカリ
もうちょっと理知的な提案をして状況を改善したり、
いかにも映画のヒロイン的な解決へ話を
導いてくれるものと期待していたのに・・
いつもいつも肝心なときにいないし。
毎度4階のドアは締め切ってるし。

「科学力での解明を期待しているわよ」
とか、機械に詳しい仲間を誘って言ってるが
ゴーストバスターズとまではいかなくても
もうちょっとなんか装備があってもよさそうな
モンなのにな。結局ビデオカメラ設置と
せいぜいセンサー類でしょ?

あまり意味なくメアリーの熟女ヌードが拝める。
教え子(サイモン)をアブねー場所へ送り込み
科学力で解決を、ということで
室内監視カメラだらけなのに
しかも前の住人はこの部屋でセックスしすぎて
怨霊の怒りを買って殺されたというのに
しかもエゲレスで超有名らしいお化け屋敷
”トーリントン・ハウス”・・よりにもよって
そんな部屋で、そういうことに及ぶとは・・
ナニやってんだお前って感じ。

サイモンは結局「霊能力者」ではなくって
単にオバサンマニアでメアリーとご懇意に
なりたかっただけみたい。
彼女とお近づきになるためにイロイロ細工をして
霊能力者であるように思わせた。
実はほんとに能力者なんだ!と
最後は力説してたけど、実でも何でも
どうでもいい。危なそうな人(=メアリー)とは
距離をおきなさいってことですよ。
(サイモンはなにかってーと脱ぐ奴で
 奴の大事なところは常に透過光だったんで
 そういう意味では能力者かもしれない)

物語後半、唐突に出てくるパツキンは
はたしてメアリーなのか?
メアリーでした。
以後、メアリーは加速度的におかしくなってゆく。
これまたナニやってんだお前って感じ。

「語ることで魂は救われる・・」
「話を聞いて」
「死者の声を世に広めるわ・・」
なんだそりゃ?
にしたってもう少しやりようがあるダロよ。
ターゲットはメアリーのほうじゃないのか?
どちらかといえば。

「死者は僕に文字をつづり・・・」
「これらの話は「僕」を通して伝えられた」


>死者たちは自らの言葉を、サイモンの肉体に刻んでゆく。
>それを写し取り、世に伝えようとするメアリ。

・・もっとも、サイモンが生きながら地獄に落ち
死して血の本を残さなければならないくらい
ワルイコトしたかといわれれば、
ちょっと幽霊さん達もヤリスギでは?と思う。

血の本には「殺」の字もあったよ。
極東の人も幽霊群にいるのかな。



正直なところ、悪趣味な珍品コレクターと
金のために何でもやるハンターの存在のほうが
怨霊の存在よりも、もっと実社会から
浮いている気もします。

ジョン・ハリソン(監督)
クライヴ・バーカー(原作)
ガイ・ファーレイ(音楽)
ジョン・ハリソン(脚本)
ダリン・シルバーマン(脚本)
フィリップ・ロバートソン(撮影)

出演者
ジョナス・アームストロング
ソフィー・ウォード
クライヴ・ラッセル
ポール・ブレア
ロマーナ・アバクロムビー
サイモン・バムフォード
ジェームズ・ワトソン他

制作2009/英国
時間101分

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2012年06月11日

キングコング(1976)

「我が家の「春」のゴリラ祭り」

ギラーミンですよ。
ギラーミン。みうらじゅんさん!
監督の名前自体が強そうじゃないですか。

「白人の命令は受けん!」
そんなセリフがまだまだ通用する
この映画は1970年代。
WTCビルがこの頃はまだ健在。
2005年版「キングコング」は以前
紹介しましたのでそちらをご覧いただくとして・・
 ↓    ↓
http://ponett.seesaa.net/article/21308247.html

なんかの折に「後生だから」なんて
セリフを誰かがはくのだが・・
そんな翻訳あるかい。

あらすぢ
激しい石油ショックの波をあびて、ペトロックス社
のウィルソン(チャールズ・グローディン)は、
南太平洋に新たな油田を求めて、調査船を
進めていた。最終目的地は、いつも濃い霧に
覆われていて、その所在すら海図には明らか
ではないスカル島である。もう1人、このスカル島
をめざす男がいた。密航者として乗船していた
プリンストン大学の動物学者プレスコット
(ジェフ・ブリッジス)である。彼はスカル島には
巨大な動物が棲息していると推測し、自分の目
で確かめようとしていたのだ。調査船はある日、
大海を漂流しているドワン(ジェシカ・ラング)という
美女を救出した。彼女は映画出演のために
香港に行く途中、嵐にあい、たった1人
助かったのだった。やがて船はスカル島に着き・・

***********************

ヒロインが言う。
「不安になるとついカッとしてしまうの
 あたしてんびん座だから・・」

「女は勝手気まま、男は振りまわされるのみ」
そんな古くからの真理を、キングコングをとおして
繰り返してみせた、ある意味恋愛映画。

そもそもキングコングは魔島の王で
ヒロインはコングのために用意された存在だった
はずなのに、いつの間にやら立場が逆転。
美女の心を捕らえるには、ただひたすら献身

惚れたほうが立場が弱い、というか
一度居場所と定めたら女性の方が強い

ゴリラの吹く息で乾燥するヒロインの服。
正直、臭そうで俺だったらパスだけどな。

「のどが渇いた」ってそんなの後にしろよ。
ヒロインはあらゆる意味でワガママな嫌な女。

そしてなんだかんだありまして
キングコングは見世物として花の都NYへ。
ウルトラマンでも「ゴモラ」を見世物にするため
運んだりしてるけど、いい加減そういうの
やめましょうよ。第一に危ないし。

キングコングの話にケリをつけるには
高いところでというのは、もはやお約束。

1930年の初代「キングコング」は
「エンパイヤステートビル」で複葉機とバトル。
1975年この「キングコング」はWTCビルでヘリと。
(2005年の「キングコング」も
 1933年版のリメイクなんで、終焉の地は
 エンパイヤ〜で相手はやっぱ複葉機)

それにしてもヘリ近寄りすぎ。
基本的にロングレンジ攻撃で
事足りるはずなのにな。それだと映画としては
ちっとも面白くないことは解ってるんだけどさ。

コングなりに必死になって戦っているときに
ヒロインが足元に駆け寄ってきて
私を離さないで!」とか急に言われても。

「私を盾にして」という意味なんだろうけど・・
事態はもうそんな状況じゃない。
仕事が一番切羽詰っているときに
「私と仕事とどっちが大事?」と
お約束のシツモンされているみたいで
軽くコングに同情する。

そしてイロイロあってコングが落下するやいなや
ヒロインは今度は助けに来た人間の男性の名を呼ぶ。
決して報われぬ恋であると決まっていたとはいえ・・。
コングあまりに可哀相。

今回(1976年)のコング造形はナイナイの岡村氏に
ちょっと似てたな。



で、このコングが実はまだ生きていて
佐渡先生の誤診もあり、人工心臓が移殖され復活。
ファミコンソフトになるわけであります。
(映画化もされたようだけど)
PON宅に初めてファミコンが導入されたときに
我が家にやってきた最初のソフトがコレ
「キングコング2 怒りのメガトンパンチ」だったもので、
強烈に印象に残っているのです。
が、これは別のお話。



我が家の5歳児は
「キングコングの逆襲(東宝)」
「キングコング(1976)」
「キングコング(2005)」を
連続して父親の横でちらりちらり観賞してしまい
(ゴリラ物、見せ過ぎちゃったかな・・)

「ゴリーラ(←彼は何故かゴリラをこう呼ぶ)
 かわいそうだね・・」とポツリ。

彼もこれから男として生きてゆくわけで
ゴリーラにオトコの郷愁を感じてくれたのなら
それで結構なんだけど。

キャスト(役名) - キングコング(1976)
ジェシカ・ラング (Dwan)
ジェフ・ブリッジス (Prescott)
チャールズ・グローディン (Wilson)
ジョン・ランドルフ (Captain Ross)
ルネ・オーベルジョノワ (Bagley)

スタッフ - キングコング(1976)
監督 ジョン・ギラーミン
脚本 ロレンツォ・センプル・ジュニア
撮影 リチャード・H・クライン
美術 マリオ・キアーリ
デール・ヘネシー
音楽 ジョン・バリー
SFX/VFX/特撮 グレン・ロビンソン
テクニカルアドバイザー リック・ベイカー

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2012年06月10日

キングコングの逆襲

「キングコングの逆襲」

日本映画専門チャンネル

金曜夜11時は東宝特撮王国!で
やってたんで。ゴジラが大通りならば
この辺の映画は脇道なんで、自分だけが
ちゃっと観ちゃえばいいかなと思ってたけど
同居の5歳男性が食いついてきた。
まあそうだよな。お子様用だよな。

あらすぢ
北極、南海、そして日本へ上陸か?
怒り狂う三大怪獣、世紀の大決闘!!

キングコング危うし!電子怪獣 メカニ・コング、
原始怪獣 ゴロザウルス登場!!

 東宝創立35周年記念として製作された、
監督・本多猪四郎&特技監督・円谷英二&
音楽・伊福部昭の黄金トリオによる日米合作の
特撮超大作映画。天本英世扮するドクター・フー
と、浜美枝演じるマダム・ピラニアの悪役
キャラクターが光る、無国籍風スパイ活劇。

***********************

東宝版キングコング、やっぱブサイクだわ。
もっとも、そう作るように、アメリカから
命令された結果らしい。

コングに「中の人などいない」のだが
あえて指摘すると、旧日本兵の帽子のように
首の後ろが頭部から続く茶色の幕で隠されており、
ゴロザウルスとの格闘中、メクレあがって
本来の首が見えてしまってたよ。



コングといえば美女であるが
今回のエモノは白人女性。
国連調査部所属万能原子力潜水艦の看護士。
コングににじり寄られた時に魅せる
パンストがなんとも素敵である。

万能潜水艦に搭載されてる
ホバー上陸艇があるんだが
なんつーかボクらの輝かしい未来!みたいな
小松崎先生ライクなデザイン。素敵。

そしてコングに追っかけられるホバー上陸艇一同。
上陸艇の「安定装置」なるものが突然故障。

潜水艦の部下達は、ホバー上陸艇の存在よりも
その後ろに迫るコングとバトルする巨大ウミヘビに
恐怖を感じたらしく、上陸艇方面めがけて
いきなり大乱射戦開始。

潜水艦の部下達に向かって
ホバーの上から「撃つなー!」と手を振る船長w
宝田明が「撃ち方ヤメ!」と怒鳴るが
そんな「表現の問題」ではないだろう。
業を煮やした船長は無線で連絡する。
あるなら最初から使え。

んで、安定装置なるものは簡単に直るものらしく
事なきを得るホバー上陸艇。
コングが悔しがる中、看護婦を乗せた潜水艦は沖合へ。

浜美枝。どこかの国のスパイ「マダムピラニヤ」。
(ピラニ「ア」ではありませんよ?「ヤ」です)
母国の命で「Dr.フー」にヨゴレ仕事の依頼と監視する。
彼女はやっぱキレイだ。美人というかキュート系。
その浜美枝は、なにかってーと酒を勧める。
銀座のママさんかいな。

いいネーミングだな。「Dr.フー」
演ずるは故・天本死神博士である。
「おやおや」とか「私もDr.フーだ」とか。
独特なセリフ回しのキャラであるが・・
言っちゃっていいすか?ダイコンだなあ。
怪優だけど。

Dr.フーは、大言壮語を吐きまくり
私もDr.フーだ。大丈夫。きちんと策はある
などと請け負うのだが、まいどまいど失敗する。
あれじゃあ浜美枝もため息つくわ。
「チャンスをもう一回だけクレ」
「君の国に打電してもっと資金を送っていただきたい」
本来なら頭をたれてするお願いも彼はどこか偉そう。

そのへんがDr.フーのいまいち憎みきれないところ。
そしてため息つきながらも母国に相談する浜美枝。
トンズラー格こそいないが、なんかヤッターマンの三悪は
この辺が由来な気がしてきた。

彼はコングに対抗するためにメカニコングを
作ったんではなく、人が近寄れない場所で作業させるのには
人型が一番合理的てんで、国連の設計した図面を盗み出し、
メカニコングを作った様子。
原潜も持ってるようだし「国連」と名がつけばやり放題。

Dr.フーの手下Aは、ウルトラマンのハヤタ隊員。
仕事選ばないなあ。科特隊とはいわないが
せめて日本のさる防衛組織から
派遣されたスパイだったとかそういう設定・・
まったくないんだ、これが。
もろザコA
うちの5歳男性も不思議がってたよ。

そしてコング。結局使い物にならなかった
メカニコングに代わり、Dr.フーにより北極の基地へ。
いろいろあって脱走。海を泳ぐのに疲れたのか
故郷へ帰る前に、ニッポンへ上陸する。

彼は勝田(茨城県)に上陸するや、
長い両手をぶら下げながらとっててて・・・
小走りに、なぜか東京を目指す。
これで両手を左右にぶらぶらさせれば、
立派な欽チャン走りである。
東京だよおっかさんてな感じ。

対する、防衛隊の隊長?のセリフがいい。

国連のネルソン指令です、との紹介に・・
やあ、どうも

対コングの戦略を宝田明から聞いて・・
それで つかまりますかな?

なんだwその100%部外者的な反応は。

ついに芝公園の決闘。コングVSメカニコング。
わざわざ東京タワーに登る。さる同士だしね。
狙撃でメカニコング頭頂部にある
コング催眠装置を破壊した功績は凄いぞ防衛隊。



もう最後はなんでもあり。
愛する看護婦のお願いを見事に聞き届け
Dr.フーの乗る船を、行きがけの駄賃とばかりに
破壊、コングは泳いで去っていきました。

以上

しばらくウチの5歳児はゴリラ(コング)のマネを
しまっくってました。
とっててて・・・と。

【スタッフ&キャスト】
製作・・・・・・・・・・・田中友幸
監督・・・・・・・・・・・本多猪四郎
特技監督・・・・・・・・・円谷英二
脚本・・・・・・・・・・・馬淵薫
音楽・・・・・・・・・・・伊福部昭

キングコング・・・・・・・中島春雄

カール・ネルソン司令官・・ローズ・リーズン(声 田口計)
野村次郎一尉・・・・・・・宝田明
スーザン・ワトソン・・・・リンダ・ミラー(声 山東昭子)
マダム・ピラニヤ・・・・・浜美枝
ドクター・フー・・・・・・天本英世
モンド島の老人・・・・・・沢村いき雄
フーの助手A・・・・・・・堺左千夫
フーの助手B・・・・・・・田島義文
フーの助手C・・・・・・・草川直也
フーの助手D・・・・・・・桐野洋雄
フーの手下A・・・・・・・黒部進
フーの手下B・・・・・・・伊吹徹
フーの手下C・・・・・・・鈴木和夫
国連新聞記者・・・・・・・アンドリュー・ヒューズ
   〃     ・・・・・・・アル・クレーマー
警部本部長・・・・・・・・北龍二

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2012年06月07日

クレイジーズ

「クレイジーズ」

あのゾンビの父、ジョージ・A・ロメロ作品の
リメイクなのだそうだ。
自分、多分小学生の頃にそのロメロ版を
観た覚えがある。12CHのお昼のロードショーとか
そんな時間帯にやってた、コンパクトに
まとまってた奴。ウィルスやモンスターも怖いが
実は一番怖いのは、本気になった時の
国家権力なんだなって当時思いました。
まだロメロなんて名前も知らない頃のことデス。

あらすぢ
細菌兵器を乗せた軍用機が、とある小さな町の
川に墜落。その際に漏れ出したウイルスにより
水を飲んだ人々は次々と狂暴化してしまい、
平和だった町はパニックに…。軍は事件を秘密裏
に処理するため、住民を隔離し始めるが、保安官
デヴィッドの妻も感染者とみなされ隔離されてし
まった。彼は妻を助け出し、同僚のラッセルと共に
町を離れようと決意する。潜伏期間は48時間。
事故が起きる前は友人だった人間が次々と
凶暴化して襲いかかってくる中、大がかりな武器
を使って町全体の焼却を迫る軍隊。果たして彼らは、
この地獄のような町から脱出できるのであろうか?!

***********************

とにかく移動するたびに、いろんなシカケが
待っていて、次から次へ全てのフラグを
オンさせつつ、強引に解決しながら
先に進む主人公たち。
そして最後はいつも気化爆弾(or核)

バイオ系のゲームそのまんま。
というか、あの手のゲームこそは
さんざんこの手の映画を観てきた人々が
作り出したものであるから当然だけども。

この映画は、明らかに見た目からして
オカシなモンスターがいないのがキモだ。
有力な味方だと思っていても
いつ発狂するか知れたものではないし
マトモだと思う自分自身の行動すら
怪しく感じてくる。
人間なんて実は普段から結構フィーリングで
理屈では説明できないアホな行動をしている
ものだから。感染末期の、そりゃ明らかに
困ったちゃん的わかりやすい行動をとる奴なら
いざ知らず、誰もが、感染しているのかどうか
はっきりしない中、境界線上の行動に出た存在を
どう判断したらいいのか。
相手が決定的行動に出たときには
もう手遅れなのだ。
ヤラレル前にヤレの精神で内部崩壊か?

まして、自分ひとりなら殺されても最悪
仕方ないが、最愛の身ごもった奥さんを
守る使命がある。
いったいどうしたもんだか。

同志ですら疑心暗鬼なのに、さらに周りの
国家権力そのものが「狂っている」始末。
理性でものを考えた結果の行動が
狂っているのだから、もうなんつーか
まさにクレイジーズ。
いったい理性ってナニ?
まともってどういう状態?
てか、人類ってマトモだったことってあるの?

最後は
「君のほほえみで僕を照らしてくれ〜」
とカントリー曲で幕。
主人公のシェリフがやや強すぎかな。



田舎町封じ込め作戦の失敗は、
より大きな街の破壊につながった。
主人公連中が生き残ることは
果たして正しいことだったんだろうか。

映画よりも、BSのCMにあるスッポンエキス
皇帝」なるオトコの薬について。
そっちの方が気になってしまった次第。

A)スッポンは夜行性で有名
B)スッポンはスタミナ源として有名
C)スッポン喰らいついたら離さないことで有名

ふんふん、とCMのお姉さんが繰り返す
アナウンスを聞き流していたんだけど
A)はぜんぜん薬能と関係ないんじゃないか?


なんだよ「株式会社メタボリック」って。

【キャスト】
ティモシー・オリファント
ラダ・ミッチェル
ジョー・アンダーソン
ダニエル・パナベイカー

【スタッフ】
製作総指揮:ジョージ・A・ロメロ
監督:ブレック・アイズナー
製作:マイケル・アグィラー、ロブ・コーワン、
    ディーン・ジョーガリス
脚本:スコット・コーサー、レイ・ライト
オリジナル脚本:ジョージ・A・ロメロ
特殊メイク:ロバート・ホール
音楽:マーク・アイシャム

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