2010年07月18日

2012(エメリッヒ作品)

「2012」

つまんね〜。豪快につまんなかった。
昨今の映画のごとく、たといCGのビジュアルが
すごいとしても、もはやそれだけでは
面白いと評価されない。大作風の堂々とした駄作。

ローランド・エメリッヒ監督といえば
「スターゲイト」
「インデペンデンス・デイ」
「GODZILLA」
「デイ・アフター・トゥモロー」など。

このうち「インデペンデンス・デイ」が
すさまじくステキにおバカだったんで、
おバカよもう一度と、これまで我慢して観てきたけど
わたしゃこれでもう見放すことにしました。

この監督はただひたすらに
大破壊(ディザスター)ムービーを作りたいだけで、
2012のマヤの終末予言なんてのは
「あ、ちょうどいいや、映画に絡ませよーっと。
 時期的にいい宣伝になるしね」
というレベルのもの。必要性なし。

あらすぢ
2009年。太陽の活動が活発化し、地球の核が熱せら
れた結果、3年後に世界は終わりを迎える―。
この驚愕の事実をいち早く察知した地質学者
エイドリアンは、すぐに米大統領 主席補佐官に報告。
やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が
知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが
極秘に開始される。そして2012年。売れない作家の
ジャクソンは、子供たちとキャンプにやってきた
イエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを
目撃。世界に滅亡が迫っていることを、偶然
知ってしまう…。
[ 2009年11月21日公開 ]

************************

最近のハリウッド映画って奴は、たいていの場合
夫婦が離婚・別居してるかで、子供は裁判所の
裁定にもとづき、義務的な親子の時間をすごす
羽目になるのがこれまたパターン。
白人の家庭は崩壊しまくっている反面、
黒人はデキる大統領だったり科学者だったり。
(そんなに黒人団体が怖いのか)

この映画もいきなりご多分に漏れずです。
もういきなりお約束を外さない点で
先行きが少々不安に。

エメリッヒ監督の唯一のよい点である
怪獣なり災害が起きるまでの
それなりのテンポのよさ、登場キャラの紹介も
今回はグダグダになってて。
(監督にとって)新しい表現を取り入れてみたけど
結局はマイナス作用にしかならなかった様子です。

さて、ネタバレ全開でゆきます。
ご都合主義こそがSF映画ならびに
ディザスタームービーの倣いとはいえ・・
さすがに、もういい加減にしろよ!と。

作家崩れで職業「金持ち家の運転手」ではあるが
一応普通の生活をしている主人公が
あんなドライビングテクを持っているわけないだろ。

「単発飛行機」の操縦講習しか受けたことの無い
サブ主人公の操縦飛行機が、そんなギリギリで
すべての危機を避けまくるスーパーフライトが
できるわけないだろ。

「メインパイロット」はキッチリいるし、今度は
「サブパイロット」だとはいえ、そんな素人が
アントノフ(ロシア製超巨大ジェット輸送機)の
操縦ならびにアクロバティック飛行なんか
出来るわけないだろ。

しつこく書いてしまったけど、ほんとこればっかで。
主人公一行は場面転換のたびに
道路やら滑走路やらが後ろから崩れて行き
追い立てられながら別の場所へ
と向う。
またこのパターンか!といい加減あきれ、
パターン突入と共に早送りを繰り返した。

最後にはこんなパターン壊しもあるよと
いわんばかりに「前」からも
脅威が迫ってきたりして。
だーっ、もういいよそれは!
だれもそんなんでハラハラしないから。
イライラするけど。

しかもひとつの役割が終わるごとに
キッチリとそのキャラは用済みということで
消されてゆきます。崖から落ちたり
歯車に巻き込まれたり、やっぱり崖から落ちたり。

どうやってこの話にケリをつけるんだろう・・
やっぱり宇宙に脱出するしか・・物語の後半
そろそろそんな事が気になりだしたとき
妙に浮いた説明的セリフが・・。
「これは宇宙へは行かないんだ」
要するに、今度の人類はディザスター対策として
科学的に「箱舟」をこさえたのです。

エメリッヒ監督はドイツ人なんだけど
ID4につづいてまたもや「ホワイトハウス」を破壊。
しかも今回は超巨大津波にのって
米国威信の象徴たる巨大空母
「CV67 ジョン・F・ケネディ」が
海岸から来襲。HWをぺっちゃんコにします。
そんなにキライか?アメリカが。
せっかくあなたのアホ映画を製作してくれる
理解ある国だというのに。

あと、この監督はやっぱり日本がお気に入りらしい。
こういったおバカ映画をきちんと観てくれる国
本国アメリカ以外の国に対するサービス
マーケティング手法なのでしょうか?



箱舟建造隊に(8隻まで作られたらしい)
米・露・英・仏・独・中国・伊・日
(あれ?カナダ隊は?まあいいや)
に日本が参加しているのは、G8加盟国で
あるのでまあいいとしても、

主人公のお父さんが旅芸人で乗っている
船が日本行きだったり、その父の親友の息子は
日本人女性と結婚していたり、また息子の嫁も
一瞬出てくるんだけど、これがまたやっぱ
オリエンタルな女性で純粋な日本人には見えない。
わが国を無視されるよりはいいけど、そこまで
ムリクリ日本を絡めなくってもいいですよ。監督。

二度は絶対観ない。

監督 : ローランド・エメリッヒ
脚本 : ローランド・エメリッヒ
    ハラルド・クローサー
出演 : ジョン・キューザック
    アマンダ・ピート
    タンディ・ニュートン
    ダニー・グローヴァー
    ウディ・ハレルソン

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2010年07月17日

南極料理人

一応、このブログは「映画ブログ」という
位置づけだったハズなんですが・・。

夏休みですし
「マスターオブライフ映画祭り」と題しまして
お蔵入りしていた映画ネタを一斉放出します。

17日「南極料理人」
18日「2012」
19日「パブリカ」
20日「ドリームガールズ」
21日「女番長ドラ猫ロック」w
24日「SF大百科」
25日「フィラデルフィアエクスペリメント」
26日「復活の日」
27日「サマーウォーズ」
29日「ウルトラミラクルラブストーリー」
30日「クローズZEROU」
最終日「ナイトミュージアム」

以上の、豪華かつ方向性がまるで見えない
ラインナップでお送りしたします。

************************

「南極料理人」

嫁が借りてきたDVDを横から鑑賞。
面白かったです。
観てるとお腹が空きますよ。

あらすぢ
海上保安庁の料理担当である西村は、
南極ドームふじ基地に派遣される。
ペンギンやアザラシはおろか、ウィルス
さえ生存できない極寒の地では、楽しみと
言えば食べることだけ。観測隊員のために
西村は、時に贅沢な食材を使い、娯楽の
少ない彼らをもてなしていた。
日本から遠く離れた西村の心の支えは家族。
しかし、ある日娘から「お父さんが
いなくなってから毎日が楽しくて仕方
ありません」というファクスが届き・・

************************

究極の単身赴任。1997年。有名な昭和基地よりも
更に1000キロだか内陸にある「ドームふじ基地」
ペンギンもアザラシもウィルスすら居ない
極寒の地で、一年間越冬する8人の男たち。

こんなところをドラマにするならば、
地下2500メートルから掘り出した物体が
「X」であったり、謎のウイルスで発狂した隊員
同士で殺しあったり、実は
エイリアンVSプレデターの神殿があったりとか
タロとジロもいないしペギラも襲ってこない。
ウイルスで南極以外全滅・・なんてこともなく
越冬隊員たちが命を賭して地球を救うわけでもなく。

そういうの一切なし。
この映画、実はドラマらしいドラマなんてないのだ。
越冬中も世界はずっと平和で、ただ淡々と
日々の業務をこなし、圧倒的な残時間を
麻雀やったり体操したりドラマ見たり
家族と電話したり、飯を食べたり飯を食べたり・・。

主役の堺雅人さん、いいね。
なんといっても目がいい。
優しいというか、見ようによっては
ナニか企んでいそうな、ただニタニタ
している男とも取れるけど
隊員たちを見守る温かい目は一貫している。

これがPONがよく観る「SF・ホラー映画」
だったら、彼はまず間違いなく裏がある
怪しいやつなんだけどね。

堺雅人さんの主人公をはじめ、出てくる隊員が皆
まったくパーフェクトな人間でないあたりもいい。

彼の前身は海上保安船上の調理員。
業務としてはしっかり飯をつくるけれど
だからといって、家庭に戻っても
妻の代わりに調理するかといえばまったくやらず。

使命感に燃えて南極に来たわけじゃなし。
(事前に家族と地球儀を見ながら
 「こーんな真っ白なよくワカラン場所
  お父さんが行っても嬉しくないだろ!?」
 なんていってる始末)

隊員たちも、大学の研究員だったり
局地研究所や気象庁などから派遣された博士など
その道のエキスパートばかりなのだが

大手メーカー(たぶんいすゞ)
から派遣された雪上車整備担当員がこぼす。
「僕、単なる車屋なんだよね。実は
 これって究極の左遷だよねェッ?!」

さらには、いきなり脱走する若手研究者に
「帰るってドコへ帰るんだ?
 俺たちには戻る場所なんてないんだ!」

なんてカッコつけて生瀬隊員が叫んでいたけども
あんまり悲壮感も感じられず。

結局、国家が衣食住を保障してくれるなかでの
体育会系合宿風景が淡々と描かれるのです。
脱走すんのも自由だけど逃げ場所もない。

「オーロラがなんだッ。そんなのよりも
 ラーメンだッ!」


てなわけで、楽しみといったら「食べる」こと
しかなく、一年も顔つき合わせるとなれば
いつまでもカッコつけてもいられない。
てなわけで、みーんなコドモに戻ってしまう。

「カンスイってさ・・あくまで
 元素記号上の話だけどね・・」

卓球しながらの生瀬隊員の会話が秀逸。

大人一人が一年間に平らげる食料はだいたい
1トンなんだそうで。それを捌くのも大変だ。



映画の話かも知れないけれど、当時(1997年)
南極〜日本間の通話料は1分700円だって。
KDDIもさぁ、少しはサービスしてあげればいいのに。
一応、国家的プロジェクトを担う人々の
福利厚生の一環でしょう。

「帰ってきて、髭と髪を切った鏡の前には
 その辺にいる単なるオッサンがいるだけだった」


監督・脚本 : 沖田修一
原作 : 西村淳
主題歌 : ユニコーン

出演 : 堺雅人 、 生瀬勝久 、
きたろう 、 高良健吾 、 豊原功補 、
西田尚美 、 古舘寛治 、 黒田大輔 、
小浜正寛 、 小出早織 、 宇梶剛士 、
嶋田久作

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2010年05月01日

28週後

「28週後」

TSUTAやんで3日間旧準作100円
セールだったんで、思わず借りてしまった。

白人が雨の中走り回っていた
スタイリッシュゾンビ映画「28日後」の続編。

画面が非常に解りにくい。暗くてカット割りも多く
切り替え早すぎ。あれでは人によっては
ケイレンとか起こすかもよ?

最初のバトルが始まったときから、
この映画は「表現の自己満足に終始する」
観客置き去り映画なんじゃないだろーか?
という不安をヒジョーに覚えた。
スタイリッシュとかいわれる映画には
ありがちなんで。

ネタバレ全開でいきます。

あらすぢ
RAGEウイルスが発生してから28日後...

 ドンとアリスは、郊外の田舎にある老夫婦の家に
他の生存者2名と避難していた。そんな時一人の
子供がドン達生存者が避難している家に逃げ込んでくる。
子供は家から数キロ先の川の上流にあるサンドフォード
から逃げてきたのだ。ドン達生存者は子供を保護するが、
子供を追ってきた感染者がキッチンの窓から家の中に
侵入してしまう。感染者達はドン達生存者に襲いかかり
ドンはアリスとともに逃げようとするが、アリスは
子供を助けようとする。しかしドンは感染者に襲われる
アリスをやむなく見捨て、一人で家から逃げ出してしまう。
 窓から見ているアリス。そしてドンは、ボートで
ただ一人感染者達から無事に逃れるのだった。

そして...RAGEウイルスの発生から28週後、

************************

「なんであんな大事な患者(生き残った母親)の病室に
 鍵も監視体制もないのか?


もう・・ね。それがすべて。
監督は米軍というか軍という組織の
マヌケさと冷たさを
(口で言うほど頼りにならないって点と
 人道主義のように見えても所詮は殺人集団)
映画で表現したかったんじゃないか?と
かなり好意的に解釈してみました。

せめて映画の中ぐらい父親には踏ん張ってほしかったが
ミスチルの歌、ヒーローじゃないけれど、自分も含めた
一般人の反応なんてまあ、あんなものかもしれない。
それにしても困ったパバ。(というかドン一家全部)

信頼してきた旦那に非常に判りやすい形で
裏切られた、奥さん(アリス)。
あそこで死んでいれば丸く納まったのに

彼女はそれは恐ろしいほどの恨みのこもった目で
旦那を見送ったものだから、てっきりこの奥さんが
怨みと共に最凶の災厄となってリターンしてくるのかと
ワクワクしていたら
・・奥さんは最後まで哀れなヒトだった。

この映画のゾンビは、数秒で発症するモウレツウィルス
感染によって理性が吹き飛び、ただ殺したくて
堪らないケモノに成り下がるわけだが・・

母はどうやってあの絶望的状況から逃げ失せたのだろう。
まさか・・母親は噛まれた瞬間に、他ゾンビから
仲間と認識されたわけでもあるまいし。
守ろうとした子供が犠牲になってくれたんかな?

それとドン一家の子供!(特に弟のほう)
もーー、ホラーやモンスター映画で子供の出演禁止ッ!!
おまえだよ、おまえ!なにやってんの??
子供がいるとロクなことがない。

そっちいくなっての!オイ、子供!
おまえ状況がわかっているのか??
黙って勝手に無法地帯へ行くな。
母親への想いがあれば、何やってもいいのか??
(米軍も、子供なんかに出し抜かれるなよ。
 せめてこの世とあの世の国境に
 地雷地帯なり電流鉄条網くらい用意しとけ!)

開けるな!そんなところを勝手に。
こういう状況じゃ、その先にいるのは
まず間違いなくヤヴァい奴だろーが!!

むちゃくちゃ腹立つ〜。
こういう映画の「子供」って。

スカーレット軍医。
思えば我々は素晴らしい人を失った。
彼女こそは新生ロンドンに子供が来たことに対し
真っ先に異議申し立てを行ったすばらしい人物である。
永代まで称えよう。彼女の見識を。
ま、彼女が子供の入国を嫌忌したのは
別の意味からではあったが。

そしてあっさりと「コードレッド」発動。
要はお手上げ宣言。
米軍、さては初めから助ける気ゼロだな。

しかしゾンビが死ぬガスがあるとはね。
マスタードガスとかそんなんかな。
あの世界のゾンビは一応、生物だから
化学兵器が効くわけか。

なかなかいかす最期のドイル軍曹
彼や女医の努力がすべてムダになるところも
映画として非常によい。
・・ソルジャーにはヘタに良心など、
ない方がいいのかもなあ。
非人道的なのは100も承知だけど
コードレッドの方針通り、ドン一家も含めて
抹殺しておけば、ああいう事態は避けられたわけで。
ワクチンの完成は更に先になるだろうけど
少なくともこれ以上の感染は避けられたハズ。



鳥インフルの時だって、もったいないから
感染してなさそうな鳥はのけときましょう・・

とかいった流れにはならなかったワケだし。

まあ、市民守るという大義名分の下乗り込んできた
軍が市民を虐殺
、更に状況を悪化させるってのは
いまの世界でもありがち
生きるか死ぬかでしかない
「戦場」を制御しよーてのが
そもそも思い上がりなのかも知れぬ。
「疑わしきはみなコロせ!」って教訓なのかな。

【28週後...】
28 Weeks Later
監督 ファン・カルロス・フレナディージョ
脚本 ファン・カルロス・フレスナディージョ
   ローワン・ジョフィ
   ヘスス・オルモ
   E・L・ラビニュ
出演者 ロバート・カーライル
   ジェレミー・レナー
   ローズ・バーン
   イドリス・エルバ
   キャサリン・マコーマック
   ハロルド・ペリノー・Jr
   イモジェン・プーツ

公開 2007年
上映時間 104分

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2010年01月08日

涙そうそう (映画)

松の内も終わりましたもので・・
時節柄はまったく関係ありませんが。

************************

「涙そうそう」 映画

長澤まさみ 妻夫木聡
沖縄、台風、肺炎で死亡。
何この映画?

あらすぢ
DVD情報をみるいつか自分の店を出したいと
夢を抱いて那覇の市場や居酒屋で朝から晩まで
元気いっぱい働く洋太郎。そんな彼にとって
自分の夢より何よりも優先すべきは大切な
妹・カオルの幸せ。まだ幼い頃、どんなことが
あっても妹を守ると母と交わした約束を
忘れることはなかった。その妹が高校進学を
機にオバァと暮らす島を離れ、洋太郎と一緒に
暮らすことになる。久々に再会したカオルの
美しく成長した姿に洋太郎は動揺を隠せない。

************************

夏川りみの「涙そうそう」は素敵な歌です。
作詞が森山良子、作曲がBEGIN。
この歌をモチーフに映画化したらしい。

そこまで妹に想いを込めなくっても?
(PONにも妹がいます。実際に妹を
 持つ兄貴が、兄妹関係に「萌え」る
 コトは絶対にない。断言できる)

と、映画を見ていたら連れ子の再婚で
両親不在の兄妹関係とのこと。妹カオルが
長澤まさみとなって目の前に現れたのならば
まあ、兄貴の動揺と固い決意
「妹は僕が守る!」
というのも解からんでもない。

でも、女心は奇怪至極。子供のウチはそれも
良いかもしれんけど、なんでも
「自分のために犠牲となっている」
様に見える兄貴ってけっこう重荷。うざいのだ。
兄貴もがんばった結果、店を持つはずが騙されたり
学歴格差の恋愛したり。いろいろ忙しい身なのだが
演じるのが、妻夫木聡だから、
どんな状況でも、品行方正。直江兼続。
もう少しヤサグレてくれた方が現実的な感じがした。

自分は二度観はしない。



でもこの映画、誰のために作られたのか。
『涙そうそう』が大好きでたまらない人?
妻夫木聡ファン??
長澤まさみファン??

監督:土井裕泰
脚本:吉田紀子
音楽:千住明
主題歌:夏川りみ『涙そうそう』
新垣洋太郎/妻夫木聡
カオル(洋太郎の妹)/長澤まさみ
恵子(洋太郎の恋人、医学生)/麻生久美子
光江(洋太郎の母)/小泉今日子
カオルの父/中村達也
カオルの祖母/平良とみ
恵子の父/橋爪功
東宝配給・2006年・日本映画・118分

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2008年09月30日

嘆きの天使(1930年版)

「悪りーね 悪りーね、
 ワリーネデートリッヒ」
とテレビで連呼したのは小松政夫さんだったか
伊東四朗さんだったか(古)
いきなり飛ばしましたが、この映画、ヒロイン、
ローラをマリーネデートリッヒが演じております。
この映画も嫁さんが借りてきたモノ。

「嘆きの天使」(Der blaue Engel)は1930年の
ドイツ映画。ハインリヒ・マンの原作を、ドイツに
渡ったジョセフ・フォン・スタンバーグが監督した
らしい。だってそう書いてあったのだ。
どこかのHPで。ちなみに白黒映画です。

あらすぢ
ドイツの小説ハインリッヒ・マンの小説
『ムーラット教授』の映画化。主人公はドイツの
寄宿舎学校の謹厳実直な教授。彼は文学にだけ
身を捧げ、酒とタバコが人間を堕落させ引き寄せ
られる生徒はクズだと信じて疑わない人物。
町には「嘆きの天使」という居酒屋(今でいうラン
パブみたいなもの?)があり、そこにローラ
(マリーネデートリッヒ)というセクシーな歌姫が
現われ、学生の評判になった。
 教授はそんないかがわしい場所に学生が出入り
していることを察知。バカな学生に説教するよりも
そんないかがわしい居酒屋を経営する無学な連中に
説教してやろう(という大義名分のもと、実は歌姫に
あってみたかったようだ)と乗り込む。案の定、そこ
には教え子が居合せ、教授は逃げる彼らを追って
楽屋へ、そこで逢ったのが歌姫ローラだった・・

************************

 結局、教授は酔いつぶれて彼女の寝室に泊まり、
いつしかそれは学校中の噂となった。教授は学校を
辞職し、何故か責任を取ってローラと結婚!する。
・・が、ローラが俗世間の象徴なら、
教授はインテリの手先。住む世界が根本的に違う。
 教授は落ちるとこまで落ちぶれ、静かに狂っていった。
かつて自分が親しんできた「文学」の中の女性、とは
まるでちがうローラの言動に、キレてしまった教授が
彼女の首を絞めるシーンがある。

教授役のエミール・ヤニングスの目がマジ怖かった。
あのシーンは、役者がノッてしまって本気で首を
絞めかけ、撮影現場は騒然としたらしい。もう78年
程前の話になるが。

1959年にリメイクしたらしい。
こちらの教授役は「クルト・ユンゲルス」さん。
「眼下の敵」の独逸Uボート艦長役で有名。
あのゲルマンのような、鋭く狂気がかった目で
女に狂われたらそれはそれでスゲーかも。

らしい、らしいで申し訳ないが、ホント
伝聞でしか書けないくらい、この映画のことは
知識不足だったので。
ここに詳しいです

なんかね、教授がアメリカにおけるナード、
日本のオタクだとしてさ、二次元キャラしか
愛せない男性が、何かのはずみで、
「あばずれ」と、まあ要は「コギャル」くずれと
結婚してしまったと思ってくんなせい。
その先に何が待っているか。そんな映画。

しかし、映画が発明されて100年以上経つらしい
けれど、もうこういった人の内面を描いた作品
っていうのは出揃っていたんだな。
それにまずビックリだった。

マリーネデートリッヒは、役柄とはいえ、
夜の世界の女、ショービズ界の跳んでいる女を
演じており、その「おみ足」を惜しげもなく
披露している。

たぶん、大人の女性が、ひと前でひざより上を
少しでも見せようものなら、市民運動のオバはん
なんか余裕で卒倒してしまうような、そんな牧歌的時代
だったのかも。そんな当時としては、目に刺激すぎる姿
だったんだろう。
今見ると、ごくフツーのいで立ちであるが。
現代日本のキャミ姿とかの方がよほど過激。

しかし、あのローラは何故結婚の承諾をしたんだろうか。
(しないと別の映画になってしまうけど・・)
ローラの生きている、ガサツで猥雑な世界では
決して出会うことのない種類の男(教授)に
惹かれてしまったとか。それとも面白半分?

おんなは謎であります。



「嘆きの天使」
Der blaue Engel
監督 ジョセフ・フォン・スタンバーグ
製作 エリッヒ・ポマー
脚本 ロベルト・リーブマン
出演者 マレーネ・ディートリッヒ
エミール・ヤニングス
クルト・ゲロン
ローザ・ヴァレッティ

音楽 フリードリッヒ・ホレンダー
撮影 ギュンター・リター
公開 1930年4月1日 ドイツ
上映時間 99分
製作国 ドイツ
言語 ドイツ語

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2005年06月24日

28日後・・(28 Days Later)

イギリスのアンチ道徳映画
「トレインスポッティング」
監督ダニー・ボイルの一応「ホラー」映画。
「24Hour」とかビデオ屋にてんこ盛りだったから
PONの中で混同してて、
見つけにくかったのなんの。

 ロンドンで自転車配送便の主人公が
 交通事故で意識不明に。数週間ぶりに目覚めると
 文明の崩壊した世界が広がっていた・・。
 自分が昏睡している間に世界で何が起きたのか??

いにしえのSF「人類SOS」
(怪奇植物トリフィドの侵略)ライクのオープニング。
PONは結構ワクワクです。
ゾンビ映画かと思いきや、
結局はゾンビ映画なんですけど(笑)
設定が微妙に違うようです。
「ゾンビ=何らかの理由で死体が動き出して人ば襲う」
のがごく一般的な定義と言えましょう。
「何らかの理由」は各ゾンビ映画にて、
ほぼ唯一オリジナリティが問われる場所です。

けどなんだろ
28日後・・」のモンスターは
生きている人間が感染すると数秒で
凶悪なゾンビもどきになってしまうというモノ。
めんどくさいから、ここでも「ゾンビ」という
呼称を使います。モンスターは
ゾンビというより、ウィルスによって
理性を失って攻撃衝動が増した狂人って感じ。
この映画での騒動の原因は「ウィルス」で、
冒頭の実験施設で研究されていたのは
動物の「憤怒」の感情を特化させるウィルスらしいが
実世界で感染したらただ単に「かの国」のような
暴徒になるだけなのではないのか(笑)

死んだ人間は感染するのだろうか?
襲った後どうするのか?
PON的にはそう言ったSF設定に興味が尽きません。
監督はいわゆる「世紀末的」な絶望の社会を
(「世紀末」という言葉も「北斗の拳」以外使わなくなった・・)
描きたかっただけのようなので
「ゾンビ」でも「ゾンビもどき」でも
その辺りはどうでもいいのでしょう。

画像の端々が妙にスタイリッシュな
「ゾンビ映画」でした。その映画センスは
さすがですが、致命的なことにまったく怖くありません。
でも画面を見る限り「ホラー映画」を
作りたかったというわけでもなさそうでしたので
その辺りもどうでもいいのでしょうね。

では何が描きたかったのかといえば、
うーーん、なんなんでしょう。
PONの読解力不足なんでしょうか?
イギリス軍にはもっと紳士的な対応を期待していたのだが、
狂気に支配された世界では
自分も狂気になってしまうのが
もっとも手っ取り早い適応法なのかも。

とりあえず、若い白人が丸坊主で上半身裸で
雨の中駆けずり回ると
なにかしら「絵」になっている気がする。

そんなところ。

エンディングが二種類あるんですよ。
DVDではそのまま見るとDVD用バージョンを。
後から劇場公開時のエンディングも楽しめます。
どちらがいいかと言えば、
まあ、なんつーか好みの問題で
特に意外性は無いです。
一度見ればもういいや。
28日後・・ とは重大なことが起きてから
経過した時間。数字そのものには特に意味はないよう。
「ハクション大魔王」の
「それからドシタノ」みたいなもの?(古)  

最後に
「HELLO」と「HELL」は一字の差。

監督:ダニー・ボイル
ジム (キリアン・マーフィ)
セリーナ(ナオミ・ハリス)
2003年映画
DVD鑑賞

28日後...特別編

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