お茶を濁してみたり・・
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「マックイーンの人喰いアメーバの恐怖」
イマジカBSで放映してた。
「マックイーンの人喰いアメーバの恐怖」
イマジカの公式HPではその表記されてるが
ジブンがご幼少時にテレビで観たときには
「マックイーンの絶対の危機(ピンチ)」
(TheBlob)←過去に記事
だった。
子供は21:00には寝なければいけない
我が家のルールをこの映画が破った、
記念すべき作品。
そしてPONが若干の”スキマ”恐怖症に
なった作品(現在は完治済みだと思うけど)
<あらすぢ>
スティーヴ・マックィーンの映画初主演作と
なったSFモンスター映画。隕石に付着していた
粘菌状の生物によってパニックに陥るアメリカ
の田舎町の人々の姿を描く。
アメリカの小さな田舎町で暮している青年
スティーブは、デートの途中で宇宙から飛来
した隕石を発見する。彼が隕石をよく観察すると、
そこにはゼリーのような状態の不思議な生物が
張り付いていた。不気味な物体は、生きものを
吸収して成長し、次第に巨大化していく。
その状況に驚いたスティーブは慌てて警察に
通報するが、警察は彼の言うことを信じようとは
しない。その間に謎の宇宙生物は大きく
なりながら街の映画館に立てこもる。
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スティーヴ・マックィーンは
大人は解かってくれない、
エデンの東(アメリカの片田舎)で
理由無き反抗を繰り返す当世気質のの若者。
そんな彼が地球規模の異変に
気が付いてしまったのだから、
誰も信じてくれるはずがない。
日頃の行いって大切、とか
そういう映画でもないようで。
当時、割と印象的だったのは
床屋でシャンプーしてもらってる客。
シャワーからお湯でなくブロブが
タレ出してくるが、気が付かない店主は
片手を湯で濡らしているつもりで
まんまブロブをお客の頭に
ぶっかけちゃうシーン。
そうだな。俺も床屋で
頭を洗ってもらうときには
気をつけなきゃいけないな!
と相当決意したものだけど、
いま思えばそんなことを
決意したところでどうなるというのか。
でもまあ、それが子供である。うん。
B級SFのお約束。
女性のバスタブシーン。こちらのブロブは
ガラス戸から正々堂々と侵入してくる。
やがてバブルのお湯につかる
女性の鼻歌が悲鳴に変わる。
そしてこの女性、ブロブに向かって
電話を投げつけてしまう。
風呂場に電話があるアメリカ文化に
感心していた当時のPONであったが
一緒に観ていた(んだろうなあ・・)
PON親父はひとこと、
電話っつーのは武器にしないで、
助けを呼んでこそ活きるモノだよな、と
つぶやいていた事を
急に思い出した。
そりゃそうなんですけどね。
アホっぽいバートという警官が出てくる。
怪物がでた〜と騒ぐ
スティーヴ・マックィーンたち若者代表に
「わかった!ターゲットは俺だ。
戦争でたくさん勲章もらったから
俺を打ち負かそうとしてるんだ」
(みんな俺をカツごうとしているんだな?
俺が戦争のヒーローだから
ヤキモチ焼いてるんだ。
その手には乗らないぜ、くらいの意)
なにそのフシギな発想・・。
一方、大人たちが怪物のことを
まったく取り合ってくれないので
スティーヴ・マックィーンたちは
大騒ぎ作戦にうって出る。
「オヤジ、大変!空襲だ!!」
1958年だもんな。時代だ。
10年ひと昔というが、その辺にいる
30代以上が皆、戦争経験者で
生き残りなんだもんなあ。
スゴイ時代だよ。
次行きましょう。
エキストラがブロブに襲われた
映画館から逃げ出してくるが
みな演技できず、笑ってる。
シン・ゴジラにも一部のエキストラが
モロ笑ってはいないけれど
ニヤついていた。
出るからにはもう少しマジメに
やっていただきたいもの。
どんな映画が後世に映像遺産として
残ってゆくかワカランのだよ。
ラスト、軍の手によって
北極の氷の上にパラシュートで
落下させられるブロブの入った箱。
そこに大きな?マークが重なって
THE END。
この頃のSF映画である。
そりゃ〜いろいろ言いたい事も
ありますけれども・・。
寒さが弱点の宇宙生物を
氷の世界だからといって
無造作に捨てるなよな〜。
コンピュータはまだまだの
時代でも冷凍庫くらいは
あるんじゃないの1958年。
せめて軍の監視下に置こうよ。
まったく。
監督:アーヴィン・ショーテス・イヤワース・Jr
出演:
スティーヴ・マックィーン
アール・ロウ
オーリン・ハウリン
アニタ・コルシオ
原題:TheBlob
放送時間:88分
制作年:1958年
制作国:アメリカ
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