キャッチコピー
「金無し、先無し、怖いもの無し!
ジジイが最高!!」
「俺たちに明日なんかいらない!!」
ここしばらく遠ざかっていた
コメディ邦画でもみたいなあ、と
なんかのDVDのトレーラーでみた
タケシ監督のこの映画
「龍三と七人の子分たち」を選択する。
観てみたんだけれども・・う〜ん。
<あらすぢ>
かつてヤクザの組長を務めた龍三は
息子・龍平のもとで隠居生活を
過ごしているが、ヤクザの息子と
白い眼で見られていた過去から
家庭の中でも窮屈な生活を送っている。
連休に龍平が妻の実家へ帰省、
留守を預かる最中に半グレ京浜連合
からオレオレ詐欺の電話がかかる・・。
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想定していたのと
なんかちょっとだけチガウ。
もう少し、なんつーか”爽快感”が
欲しかったんだけども
キタノ監督独特の照れ隠しなのか
結局はマトモな社会では
生きて行けない連中なんだから
映画的ファンタジーの舞台を用意して
活躍させるとしても、せいぜいがこの程度よ?
といった監督の諦観のようなものが感じられた。
昔はブイブイ言わせてた
スネに傷もつ伝説の男でも
老いれば所詮ジジイはジジイ。
一龍会も半グレ京浜連合も根は一緒。
(むろんキタノ監督が所属する”芸人”もだ)
むやみにヒーロー化なぞ
したくなかったのかもしれない。
ビートたけしが散々やってきた漫才を
丁寧にコント化⇒映画化したような話でした。
それにしても近藤正臣、カッコいいなあ。
ああいうジジイになりたい。
(あくまでイメージのお話ですが)
それと殿下こと小野寺昭。
あの人ですら”ジジイ”として
メンバー入りとは。
ああ、昭和は遠くになりにけり。
龍三と七人の子分たち
監督:北野武
脚本:北野武
出演者:キャスト
龍三親分(一龍会) - 藤竜也
若頭のマサ(一龍会) - 近藤正臣
はばかりのモキチ(一龍会) - 中尾彬
早撃ちのマック(一龍会) - 品川徹
ステッキのイチゾウ(一龍会) - 樋浦勉
五寸釘のヒデ(一龍会) - 伊藤幸純
カミソリのタカ(一龍会) - 吉澤健
神風のヤス(一龍会) - 小野寺昭
西(京浜連合) - 安田顕
北条(京浜連合) - 矢島健一
徳永(京浜連合) - 下條アトム
龍平 - 勝村政信
キャバクラのママ - 萬田久子
村上(刑事) - ビートたけし
榊 - 辰巳琢郎
龍平の上司 - 徳井優
佐々木(京浜連合) - 川口力哉
田村(京浜連合) - 山崎樹範
松嶋(京浜連合) - 川野直輝
石垣(京浜連合) - 石塚康介
焼鳥屋の店長 - 芦川誠
刑事 - 國本鍾建
百合子 - 清水富美加
龍平の妻 - 池谷のぶえ
京浜連合組員 - 山口祥行
京浜連合組員 - 本宮泰風
康介 - 込江海翔
軽トラの運転手 - ガンビーノ小林
看護師 - 山本恵子
老人ホームの職員 - 北沢清子
焼鳥屋の店員 - ケンタエリザベス3世
オカマ - カトゥー
音楽:鈴木慶一
編集:北野武
製作会社:
「龍三と七人の子分たち」製作委員会
配給:
ワーナー・ブラザース映画
オフィス北野
公開:2015年4月25日
上映時間:111分
製作国:日本
言語:日本語
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