そんな時はこれ。
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「ワールドウォーZ」
久々にTSUTAYAにてレンタル。
前に借りたDVDのトレーラーでは
”大きな壁に人が群がっているイメージ”
くらいで、事前情報といえばそれくらい。
それにしても題の
「ワールドウォーZ」とは
もう少しなんとかならなかったのか?
「Z」という文字にB級くささを
感じずにはいられなかったけれども
そこはそれ”ブラピ”主演ですから。
どうせ観終われば3秒以内に
内容を忘れてしまうにしても
いつものハリウッドバカ映画程度には
仕上がっているのではないか?
そう期待して観賞するも・・。
<あらすぢ>
フィラデルフィアに住む元国連職員
ジェリー・レインは、妻と長女レイチェルと
次女コニーを学校に送るため自動車に
乗っていたが、いつもとは様子の違う
交通渋滞にはまってしまう。すると突如
人々が車を放棄して逃げまどい始め、
ただならぬ雰囲気を感じ取ったジェリーは
同じように自動車を放棄し人々と共に
逃れる。人間を狂暴化させる謎の疫病が
世界各地で流行し始めており、
フィラデルフィアの街はゾンビの大群に
襲われていた。混乱の最中、ジェリーは
ゾンビに噛まれた男が12秒後には
ゾンビと化し、人々を襲い始めるのを目撃する。
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結論。ツマらなかった。
なにこの”10週打切りジャンプまんが”。
まさかイマドキ
”俺たちの本当の戦いはこれからだ!”で
終わらせる作品があるとは思わなかった。
わざわさ映画館で見る内容にあらず。
ブラピが出ていなければ
未公開ビデオ扱いだったろう。
ブラピも仕事を選ばないなあ。
養育費のため今日もガンバルお父さん。
それでも最初のうちは、それなりに
観ることができる。
この世界にいったい何が起こっているのか
明らかになるくらいまではね。
物語中盤、イギリスに不時着した頃から
テンポがだらけ始めてくる。
さらに他人ごとながら心配になってくる。
このペース配分だと世界を救って
映画終了、とは行きそうにないぞ?と。
そしてその心配は見事に的中するのだ。
観客にそんな心配させるんじゃないよ。
ネタバレ全開で行きます。
過去に国連直属のトラブルシューターだった
ブラピが、国連に家族を人質に取られ
(いう事きかないと、君の家族は保護しないよ!
国連も酷すぎる)
渋々現役復帰。なんで世界がゾンビで溢れたのか
対処方法はないのか?聞き込みを続けながら
ゾンビ世界の世界旅行をするお話。
ブラピは言う。
「僕は危険な地域で仕事してきた。
行動しなければ生き残れない。
行動こそ命だよ」
これぞハリウッド魂である。
そうそう。行動してくれないと映画が動かない。
国連の臨時海上基地としている米空母から
主人公を乗せた輸送機
(C130ハーキュリーズに見えるが・・)が
離陸する。
4発プロペラの中型輸送機だぞ
本当に空母から離発着できるのだろうか?
ドーリットル空襲もあったからな。
後さき考えなければ可能なのかもしれない。
同じこと気にした人がいたようです。
(質問も回答もやや”わやくちゃ”ですが)
対ゾンビ対策として
雑誌を腕に巻き付けるのはナイスアイデア。
俺も真似しよう。機会が来たら。
どうもそもそもの発端は韓国のようです(笑)
ブラピは輸送機に乗って在韓米軍基地に向かいます。
到着と同時に、”希望の星”である科学者が
いきなりあんなことになってしまいまして・・
この時点で既に大変先行き不安。
韓国も在米軍も組織的には壊滅状態でしたが
米軍基地には抵抗を続ける軍人さんが
少数生き残っておりました。
もの凄く笑えたのは、こんな折
北朝鮮は健在なんだそう。
それというのも、偉大なる将軍の命令一下
全国民2300万の歯を抜いたからなのだそうな。
それも24時間以内に。
咬まれなければゾンビにならないからねw
ブラピは基地に残っていたCIAの情報員から
韓国には何もないが、イスラエルは事前に
国境を壁で閉鎖したんで健在、との情報を得る。
マジすか?進撃の巨人状態?
ってことはイスラエルは結構前から
ゾンビの実在を信じて行動していたことになる・・。
ブラピは在韓米軍の生き残り達の尊い犠牲により
輸送機をイスラエルに向ける。
果たして・・イスラエルは本当に
巨大な壁で国境を封鎖しておりました。
嘆きの壁じゃないが、いくら”壁”が好きな
お国柄とはいえ・・。日常生活で急に
「ゾンビが出現しました」と部下が言い出したら
まずその部下から排除しませんか。
どうもイスラエルは情報機関(モサド)の
”10番目の男”の進言をマジ採用したらしい。
ブラピ「10番目の男?アンタが?」
10番「9人が同じ情報で同じ結論に至ったなら―
10人目は反論する義務がある。
たとえ荒唐無稽でも―
10番目は独自の仮説で
9人に異議を唱えねばならん」
周囲を敵に囲まれ、情報こそが命綱である
イスラエルではそういうものであるらしい。
結局、ブラピという異分子の乱入で
(そればかりでもないけど)壁はもろくも
突破され、イスラエル(エルサレム)も
安全な街では無くなってしまう。冒頭の
”大きな壁に人が群がっているイメージ”とは
イスラエルの壁をゾンビが数で乗り越える
シーンだったのでした。
ブラピは動き始めている航空機を強引に止め
(旅客機って、ホントあんなところに
梯子があるのでしょうか?)
エルサレムの空港を脱出。むかうは
イギリスだかアイルランドだかにある
連絡が途絶して久しいWHOの研究所。
10番目の男によれば、どうもそこに
ワクチンがあるらしい。
しばらく機内でひと休み位できるかな、と
思いきや、やっぱり機内でもひと悶着ありまして
旅客機はぐーぜんにもWHO研究所の
ほど近いところに墜落。
(パイロットがギリギリまで
頑張ってくれたのでしょう。そう信じます)
生き残ったのはブラピと、イスラエル軍女兵士
くらいでした。
そして研究所に着いてみたら、やっぱゾンビに
よって組織的には壊滅。少数の生き残り科学者が
籠城していたのでした。
ブラピが事情を説明すると、研究所長みたいな人は
「うん、ワクチンらしいもの試作品は
できてるよ。だけど研究所員ゾンビで
埋め尽くされているB棟にアルンダヨネ・・」
なんかこう書いているとドラクエでも
やっているかのようです。
もうほとんどゲームシナリオ。
そうです。我らが勇者ブラピはここでも
先頭に立ってB棟へワクチンを取りに行く
任務に就くのであります。
果たしてブラピは無事、ワクチンをGETできるのか?
そもそもワクチンは効力があるのか?
あーハラハラしますね(棒)
私は後半ウンザリでした。
ワールド・ウォーZ
World War Z
監督:マーク・フォースター
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
ドリュー・ゴダード
デイモン・リンデロフ
原案:マシュー・マイケル・カーナハン
J・マイケル・ストラジンスキー
原作:マックス・ブルックス
『WORLD WAR Z』
製作:ブラッド・ピット
デデ・ガードナー
ジェレミー・クライナー
イアン・ブライス
出演者:
元国連職員ジェリー・レイン
/ブラッド・ピット
ジェリーの妻(カリン)
/ミレイユ・イーノス
ジェリーの長女(レイチェル)
/アビゲイル・ハーグローヴ
ジェリーの次女(コニー)
/レイン スターリング・ジェリンズ
国連事務次長(ティエリー)
/ファナ・モコエナ
ウイルス学者(アンドリュー)
/イライアス・ゲイベル
C-130(米軍輸送機)のパイロット
/グレゴリー・フィトゥーシ
在韓米軍基地で生き残った兵士のリーダー(スピーク)
/ ジェームズ・バッジ・デール
米軍兵士(エリス)/ マイケル・ユイスマン
元CIAエージェント/デヴィッド・モース
モサド高官/ユルゲン・ヴァルムブルン
イスラエル国防軍兵士(セガン)/ダニエラ・ケルテス
WHOの男性研究員(ブリット)
/ピーター・キャパルディ
WHOの男性研究員(ハビエル)
/ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
WHOの女性研究員(ケリー)
/ルース・ネッガ
WHOの男性研究員(ライアン)
/モーリッツ・ブライプトロイ
音楽:マルコ・ベルトラミ
撮影:ロバート・リチャードソン
編集:ロジャー・バートン
製作会社:スカイダンス・プロダクションズ
ヘミスフィア・メディア・キャピタル
GKフィルムズ
プランBエンターテインメント
配給:パラマウント映画/(日本)東宝東和
公開:(日本)2013年8月10日
上映時間:116分
製作国:アメリカ合衆国/イギリス
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